8604 野村 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期第3四半期決算説明資料 米国会計基準(US GAAP) [pdf]
Connecting Markets East & West
2020年3月期第3四半期
決算説明資料
米国会計基準 (US GAAP)
野村ホールディングス株式会社
2020年1月 © Nomura
目次
プレゼンテーションの概要 Financial Supplement
エグゼクティブ・サマリー(P2-3) バランス・シート関連データ(P17)
2020年3月期決算の概要(P4) バリュー・アット・リスク(P18)
セグメント情報(P5) 連結決算概要(P19)
営業部門(P6-7) 連結損益(P20)
アセット・マネジメント部門(P8-9) 連結決算:主な収益の内訳(P21)
ホールセール部門(P10-12) 連結決算:セグメント情報と地域別情報 税前利益(損失)(P22)
金融費用以外の費用(P13) セグメント「その他」(P23)
強固な財務基盤を維持(P14) 営業部門関連データ(P24-27)
資金調達と流動性(P15) アセット・マネジメント部門関連データ(P28-29)
ホールセール部門関連データ(P30)
人員数(P31)
エグゼクティブ・サマリー(1/2)
2020年3月期1-3Qの決算ハイライト
3セグメントの税前利益は1,507億円 ~ 前年の税前損失から大幅に回復
ホールセール部門の収益性が大きく改善
- 米金利低下やクレジット・スプレッドのタイトニング等を背景に、フィクスト・インカムは前年同期比で57%増収
- ビジネス・ポートフォリオの見直しや、2019年3月期3Qに計上したのれん減損の剥落により、部門費用は低下
アメリカン・センチュリー・インベストメンツ関連損益の改善により、アセット・マネジメント部門も増益
セグメント「その他」の税前損益も大幅に改善 ~前年同期に計上した一時費用4が剥落、今期は野村総合研究所株式の売却益も貢献
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
前年同期比 税前利益(損失):セグメント情報 前年同期比
1-3Q累計 1-3Q累計 1-3Q累計 1-3Q累計
営業部門 462億円 310億円 -33%
収益(金融費用控除後) 8,155億円 1兆504億円 29%
アセット・マネジメント部門 198億円 375億円 90%
税前利益(損失) -621億円 2,730億円 - ホールセール部門 -984億円 821億円 -
当期純利益(損失)1 -1,013億円 2,515億円 - 3セグメント合計 -324億円 1,507億円 -
その他 -206億円 1,271億円 -
EPS2 -30.03円 75.65円 -
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 -90億円 -48億円 -
3
ROE - 12.6% - 税前利益(損失)合計 -621億円 2,730億円 -
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失)
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出 2
4. 過去の取引事案にかかる米国司法省との和解費用(198億円)、中東・北アフリカ地域の子会社の清算手続きが進捗したことに伴う為替換算調整額の認識(-70億円).
エグゼクティブ・サマリー(2/2)
2020年3月期第3四半期の決算ハイライト 税前利益(損失)、当期純利益(損失)1の推移
全社 税前利益(損失) (10億円)
収益:3,350億円、税前利益:697億円、当期純利益1 :571億円、EPS2:17.63円、ROE3:8.4% 当期純利益(損失)
138.6
– 野村総合研究所の一部株式売却に伴う貢献(※)があった前四半期比で収益・利益ともに減少するも、ホー 128.5
ルセール部門と営業部門の回復により、3セグメントの税前利益は大幅に増加 74.8 69.7
– 海外ビジネスは3四半期連続で税前黒字を計上(3Q:197億円、1-3Q:603億円) ~ビジネス・プラット 55.8 57.1
24.4
フォームの再構築を受けて収益の安定性が向上、コスト削減も奏功 13.65.2
0.5 0.8
-11.2
(※)2020年3月期2Qに計上した野村総合研究所の一部株式売却に伴うインパクト
-76.2
株式売却益 733億円 -95.3
みなし配当制度の適用および過年度に計上していた繰延税金負債の取崩等による税金費用の減少 約270億円
2019年3月期 2020年3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
3セグメントの税前利益は、前四半期比105%増となる702億円
営業部門 3セグメント税前利益(損失)
– 良好なマーケットを背景にお客様の投資マインドが回復 ~投資信託、株式中心に全てのプロダクトで
募集買付額が伸長
70.2
46.3
アセット・マネジメント部門 26.0 34.2
22.8 4.7
– 14四半期連続で資金流入が継続、市場要因も追い風となり、運用資産残高は初めて55兆円を突破
ホールセール部門
ホールセール部門 -81.3 アセット・マネジメント部門
営業部門
– 全ビジネスラインが前四半期比で増収 ~特に米州・欧州の好調により、フィクスト・インカムは直近3年
間で最高の四半期収益を計上 2019年3月期 2020年3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失) 3
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出
2020年3月期決算の概要
決算ハイライト
2020年3月期 前年 2020年3月期 前年
前四半期比
第3四半期 同期比 第1-3四半期累計 同期比
収益合計
3,350億円 -13% 29% 1兆504億円 29%
(金融費用控除後)
金融費用以外の費用 2,653億円 4% -21% 7,774億円 -11%
税前利益 697億円 -46% - 2,730億円 -
当期純利益1 571億円 -59% - 2,515億円 -
EPS 2 17.63円 -57% - 75.65円 -
ROE 3 8.4% 12.6%
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失)
2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失) 4
