8604 野村 2020-08-05 16:00:00
2021年3月期第1四半期決算説明資料 米国会計基準(US GAAP) [pdf]
Connecting Markets East & West
2021年3月期第1四半期
決算説明資料
米国会計基準 (US GAAP)
野村ホールディングス株式会社
2020年7月 © Nomura
目次
プレゼンテーションの概要 Financial Supplement
エグゼクティブ・サマリー(P2) バランス・シート関連データ(P16)
2021年3月期決算の概要(P3) バリュー・アット・リスク(P17)
セグメント情報(P4) 連結決算概要(P18)
営業部門(P5-6) 連結損益(P19)
アセット・マネジメント部門(P7-8) 連結決算:主な収益の内訳(P20)
ホールセール部門(P9-11) 連結決算:セグメント情報と地域別情報 税前利益(損失)(P21)
金融費用以外の費用(P12) セグメント「その他」(P22)
強固な財務基盤を維持(P13) 営業部門関連データ(P23-26)
資金調達と流動性(P14) アセット・マネジメント部門関連データ(P27-28)
ホールセール部門関連データ(P29)
人員数(P30)
エグゼクティブ・サマリー
2021年3月期第1四半期の決算ハイライト 税前利益(損失)、当期純利益(損失)1の推移
全社 (10億円)
税前利益: 1,818億円、当期純利益1: 1,425億円、ROE2: 21.0%、EPS3: 45.65円 税前利益(損失) 当期純利益(損失)
181.8
– 税前利益および当期純利益は、米国会計基準の適用を開始した2002年3月期以降、2番目の高水準
3セグメントの税前利益が大幅に増加 ~ 3月のマーケット急落からの正常化、ポートフォリオ・リバラン 138.6
128.5 142.5
スといった顧客アクティビティ等を背景にホールセール部門収益は過去最高4を記録
セグメントその他では、日本橋再開発事業の権利変換計画の認可に伴う利益(711億円)が貢献
74.8 69.7
– ビジネス・ポートフォリオの見直しや競争優位性のある分野への注力も奏功し、海外3地域の税前利益(642
55.8 57.1
億円)も過去最高5 ~実効税率は21%に低下
3セグメントの税前利益は1,221億円(前四半期比6.2倍) -24.7
-34.5
営業部門 2021年
2020年3月期
3月期
– 営業活動に制約がある中で底堅い利益を確保~四半期を通じてセカンダリー株式が好調、投資一任や保
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
険販売は低調
3セグメント税前利益(損失)
アセット・マネジメント部門
ホールセール部門 122.1
– アメリカン・センチュリー・インベストメンツ(以下、ACI)関連損益の回復を受けて、部門業績は前四半期から アセット・マネジメント部門
大幅に改善 営業部門
– 16四半期連続で資金が流入、期中平均の運用資産残高は前四半期比ほぼ横ばいも、期末残高は市場要
70.2
因もあり54.5兆円を回復
46.3
34.2
ホールセール部門
– 3月マーケット急変からの正常化、ポートフォリオ・リバランスといった顧客アクティビティや適度なボラティリ 19.8
ティを背景に、フィクスト・インカム、米州・アジアのエクイティ収益が大幅に伸長
– インベストメント・バンキングは前四半期から回復するも、国内ECMやクロスボーダーM&A、買収/レバレッ 2021年
2020年3月期
3月期
ジド・ファイナンス案件は低調
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失) 2. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出 3. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益 2
4. 米国会計基準の適用を開始した2002年3月期以降 5. 海外3地域の税前利益(損失)を開示し始めた2003年3月期以降
2021年3月期決算の概要
決算ハイライト
2021年3月期 2020年3月期 2020年3月期
前四半期比 前年同期比
第1四半期 第4四半期 第1四半期
収益合計
4,607億円 2,375億円 94% 3,320億円 39%
(金融費用控除後)
金融費用以外の費用 2,789億円 2,622億円 6% 2,572億円 8%
税前利益 1,818億円 -247億円 - 748億円 143%
当期純利益1 1,425億円 -345億円 - 558億円 155%
EPS2 45.65円 -11.31円 - 16.48円 177%
ROE3 21.0% - 8.4%
1. 当社株主に帰属する当期純利益(損失)
2. 希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(損失) 3
