8604 野村 2019-11-06 15:30:00
2020年3月期第2四半期 決算説明資料 米国会計基準(US GAAP) [pdf]
Connecting Markets East & West
2020年3月期第2四半期
決算説明資料
米国会計基準 (US GAAP)
野村ホールディングス株式会社
2019年10月 © Nomura
目次
プレゼンテーションの概要 Financial Supplement
エグゼクティブ・サマリー(P2-3) バランス・シート関連データ(P17)
2020年3月期決算の概要(P4) バリュー・アット・リスク(P18)
セグメント情報(P5) 連結決算概要(P19)
営業部門(P6-7) 連結損益(P20)
アセット・マネジメント部門(P8-9) 連結決算:主な収益の内訳(P21)
ホールセール部門(P10-12) 連結決算:セグメント情報と地域別情報 税前利益(損失)(P22)
金融費用以外の費用(P13) セグメント「その他」(P23)
強固な財務基盤を維持(P14) 営業部門関連データ(P24-27)
資金調達と流動性(P15) アセット・マネジメント部門関連データ(P28-29)
ホールセール部門関連データ(P30)
人員数(P31)
エグゼクティブ・サマリー(1/2)
2020年3月期上半期の決算ハイライト
税前利益:2,033億円、当期純利益1:1,944億円、EPS2: 57.66円、ROE3:14.6%
3セグメントの税前利益は前年同期比65%増
ホールセール部門の収益性が改善
– 米金利低下局面におけるビジネス機会を的確に捉え、フィクスト・インカムが増収
– ビジネス・ポートフォリオの見直しを受けて収益の安定性が向上、コスト水準は低下
アメリカン・センチュリー・インベストメンツ関連損益の改善により、アセット・マネジメント部門も増益
セグメント「その他」の税前損益も大幅に改善 ~前年同期に計上した一時費用4が剥落、野村総合研究所株式の売却益(733億円)も貢献
一株当たり配当金:中間15円
2020年3月期 2019年3月期 税前利益(損失):セグメント情報 2020年3月期 2019年3月期
前年同期比 前年同期比
上半期 上半期 上半期 上半期
営業部門 134億円 321億円 -58%
収益(金融費用控除後) 7,154億円 5,549億円 29%
アセット・マネジメント部門 282億円 192億円 47%
税前利益(損失) 2,033億円 141億円 14.4x ホールセール部門 389億円 -25億円 -
当期純利益(損失)1 1,944億円 -60億円 - 3セグメント合計 805億円 488億円 65%
その他 1,249億円 -357億円4 -
EPS2 57.66円 -1.78円 -
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 -21億円 9億円 -
3
ROE 14.6% - - 税前利益(損失)合計 2,033億円 141億円 14.4x
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失)
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出 2
4. 過去の取引事案にかかる米国司法省との和解費用(198億円)、中東・北アフリカ地域の子会社の清算手続きが進捗したことに伴う為替換算調整額の認識(-70億円)
エグゼクティブ・サマリー(2/2)
2020年3月期第2四半期の決算ハイライト 税前利益(損失)、当期純利益(損失)1の推移
全社 (10億円)
収益:3,834億円(前四半期比15%増)、税前利益:1,285億円(前四半期比72%増) 税前利益(損失)
– セグメント「その他」の収益が大幅に増加 ~野村総合研究所の一部株式売却益(733億円)が貢献 当期純利益(損失)
138.6
– ビジネス・ポートフォリオの見直しが奏功し、海外ビジネスは2四半期連続で税前黒字を確保 128.5
74.8
55.8
3セグメントの税前利益は342億円(前四半期比26%減) 24.4
13.65.2
0.5 0.8
-11.2
営業部門
– お客様の投資マインドの低下や、営業体制見直しによる当社固有の要因もあり、総募集買付が低下 -76.2
-95.3
2019年3月期 2020年3月期
アセット・マネジメント部門
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
– ビジネスは堅調 ~13四半期連続で資金流入が継続、運用資産残高は過去2番目の高水準
– アメリカン・センチュリー・インベストメンツ関連損益の減少により、前四半期比で減益 3セグメント税前利益(損失)
ホールセール部門
– 季節要因がある中で収益は堅調に推移 ~フィクスト・インカムは好調だった前四半期からは減収、エ 46.3
22.8 26.0 34.2
クイティは日本・米州の貢献により増収
4.7
– インベストメント・バンキングはグローバルに収益機会が低下するなか、DCMビジネスが健闘
-81.3 ホールセール部門
当期純利益1:1,386億円(同148%増)、EPS2:41.23円、ROE3:20.6% アセット・マネジメント部門
営業部門
– 野村総合研究所の一部株式売却に伴い、みなし配当制度の適用および過年度に計上していた繰延税金
負債の取崩等により税金費用が約270億円減少 2019年3月期 2020年3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益 3
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出
2020年3月期決算の概要
決算ハイライト
2020年3月期 前年 2020年3月期 前年
前四半期比
第2四半期 同期比 上半期 同期比
収益合計
3,834億円 15% 36% 7,154億円 29%
(金融費用控除後)
金融費用以外の費用 2,549億円 -1% -10% 5,121億円 -5%
税前利益 1,285億円 72% 275.1x 2,033億円 14.4x
当期純利益1 1,386億円 148% - 1,944億円 -
EPS 2 41.23円 150% - 57.66円 -
ROE 3 20.6% 14.6%
1. 当社株主に帰属する当期純利益
2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失) 4
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出
セグメント情報
収益合計(金融費用控除後)、税前利益(損失)
2020年3月期 前年 2020年3月期 前年
前四半期比
第2四半期 同期比 上半期 同期比
収益 営業部門 769億円 -5% -10% 1,575億円 -12%
アセット・マネジメント部門 257億円 -26% 4% 602億円 19%
ホールセール部門 1,567億円 -2% 6% 3,162億円 11%
3セグメント合計 2,593億円 -6% 0.5% 5,339億円 4%