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出
セグメント情報
収益合計(金融費用控除後)、税前利益(損失)
2020年3月期 前年 2020年3月期 前年
前四半期比
第3四半期 同期比 第1-3四半期累計 同期比
収益 営業部門 900億円 17% 4% 2,476億円 -7%
アセット・マネジメント部門 254億円 -1% 57% 856億円 28%
ホールセール部門 1,865億円 19% 45% 5,027億円 22%
3セグメント合計 3,020億円 16% 31% 8,359億円 12%
その他(※) 357億円 -71% -9% 2,193億円 177%
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 -27億円 - - -48億円 -
収益合計(金融費用控除後) 3,350億円 -13% 29% 10,504億円 29%
税前利益 営業部門 176億円 3.4x 26% 310億円 -33%
(損失) アセット・マネジメント部門 93億円 -7% 16.6x 375億円 90%
ホールセール部門 432億円 128% - 821億円 -
3セグメント合計 702億円 105% - 1,507億円 -
その他(※) 22億円 -98% -85% 1,271億円 -
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 -27億円 - - -48億円 -
税前利益 合計 697億円 -46% - 2,730億円 -
(※) 第3四半期の「その他」に関する補足 経済的ヘッジ取引に関連する損益(23億円)
デリバティブに関する自社およびカウンター・パーティのクレジット・スプレッドの変化に起因する利益(7億円)
5
営業部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益 決算のポイント
(10億円) 収益: 900億円 (前四半期比17%増、前年同期比4%増)
2019年3月期 2020年3月期 税前利益: 176億円 (前四半期比3.4倍、前年同期比26%増)
前四 前年
半期比 同期比 前四半期比で増収増益
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q − 良好なマーケットを背景にお客様の投資マインドが回復 ~投資信託、株式を
中心に全てのプロダクトで募集買付額が伸長
収益合計(金融費用控除後) 86.8 74.2 80.6 76.9 90.0 17% 4% − 店舗統合に伴う一時費用が減少、業績に応じた賞与引当は増加
顧客基盤 12月末 / 3Q 9月末 / 2Q
金融費用以外の費用 72.7 70.9 72.5 71.6 72.4 1% -0.5%
− 顧客資産残高 122.3兆円 114.8兆円
− 残あり顧客口座数 533万口座 533万口座
税前利益 14.0 3.3 8.1 5.3 17.6 3.4x 26%
− NISA開設口座数(累計)1 173万口座 172万口座
− 現金本券差引2 2,564億円 -56億円
総募集買付額3
(10億円)
株式 債券 投資信託 投資一任、保険 総募集買付額3は前四半期比27%増
3,000 株式:前四半期比23%増
– 日本株のセカンダリー株式買付が増加、外国株式は横ばい
– プライマリー株式募集額4(503億円、前四半期比17%減)は減少
2,000
投資信託:前四半期比47%増
– 企業の成長性やインカムゲインに着目したグローバル株式投信に資金が流入
1,000
債券販売額は6,300億円、前四半期比21%増
– 個人向け国債販売や、プライマリー案件を中心に外債販売が増加
0
2019年3月期 2020年3月期
投資一任契約、保険販売額は前四半期比12%増
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
1. ジュニアNISAを含む 2. 地域金融機関を除く、現金および本券の流入から流出を差引
3. リテールチャネルのみ対象 4. リテールチャネル、ネット&コール、ほっとダイレクトが対象
6
営業部門:顧客ニーズを捉えたサービス提供を継続
ストック収入
(10億円) ストック収入(各四半期の年換算、日数調整後)
投信、投資一任は純減も、市場要因によるフィーベース資産残高の増加により、
ストック収入費用カバー率(右軸)
31% 31% 31% 31% 年換算したストック収入は前四半期並みの水準
100.0 31%
– 投信:募集買付額が増加するも、利益確定売りや年末要因による解約も増加
30%
– 投資一任:ファンドラップは解約超、SMA3は残高の拡大基調が継続
80.0
20%
60.0 12月末 / 3Q 9月末 / 2Q
89.9 88.0 90.4 88.8 89.1 ストック収入 225億円 224億円
40.0 10% – 投信純増1 -1,105億円 -325億円
– 投資一任純増1 -618億円 -587億円
20.0 0%
2019年3月期 2020年3月期 保険販売額2 648億円 556億円
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 入金預り2 9,355億円 8,201億円
投信、投資一任残高 SMA3残高、契約件数
(兆円) 株式投信+外国投信 投資一任残高 (10億円) SMA残高 SMA契約件数(右軸) (契約件数)
15.0 1,000 9,085 10,000
12.9 12.9 12.7 13.1 8,109
12.1
800 7,061 8,000
2.8 2.8 2.8 2.8 6,232
2.7 5,913
10.0
600 6,000
889.8
400 739.7 794.4 4,000
5.0 9.3 10.1 10.1 10.0 10.3 638.5 688.9
200 2,000
0.0 0 0
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
12月末 3月末 6月末 9月末 12月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
1. リテールチャネル、国内のウェルス・マネジメント・グループが対象
2. リテールチャネルのみ対象 3. 投資一任サービスの一つで、セパレートリー・マネージド・アカウントの略
7
アセット・マネジメント部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益1 決算のポイント