3. 各期間の当社株主に帰属する当期純利益を年率換算して算出
セグメント情報
収益合計(金融費用控除後)、税前利益(損失)
2021年3月期 2020年3月期 前四 2020年3月期 前年
第1四半期 第4四半期 半期比 第1四半期 同期比
収益 営業部門 811億円 888億円 -9% 806億円 1%
アセット・マネジメント部門 340億円 70億円 4.8x 345億円 -1%
ホールセール部門 2,487億円 1,459億円 70% 1,595億円 56%
3セグメント合計 3,638億円 2,417億円 50% 2,746億円 32%
その他(※) 947億円 123億円 7.7x 603億円 57%
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 23億円 -166億円 - -29億円 -
収益合計(金融費用控除後) 4,607億円 2,375億円 94% 3,320億円 39%
税前利益 営業部門 151億円 184億円 -18% 81億円 86%
(損失) アセット・マネジメント部門 192億円 -87億円 - 181億円 6%
ホールセール部門 879億円 101億円 8.7x 200億円 4.4x
3セグメント合計 1,221億円 198億円 6.2x 463億円 164%
その他(※) 574億円 -279億円 - 315億円 83%
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益 23億円 -166億円 - -29億円 -
税前利益(損失) 合計 1,818億円 -247億円 - 748億円 143%
(※) 第1四半期の「その他」に関する補足 日本橋再開発事業の権利変換計画の認可に伴う利益(711億円)
経済的ヘッジ取引に関連する損益(56億円)
デリバティブに関する自社およびカウンター・パーティのクレジット・スプレッドの変化に起因する損失(54億円)
4
営業部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益 決算のポイント
(10億円) 収益: 811億円 (前四半期比9%減、前年同期比1%増)
2021年 税前利益: 151億円 (前四半期比18%減、前年同期比86%増)
2020年3月期 営業活動に制約がある中で、底堅い利益を確保
3月期 前四 前年
半期比 同期比 − 4-5月はお客様の投資マインド低下や対面サービスの一部制約が収益に影響、
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
6月は回復 ~四半期を通じてセカンダリー株式は好調、投資一任や保険販売
は低調
収益合計(金融費用控除後) 80.6 76.9 90.0 88.8 81.1 -9% 1%
− コスト削減効果の顕在化に加えて、広告宣伝費や旅費交通費等も減少
金融費用以外の費用 72.5 71.6 72.4 70.4 66.0 -6% -9% 顧客基盤 6月末 / 1Q 3月末 / 4Q
− 顧客資産残高 112.2兆円 104.0兆円
税前利益 8.1 5.3 17.6 18.4 15.1 -18% 86% − 残あり顧客口座数 532万口座 532万口座
− 現金本券差引1 4,237億円 -5,596億円
− 入金預り2 7,231億円 1兆1,806億円
総募集買付額2
(10億円)
株式 債券 投資信託 投資一任、保険 総募集買付額2は前四半期比13%減
3,000 株式:前四半期比7%増
– 日本株・外国株式ともにセカンダリー株式買付が増加し、株式募集買付は6四
半期ぶりの高水準
2,000 – プライマリー株式募集額3は大幅に減少 (17億円、前四半期比94%減)
投資信託:前四半期22%減
1,000 – 4-5月の投信買付は低調
– 四半期後半にかけて米国株やテクノロジー関連商品を中心に資金が流入
0 債券販売額は1,892億円、前四半期比62%減
2020年3月期 2021年3月期 – 個人向け国債販売は大幅に減少
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
1. 地域金融機関を除く、現金および本券の流入から流出を差引 2. リテールチャネルのみ対象 投資一任契約、保険販売額は前四半期比62%減 5
3. リテールチャネル、ネット&コール、ほっとダイレクトが対象
営業部門:お客様ニーズを捉えたサービス提供を継続
ストック資産、ストック収入
(兆円) (10億円) 6月末 / 1Q 3月末 / 4Q
ストック資産 ストック収入(右軸)
20.0 30.0
16.9 16.8 17.4
16.3 6月末のストック資産はマーケットの回復を背景に増加するも、期中平均は前四半
15.3
22.5 22.4 22.5
21.3
期を下回り、ストック収入は低下
15.0