その他(※) 1,233億円 105% 4.7x 1,836億円 4.6x
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 8億円 - - -21億円 -
収益合計(金融費用控除後) 3,834億円 15% 36% 7,154億円 29%
税前利益 営業部門 53億円 -35% -57% 134億円 -58%
(損失) アセット・マネジメント部門 100億円 -45% 13% 282億円 47%
ホールセール部門 189億円 -5% 3.8x 389億円 -
3セグメント合計 342億円 -26% 31% 805億円 65%
その他(※) 934億円 197% - 1,249億円 -
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 8億円 - - -21億円 -
税前利益 合計 1,285億円 72% 275.1x 2,033億円 14.4x
(※) 第2四半期の「その他」に関する補足 野村総合研究所の一部株式売却益(733億円)
経済的ヘッジ取引に関連する損益(70億円)
デリバティブに関する自社およびカウンター・パーティのクレジット・スプレッドの変化に起因する損失(8億円)
5
営業部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益 決算のポイント
(10億円) 収益: 769億円 (前四半期比5%減、前年同期比10%減)
税前利益: 53億円 (前四半期比35%減、前年同期比57%減)
2019年3月期 2020年3月期
前四 前年 前四半期比で減収減益
半期比 同期比
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q − 米中貿易摩擦等を背景としたお客様の投資マインドの低下や、営業体制の見
直しに伴う当社固有の要因もあり、総募集買付額が減少
収益合計(金融費用控除後) 85.7 86.8 74.2 80.6 76.9 -5% -10% − 費用は低下~店舗統合に伴う一時費用や業績に応じた賞与引当が減少
金融費用以外の費用 73.5 72.7 70.9 72.5 71.6 -1% -3% 顧客基盤 9月末 / 2Q 6月末 / 1Q
− 顧客資産残高 114.8兆円 113.1兆円
税前利益 12.2 14.0 3.3 8.1 5.3 -35% -57% − 残あり顧客口座数 533万口座 533万口座
− NISA開設口座数(累計)1 172万口座 171万口座
− 現金本券差引2 -56億円 -1,206億円
総募集買付額3
(10億円)
株式 債券 投資信託 投資一任、保険 総募集買付額3は前四半期比14%減
3,000 株式:前四半期比7%減
– セカンダリー株式買付が減少 ~外国株式は横ばいも、日本株が低調
– プライマリー株式募集額4(608億円、前四半期比16%増)は増加
2,000
投資信託:前四半期比19%減
– プライマリー投信の販売があった前四半期比では減少も、グローバル株式投
1,000 信を中心に資金が流入
債券販売額は5,205億円、前四半期比23%減
0 – 個人向け国債やプライマリー案件を中心に、国内債が減少
2019年3月期 2020年3月期
– 米国金利低下を受けて、米ドル建てのセカンダリー外債販売も減速
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
1. ジュニアNISAを含む 2. 地域金融機関を除く、現金および本券の流入から流出を差引
3. リテールチャネルのみ対象 4. リテールチャネル、ネット&コール、ほっとダイレクトが対象
6
営業部門:SMA残高は着実に増加
ストック収入
(10億円) ストック収入(各四半期の年換算、日数調整後)
年換算したストック収入は888億円
ストック収入費用カバー率(右軸)
– 投信やファンドラップの解約超により、フィーベース資産残高が減少
100.0 31% 31% 31% 31% 31%
– 一方で、相続ニーズを捉えたラップ信託を中心に、SMA3残高は拡大基調
30%
80.0
20% 9月末 / 2Q 6月末 / 1Q
60.0 ストック収入 224億円 225億円
90.9 89.9 88.0 90.4 88.8
– 投信純増1 -325億円 -297億円
40.0 10%
– 投資一任純増1 -587億円 -405億円
20.0 0%
2019年3月期 2020年3月期 保険販売額2 556億円 547億円
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 入金預り2 8,201億円 1兆549億円
投信、投資一任残高 SMA3残高、契約件数
(兆円) 株式投信+外国投信 投資一任残高 (10億円)
SMA残高 SMA契約件数(右軸)
(契約件数)
13.2 12.9 12.9 12.7 8,109
12.1 7,061
800 8,000
2.8 2.8 2.8 2.8 5,913 6,232
2.7 5,017
600 6,000
400 739.7 794.4 4,000
10.4 10.1 10.1 10.0 608.7 638.5 688.9
9.3
200 2,000
0 0
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
9月末 12月末 3月末 6月末 9月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
1. リテールチャネル、国内のウェルス・マネジメント・グループが対象
2. リテールチャネルのみ対象 3. 投資一任サービスの一つで、セパレートリー・マネージド・アカウントの略
7
アセット・マネジメント部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益1 決算のポイント
(10億円)
収益: 257億円 (前四半期比26%減、前年同期比4%増)
2019年3月期 2020年3月期
前四 前年 税前利益: 100億円 (前四半期比45%減、前年同期比13%増)
半期比 同期比
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q − アメリカン・センチュリー・インベストメンツ(ACI)関連損益が減少したことにより
収益(除:ACI関連損益) 26.1 24.5 26.0 25.8 25.0 -3% -4% 前四半期比で減収となったものの、運用報酬は引き続き堅調
ACI関連損益 -1.5 -8.3 4.9 8.7 0.7 -92% - − 13四半期連続で資金流入が継続、運用資産残高は過去2番目の水準
収益合計(金融費用控除後) 24.7 16.2 30.9 34.5 25.7 -26% 4%
金融費用以外の費用 15.8 15.6 16.5 16.4 15.6 -4% -1%
税前利益 8.9 0.6 14.4 18.1 10.0 -45% 13% 投資信託ビジネス
ETFに資金流入が継続し、残高は過去最高(9月末:17.8兆円、シェア3:45%)