(10億円)
収益: 254億円 (前四半期比1%減、前年同期比57%増)
2019年3月期 2020年3月期
前四 前年 税前利益: 93億円 (前四半期比7%減、前年同期比16.6倍)
半期比 同期比
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 14四半期連続で資金流入が継続、市場要因も追い風となり、運用資産残高は
収益(除:ACI関連損益) 24.5 26.0 25.8 25.0 26.0 4% 6% 初めて55兆円を突破
ACI関連損益 -8.3 4.9 8.7 0.7 -0.6 - - 運用資産残高の拡大を背景に、運用報酬は前四半期比で増加
収益合計(金融費用控除後) 16.2 30.9 34.5 25.7 25.4 -1% 57%
金融費用以外の費用 15.6 16.5 16.4 15.6 16.1 3% 3% 投資信託ビジネス
税前利益 0.6 14.4 18.1 10.0 9.3 -7% 16.6x ETFへの資金流入が継続し、残高は過去最高(12月末:19.3兆円、シェア3:45%)
確定拠出年金向けファンドにも資金流入が継続
運用資産残高(ネット)2 一方、新興国株式や日本株投信などは、利益確定売りで資金が流出
(兆円) 投資信託ビジネス 投資顧問ビジネス
投資顧問及び海外ビジネス
51.4 51.6 52.4 55.6
48.3 国内では、公的年金から外国株などの新規マンデートを獲得した他、外債パッシ
15.8 16.8
15.1 15.8 15.6 ブ運用で増額、また私的年金でも外国株運用の新規マンデートを獲得
海外は、グローバル・ハイ・イールドの設定があった一方、米国ハイ・イールドや日
35.5 36.0 36.6 38.8 本株運用は資金が流出
33.3
1 2019年3月期 2 3 2020年3月期
4 5
12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
1. この表は、アセット・マネジメント部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかない指標である収益(ACI関連損益を除く)およびACI関連損益の調整を示す。「ACI関連損益」
には、当社が保有するACI株式の時価評価損益、ACI株式取得資金に係る利息相当額、および当社がACIから受領した配当金等が含まれる
2. 野村アセットマネジメント、ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント、ウエルス・スクエアの運用資産の単純合計 (グロス)から重複資産を控除 8
3. 出所:投資信託協会
アセット・マネジメント部門: 銀行等窓販チャネルの拡大
資金流出入1 野村アセットマネジメントの公募投信シェア2
(10億円) 27.9%
投資信託ビジネス 投資顧問ビジネス 28.0% 27.8%
1,500 27.7% 27.7%
27.6%
1,000
612
494
500 1,141 109 381 27.0%
787 672 121 198
503 508
259 296
0
-164
-354
-500 26.0%
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
投資信託ビジネスの資金流出入内訳1 銀行等窓販チャネルの拡大
(10億円) MRF等
投資信託ビジネス(除ETF) ETF 銀行等窓販残高
上記以外の投資信託(除ETF) 投信販売を拡大すべく、銀行窓
2,000 (2016年12月末を100として指数化)
販を通じた投信販売を強化
1,500 1,391 資金流入により
残高が28%増加
1,000 足元では絶対収益型ファンドの
642
483 販社数やバランス型ファンドの 128
500 246 115
115 販売が伸び、銀行窓販経由の 107
20 31 13 182 100
0 残高が拡大
-250
-500
-1,000 今後も投信販売ネットワークの
2019年3月期 2020年3月期 裾野拡大に向けた取り組みを
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 継続 2016年12月末 2017年12月末 2018年12月末 2019年12月末
1. 運用資産残高(ネット)に基づく 9
2. 出所:投資信託協会
ホールセール部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益(損失)1 決算のポイント
(10億円)
収益: 1,865億円 (前四半期比19%増、前年同期比45%増)
2019年3月期 2020年3月期 前四 前年 税前利益: 432億円 (前四半期比128%増)
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 半期比 同期比
グローバル・マーケッツ 103.5 113.6 135.7 132.8 160.1 21% 55% 全ビジネスラインが、前四半期比で増収
− フィクスト・インカムは直近3年間で最高の四半期収益を計上~米州・欧州が好調
インベストメント・バンキング 24.7 28.6 23.7 23.9 26.4 11% 7%
− エクイティも米州の貢献により、前四半期比で増収
収益合計(金融費用控除後) 128.2 142.2 159.5 156.7 186.5 19% 45% − インベストメント・バンキングは、レバレッジド・ファイナンスが回復
コスト抑制に努めた結果、部門利益は大幅に伸長
金融費用以外の費用 224.1 155.3 139.5 137.8 143.3 4% -36%
税前利益(損失) -95.9 -13.0 20.0 18.9 43.2 128% - 地域別収益(前四半期比、前年同期比)
米州:736億円(44%増、78%増)
− 金利プロダクトやエクイティ・デリバティブ中心にグローバル・マーケッツが好調、
地域別収益
インベストメント・バンキング収益も回復
(10億円)
200.0 日本:537億円(5%増、10%増)
− 金利・クレジット中心にフィクスト・インカムが増収、エクイティも堅調
150.0 73.6 − 収益機会の減少により、インベストメント・バンキングは減収
51.0 米州
59.3
42.3
41.3
100.0 36.9 欧州 欧州:369億円(31%増、35%増)
31.6 29.4 28.2
27.3 − 金利プロダクト中心にフィクスト・インカムが増収