20.0 – ストック資産 16.3兆円 15.3兆円
19.7
– 投信純増1 223億円 6億円
10.0 – 投資一任純増1 -702億円 -612億円
– ストック収入 197億円 213億円
10.0
5.0
コンサルティング関連ビジネスは4-5月の対面サービスの制約が影響し、減少
– コンサルティング関連収入 16億円 46億円
0.0 0.0
2020年3月期 2021年3月期
お客様へのアプローチ方法を多様化することで稼働顧客数は前年レベルを維持
6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
コンサルティング関連収入 稼働顧客数2
(10億円) (千口座)
2020年3月期 2021年3月期
5.0 4.6 1,200
1,071
4.0 3.5 3.6 1,000
3.2 863
3.0 800 695
2.0 1.6 600 473
1.0 400 465
0.0 200
2020年3月期 2021年3月期
6月末 9月末 12月末 3月末
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
1. リテールチャネル、国内のウェルス・マネジメント・グループが対象 2. 4月1日以降に一度でも買付を行った顧客数(累計)
6
アセット・マネジメント部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益1 決算のポイント
(10億円)
収益: 340億円 (前四半期比4.8倍、前年同期比1%減)
2021年
2020年3月期
3月期 前四 前年 税前利益: 192億円 (前年同期比6%増)
半期比 同期比
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q − アメリカン・センチュリー・インベストメンツ(以下、ACI)関連損益の回復を受けて、
部門業績は前四半期から大幅に改善
収益(除:ACI 関連損益) 25.8 25.0 26.0 23.4 23.7 1% -8%
− 16四半期連続で資金が流入、期中平均の運用資産残高は前四半期比ほぼ
ACI 関連損益 8.7 0.7 -0.6 -16.4 10.3 - 19%
横ばいも、期末残高は市場要因もあり54.5兆円を回復
収益合計(金融費用控除後) 34.5 25.7 25.4 7.0 34.0 4.8x -1%
金融費用以外の費用 16.4 15.6 16.1 15.8 14.9 -6% -9%
投資信託ビジネス
税前利益 18.1 10.0 9.3 -8.7 19.2 - 6% ETFへの資金流入が継続し、残高は過去最高を更新(6月末:20.3兆円、シェア3:
運用資産残高(ネット)2 45%)
銀行等チャネルや確定拠出年金(DC)専用投信で資金が流入
(兆円) 投資信託ビジネス 投資顧問ビジネス
一方、ファンドラップの解約に伴い、外国債券ファンドを中心に資金が流出
52.4 55.6 54.5
51.6
49.3
15.8 16.8 15.9
15.6 15.0 投資顧問及び海外ビジネス
国内は、公的年金からオルタナティブ投資等に資金が流入するも、基本ポートフォ
38.8 リオの変更や給付充当資金を目的に、債券中心に解約が増加
36.0 36.6 34.3 38.5
海外は、市況回復を背景に米国・欧州の機関投資家を中心にハイ・イールドへ資
金流入
1 2 2020年3月期 3 4 2021年3月期
5
6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
1. この表は、アセット・マネジメント部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかない指標である収益(ACI関連損益を除く)およびACI関連損益の調整を示す。「ACI関連損益」
には、当社が保有するACI株式の時価評価損益、ACI株式取得資金に係る利息相当額、および当社がACIから受領した配当金等が含まれる 7
2. 野村アセットマネジメント、ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント、ウエルス・スクエアの運用資産の単純合計(グロス)から重複資産を控除
3. 出所:投資信託協会
アセット・マネジメント部門: 銀行等チャネルの拡大
資金流出入1 野村アセットマネジメントの公募投信シェア2
(10億円)
投資信託ビジネス 投資顧問ビジネス 29.0%
1,500 28.5%
28.2%
1,000 27.8% 27.9%
707 28.0% 27.7%
494 146
381 1,210
500 1,046
672 121 198
508 560 27.0%
259 296
0
-164 -163
-500 26.0%
2020年3月期 2021年3月期 2020年3月期 2021年3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