運用資産残高(ネット)2 銀行窓販や確定拠出年金向けファンドで資金流入が継続
一方で、投資一任口座向けの外国債券ファンドなどから資金が流出
(兆円)
投資信託ビジネス 投資顧問ビジネス
52.8 51.4 51.6 52.4
48.3
16.8 15.8 15.6 15.8 投資顧問及び海外ビジネス
15.1
国内では、公的年金から日本株プロダクトの新規マンデートを獲得し資金が流入
した一方、私的年金は資金流出
36.0 33.3 35.5 36.0 36.6
海外は、欧州で大口の新規マンデートを獲得、アジアでは一部公的機関から資金
が流出
2019年3月期 2020年3月期
9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
1. この表は、アセット・マネジメント部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかない指標である収益(ACI関連損益を除く)およびACI関連損益の調整を示す。「ACI関連損益」
には、当社が保有するACI株式の時価評価損益、ACI株式取得資金に係る利息相当額、および当社がACIから受領した配当金が含まれる
2. 野村アセットマネジメント、ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント、ウエルス・スクエアの運用資産の単純合計(グロス)から重複資産を控除 8
3. 出所:投資信託協会
アセット・マネジメント部門:
ACIとの連携により運用資産残高拡大が継続
資金流出入1 野村アセットマネジメントの公募投信シェア2
(10億円)
投資信託ビジネス 投資顧問ビジネス 28.0% 27.8%
27.7% 27.7%
27.6%
1,500
27.3%
1,000
612 508
436 27.0%
500 1,141 109 381
156 787 672 121
503
280 259
0 -164
-354
-500 26.0%
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
投資信託ビジネスの資金流出入内訳1 ACIとの協業による運用資産残高の拡大
(10億円) MRF等
投資信託ビジネス(除ETF) ETF ACIとの協業による運用資産残高は、64億米ドルに増加
上記以外の投資信託(除ETF)
2,000 野村のUCITS3プラットフォームにACIのファンドを統合し、更に戦
略的協業を強化
1,500 1,391
両社のプロダクトを双方向に供給することで、多様化する投資家の
ニーズに対応
1,000
483 642
510 246
500 (10億米ドル) 6.4
20 31 13 5.4
0
-250
-500 -230 3.2
1.6
-1,000
2019年3月期 2020年3月期
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 2017年3月末 2018年3月末 2019年3月末 2019年9月末
1. 運用資産残高(ネット)に基づく
2. 出所:投資信託協会
9
3. UCITS:欧州委員会が制定した指令(Undertakings for Collective Investment in Transferable Securities)に準拠するファンド
ホールセール部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益(損失)1 決算のポイント
(10億円)
収益: 1,567億円 (前四半期比2%減、前年同期比6%増)
2019年3月期 2020年3月期 前四 前年 税前利益: 189億円 (前四半期比5%減、前年同期比3.8倍)
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 半期比 同期比
グローバル・マーケッツ 123.8 103.5 113.6 135.7 132.8 -2% 7% 前四半期に続き、収益は堅調
− フィクスト・インカムは好調だった前四半期からは減収、エクイティは日本・米州の
インベストメント・バンキング 23.9 24.7 28.6 23.7 23.9 1% 0.1%
貢献により増収
収益合計(金融費用控除後) 147.7 128.2 142.2 159.5 156.7 -2% 6% − インベストメント・バンキングはグローバルに収益機会が低下するなか、DCMビジ
ネスが健闘
金融費用以外の費用 142.7 224.1 155.3 139.5 137.8 -1% -3%
税前利益(損失) 4.9 -95.9 -13.0 20.0 18.9 -5% 3.8x 地域別収益(前四半期比、前年同期比)
日本:511億円(9%増、15%減)
− 前四半期のモメンタムが継続 ~グローバル・マーケッツ、インベストメント・バン
地域別収益
キングともに前四半期比で増収
(10億円)
200.0 米州:510億円(14%減、19%増)
− 好調だった前四半期比で減収となるも、フィクスト・インカムは金利プロダクトが引
150.0 き続き堅調、エクイティはデリバティブやキャッシュが増収
51.0 米州
42.9 59.3
42.3
41.3
100.0 24.5 28.2
欧州 欧州:282億円(4%減、15%増)
31.6 29.4
20.3 27.3 − フィクスト・インカムが前四半期比で減収となるも、欧州国債を中心に金利プロダ
24.0 26.3 アジア
50.0 10.6 25.0 クトは堅調
59.9 49.0 46.8 51.1 日本
43.3
0.0 アジア:263億円(10%増、30%増)
2019年3月期 2020年3月期 − 6四半期ぶりの高収益 ~為替/エマージング中心にフィクスト・インカムが好調
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
1. この表は、ホールセール部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかないグローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキングに係る指標の調整を示す 10
ホールセール部門:グローバル・マーケッツ
収益合計(金融費用控除後) 2020年3月期第2四半期 地域別収益
(10億円)
エクイティ 前年同期比 前四半期比
フィクスト・インカム 135.7 132.8
123.8 グローバル・マーケッツ
113.6 前四半期比 グローバル・
103.5 マーケッツ フィクスト・
53.3 55.6 -2% エクイティ
インカム
54.2
45.6 前年同期比
65.9 7% 米州
82.5 77.2
69.6 68.0 欧州
37.5
2019年3月期 2020年3月期 アジア
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
決算のポイント 日本
収益:1,328億円 (前四半期比2%減、前年同期比7%増) 0% ~ ±5% ±5% ~ ±15% ±15% ~