24.0 26.3 22.4 アジア
50.0 10.6 25.0
49.0 43.3 46.8 51.1 53.7 日本 アジア:224億円(15%減、111%増)
0.0 − フィクスト・インカムは好調だった前四半期比で為替/エマージングが減収、クレ
2019年3月期 2020年3月期 ジットは堅調
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
1. この表は、ホールセール部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかないグローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキングに係る指標の調整を示す 10
ホールセール部門:グローバル・マーケッツ
収益合計(金融費用控除後) 2020年3月期第3四半期 地域別収益
(10億円)
エクイティ 前年同期比 前四半期比
フィクスト・インカム
160.1
グローバル・マーケッツ
135.7 前四半期比 グローバル・
132.8 フィクスト・
+21% マーケッツ エクイティ
113.6 60.3 インカム
103.5
53.3 55.6 前年同期比
45.6 +55% 米州
65.9
99.7
82.5 77.2 欧州
68.0
37.5
2019年3月期 2020年3月期 アジア
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
日本
決算のポイント
0% ~ ±5% ±5% ~ ±15% ±15% ~
収益:1,601億円 (前四半期比21%増、前年同期比55%増)
フィクスト・インカムは直近3年間で最高の四半期収益、エクイティも前四半期比
米州: フィクスト・インカムはエージェンシー・モーゲージを含む金利ビジネスや証
で増収
券化商品が好調で、前四半期比・前年同期比ともに大幅増収、エクイティはデリバ
フィクスト・インカム ティブが貢献
収益:997億円 (前四半期比29%増、前年同期比166%増)
ビジネス機会を的確に捉え、エージェンシー・モーゲージなどを中心に、金利ビ 欧州: フィクスト・インカムは総じて好調、特に金利ビジネスが牽引したほか、クレ
ジネスが大幅に伸長 ジットも堅調、ストラクチャード・ビジネスも貢献
投資家心理の改善からクレジット・スプレッドがタイトニングするなか、スプレッ アジア: フィクスト・インカムは為替/エマージングが好調だった前四半期比で減速、
ド・プロダクトも堅調
クレジットは堅調
エクイティ
収益:603億円 (前四半期比9%増、前年同期比8%減)
日本: フィクスト・インカムは金利ビジネスが回復基調、クレジットも堅調
キャッシュ・エクイティはやや減速するも、デリバティブを中心に米州が牽引し、 エクイティはブロック・トレードやポートフォリオ・リバランス等の顧客アクティビティ
前四半期比で増収。日本も堅調 増加を捉え、増収を確保
11
ホールセール部門: インベストメント・バンキング
クロスボーダー案件
収益合計(金融費用控除後) 高プロファイル案件、クロスボーダー案件を獲得
(10億円)
本田技研工業による ①ショーワ、ケーヒン、
Lupin (印)が保有する共和薬品工業
28.6 日信工業の完全子会社化 ②日立オート
26.4 のユニゾン・キャピタルへの売却 モーティブシステムズによる経営統合
24.7 前四半期比 (574億円)
23.7 23.9 (①1,809億円 / ②非開示)
+11%
前年同期比 M&A
+7% STADA Arzneimittel (独) による武田
Quadrant Private Equity (豪)に
薬品工業が保有するロシア・CISの一部
よるQMS Media (豪) の買収
事業買収及び付随するファイナンス
(AUD 574m)
(M&A: $660m / ALF: €860m)
2019年3月期 2020年3月期 Applied Systems (米)によるIndio CVC (英) によるOntic Engineering &
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q Technologies (米)の買収に付随する Manufacturing (米)の買収へ対する
追加ファイナンス LBOファイナンス
決算のポイント ($210m) ($725m)
収益: 264億円 (前四半期比11%増、前年同期比7%増)
大阪ガス PT Uni-Charm Indonesia
− フィープール縮小に伴う日本の減収を、海外ビジネスが吸収し、前四半期比、
劣後債 IPO
前年同期比ともに増収を確保 ファイナン (1,000億円) ($89m)
シング
日本: (ECM/
− 大型案件の不在により、ECM収益は減少 Banque Federative du Credit
DCM/ALF) Toyota Motor Credit Corporation
− DCMも好調だった前四半期比で減収となるも、低金利環境下における発行体
Mutuel(仏)
売り出し債
サムライ債
の起債ニーズを的確に捉え、多くの案件に関与 (AUD 392m / US $426m)
(1,300億円)
− 日本ECM、日本関連M&Aのリーグテーブル 1位1
Groupe Bruxelles Lambert (ベル
海外: ローム
ギー) によるWebhelp (仏)の買収に付
− 欧州・米州の買収/レバレッジド・ファイナンスやソリューション・ビジネスが貢献 ユーロ円 CB
随するファイナンス
(420億円)
し、前四半期比で増収 (€1.4bn)
1. 出所: リフィニティブ、期間:2019年4月~12月
12
金融費用以外の費用
通期 四半期 決算のポイント
(10億円) (10億円) 金融費用以外の費用: 2,653億円
1,500 (前四半期比4%増)
その他 400
1,168.8 1,154.5 336.8
– 人件費(前四半期比7%増)
事業促進費用
276.9 300 業績に応じて賞与引当金が増加
1,000 257.2 265.3
254.9
不動産関係費 – 不動産関係費(前四半期比11%減)
国内店舗の統合に伴う一時費用が減少
200
情報・通信関連費用 (2Q 17億円)
500
– その他(前四半期比9%増)
支払手数料¹ 100
海外拠点でシステム除却損を計上
人件費
0 0
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四
3月期 3月期 半期比
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