投資信託ビジネスの資金流出入内訳1 銀行等チャネルの拡大
(10億円) MRF等
投資信託ビジネス(除ETF) ETF 直近3年間の銀行等チャネル残高の推移
上記以外の投資信託(除ETF) (2017年6月末を100として指数化)
2,000
1,500 投信販売を拡大すべく、銀行 資金流入により
1,130 1,153 等チャネルを通じた取り組みを 残高が25%増加
1,000 継続
642 246 118 125
500 110
57 100
182
115 足元ではマルチ・アセット商品
31 13
0 の販売が伸び、銀行等チャネ
ル経由の残高が拡大
-500
-570
-1,000 今後も投信販売ネットワークの
2020年3月期 2021年3月期 裾野拡大に向けた取り組みを
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 継続 2017年 2018年 2019年 2020年
6月末 6月末 6月末 6月末
8
1. 運用資産残高(ネット)に基づく 2. 出所:投資信託協会
ホールセール部門
収益合計(金融費用控除後)、税前利益(損失)1 決算のポイント
2021年
(10億円) 2020年3月期 前四 前年 収益: 2,487億円 (前四半期比70%増、前年同期比56%増)
3月期
半期比 同期比 税前利益: 879億円 (前四半期比8.7倍、前年同期比4.4倍)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
過去最高 3の四半期収益を計上
グローバル・マーケッツ 135.7 132.8 160.1 134.3 232.6 73% 71%
− 3月のマーケット急落からの正常化、ポートフォリオ・リバランスといった顧客アク
インベストメント・バンキング 23.7 23.9 26.4 11.6 16.1 38% -32% ティビティや適度なボラティリティを背景に、フィクスト・インカム、米州・アジアのエ
収益合計(金融費用控除後) 159.5 186.5 145.9 248.7 70% 56%
クイティ収益が大幅に伸長
156.7
− インベストメント・バンキングは前四半期から回復するも、国内ECMやクロスボー
金融費用以外の費用 139.5 137.8 143.3 135.8 160.8 18% 15% ダーM&A、買収/レバレッジド・ファイナンス案件は低調
税前利益/損失 20.0 18.9 43.2 10.1 87.9 8.7x 4.4x コスト抑制に努めた結果、税前利益は前四半期比・前年同期比ともに大幅に増加
(直近4四半期平均)
経費率 87% 88% 77% 93% 65% (78%) 地域別収益(前四半期比、前年同期比)
米州:921億円(68%増、55%増)
収益/調整リスク・アセット2 6.4% 6.2% 7.6% 5.8% 7.9% (6.9%)
− ビジネス再構築後、最高の四半期収益を達成 ~金利プロダクトや証券化商品を
中心にフィクスト・インカム収益が好調、エクイティはデリバティブが回復
地域別収益
(10億円) 日本:664億円(16%増、42%増)
250.0
− 金利、為替、クレジットを中心にフィクスト・インカムが好調
200.0 92.1
米州 欧州:588億円(4.9倍、100%増)
150.0 73.6
59.3 51.0
54.8 58.8 欧州 − 各国国債などの金利プロダクト、為替/エマージング、クレジットを中心にフィクス
100.0 28.2 36.9 ト・インカムが好調
29.4 12.1 31.4 アジア
24.0 26.3 22.4 21.6
50.0
51.1 53.7 57.5 66.4 日本
46.8 アジア:314億円(45%増、31%増)
0.0
2020年3月期 2021年3月期 − アジア通貨中心に為替/エマージングが好調、クレジットやエクイティ・デリバティブ
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q は復調
1. この表は、ホールセール部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかないグローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキングに係る指標の調整を示す
2. ホールセール部門収益合計(金融費用控除後、年換算)を、ホールセール部門が使用する調整リスク・アセット(各会計期間の日次平均)で除したもの。調整リスク・アセット(各会計期間の日次平均)は米国会計原則に基づかない指標で、 9
(1)バーゼル3規制のリスク・アセットと、(2)バーゼル3規制の資本調整項目を当社が内部で設定する最低資本比率で除して算出したリスク・アセット相当額の合計 3. 米国会計基準の適用を開始した2002年3月期以降
