8604 野村 2019-10-29 15:00:00
2020年3月期第2四半期の連結決算について [pdf]

           News Release

                                          2019年10月29日
関係各位
                                   野村ホールディングス株式会社
                                           コード番号8604
                                          東証・名証第一部



           2020年3月期第2四半期の連結決算について


 野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:永井浩二、以下「当社」)の2020年
3月期第2四半期(2019年7-9月、以下「当四半期」)連結決算の概要をお知らせします。


 当四半期の収益合計(金融費用控除後)は3,834億円、税前利益は1,285億円、当社株主に帰属す
る当期純利益は1,386億円、希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益は41円23銭でし
た。


 また、2020年3月期上半期(2019年4-9月、以下「当上半期」)の収益合計(金融費用控除後)は
7,154億円、税前利益は2,033億円、当社株主に帰属する当期純利益は1,944億円、希薄化後一株当
たり当社株主に帰属する当期純利益は57円66銭となりました。


 2019年9月末日を基準日とする配当金は、1株当たり15円とします。配当金の支払い開始日は2019
年12月2日の予定です。


 グループCEOの永井浩二は、「このたびの令和元年台風第19号により被災された皆様に、心よりお
見舞い申し上げますとともに、早期の復旧をお祈り申し上げます。
 当四半期は、ビジネス・ポートフォリオの見直しやコスト削減の取り組みが奏功し、海外ビジネスは2
四半期連続で税前黒字を確保しました。また、野村総合研究所株式の一部売却益が大きく貢献し、全
社の利益は前四半期比で大幅な増益となりました。
 一方で、米中貿易摩擦や地政学リスクの高まりなどを背景に難しい市場環境が続き、ビジネス部門
は前四半期比で減益となりました。営業部門では、営業社員の再配置や店舗統合など、将来に向けた
体制構築を推し進める中、お客様の投資心理の低下などもあり、総募集買付が伸び悩みました。ホー
ルセール部門は好調だった前四半期比でフィクスト・インカムが減収となりましたが、エクイティ、インベ
ストメント・バンキングは堅調でした。アセット・マネジメント部門は13四半期連続で資金流入が継続し、
運用報酬は引き続き安定しています。
 今後とも、内部管理態勢のより一層の拡充と企業価値向上に向けてスピード感を持って取り組み、ど
のような環境においても持続的な成長ができる事業基盤の構築を進めていきます。」と述べています。
                            決算ハイライト


 当上半期
  ビジネス・プラットフォームの再構築に取り組み、コストやリスク・コントロールを徹底した結果、3セ
     グメント合計の税前利益は805億円と前年同期比で65%の増益となりました。また、保有株式の
     売却などにより3セグメント以外の損益も大幅に改善しました。


 当四半期
  3セグメント合計の税前利益が342億円と前四半期比で26%の減益でしたが、ビジネス・ポート
     フォリオの見直しが奏功して、海外ビジネスは2四半期連続で税前黒字となりました。また、野村
     総合研究所株式の一部売却などにより3セグメント以外の収益が大幅に増加しました。


  当四半期末現在の連結貸借対照表の資産合計は45.7兆円、株主資本は2.7兆円でした。当四半
     期末における速報値(バーゼル3基準)で、連結Tier 1比率は18.4%、連結普通株式等Tier 1比
     率は17.3%となっています。




               2020年3月期                         2020年3月期     前年
                            前四半期比     前年同期比
                第2四半期                              上半期      同期比

   収益合計
                 3,834億円      +15%      +36%      7,154億円    +29%
 (金融費用控除後)

      税前利益       1,285億円      +72%     275.1倍     2,033億円   14.4倍


 当期純利益(損失)       1,386億円      +148%         -     1,944億円         -




                           当四半期の各部門の状況


 営業部門
   収益合計(金融費用控除後)は769億円、税前利益は53億円でした。米中貿易摩擦などを背景に
 お客様の投資心理が低下し、株式や投資信託を中心に総募集買付が減少しました。そのような中、
 相続ニーズを捉えたラップ信託を中心に、SMA※の契約件数や残高は順調に積み上がっています。

 ※
     投資一任サービス商品のひとつで、セパレートリー・マネージド・アカウントの略




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                   2020年3月期
                                 前四半期比       前年同期比
                    第2四半期
     収益合計
                        769億円        △5%        △10%
   (金融費用控除後)

      税前利益               53億円        △35%       △57%




 アセット・マネジメント部門
   収益合計(金融費用控除後)は257億円、税前利益は100億円でした。アメリカン・センチュリー・イ
 ンベストメンツ関連損益が前四半期比で減少しましたが、ビジネスは堅調で、運用資産残高は52.4
 兆円と過去2番目に高い水準でした。


                   2020年3月期
                                 前四半期比       前年同期比
                    第2四半期
     収益合計
                        257億円        △26%         +4%
   (金融費用控除後)

      税前利益              100億円        △45%        +13%




 ホールセール部門
   収益合計(金融費用控除後)は1,567億円、税前利益は189億円でした。グローバル・マーケッツ
 は、日本と米州が貢献してエクイティが前四半期比で増収となりましたが、フィクスト・インカムは好調
 だった前四半期と比べて6%の減収でした。インベストメント・バンキングは社債引受ビジネスが健闘
 し、前四半期並みの収益を維持しました。


                   2020年3月期
                                 前四半期比       前年同期比
                    第2四半期
     収益合計
                       1,567億円       △2%          +6%
   (金融費用控除後)

      税前利益              189億円        △5%         3.8倍




                                                        以上




<お問合わせ先> グループ広報部   西脇、山下、江本、大津、古本、小林、新玉 TEL:03-3278-0591

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詳細につきましては、当社ホームページ(https://www.nomuraholdings.com/jp/investor/)にて掲載の決算
短信および決算説明資料をご覧ください。また、本日(2019年10月29日)午後6時30分より、決算説明会(テ
レフォン・カンファレンス)を開催する予定です。この模様は、当社ホームページ
(https://www.nomura.com/jp/)を通じてライブ配信します。


本資料は、米国会計基準による2020年3月期第2四半期の業績に関する情報の提供を目的としたものであ
り、当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的としたものではありません。本資料に含まれる連結財務情
報は、監査対象外とされています。


本資料に掲載されている事項は、資料作成時点における当社の見解であり、その情報の正確性および完全
性を保証または約束するものではなく、今後、予告なしに変更されることがあります。本資料は、2019年9月
30日現在のデータに基づき作成されています。なお、本資料で使用するデータおよび表現等の欠落・誤謬等
につきましてはその責を負いかねますのでご了承ください。


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