人件費 530.6 497.1 118.9 124.6 125.1 120.4 129.0 7.1%
支払手数料¹ 99.9 82.6 23.8 18.3 24.6 25.4 24.6 -3.5%
情報・通信関連費用 184.8 166.9 41.8 43.6 41.8 42.4 42.8 1.1%
不動産関係費 67.9 64.9 15.9 16.2 19.1 18.4 16.3 -11.4%
事業促進費用 36.8 36.9 9.1 9.6 7.8 7.9 8.5 7.6%
その他 248.9 306.0 127.3 64.5 38.8 40.4 44.1 9.2%
合計 1,168.8 1,154.5 336.8 276.9 257.2 254.9 265.3 4.1%
1. 2018年4月より、会計基準アップデート第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用したことに伴い、一定の取引執行にかかる収益と関連費用を総額表示から純額表示に変更
13
強固な財務基盤を維持
バランス・シート関連指標と連結総自己資本規制比率 リスク・アセット、連結普通株式等Tier 1比率3
2019年 2019年 2019年 (兆円)
リスク・アセット(バーゼル3)(左軸) 連結普通株式等Tier 1比率(バーゼル3)(右軸)
3月末 9月末 12月末
20.0 17.9% 17.1% 17.3% 18.0% 20.0%
資産合計 41.0兆円 45.7兆円 46.2兆円 16.9%
当社株主資本 2.6兆円 2.7兆円 2.7兆円 15.0 15.0%
グロス・レバレッジ 15.6倍 16.9倍 17.1倍
10.0 10.0%
1
調整後レバレッジ 9.0倍 10.1倍 9.9倍
2 5.0 5.0%
レベル3資産
0.6兆円 0.6兆円 0.7兆円
(デリバティブ負債相殺後)
0.0 0.0%
流動性ポートフォリオ 4.9兆円 4.5兆円 5.3兆円 2019年3月期 2020年3月期
12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
(10億円)
2019年 2019年 2019年
バーゼル3ベース 3月末 9月末 12月末2 レベル3資産2の推移、Tier 1資本に対する比率
Tier 1資本 2,606 2,691 2,697
(10億円) レベル3資産
Tier 2資本 46 46 46 レベル3資産(デリバティブ負債相殺後)
総自己資本の額 2,652 2,737 2,743 1,000 レベル3資産(デリバティブ負債相殺後)/Tier 1資本(右軸) 26% 30%
リスク・アセット 14,252 14,577 14,040 24% 24%
800 22% 22%
連結Tier 1 比率 18.2% 18.4% 19.2% 20%
3 600
連結普通株式等Tier 1比率 17.1% 17.3% 18.0%
連結総自己資本規制比率 18.6% 18.7% 19.5% 400
10%
4
連結レバレッジ比率 5.03% 4.90% 4.78% 200
適格流動資産(HQLA)5 4.3兆円 4.0兆円 4.1兆円 0 0%
2019年3月期 2020年3月期
連結流動性カバレッジ比率
198.4% 194.4% 192.3% 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
(LCR)5
1. 調整後レバレッジは、総資産の額から売戻条件付買入有価証券および借入有価証券担保金の額を控除した額を、当社株主資本の額で除して得られる比率
2. 2019年12月末は暫定数値 3. 連結普通株式等Tier 1比率:Tier 1資本から、その他Tier1資本を控除し、リスク・アセットで除したもの 14
4. Tier 1資本を、エクスポージャー額(オンバランス項目+オフバランス項目)で除したもの 5. 四半期の日次平均の値
資金調達と流動性
貸借対照表
(2019年12月末現在)
バランスシート構造
<資産> <負債・資本>
流動性の高い、健全なバランスシート 無担保調達資金2
構造
– 資産の78%は流動性の高いトレーディ 無担保調達資金の7割強が長期負債
ング関連資産であり、Mark-to-market 調達先は分散
の対象。レポ等を通じて、トレーディン トレーディング 短期負債
18%
グ関連負債とマッチング(地域、通貨) 関連負債1 1年以内償還
トレーディング 長期負債, 9%
– その他の資産は、資本及び長期負債 関連資産1
で調達しており、構造的に安定 海外
27% ローン 間接金融
市場
長期負債,
その他の負債 ユーロMTN/
流動性ポートフォリオ2 73%
円、リテール リテール
短期借入 平均償還 債など 市場
年限:
日本
流動性ポートフォリオ: 現金・預金 長期借入 6.4年3 73% ユーロMTN/円
以外、 ホール
– 5.3兆円、総資産の11% その他の資産 ホールセール セール
資本合計 債など
– 新たな無担保資金調達に頼らず、 市場
一定期間、事業継続可能な高い流動 長期・短期 長期負債の 長期負債の
性を常時保持 内訳 地域構成 調達手段
1. トレーディング関連資産:リバース・レポ、証券、デリバティブ等 トレーディング関連負債:レポ、負債証券、デリバティブ等
2. 流動性管理の観点に基づくもので、財務諸表の定義と異なる。流動性ポートフォリオの中の現金・預金は取引所預託金およびその他の顧客分別金を含まない 15
3. 1年以内償還長期負債を除く。ストレステストでの早期償還確率を織り込む
Financial Supplement
バランス・シート関連データ
連結貸借対照表
2019年 2019年 前期比 2019年 2019年 前期比
(10億円)
3月末 12月末 増減 3月末 12月末 増減
資産 負債
現金・預金 3,262 3,736 474 短期借入 842 1,068 226
支払債務および受入預金 3,768 3,704 -64
貸付金および受取債権 3,882 3,857 -25 担保付調達 16,684 20,971 4,286
トレーディング負債 8,220 8,626 406
担保付契約 17,307 19,555 2,248 その他の負債 859 1,173 314
長期借入 7,916 7,911 -5
トレーディング資産および
14,386 16,712 2,326 負債合計 38,289 43,453 5,164
プライベート・エクイティ投資1
その他の資産1 2,133 2,383 250 資本
当社株主資本合計 2,631 2,701 70