− 好調だった前四半期比でフィクスト・インカムが減収、エクイティは増収
米州: フィクスト・インカムは前四半期比で減収となるも、金利ビジネスが収益を牽
フィクスト・インカム 引、エクイティはキャッシュが回復したほか、デリバティブが増収
収益:772億円 (前四半期比6%減、前年同期比11%増)
− 金利プロダクトは前四半期比で減収も、引き続き、フィクスト・インカム収益を
牽引 ~米金利低下局面におけるビジネス機会を的確に捉え、エージェン 欧州: フィクスト・インカムは前四半期比で減収となるも、欧州国債を中心に金利
シー・モーゲージ等が堅調、欧州国債ビジネスは増収 ビジネスは堅調
− アジアを中心に為替/エマージングが増収
アジア: フィクスト・インカムは為替/エマージングが大幅増収、クレジットは堅調
エクイティ
収益:556億円 (前四半期比4%増、前年同期比3%増) 日本: フィクスト・インカムはクレジットが堅調、金利ビジネスや為替/エマージング
− 方向感が見えにくい市場環境の中、ボラティリティ上昇に伴う顧客アクティビ は回復、エクイティはデリバティブが増収
ティの増加でデリバティブが増収、米州キャッシュも回復
11
ホールセール部門:インベストメント・バンキング
クロスボーダー案件
収益合計(金融費用控除後)1 高プロファイル案件、クロスボーダーM&A案件を獲得
(10億円)
Worldline(仏)による
28.6 TDR Capital(英) (Stonegate) による
equensWorldline(蘭)
24.7 Ei Group(英)の買収
23.9 23.7 23.9 前四半期比 の少数株式の取得
(M&A: £3.3bn/ALF: £2.7bn)
1% (M&A: €1.1bn)
前年同期比 M&A
0.1% トヨタ自動車による①SUBARU及び Tikehau Capital(仏)とT&D
②スズキの株式取得 Holdingsの事業及び資本の提携
(①M&A: 700億円/②M&A: 961億円) (非公開)
2019年3月期 2020年3月期
リクルートホールディングス 新生銀行
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q グローバルPO グローバルPO
(3,741億円) (633億円)
決算のポイント
収益 239億円(前四半期比1%増、前年同期比0.1%増)
ソフトバンクグループ 大和ハウス工業
−グローバルに収益機会が減少した中、顧客ニーズに即した商品・サービスを提 リテール債及びホールセール債 劣後債
供、前四半期並みの収益を確保 ファイナン (4,000億円/1,000億円) (1,500億円)
シング
日本: (ECM/DC
− DCMが堅調 ~低金利環境下における発行体の起債ニーズを的確に捉え、多 M/ALF) KfW(独) フィリピン共和国
くのDCM案件を獲得 グローバル・ドル建て債 サムライ債
($3.0bn) (920億円)
− M&A案件に付随するソリューション・ビジネスも収益に貢献
− 日本ECM、DCM、日本関連M&Aのリーグテーブルで1位を獲得1
海外: Goldman Sachs(米)の
GVC Holdings(英)
MyEyeDr.(米)の買収に
− 欧米の買収/レバレッジド・ファイナンスが前四半期比で減速 リファイナンス
付随するファイナンス
− ソリューション・ビジネスは増収、欧米のM&Aも堅調 ($1.5bn)
(€1.0bn)
1. 出所: リフィニティブ、期間: 2019年4月~9月、DCMは普通社債
12
金融費用以外の費用
通期 四半期 決算のポイント
(10億円) (10億円) 金融費用以外の費用: 2,549億円
1,500 (前四半期比1%減)
400
その他
336.8
1,168.8 1,154.5
– 人件費(前四半期比4%減)
事業促進費用 282.5 276.9 300 コスト削減効果の顕在化などで減少
1,000 257.2 254.9
不動産関係費 – 支払手数料(前四半期比4%増)
200 取引量に伴う支払手数料の増加
情報・通信関連費用
500 – 不動産関係費(前四半期比4%減)
支払手数料¹ 100 国内店舗の統合に伴う一時費用が減少
(1Q 26億円、2Q 17億円)
人件費
0 0
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四
3月期 3月期 半期比
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
人件費 530.6 497.1 125.8 118.9 124.6 125.1 120.4 -3.7%
支払手数料¹ 99.9 82.6 19.6 23.8 18.3 24.6 25.4 3.6%
情報・通信関連費用 184.8 166.9 40.5 41.8 43.6 41.8 42.4 1.4%
不動産関係費 67.9 64.9 16.5 15.9 16.2 19.1 18.4 -4.0%
事業促進費用 36.8 36.9 9.3 9.1 9.6 7.8 7.9 1.0%
その他 248.9 306.0 70.8 127.3 64.5 38.8 40.4 4.0%
合計 1,168.8 1,154.5 282.5 336.8 276.9 257.2 254.9 -0.9%
1. 2018年4月より、会計基準アップデート第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用したことに伴い、一定の取引執行にかかる収益と関連費用を総額表示から純額表示に変更
13
強固な財務基盤を維持
バランス・シート関連指標と連結総自己資本規制比率 リスク・アセット、連結普通株式等Tier 1比率3
2019年 2019年 2019年 (兆円) リスク・アセット(バーゼル3)(左軸) 連結普通株式等Tier 1比率(バーゼル3)(右軸)
3月末 6月末 9月末
20.0 17.9% 17.1% 17.3% 20.0%
17.0% 16.9%
資産合計 41.0兆円 42.5兆円 45.7兆円
当社株主資本 2.6兆円 2.7兆円 2.7兆円 15.0 15.0%
グロス・レバレッジ 15.6倍 16.0倍 16.9倍 10.0 10.0%
調整後レバレッジ1 9.0倍 10.0倍 10.1倍
5.0 5.0%
2
レベル3資産
0.6兆円 0.6兆円 0.6兆円
(デリバティブ負債相殺後) 0.0 0.0%
流動性ポートフォリオ 4.9兆円 4.8兆円 4.5兆円 2019年3月期 2020年3月期
9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
(10億円)
2019年 2019年 2019年
バーゼル3ベース 3月末 6月末 9月末2 レベル3資産2の推移、Tier 1資本に対する比率
Tier 1資本 2,606 2,644 2,689 レベル3資産
(10億円)
Tier 2資本 46 46 46 レベル3資産(デリバティブ負債相殺後)
1,000 レベル3資産(デリバティブ負債相殺後)/Tier 1資本(右軸) 30%
