9913 J-日邦産業 2021-03-12 18:40:00
株主による新株予約権無償割当て差止等の仮処分の申立てに関するお知らせ [pdf]

                                                  2021 年3月 12 日
各     位
                       会 社 名     日 邦 産 業 株       式 会 社
                       代表者名      代 表 取 締 役 社 長    岩佐 恭知
                       (東証 JASDAQ/名証第二部・コード      9913)
                       問合せ先      取締役コーポレート本部長     三上 仙智
                       (TEL.052−218−3161)


    株主による新株予約権無償割当て差止等の仮処分の申立てに関するお知らせ

 当社が 2021 年3月8日開催の取締役会において決議いたしました新株予約権の無償割当てに
ついて、以下のとおり、当社の株主から当該新株予約権の無償割当ての差止め等請求に係る仮処
分の申立て(以下「本申立て」といいます。   )がなされ、申立書を、本日、受領いたしましたの
で、お知らせいたします。

                           記

1.差止め請求に至った経緯
   当社が 2021 年3月8日付「買収防衛策に基づく新株予約権の無償割当て及び新株予約権
  の無償割当てに係る基準日設定に関するお知らせ」のとおり決定した新株予約権の無償割当
  てに対し、下記当社株主が名古屋地方裁判所に本申立てを行い、本日、当該裁判所からの申
  立書を受領いたしました。

2.仮処分の申立てをした株主の概要
 (1) 名称               フリージア・マクロス株式会社
 (2) 所在地              東京都千代田区神田東松下町 17 番地
 (3) 代表者の役職・氏名        代表取締役社長 奥山 一寸法師
 (4) 所有株式数(所有割合) 1,796,700 株
                      (所有割合:19.73%)(2020 年9月 30 日現在)(注)
   (注)「所有割合」とは、当社が 2020 年 11 月 12 日に提出した第 70 期第2四半期報告書
      (以下「本四半期報告書」といいます。      )に記載された 2020 年9月 30 日現在の発行
      済株式総数(9,127,338 株)から、同日現在の当社が所有する自己株式数(19,133
      株)を控除した株式数(9,108,205 株)に対する割合をいい、小数点以下第三位を四
      捨五入しております。

3.本申立てがあった年月日
  2021 年3月 11 日

4.本申立ての内容
  (1) 本申立てがなされた場所
      名古屋地方裁判所
  (2) 本申立ての対象
      第2回新株予約権(以下「本新株予約権」といいます。       )の無償割当て
  (3) 本申立ての理由
      2020 年6月 24 日開催の当社の第 69 期定時株主総会において株主の皆様の賛成多数の
      承認を得て継続している「当社株式等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛
      策)(以下「本買収防衛プラン」といいます。
         」                        )に基づき、取締役全員の一致により決
      定した本新株予約権の無償割当てにつき、法令に違反し、また、著しく不公正な方法に
      よる無償割当てに該当するため。

5.今後の見通し
 当社は、2021 年3月 8 日付「フリージア・マクロス株式会社による当社株式に対する公
開買付けに関する意見表明(反対)のお知らせ」のとおりフリージア・マクロス株式会社
(以下「公開買付者」といいます。    )による当社の普通株式(以下「当社株式」 )に対する公
開買付け(以下「本公開買付け」といいます。    )に対して反対の意見を表明しております
が、当社といたしましては、公開買付者が 2021 年3月 11 日付「日邦産業株式会社の買収防
衛策に基づく新株予約権の新株予約権無償割当て差止仮処分の申立てに関するお知らせ」に
おいて主張する本買収防衛プランの無効理由は、いずれの点においても、全く理由のないも
のと考えております。

 当社といたしましては、株主の皆様の意思により適法に導入及び継続されている有効な本
買収防衛プランに基づき、本新株予約権の無償割当てを適法かつ公正に決議したものである
と考えておりますが、今後の動向につきましては適時開示して参ります。
                                      以 上