非支配持分 50 88 39
資産合計 40,969 46,242 5,273 負債および資本合計 40,969 46,242 5,273
17
1. 担保差入有価証券を含む
バリュー・アット・リスク
VaRの前提 VaRの実績(10億円)
– 信頼水準 : 99% – 期間 : 2019.4.1~2019.12.31
– 保有期間 : 1日 – 最大 : 6.9
– 商品の価格変動等を考慮 – 最小 : 3.6
– 平均 : 5.4
2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
(10億円) 3月末 3月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
株式関連 1.2 1.1 1.1 1.1 1.2 1.8 1.4
金利関連 3.1 2.8 3.5 2.8 3.1 4.0 4.8
為替関連 3.2 1.9 1.7 1.9 3.2 3.2 2.5
小計 7.5 5.8 6.3 5.8 7.5 8.9 8.7
分散効果 -1.1 -1.3 -1.4 -1.3 -1.5 -4.3 -2.3
連結VaR 6.4 4.5 4.9 4.5 6.0 4.6 6.3
18
連結決算概要
通期 四半期
(10億円) (10億円)
300 12% 150
14.6% 16%
7.9% 12.6%
当社株主に帰属する 200 8% 100 12%
8.4% 138.6
当期純利益(損失) 219.3 8%
100 4% 50
55.8 57.1 4%
ROE(%) 0.8
0 0% 0 0%
-4%
-100 -4% -50
-100.4 -8%
-200 -8% -100 -95.3 -12%
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
収益合計(金融費用控除後) 1,497.0 1,116.8 260.6 301.3 332.0 383.4 335.0
税引前当期純利益(損失) 328.2 -37.7 -76.2 24.4 74.8 128.5 69.7
当社株主に帰属する
219.3 -100.4 -95.3 0.8 55.8 138.6 57.1
当期純利益(損失)
当社株主資本合計 2,749.3 2,631.1 2,662.9 2,631.1 2,662.7 2,707.9 2,701.2
ROE(%)1 7.9% - - - 8.4% 14.6% 12.6%
1株当たり当社株主に帰属する
63.13 -29.90 -28.52 0.25 16.83 42.11 18.07
当期純利益(損失)(円)
希薄化後1株当たり当社株主に帰属する
61.88 -29.92 -28.52 0.23 16.48 41.23 17.63
当期純利益(損失)(円)
1株当たり株主資本(円) 810.31 794.69 805.07 794.69 800.87 837.87 873.68
19
1. 四半期のROEは、各決算期累計の当期純利益を年率換算して算出
連結損益
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
収益
1
委託・投信募集手数料 373.3 293.1 72.7 66.1 68.2 65.3 79.3
投資銀行業務手数料 101.7 101.5 33.1 25.3 27.3 22.3 26.8
アセットマネジメント業務手数料 245.6 245.5 60.6 59.2 60.0 59.9 61.0
トレーディング損益 442.9 343.0 96.9 98.4 112.8 105.6 109.3
プライベート・エクイティ投資関連損益 -0.9 1.0 0.5 -0.3 0.8 1.0 1.5
金融収益 585.7 777.0 214.5 204.1 199.5 215.9 203.1
投資持分証券関連損益 2.7 -7.0 -9.9 1.9 -2.8 2.1 2.2
その他 221.2 81.1 -11.1 43.7 45.7 101.9 14.3
収益合計 1,972.2 1,835.1 457.4 498.4 511.4 573.9 497.5
金融費用 475.2 718.3 196.8 197.1 179.4 190.5 162.5
収益合計(金融費用控除後) 1,497.0 1,116.8 260.6 301.3 332.0 383.4 335.0
金融費用以外の費用1 1,168.8 1,154.5 336.8 276.9 257.2 254.9 265.3
税引前当期純利益(損失) 328.2 -37.7 -76.2 24.4 74.8 128.5 69.7
当社株主に帰属する当期純利益(損失) 219.3 -100.4 -95.3 0.8 55.8 138.6 57.1
1. 2018年4月より、会計基準アップデート第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用したことに伴い、一定の取引執行にかかる収益と関連費用を総額表示から純額表示に変更
20
連結決算:主な収益の内訳
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
委託手数料-株式1 243.8 192.0 50.5 43.9 42.6 42.5 48.1
委託・投信 委託手数料-株式以外 17.0 14.4 4.3 2.5 2.7 2.8 3.0
投信募集手数料 85.7 56.6 11.5 11.7 16.4 12.6 19.0
募集手数料
その他手数料 26.9 30.0 6.4 8.0 6.4 7.4 9.2
合計 373.3 293.1 72.7 66.1 68.2 65.3 79.3
株式 23.2 30.0 14.7 3.6 3.1 4.9 4.1
投資銀行 債券 16.3 22.7 6.6 5.3 6.8 6.6 6.1
M&A・財務コンサルティングフィー 39.3 33.2 7.3 13.0 10.6 7.1 11.9
業務手数料
その他 22.9 15.5 4.5 3.4 6.9 3.8 4.8
合計 101.7 101.5 33.1 25.3 27.3 22.3 26.8
アセット アセットマネジメントフィー 170.4 168.7 41.5 40.2 40.3 40.0 40.7
アセット残高報酬 57.9 61.0 15.2 15.2 15.7 16.0 16.3
マネジメント
カストディアルフィー 17.3 15.8 3.9 3.9 4.0 4.0 4.1
業務手数料
合計 245.6 245.5 60.6 59.2 60.0 59.9 61.0