総自己資本の額 2,652 2,690 2,735
24% 24%
リスク・アセット 14,252 14,626 14,575 800 22% 22%
20%
連結Tier 1 比率 18.2% 18.0% 18.4% 20%
3
600
連結普通株式等Tier 1比率 17.1% 16.9% 17.3%
400
連結総自己資本規制比率 18.6% 18.3% 18.7% 10%
4
連結レバレッジ比率 5.03% 5.06% 4.92% 200
5
適格流動資産(HQLA) 4.3兆円 4.2兆円 4.0兆円 0 0%
2019年3月期 2020年3月期
連結流動性カバレッジ比率
198.4% 188.4% 194.4% 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
(LCR)5
1. 調整後レバレッジは、総資産の額から売戻条件付買入有価証券および借入有価証券担保金の額を控除した額を、当社株主資本の額で除して得られる比率
2. 2019年9月末は暫定数値 3. 連結普通株式等Tier 1比率:Tier 1資本から、その他Tier1資本を控除し、リスク・アセットで除したもの 14
4. Tier 1資本を、エクスポージャー額(オンバランス項目+オフバランス項目)で除したもの 5. 四半期の日次平均の値
資金調達と流動性
貸借対照表
(2019年9月末現在)
バランスシート構造
<資産> <負債・資本>
流動性の高い、健全なバランスシート 無担保調達資金2
構造
– 資産の78%は流動性の高いトレーディ 無担保調達資金の7割強が長期負債
ング関連資産であり、Mark-to-market 調達先は分散
の対象。レポ等を通じて、トレーディン トレーディング 短期負債
18%
グ関連負債とマッチング(地域、通貨) 関連負債1 1年以内償還
トレーディング 長期負債, 9%
– その他の資産は、資本及び長期負債 関連資産1
で調達しており、構造的に安定 海外
27% ローン 間接金融
市場
長期負債,
その他の負債 ユーロMTN/円、
流動性ポートフォリオ2 73%
リテール債など
リテール
短期借入 平均償還 市場
年限:
日本
流動性ポートフォリオ: 現金・預金 長期借入 5.4年3 73% ユーロMTN/円
以外、 ホール
– 4.5兆円、総資産の10% その他の資産 ホールセール セール
資本合計 債など
– 新たな無担保資金調達に頼らず、 市場
一定期間、事業継続可能な高い流動 長期・短期 長期負債の 長期負債の
性を常時保持 内訳 地域構成 調達手段
1. トレーディング関連資産:リバース・レポ、証券、デリバティブ等 トレーディング関連負債:レポ、負債証券、デリバティブ等
2. 流動性管理の観点に基づくもので、財務諸表の定義と異なる。流動性ポートフォリオの中の現金・預金は取引所預託金およびその他の顧客分別金を含まない 15
3. 1年以内償還長期負債を除く。ストレステストでの早期償還確率を織り込む
Financial Supplement
バランス・シート関連データ
連結貸借対照表
2019年 2019年 前期比 2019年 2019年 前期比
(10億円)
3月末 9月末 増減 3月末 9月末 増減
資産 負債
現金・預金 3,262 3,380 118 短期借入 842 950 108
支払債務および受入預金 3,768 3,757 -11
貸付金および受取債権 3,882 4,155 273 担保付調達 16,684 20,483 3,799
トレーディング負債 8,220 8,768 548
担保付契約 17,307 18,238 931 その他の負債 859 1,016 157
長期借入 7,916 7,915 -1
トレーディング資産1および
14,386 17,608 3,222 負債合計 38,289 42,889 4,600
プライベート・エクイティ投資
その他の資産 2,133 2,296 163 資本
当社株主資本合計 2,631 2,708 77
非支配持分 50 80 31
資産合計 40,969 45,677 4,708 負債および資本合計 40,969 45,677 4,708
17
1. 担保差入有価証券を含む
バリュー・アット・リスク
VaRの前提 VaRの実績(10億円)
– 信頼水準 : 99% – 期間 : 2019.4.1~2019.9.30
– 保有期間 : 1日 – 最大 : 6.9
– 商品の価格変動等を考慮 – 最小 : 3.6
– 平均 : 5.0
2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
(10億円) 3月末 3月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
株式関連 1.2 1.1 2.1 1.1 1.1 1.2 1.8
金利関連 3.1 2.8 2.9 3.5 2.8 3.1 4.0
為替関連 3.2 1.9 2.2 1.7 1.9 3.2 3.2
小計 7.5 5.8 7.2 6.3 5.8 7.5 8.9
分散効果 -1.1 -1.3 -2.7 -1.4 -1.3 -1.5 -4.3
連結VaR 6.4 4.5 4.5 4.9 4.5 6.0 4.6
18
連結決算概要
通期 四半期
(10億円) (10億円)
300 7.9% 10% 150 138.6
16%
8%
14.6%
200
当社株主に帰属する 6% 100 12%
当期純利益(損失) 4%
100 8.4% 8%
219.3
2% 50
55.8 4%
0 0%
ROE(%) 0.8
-2% 0 0%
-100
-100.4 -4% -11.2
-4%
-6% -50
-200
-8%
-8%
-300 -10% -100 -12%
-95.3
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
収益合計(金融費用控除後) 1,497.0 1,116.8 282.9 260.6 301.3 332.0 383.4
税引前当期純利益(損失) 328.2 -37.7 0.5 -76.2 24.4 74.8 128.5
当社株主に帰属する
219.3 -100.4 -11.2 -95.3 0.8 55.8 138.6
当期純利益(損失)
当社株主資本合計 2,749.3 2,631.1 2,800.8 2,662.9 2,631.1 2,662.7 2,707.9
1
ROE(%) 7.9% - - - - 8.4% 14.6%
1株当たり当社株主に帰属する
63.13 -29.90 -3.31 -28.52 0.25 16.83 42.11
当期純利益(損失)(円)
希薄化後1株当たり当社株主に帰属する
61.88 -29.92 -3.32 -28.52 0.23 16.48 41.23
当期純利益(損失)(円)
1株当たり株主資本(円) 810.31 794.69 828.02 805.07 794.69 800.87 837.87
19
1. 四半期のROEは、各決算期累計の当期純利益を年率換算して算出
連結損益