ホールセール部門:グローバル・マーケッツ
収益合計(金融費用控除後) 2021年3月期第1四半期 地域別収益
(10億円)
エクイティ
前年同期比 前四半期比
フィクスト・インカム 232.6
グローバル・マーケッツ
前四半期比 グローバル・
77.7 マーケッツ フィクスト・
160.1 +73% エクイティ
135.7 134.3 インカム
132.8
前年同期比
60.3
53.3 +71% 米州
55.6 56.3
154.9
82.5 99.7 欧州
77.2 78.0
2020年3月期 2021年3月期
アジア
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
決算のポイント 日本
収益:2,326億円 (前四半期比73%増、前年同期比71%増) 0% ~ ±5% ±5% ~ ±15% ±15% ~
− 過去最高1の四半期収益を計上 ~3月のマーケット急落からの正常化、ポート
フォリオ・リバランスといった顧客アクティビティや、依然として高水準のボラティ
リティを背景に収益は大きく伸長 米州:フィクスト・インカムは金利プロダクトが大きく貢献したほか、証券化商品は前
四半期から回復、エクイティはデリバティブが復調、キャッシュは高水準を維持
フィクスト・インカム
収益:1,549億円 (前四半期比98%増、前年同期比88%増) 欧州:フィクスト・インカムはクレジットが回復したほか、金利プロダクトは大幅に増
− クレジットや証券化商品が回復、金利プロダクトは好調だった前四半期比で 収、キャッシュ・エクイティは前四半期からは減収
大幅増収となり、フィクスト・インカム収益は過去最高を記録1 アジア:フィクスト・インカムは為替/エマージングが引き続き好調だったほか、クレ
ジットは前四半期から回復、エクイティはデリバティブが改善
エクイティ
収益:777億円 (前四半期比38%増、前年同期比46%増) 日本:フィクスト・インカムは金利が引き続き好調、クレジットも大幅に増収、エクイ
− デリバティブは米州・アジアが回復し増収、キャッシュ・エクイティは引き続き ティはキャッシュ、デリバティブともに好調だった前四半期からほぼ横ばいの水準
好調
10
1. 米国会計基準の適用を開始した2002年3月期以降
ホールセール部門: インベストメント・バンキング
収益合計(金融費用控除後) ビジネスモメンタムを維持
(10億円)
日本・海外とも大型案件の起債を複数サポート、米州・アジア
ECMも堅調
26.4
23.7 23.9
前四半期比
+38% ヒューリック 英DMO
16.1 劣後債 (2,000億円) ギルト債 (£9.0bn)
前年同期比
11.6 -32% ECM/
DCM Yeahka 欧州金融安定ファシリティ (EFSF)
香港IPO (HKD1.8bn) ベンチマーク債 (€4.5bn)
2020年3月期 2021年3月期 GigCapital3 JR西日本
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 SPAC IPO ($200m) 普通社債 (1,900億円)
決算のポイント クロスボーダー案件が低調な中、国内・域内案件をサポート
収益: 161億円 (前四半期比38%増、前年同期比32%減) M&A ソニーによるソニーFHのTOB CarlsbergとMarston’sによる英国内
− 米州ECM、日本・欧州DCMなど、手元流動性確保のためのファイナンス案件 (3,955億円) ビール醸造企業設立 (£507m)
を複数サポート
− 新型コロナウイルスの感染拡大や地政学リスクの影響を受けて国内ECMや
マーケットの回復を受けて、6月は欧米で案件に関与
クロスボーダーM&A、買収/レバレッジド・ファイナンス案件が低調
Hellman & Friedman保有のKronos BridgepointによるCEP
ALF
日本: とUltimate Software合併に付随する 買収に付随するファイナンス
− 収益は前四半期比ほぼ横ばい ~ECMソリューションやDCM案件は増加も、 リファイナンス ($3.5bn) (€775m)
M&AやECM案件が低調
海外: 顧客ニーズに応じて多様なESG債をサポート
− 前四半期比で増収 ~米州・欧州の買収/レバレッジド・ファイナンス収益等が グリーンボンド:
回復 ESG関連 旭化成、NTTファイナンス、
サステナブル・ディベロップメント・ボンド:
− M&A収益は減少も、欧州DCM、米州ECM収益は伸長
国際復興開発銀行、米州開発銀行
Banco Santander、CPI Property
11
金融費用以外の費用
通期 四半期 決算のポイント
(10億円) (10億円) 金融費用以外の費用: 2,789億円
(前四半期比6%増)
1,500 400
その他
1,154.5 – 人件費(前四半期比32%増)
事業促進費用 278.9
1,039.6 300 業績に応じて賞与引当金が増加
