9913 J-日邦産業 2020-05-15 15:10:00
業績予想と実績の差異、及び特別損失の発生に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月 15 日
各 位
会 社 名 日 邦 産 業 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 岩佐 恭知
(JASDAQ・コード 9913)
問合せ先 取締役コーポレート本部長 三上 仙智
(TEL.052-218-3161)
業績予想と実績の差異、及び特別損失の発生に関するお知らせ
2019年5月14日に公表いたしました連結業績予想数値と本日公表の実績値につきまして、下記の通り差異が生じま
したので、お知らせいたします。あわせて、特別損失の発生についてもお知らせいたします。
記
(金額の単位:百万円)
1.2020年3月期 連結累計期間 連結業績予想の数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
円 銭
前回発表予想(A) 45,000 1,100 850 430 47.94
今回発表実績(B) 43,494 1,274 1,149 550 61.02
増減額(B-A) △1,506 174 299 120
増減率(%) △3.3% 15.9% 35.2% 28.1%
(ご参考)前期実績
(2019 年3月期) 44,479 646 452 △1,029 △114.77
2.修正の理由
エレクトロニクス事業におけるスマートフォン関連部材の受注が減少したこと等により、売上高は 1,506 百万円
(3.3%)の減収となりましたが、ベトナム工場の感光性フィルムの受注が好調に推移したことと、車載部品の試作や
家庭用燃料電池関連の受注が増加したこと等により、営業利益は 174 百万円(15.9%)の増益となりました。これにあ
わせて、為替差損の発生を 100 百万円程度見込んでおりましたが、為替対策によりその影響を少額(為替差損1百万円)
に抑えることができたため、経常利益は 299 百万円(35.2%)の増益となりました。なお、当期純利益につきましては、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、次期の連結業績予想を「未定」にせざるを得なかったことから、2019 年5月
14 日時点で計画していた繰延税金資産の計上を見合わせたことにより、120 百万円(28.1%)の増加に留まりました。
3.特別損失の内容
2019 年5月 14 日付の連結業績予想には織り込み済みのことでありますが、
「固定資産の減損に係る会計基準」に基
づき、当社子会社である FNA MECHATRONICS MEXICO S.A. de C.V.(以下、
「メキシコ工場」といいます。
)の事業用資
産のうち 400 百万円を、日邦メカトロニクス広島株式会社(以下、
「広島工場」といいます。
)の事業用資産のうち 14
百万円を減損損失として計上しました。この2つの赤字事業は、メキシコ工場においては規模の適正化により、広島
工場は自動車部品以外の民生品を取り込むことにより、2021 年度内に黒字転換を図る目途を付けております。また、
当社個別決算において、メキシコ工場の純資産額が、上記減損損失等により減少したため、関係会社株式評価損 699
百万円を計上しております。なお、当該評価損は、連結損益計算書においてその全額を消去するため、連結業績への
影響はありません。
以 上