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
収益
委託・投信募集手数料1 373.3 293.1 74.8 72.7 66.1 68.2 65.3
投資銀行業務手数料 101.7 101.5 19.1 33.1 25.3 27.3 22.3
アセットマネジメント業務手数料 245.6 245.5 62.7 60.6 59.2 60.0 59.9
トレーディング損益 442.9 343.0 75.8 96.9 98.4 112.8 105.6
プライベート・エクイティ投資関連損益 -0.9 1.0 0.3 0.5 -0.3 0.8 1.0
金融収益 585.7 777.0 188.7 214.5 204.1 199.5 215.9
投資持分証券関連損益 2.7 -7.0 -1.1 -9.9 1.9 -2.8 2.1
その他 221.2 81.1 28.1 -11.1 43.7 45.7 101.9
収益合計 1,972.2 1,835.1 448.4 457.4 498.4 511.4 573.9
金融費用 475.2 718.3 165.5 196.8 197.1 179.4 190.5
収益合計(金融費用控除後) 1,497.0 1,116.8 282.9 260.6 301.3 332.0 383.4
金融費用以外の費用1 1,168.8 1,154.5 282.5 336.8 276.9 257.2 254.9
税引前当期純利益(損失) 328.2 -37.7 0.5 -76.2 24.4 74.8 128.5
当社株主に帰属する当期純利益(損失) 219.3 -100.4 -11.2 -95.3 0.8 55.8 138.6
1. 2018年4月より、会計基準アップデート第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用したことに伴い、一定の取引執行にかかる収益と関連費用を総額表示から純額表示に変更
20
連結決算:主な収益の内訳
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
委託手数料-株式1 243.8 192.0 47.4 50.5 43.9 42.6 42.5
委託・投信 委託手数料-株式以外 17.0 14.4 3.4 4.3 2.5 2.7 2.8
投信募集手数料 85.7 56.6 15.6 11.5 11.7 16.4 12.6
募集手数料
その他手数料 26.9 30.0 8.4 6.4 8.0 6.4 7.4
合計 373.3 293.1 74.8 72.7 66.1 68.2 65.3
株式 23.2 30.0 5.9 14.7 3.6 3.1 4.9
投資銀行 債券 16.3 22.7 4.6 6.6 5.3 6.8 6.6
M&A・財務コンサルティングフィー 39.3 33.2 5.6 7.3 13.0 10.6 7.1
業務手数料
その他 22.9 15.5 3.0 4.5 3.4 6.9 3.8
合計 101.7 101.5 19.1 33.1 25.3 27.3 22.3
アセット アセットマネジメントフィー 170.4 168.7 43.4 41.5 40.2 40.3 40.0
アセット残高報酬 57.9 61.0 15.3 15.2 15.2 15.7 16.0
マネジメント
カストディアルフィー 17.3 15.8 4.0 3.9 3.9 4.0 4.0
業務手数料
合計 245.6 245.5 62.7 60.6 59.2 60.0 59.9
1. 2018年4月より、会計基準アップデート第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」を適用したことに伴い、一定の取引執行にかかる収益と関連費用を総額表示から純額表示に変更
21
連結決算:セグメント情報と地域別情報 税前利益(損失)
連結決算数値とセグメント数値間の調整:税前利益(損失)
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
営業部門 103.1 49.5 12.2 14.0 3.3 8.1 5.3
1
アセット・マネジメント部門 66.2 34.2 8.9 0.6 14.4 18.1 10.0
ホールセール部門 100.6 -111.4 4.9 -95.9 -13.0 20.0 18.9
3セグメント合計税前利益 269.9 -27.7 26.0 -81.3 4.7 46.3 34.2
1
その他 56.4 -2.8 -24.5 15.1 17.8 31.5 93.4
セグメント合計税前利益 326.3 -30.5 1.6 -66.2 22.5 77.7 127.7
営業目的で保有する
1.9 -7.2 -1.1 -10.0 1.8 -2.9 0.8
投資持分証券の評価損益
税前利益(損失) 328.2 -37.7 0.5 -76.2 24.4 74.8 128.5
地域別情報:税前利益(損失)2
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
米 州 -8.8 -114.1 -21.6 -87.1 -3.7 14.3 1.1
欧 州 -14.7 -56.9 -11.6 -14.5 -25.5 4.5 -1.5
アジア・オセアニア 22.8 5.0 1.0 -3.9 8.7 11.6 10.5
海外合計 -0.7 -165.9 -32.2 -105.5 -20.5 30.4 10.2
日本 328.8 128.2 32.6 29.4 44.9 44.4 118.3
税前利益(損失) 328.2 -37.7 0.5 -76.2 24.4 74.8 128.5
1. 2019年3月期1Qより、従来アセット・マネジメント部門に含めていた野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジーをセグメント「その他」に移行 2. 米国会計原則に基づく「地域別情報」を記載(但し当第2四半期の数値は速報値)。
米国会計原則に基づく「地域別情報」は、その収益および費用の各地域への配分が原則として役務の提供される法的主体の所在国に基づき行われており、当社において経営管理目的で用いられているものではありません
22
セグメント「その他」
税前利益(損失)
通期 四半期
(10億円)
100.0 93.4
80.0
60.0 56.4
40.0 31.5
15.1 17.8
20.0
0.0
-2.8
-20.0
-24.5
-40.0
1 2 1 2 3 4 5
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
経済的ヘッジ取引に関連する損益 -6.5 1.8 -16.0 25.1 6.6 12.8 7.0
営業目的で保有する投資持分証券
0.8 0.2 0.0 0.1 0.1 0.1 1.3
の実現損益
関連会社損益の持分額 34.2 32.5 8.5 1.4 15.9 8.3 8.0
本社勘定 -41.9 -36.0 -23.7 0.6 -10.4 1.4 -4.6