1. 2018年4月より、会計基準アップデート第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用したことに伴い、一定の取引執行にかかる収益と関連費用を総額表示から純額表示に変更
21
連結決算:セグメント情報と地域別情報 税前利益(損失)
連結決算数値とセグメント数値間の調整:税前利益(損失)
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
営業部門 103.1 49.5 14.0 3.3 8.1 5.3 17.6
1
アセット・マネジメント部門 66.2 34.2 0.6 14.4 18.1 10.0 9.3
ホールセール部門 100.6 -111.4 -95.9 -13.0 20.0 18.9 43.2
3セグメント合計税前利益 269.9 -27.7 -81.3 4.7 46.3 34.2 70.2
1
その他 56.4 -2.8 15.1 17.8 31.5 93.4 2.2
セグメント合計税前利益 326.3 -30.5 -66.2 22.5 77.7 127.7 72.4
営業目的で保有する
1.9 -7.2 -10.0 1.8 -2.9 0.8 -2.7
投資持分証券の評価損益
税前利益(損失) 328.2 -37.7 -76.2 24.4 74.8 128.5 69.7
地域別情報:税前利益(損失)2
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
米 州 -8.8 -114.1 -87.1 -3.7 14.3 1.1 16.4
欧 州 -14.7 -56.9 -14.5 -25.5 4.5 -1.5 2.3
アジア・オセアニア 22.8 5.0 -3.9 8.7 11.6 10.5 1.0
海外合計 -0.7 -165.9 -105.5 -20.5 30.4 10.2 19.7
日本 328.8 128.2 29.4 44.9 44.4 118.3 50.0
税前利益(損失) 328.2 -37.7 -76.2 24.4 74.8 128.5 69.7
1. 2019年3月期1Qより、従来アセット・マネジメント部門に含めていた野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジーをセグメント「その他」に移行
2. 米国会計原則に基づく「地域別情報」を記載(但し当第3四半期の数値は速報値)。
米国会計原則に基づく「地域別情報」は、その収益および費用の各地域への配分が原則として役務の提供される法的主体の所在国に基づき行われており、当社において経営管理目的で用いられているものではありません
22
セグメント「その他」
税前利益(損失)
通期 四半期
(10億円)
100.0 93.4
80.0
60.0 56.4
40.0 31.5
15.1 17.8
20.0
2.2
0.0
-2.8
-20.0
-40.0
1 2 1 2 3 4 5
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
経済的ヘッジ取引に関連する損益 -6.5 1.8 25.1 6.6 12.8 7.0 2.3
営業目的で保有する投資持分証券
0.8 0.2 0.1 0.1 0.1 1.3 4.9
の実現損益
関連会社損益の持分額 34.2 32.5 1.4 15.9 8.3 8.0 4.8
本社勘定 -41.9 -36.0 0.6 -10.4 1.4 -4.6 -9.1
その他 69.7 -1.3 -12.2 5.7 8.9 81.8 -0.8
税前利益(損失) 56.4 -2.8 15.1 17.8 31.5 93.4 2.2
23
営業部門関連データ(1)
通期 四半期
(10億円)
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 半期比 同期比
委託・投信募集手数料 192.7 142.8 34.1 31.0 34.5 31.2 42.2 35.5% 23.7%
うち株式委託手数料 82.2 60.2 15.8 12.2 12.5 12.6 17.0 35.1% 7.7%
うち投資信託募集手数料 87.1 57.9 11.7 12.1 16.5 12.6 19.2 51.7% 64.3%
販売報酬 91.5 55.8 10.9 10.5 14.9 12.7 16.7 31.7% 52.3%
投資銀行業務手数料等 26.0 34.0 14.3 6.7 5.6 6.0 5.5 -9.1% -61.8%
投資信託残高報酬等 93.6 95.4 23.6 23.4 23.4 23.4 23.2 -0.9% -2.0%
純金融収益等 9.2 11.5 3.8 2.6 2.3 3.7 2.6 -31.2% -32.5%
収益合計(金融費用控除後) 412.9 339.5 86.8 74.2 80.6 76.9 90.0 17.1% 3.8%
金融費用以外の費用 309.8 290.0 72.7 70.9 72.5 71.6 72.4 1.1% -0.5%
税前利益 103.1 49.5 14.0 3.3 8.1 5.3 17.6 3.4x 25.6%
国内投信販売金額1 3,610.5 2,423.7 527.5 499.8 741.5 566.7 790.9 39.6% 49.9%
株式投信 3,198.6 2,130.8 451.7 426.4 618.8 493.5 694.8 40.8% 53.8%
外国投信 411.9 292.9 75.8 73.4 122.7 73.2 96.1 31.3% 26.8%
その他
年金保険契約累計額(期末) 3,094.5 3,260.7 3,225.1 3,260.7 3,308.7 3,356.7 3,415.4 1.7% 5.9%
個人向け国債販売額
628.1 1,022.8 237.6 266.6 296.7 236.4 315.9 33.6% 33.0%
(約定ベース)
リテール外債販売額 1,249.9 848.9 193.1 210.1 222.0 195.4 266.5 36.3% 38.0%
1. 旧ネット&コールを除く。尚、2018年3月期4Q以降は、旧ネット&コールを含む
24
営業部門関連データ(2)
営業部門顧客資産残高
(兆円)
その他
140
外国投信 122.3
120 117.7 114.7 114.7 114.8
110.0 113.1
公社債投信 100
株式投信 80
60
国内債券
40
外貨建債券
20
エクイティ
3
2
3 0 .