257.2 254.9 265.3 262.2
1,000
不動産関係費 – 支払手数料(前四半期比10%減)
200 取引量減少により、支払手数料も低下
情報・通信関連費用
– 不動産関係費(前四半期比11%減)
500
支払手数料
前四半期に行った一部建物付属設備の
100
加速度償却の影響が剥落
人件費
– 事業促進費(前四半期比63%減)
0 0 広告宣伝費や旅費交通費などが減少
2021年
2019年 2020年 2020年3月期 前四
3月期 – その他(前四半期比12%減)
3月期 3月期 半期比
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 貸倒引当金は、ローン関連ポジションで
人件費 497.1 479.4 125.1 120.4 129.0 104.9 138.3 31.8% 増加した前四半期から減少
支払手数料 82.6 106.1 24.6 25.4 24.6 31.6 28.5 -9.7%
情報・通信関連費用 166.9 170.3 41.8 42.4 42.8 43.4 43.2 -0.3%
不動産関係費 64.9 73.0 19.1 18.4 16.3 19.2 17.1 -11.3%
事業促進費用 36.9 31.9 7.8 7.9 8.5 7.6 2.8 -62.9%
その他 306.0 178.8 38.8 40.4 44.1 55.5 49.0 -11.7%
合計 1,154.5 1,039.6 257.2 254.9 265.3 262.2 278.9 6.4%
12
強固な財務基盤を維持
バランス・シート関連指標と連結総自己資本規制比率 リスク・アセット、連結普通株式等Tier 1比率3
2020年 2020年 (兆円)
リスク・アセット(バーゼル3)(左軸) 連結普通株式等Tier 1比率(バーゼル3)(右軸)
3月末 6月末
20.0 17.3% 18.0% 20.0%
資産合計 44.0兆円 41.5兆円 16.9%
15.3% 15.7%
当社株主資本 2.7兆円 2.8兆円 15.0 15.0%
グロス・レバレッジ 16.6倍 14.9倍 10.0 10.0%
1
調整後レバレッジ 10.6倍 9.8倍
2
5.0 5.0%
レベル3資産
0.7兆円 0.6兆円
(デリバティブ負債相殺後) 0.0 0.0%
流動性ポートフォリオ 5.4兆円 5.7兆円 2020年3月期 2021年3月期
6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
(10億円)
2020年 2020年
バーゼル3ベース 3月末 6月末2
レベル3資産2の推移、Tier 1資本に対する比率
Tier 1資本 2,572 2,861 (10億円)
レベル3資産
Tier 2資本 31 31 レベル3資産(デリバティブ負債相殺後)
総自己資本の額 2,602 2,892 1,000 レベル3資産(デリバティブ負債相殺後)/ Tier 1資本(右軸)
28%
リスク・アセット 15,675 16,101 800 26% 30%
24% 24%
連結Tier 1 比率 16.4% 17.7% 20%
3
600 20%
連結普通株式等Tier 1比率 15.3% 15.7%
400
連結総自己資本規制比率 16.6% 17.9% 10%
200
連結レバレッジ比率4 4.83% 6.00%
適格流動資産(HQLA)5 4.2兆円 4.9兆円 0 0%
2020年3月期 2021年3月期
連結流動性カバレッジ比率(LCR)5 201.1% 216.0% 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
1. 調整後レバレッジは、総資産の額から売戻条件付買入有価証券および借入有価証券担保金の額を控除した額を、当社株主資本の額で除して得られる比率
2. 2020年6月末は暫定数値 3. 連結普通株式等Tier 1比率:Tier 1資本から、その他Tier1資本を控除し、リスク・アセットで除したもの 13
4. Tier 1資本を、エクスポージャー額(オンバランス項目+オフバランス項目)で除したもの 5. 四半期の日次平均の値
資金調達と流動性
貸借対照表
(2020年6月末現在)
バランスシート構造
<資産> <負債・資本>
流動性の高い、健全なバランスシート 無担保調達資金2
構造
– 資産の75%は流動性の高いトレーディ 無担保調達資金の7割強が長期負債
ング関連資産であり、Mark-to-market 調達先は分散
の対象。レポ等を通じて、トレーディン トレーディング 短期負債
21%
グ関連負債とマッチング(地域、通貨) 関連負債1 1年以内償還
トレーディング 長期負債, 5%
– その他の資産は、資本及び長期負債 関連資産1
で調達しており、構造的に安定 海外
30% ローン 間接金融
市場
長期負債,
その他の負債 ユーロMTN/円、