その他 69.7 -1.3 6.7 -12.2 5.7 8.9 81.8
税前利益(損失) 56.4 -2.8 -24.5 15.1 17.8 31.5 93.4
23
営業部門関連データ(1)
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 半期比 同期比
委託・投信募集手数料 192.7 142.8 36.8 34.1 31.0 34.5 31.2 -9.6% -15.4%
うち株式委託手数料 82.2 60.2 15.3 15.8 12.2 12.5 12.6 1.0% -17.5%
うち投資信託募集手数料 87.1 57.9 15.6 11.7 12.1 16.5 12.6 -23.6% -19.3%
販売報酬 91.5 55.8 15.5 10.9 10.5 14.9 12.7 -15.0% -18.1%
投資銀行業務手数料等 26.0 34.0 7.0 14.3 6.7 5.6 6.0 7.1% -14.3%
投資信託残高報酬等 93.6 95.4 24.0 23.6 23.4 23.4 23.4 -0.2% -2.6%
純金融収益等 9.2 11.5 2.4 3.8 2.6 2.3 3.7 61.9% 52.8%
収益合計(金融費用控除後) 412.9 339.5 85.7 86.8 74.2 80.6 76.9 -4.7% -10.3%
金融費用以外の費用 309.8 290.0 73.5 72.7 70.9 72.5 71.6 -1.2% -2.5%
税前利益 103.1 49.5 12.2 14.0 3.3 8.1 5.3 -35.2% -56.9%
国内投信販売金額1 3,610.5 2,423.7 648.8 527.5 499.8 741.5 566.7 -23.6% -12.7%
公社債投信 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - -
株式投信 3,198.6 2,130.8 583.6 451.7 426.4 618.8 493.5 -20.3% -15.4%
外国投信 411.9 292.9 65.2 75.8 73.4 122.7 73.2 -40.4% 12.2%
その他
年金保険契約累計額(期末) 3,094.5 3,260.7 3,178.2 3,225.1 3,260.7 3,308.7 3,356.7 1.4% 5.6%
個人向け国債販売額
628.1 1,022.8 206.5 237.6 266.6 296.7 236.4 -20.3% 14.5%
(約定ベース)
リテール外債販売額 1,249.9 848.9 211.0 193.1 210.1 222.0 195.4 -12.0% -7.4%
1. 旧ネット&コールを除く。尚、2018年3月期4Q以降は、旧ネット&コールを含む
24
営業部門関連データ(2)
営業部門顧客資産残高1
(兆円)
その他
140
外国投信 122.8
120 117.7 114.7 114.7 114.8
110.0 113.1
公社債投信 100
株式投信 80
60
国内債券
40
外貨建債券
20
エクイティ
3
2
3 0 3
2
3
2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
エクイティ 75.7 71.9 79.8 68.4 71.9 70.3 71.9
1
外貨建債券 6.1 6.3 6.1 6.2 6.3 6.4 6.3
国内債券1
2
11.9 12.5 12.1 12.3 12.5 12.4 12.5
株式投信 9.1 9.0 9.2 8.3 9.0 9.0 8.9
公社債投信 7.1 6.8 7.1 6.8 6.8 6.9 7.1
外国投信 1.2 1.1 1.2 1.1 1.1 1.1 1.1
その他2 6.7 7.1 7.2 6.9 7.1 7.0 7.1
合計 117.7 114.7 122.8 110.0 114.7 113.1 114.8
1. CB・ワラントを含む 2. 年金保険契約資産残高を含む
25
営業部門関連データ(3)
現金本券差引1
通期 四半期
(10億円) (10億円)
2,500 2,500
2,015
2,000 2,000 1,762
1,500 1,500
1,000 1,000
682
500 500
0 0
-6
-121
-500 -403 -500
-393
2019年3月期 2020年3月期
2018年3月期 2019年3月期
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
1. 地域金融機関を除く、現金および本券の流入から流出を差引
26
営業部門関連データ(4)
口座数
(千口座) 2018年3月期 2019年3月期 2019年3月期 2020年3月期
3月末 3月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
残あり顧客口座数 5,318 5,338 5,318 5,354 5,338 5,335 5,326
株式保有口座数 2,822 2,908 2,829 2,905 2,908 2,914 2,913
オンラインサービス口座数1 4,387 4,569 4,470 4,526 4,569 4,601 4,632
個人新規開設口座数・IT比率2
通期 四半期
(千口座) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
個人新規開設口座数 231 257 65 73 60 49 48
IT比率2
売買件数ベース 67% 78% 78% 77% 80% 79% 79%
売買金額ベース 43% 53% 54% 53% 53% 53% 53%
1. 2018年1月にネット&コール及びホームトレードを統合し、「オンラインサービス」として新たにサービス提供を開始
2. 現物株のうち、旧ホームトレードを通じて売買された割合。尚、2018年3月期4Q以降は、現物株のうち、オンラインサービスを通じて売買された割合
27
アセット・マネジメント部門関連データ(1)
通期1 四半期1
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 半期比 同期比
収益(除:ACI関連損益) 105.3 102.9 26.1 24.5 26.0 25.8 25.0 -3.2% -4.3%
ACI関連損益 22.1 -5.0 -1.5 -8.3 4.9 8.7 0.7 -92.3% -
収益合計(金融費用控除後) 127.3 97.8 24.7 16.2 30.9 34.5 25.7 -25.6% 4.0%
金融費用以外の費用 61.2 63.7 15.8 15.6 16.5 16.4 15.6 -4.5% -0.9%
税前利益 66.2 34.2 8.9 0.6 14.4 18.1 10.0 -44.6% 12.7%
運用資産残高‐会社別
(兆円) 2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