2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
エクイティ 75.7 71.9 68.4 71.9 70.3 71.9 78.3
1
外貨建債券 6.1 6.3 6.2 6.3 6.4 6.3 6.3
国内債券1 11.9 12.5 12.3 12.5 12.4 12.5 12.6
株式投信 9.1 9.0 8.3 9.0 9.0 8.9 9.2
公社債投信 7.1 6.8 6.8 6.8 6.9 7.1 7.5
外国投信 1.2 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1
その他2 6.7 7.1 6.9 7.1 7.0 7.1 7.2
合計 117.7 114.7 110.0 114.7 113.1 114.8 122.3
1. CB・ワラントを含む 2. 年金保険契約資産残高を含む
25
営業部門関連データ(3)
現金本券差引1
通期 四半期
(10億円) (10億円)
2,500 2,500
2,015
2,000 2,000
1,762
1,500 1,500
1,000 1,000
500 500
256
0 0
-6
-121
-500 -403 -500 -393
2019年3月期 2020年3月期
2018年3月期 2019年3月期
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
1. 地域金融機関を除く、現金および本券の流入から流出を差引
26
営業部門関連データ(4)
口座数
(千口座) 2018年3月期 2019年3月期 2019年3月期 2020年3月期
3月末 3月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
残あり顧客口座数 5,318 5,338 5,354 5,338 5,335 5,326 5,328
株式保有口座数 2,822 2,908 2,905 2,908 2,914 2,913 2,897
オンラインサービス口座数1 4,387 4,569 4,526 4,569 4,601 4,632 4,662
個人新規開設口座数・IT比率2
通期 四半期
(千口座) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
個人新規開設口座数 231 257 73 60 49 48 47
IT比率2
売買件数ベース 67% 78% 77% 80% 79% 79% 78%
売買金額ベース 43% 53% 53% 53% 53% 53% 52%
1. 2018年1月にネット&コール及びホームトレードを統合し、「オンラインサービス」として新たにサービス提供を開始
2. 現物株のうち、旧ホームトレードを通じて売買された割合。尚、2018月期4Q以降は、現物株のうち、オンラインサービスを通じて売買された割合
27
アセット・マネジメント部門関連データ(1)
通期1 四半期1
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 半期比 同期比
収益(除:ACI関連損益) 105.3 102.9 24.5 26.0 25.8 25.0 26.0 4.0% 6.3%
ACI関連損益 22.1 -5.0 -8.3 4.9 8.7 0.7 -0.6 - -
収益合計(金融費用控除後) 127.3 97.8 16.2 30.9 34.5 25.7 25.4 -1.1% 57.0%
金融費用以外の費用 61.2 63.7 15.6 16.5 16.4 15.6 16.1 2.9% 3.0%
税前利益 66.2 34.2 0.6 14.4 18.1 10.0 9.3 -7.2% 16.6x
運用資産残高‐会社別
(兆円) 2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
野村アセットマネジメント 52.4 53.4 50.2 53.4 53.4 54.1 57.3
野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー 2.8 - - - - - -
ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント 2.7 3.0 2.6 3.0 3.0 3.0 3.1
運用資産残高(グロス)2 57.8 56.4 52.9 56.4 56.4 57.2 60.4
グループ会社間の重複資産 7.8 5.0 4.5 5.0 4.8 4.7 4.8
運用資産残高(ネット)3 50.0 51.4 48.3 51.4 51.6 52.4 55.6
1. この表は、アセット・マネジメント部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかない指標である収益(ACI関連損益を除く)およびACI関連損益の調整を示す。「ACI関
連損益」には、当社が保有するACI株式の時価評価損益、ACI株式取得資金に係る利息相当額、および当社がACIから受領した配当金等が含まれる。2019年3月期1Q以降は、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジーを含
まない
2. 野村アセットマネジメント、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー、ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント、ウエルス・スクエアの運用資産の単純合計。 2018年6月末以降は、野村ファンド・リサーチ・アン
ド・テクノロジーを含まない 28
3. 運用資産残高(グロス)から重複資産控除後
アセット・マネジメント部門関連データ(2)
アセット・マネジメント部門 資金流出入-ビジネス別1
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
投資信託ビジネス 3,131 2,187 1,141 503 672 259 296
うちETF 3,022 2,531 1,391 483 642 246 115
投資顧問ビジネス 203 20 -354 109 -164 121 198
資金流出入 合計 3,334 2,207 787 612 508 381 494
国内公募投信残高推移と野村アセットマネジメントのシェア2
2018年 2019年
(兆円)
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
国内公募株式投信残高
マーケット 96.9 101.5 93.6 101.5 101.9 104.3 109.9
野村アセットマネジメントシェア 25% 26% 26% 26% 26% 26% 26%
国内公募公社債投信残高
マーケット 12.3 11.6 11.6 11.6 11.7 11.9 13.3
野村アセットマネジメントシェア 44% 45% 45% 45% 44% 44% 44%
ETF残高
マーケット 32.5 37.4 33.6 37.4 38.2 39.9 43.3
野村アセットマネジメントシェア 46% 45% 45% 45% 45% 45% 45%
1. 運用資産残高(ネット)に基づく資金流出入 2. 出所:投資信託協会
29
ホールセール部門関連データ
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 半期比 同期比
収益合計(金融費用控除後) 715.3 555.4 128.2 142.2 159.5 156.7 186.5 19.0% 45.5%
金融費用以外の費用 614.7 666.8 224.1 155.3 139.5 137.8 143.3 4.0% -36.0%
税前利益(損失) 100.6 -111.4 -95.9 -13.0 20.0 18.9 43.2 128.3% -
ホールセール部門 収益の内訳1,2
通期 四半期
(10億円)
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 半期比 同期比
フィクスト・インカム 341.6 232.8 37.5 68.0 82.5 77.2 99.7 29.2% 165.6%
エクイティ 261.6 220.2 65.9 45.6 53.3 55.6 60.3 8.5% -8.5%
グローバル・マーケッツ 603.2 453.0 103.5 113.6 135.7 132.8 160.1 20.5% 54.7%
インベストメント・バンキング 112.1 102.3 24.7 28.6 23.7 23.9 26.4 10.7% 6.9%
収益合計(金融費用控除後) 715.3 555.4 128.2 142.2 159.5 156.7 186.5 19.0% 45.5%
1. 2018年4月の組織再編に伴い、2018年3月期のフィクスト・インカム、エクイティおよびインベストメント・バンキング収益を組み替えて表示
2. この表は、ホールセール部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成され、米国会計原則に基づかないグローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキングに係る指標の調整を示す
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人員数
2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 12月末 3月末 6月末 9月末 12月末
日本 15,819 15,852 16,138 15,852 16,423 16,119 15,952
欧州 3,057 2,909 2,963 2,909 2,775 2,734 2,658
米州 2,362 2,357 2,384 2,357 2,230 2,167 2,116
アジア・オセアニア 1 6,810 6,746 6,796 6,746 6,684 6,610 6,449
合計 28,048 27,864 28,281 27,864 28,112 27,630 27,175
1. インド(ポワイ・オフィス)を含む
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際の結果や財務状態は、これらの将来予測に示されたものとは、場合によっては著しく異なる可能性があります。したがって、将来予測は、過度に信頼すべ
きではなく、不確実性やリスク要因をあわせて考慮する必要がある点にご留意ください。実際の結果に影響を与える可能性がある重要なリスク要因として
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