流動性ポートフォリオ2 74%
リテール債など
リテール
短期借入 平均償還 市場
年限:
日本
流動性ポートフォリオ: 現金・預金 長期借入 6.9年3 70% ユーロMTN/
円以外、 ホール
– 5.7兆円、総資産の14% その他の資産 ホールセール セール
資本合計 債など
– 新たな無担保資金調達に頼らず、 市場
一定期間、事業継続可能な高い流動 長期・短期 長期負債の 長期負債の
性を常時保持 内訳 地域構成 調達手段
1. トレーディング関連資産:リバース・レポ、証券、デリバティブ等 トレーディング関連負債:レポ、負債証券、デリバティブ等
2. 流動性管理の観点に基づくもので、財務諸表の定義と異なる。流動性ポートフォリオの中の現金・預金は取引所預託金およびその他の顧客分別金を含まない 14
3. 1年以内償還長期負債を除く。ストレステストでの早期償還確率を織り込む
Financial Supplement
バランス・シート関連データ
連結貸借対照表
2020年 2020年 前期比 2020年 2020年 前期比
(10億円)
3月末 6月末 増減 3月末 6月末 増減
資産 負債
現金・預金 3,875 4,089 214 短期借入 1,487 1,392 -94
支払債務および受入預金 4,397 3,577 -820
貸付金および受取債権 5,117 3,956 -1,161 担保付調達 18,028 16,212 -1,816
トレーディング負債 8,546 8,680 134
担保付契約 15,907 14,426 -1,481 その他の負債 1,034 1,020 -15
長期借入 7,776 7,833 58
トレーディング資産および
16,898 16,741 -157 負債合計 41,269 38,715 -2,554
プライベートエクイティ・デット投資1
その他の資産1 2,203 2,333 131 資本
当社株主資本合計 2,653 2,780 126
非支配持分 78 51 -27
資産合計 44,000 41,545 -2,454 負債および資本合計 44,000 41,545 -2,454
16
1. 担保差入有価証券を含む
バリュー・アット・リスク
VaRの前提 VaRの実績(10億円)
– 信頼水準 : 99% – 期間 : 2020.4.1~2020.6.30
– 保有期間 : 1日 – 最大 : 27.0
– 商品の価格変動等を考慮 – 最小 : 12.0
– 平均 : 19.6
2019年 2020年
2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期
(10億円) 3月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
株式関連 1.1 8.9 1.2 1.8 1.4 8.9 1.6
金利関連 2.8 22.4 3.1 4.0 4.8 22.4 17.0
為替関連 1.9 5.1 3.2 3.2 2.5 5.1 3.5
小計 5.8 36.3 7.5 8.9 8.7 36.3 22.1
分散効果 -1.3 -11.0 -1.5 -4.3 -2.3 -11.0 -10.1
連結VaR 4.5 25.3 6.0 4.6 6.3 25.3 12.0
17
連結決算概要
通期 四半期
(10億円) (10億円)
300 12% 300
217.0 25%
8.2%
当社株主に帰属する 200 8% 21.0%
200 20%
当期純利益(損失) 14.6% 142.5
138.6 15%
100 4% 12.6%
100 8.2% 10%
8.4% 57.1
ROE(%) 55.8
0 0% 5%
0 0%
-100 -4%
-100.4 -34.5 -5%
-200 -8% -100 -10%
2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
収益合計(金融費用控除後) 1,116.8 1,287.8 332.0 383.4 335.0 237.5 460.7
税引前当期純利益(損失) -37.7 248.3 74.8 128.5 69.7 -24.7 181.8
当社株主に帰属する
-100.4 217.0 55.8 138.6 57.1 -34.5 142.5
当期純利益(損失)
当社株主資本合計 2,631.1 2,653.5 2,662.7 2,707.9 2,701.2 2,653.5 2,779.5
ROE(%)1 - 8.2% 8.4% 14.6% 12.6% 8.2% 21.0%
1株当たり当社株主に帰属する
-29.90 67.76 16.83 42.11 18.07 -11.29 46.77
当期純利益(損失)(円)
希薄化後1株当たり当社株主に帰属する
-29.92 66.20 16.48 41.23 17.63 -11.31 45.65
当期純利益(損失)(円)