野村アセットマネジメント 52.4 53.4 55.1 50.2 53.4 53.4 54.1
野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー 2.8 - - - - - -
ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント 2.7 3.0 2.9 2.6 3.0 3.0 3.0
運用資産残高(グロス)2 57.8 56.4 58.0 52.9 56.4 56.4 57.2
グループ会社間の重複資産 7.8 5.0 5.2 4.5 5.0 4.8 4.7
運用資産残高(ネット)3 50.0 51.4 52.8 48.3 51.4 51.6 52.4
1. この表は、アセット・マネジメント部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかない指標である収益(ACI関連損益を除く)およびACI関連損益の調整を示す。「ACI関連
損益」には、当社が保有するACI株式の時価評価損益、ACI株式取得資金に係る利息相当額、および当社がACIから受領した配当金が含まれる。2019年3月期1Q以降は、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジーを含まな
い
2. 野村アセットマネジメント、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー、ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント、ウエルス・スクエアの運用資産の単純合計。2018年6月末以降は、野村ファンド・リサーチ・アン
ド・テクノロジーを含まない 28
3. 運用資産残高(グロス)から重複資産控除後
アセット・マネジメント部門関連データ(2)
アセット・マネジメント部門 資金流出入-ビジネス別1
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
投資信託ビジネス 3,131 2,187 280 1,141 503 672 259
うちETF 3,022 2,531 510 1,391 483 642 246
投資顧問ビジネス 203 20 156 -354 109 -164 121
資金流出入 合計 3,334 2,207 436 787 612 508 381
国内公募投信残高推移と野村アセットマネジメントのシェア2
2018年 2019年
(兆円) 2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
国内公募株式投信残高
マーケット 96.9 101.5 103.8 93.6 101.5 101.9 104.3
野村アセットマネジメントシェア 25% 26% 25% 26% 26% 26% 26%
国内公募公社債投信残高
マーケット 12.3 11.6 12.5 11.6 11.6 11.7 11.9
野村アセットマネジメントシェア 44% 45% 44% 45% 45% 44% 44%
ETF残高
マーケット 32.5 37.4 37.4 33.6 37.4 38.2 39.9
野村アセットマネジメントシェア 46% 45% 45% 45% 45% 45% 45%
1. 運用資産残高(ネット)に基づく資金流出入 2. 出所:投資信託協会
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ホールセール部門関連データ
通期 四半期
(10億円) 2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 半期比 同期比
収益合計(金融費用控除後) 715.3 555.4 147.7 128.2 142.2 159.5 156.7 -1.7% 6.1%
金融費用以外の費用 614.7 666.8 142.7 224.1 155.3 139.5 137.8 -1.2% -3.5%
税前利益(損失) 100.6 -111.4 4.9 -95.9 -13.0 20.0 18.9 -5.4% 3.8x
ホールセール部門 収益の内訳1
通期 四半期
(10億円)
2018年 2019年 2019年3月期 2020年3月期 前四 前年
3月期 3月期 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 半期比 同期比
フィクスト・インカム 341.6 232.8 69.6 37.5 68.0 82.5 77.2 -6.4% 11.0%
エクイティ 261.6 220.2 54.2 65.9 45.6 53.3 55.6 4.4% 2.5%
グローバル・マーケッツ 603.2 453.0 123.8 103.5 113.6 135.7 132.8 -2.2% 7.3%
インベストメント・バンキング 112.1 102.3 23.9 24.7 28.6 23.7 23.9 0.6% 0.1%
収益合計(金融費用控除後) 715.3 555.4 147.7 128.2 142.2 159.5 156.7 -1.7% 6.1%
1. 2018年4月の組織再編に伴い、2017年3月期、2018年3月期のフィクスト・インカム、エクイティおよびインベストメント・バンキング収益を組み替えて表示
2. この表は、ホールセール部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成され、米国会計原則に基づかないグローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキングに係る指標の調整を示す
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人員数
2018年 2019年
2019年3月期 2020年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 9月末 12月末 3月末 6月末 9月末
日本 15,819 15,852 16,296 16,138 15,852 16,423 16,119
欧州 3,057 2,909 3,020 2,963 2,909 2,775 2,734
米州 2,362 2,357 2,390 2,384 2,357 2,230 2,167
アジア・オセアニア1 6,810 6,746 6,843 6,796 6,746 6,684 6,610
合計 28,048 27,864 28,549 28,281 27,864 28,112 27,630
1. インド(ポワイ・オフィス)を含む
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きではなく、不確実性やリスク要因をあわせて考慮する必要がある点にご留意ください。実際の結果に影響を与える可能性がある重要なリスク要因として
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