8604 野村 2020-01-30 15:00:00
2020年3月期第3四半期の連結決算について [pdf]

           News Release

                                             2020年1月30日
関係各位
                                     野村ホールディングス株式会社
                                             コード番号8604
                                            東証・名証第一部




           2020年3月期第3四半期の連結決算について


 野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:永井浩二、以下「当社」)2020年3
月期第3四半期(2019年10-12月、以下「当四半期」)の連結決算の概要をお知らせします。


 当四半期の収益合計(金融費用控除後)は3,350億円、税前利益は697億円、当社株主に帰属する
当期純利益は571億円、希薄後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益は17円63銭でした。


 また、2020年3月期第1-第3四半期(2019年4-12月)累計の収益合計(金融費用控除後)は1兆504
億円、税前利益は2,730億円、当社株主に帰属する当期純利益は2,515億円、希薄化後一株当たり当
社株主に帰属する当期純利益は75円65銭となりました。


 グループ CEO の永井浩二は、「当四半期は、米中貿易摩擦の緩和や英国 EU 離脱に向けた進展を
背景に、市場参加者の動きが活発になり、ホールセール部門および営業部門を中心に、3 セグメント合
計の税前利益が前四半期比で大幅に伸長しました。海外ビジネスも、ビジネス・ポートフォリオの見直し
やコスト削減の取り組みが奏功し、3 四半期連続で税前黒字を達成しています。
 営業部門では、好調な市場環境を背景に、投資信託・株式を中心に総募集買付が伸長しました。前
四半期に実施した営業社員の再配置や店舗統合による影響も一巡し、それぞれの担当領域でポジティ
ブな動きも出ています。アセット・マネジメント部門では 14 四半期連続で資金流入が継続し、市場要因
も加わって、運用資産残高は部門目標として掲げていた 55 兆円を初めて突破しました。ホールセール
部門では、フィクスト・インカムを中心にすべてのビジネスラインが前四半期比で増収となり、コスト抑制
にも努めた結果、税前利益は 7 四半期ぶりの高水準となりました。
 今後とも、内部管理態勢のより一層の拡充と企業価値向上に向けた施策にスピード感を持って取り
組み、どのような環境においても持続的な成長ができる事業基盤の構築を進めていきます。」と述べて
います。
                          決算ハイライト


 2020年3月期第1‐第3四半期(2019年4-12月)累計
  市場環境の改善に加え、2019年4月に発表したビジネス・ポートフォリオの見直しやコスト削減と
   いった構造改革の成果が徐々に表れてきたことを背景に、3セグメント合計の税前利益は1,507
   億円と、税前損失を計上した前年同期から大幅に回復しました。また、前年同期に計上した一時
   費用の剥落や保有株式の売却などにより3セグメント以外の損益も大幅に改善しました。



 当四半期
  野村総合研究所株式の一部売却があった前四半期比で減収減益となりましたが、ホールセール
   部門および営業部門の回復により、3セグメント合計の税前利益は702億円と前四半期比で
   105%の増益でした。また、ビジネス・プラットフォームの再構築が奏功して、海外ビジネスは3四
   半期連続で税前黒字を計上しました。


  当四半期末現在の連結貸借対照表の資産合計は46.2兆円、株主資本は2.7兆円でした。当四半
   期末における速報値(バーゼル3基準)で、連結Tier 1比率は19.2%、連結普通株式等Tier 1比率
   は18.0%となっています。




              2020年3月期                       2020年3月期     前年
                          前四半期比     前年同期比
               第3四半期                         第1-第3四半期    同期比

   収益合計
                3,350億円     △13%      +29%    1兆504億円     +29%
 (金融費用控除後)

    税前利益          697億円     △46%         -     2,730億円         -


   当期純利益          571億円     △59%         -     2,515億円         -




                      当四半期の各部門の状況


 営業部門
   収益合計(金融費用控除後)は900億円、税前利益は176億円でした。市場環境の改善を背景に
 お客様の投資心理が改善し、投資信託や株式を中心にすべての商品で募集買付額が伸長した結
 果、前四半期比で増収増益となりました。



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                      2020年3月期
                                    前四半期比     前年同期比
                       第3四半期
      収益合計
                           900億円       +17%       +4%
    (金融費用控除後)

         税前利益              176億円       3.4倍       +26%




 アセット・マネジメント部門
   収益合計(金融費用控除後)は254億円、税前利益は93億円でした。14四半期連続で資金流入が
 継続し、市場要因も追い風となった結果、運用資産残高は初めて55兆円を突破しました。


                      2020年3月期
                                    前四半期比     前年同期比
                       第3四半期
      収益合計
                           254億円       △1%        +57%
    (金融費用控除後)

         税前利益               93億円       △7%       16.6倍




 ホールセール部門
   ホールセール部門の収益合計(金融費用控除後)は1,865億円、税前利益は432億円でした。グ
 ローバル・マーケッツは、フィクスト・インカムが米州や欧州の好調を背景に直近3年間で最高の四半
 期収益を計上するなど大幅増収となり、エクイティも米州の貢献により前四半期比で増収でした。イ
 ンベストメント・バンキングは、レバレッジド・ファイナンスの回復などを背景に前四半期比で増収とな
 りました。


                      2020年3月期
                                    前四半期比     前年同期比
                       第3四半期
      収益合計
                          1,865億円      +19%       +45%
    (金融費用控除後)

         税前利益              432億円      +128%           -




                                                          以上



<お問合わせ先> グループ広報部 西脇、山下、江本、大津、古本、新玉 TEL:03-3278-0591

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詳細につきましては、当社ホームページ(https://www.nomuraholdings.com/jp/investor/)にて掲載の決算
短信および決算説明資料をご覧ください。また、本日(2020年1月30日)午後6時30分より、決算説明会(テ
レフォン・カンファレンス)を開催する予定です。この模様は、当社ホームページ
(https://www.nomura.com/jp/)を通じてライブ配信します。


本資料は、米国会計基準による2020年3月期第3四半期の業績に関する情報の提供を目的としたものであ
り、当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的としたものではありません。本資料に含まれる連結財務情
報は、監査対象外とされています。


本資料に掲載されている事項は、資料作成時点における当社の見解であり、その情報の正確性および完全
性を保証または約束するものではなく、今後、予告なしに変更されることがあります。本資料は、2019年12
月31日現在のデータに基づき作成されています。なお、本資料で使用するデータおよび表現等の欠落・誤謬
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