1株当たり株主資本(円) 794.69 873.26 800.87 837.87 873.68 873.26 909.52
18
1. 四半期のROEは、各決算期累計の当期純利益を年率換算して算出
連結損益
通期 四半期
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
収益
委託・投信募集手数料 293.1 308.8 68.2 65.3 79.3 96.1 85.5
投資銀行業務手数料 101.5 103.2 27.3 22.3 26.8 26.8 10.8
アセットマネジメント業務手数料 245.5 238.2 60.0 59.9 61.0 57.3 53.7
トレーディング損益 343.0 356.6 112.8 105.6 109.3 28.9 139.1
プライベートエクイティ・デット投資関連損益 1.0 -0.1 0.8 1.0 1.5 -3.4 1.1
金融収益 777.0 794.5 199.5 215.9 203.1 176.1 106.5
投資持分証券関連損益 -7.0 -14.7 -2.8 2.1 2.2 -16.2 3.5
その他 81.1 166.0 45.7 101.9 14.3 4.2 113.9
収益合計 1,835.1 1,952.5 511.4 573.9 497.5 369.7 514.0
金融費用 718.3 664.7 179.4 190.5 162.5 132.3 53.3
収益合計(金融費用控除後) 1,116.8 1,287.8 332.0 383.4 335.0 237.5 460.7
金融費用以外の費用 1,154.5 1,039.6 257.2 254.9 265.3 262.2 278.9
税引前当期純利益(損失) -37.7 248.3 74.8 128.5 69.7 -24.7 181.8
当社株主に帰属する当期純利益(損失) -100.4 217.0 55.8 138.6 57.1 -34.5 142.5
19
連結決算:主な収益の内訳
通期 四半期
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
委託手数料-株式 192.0 196.5 42.6 42.5 48.1 63.3 62.9
委託・投信 委託手数料-株式以外 14.4 14.4 2.7 2.8 3.0 5.9 4.3
投信募集手数料 56.6 66.7 16.4 12.6 19.0 18.6 14.1
募集手数料
その他手数料 30.0 31.2 6.4 7.4 9.2 8.2 4.2
合計 293.1 308.8 68.2 65.3 79.3 96.1 85.5
株式 30.0 14.0 3.1 4.9 4.1 2.0 1.5
投資銀行 債券 22.7 25.5 6.8 6.6 6.1 6.1 3.3
M&A・財務コンサルティングフィー 33.2 41.6 10.6 7.1 11.9 12.2 4.7
業務手数料
その他 15.5 22.1 6.9 3.8 4.8 6.6 1.2
合計 101.5 103.2 27.3 22.3 26.8 26.8 10.8
アセット アセットマネジメントフィー 168.7 159.5 40.3 40.0 40.7 38.6 35.2
アセット残高報酬 61.0 62.6 15.7 16.0 16.3 14.7 14.5
マネジメント
カストディアルフィー 15.8 16.1 4.0 4.0 4.1 4.0 3.9
業務手数料
合計 245.5 238.2 60.0 59.9 61.0 57.3 53.7
20
連結決算:セグメント情報と地域別情報 税前利益(損失)
連結決算数値とセグメント数値間の調整:税前利益(損失)
通期 四半期
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
営業部門 49.5 49.4 8.1 5.3 17.6 18.4 15.1
アセット・マネジメント部門 34.2 28.8 18.1 10.0 9.3 -8.7 19.2
ホールセール部門 -111.4 92.2 20.0 18.9 43.2 10.1 87.9
3セグメント合計税前利益 -27.7 170.4 46.3 34.2 70.2 19.8 122.1
その他 -2.8 99.2 31.5 93.4 2.2 -27.9 57.4
セグメント合計税前利益 -30.5 269.6 77.7 127.7 72.4 -8.2 179.5
営業目的で保有する
-7.2 -21.3 -2.9 0.8 -2.7 -16.6 2.3
投資持分証券の評価損益
税前利益(損失) -37.7 248.3 74.8 128.5 69.7 -24.7 181.8
地域別情報:税前利益(損失)1
通期 四半期
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
米 州 -114.1 7.4 14.3 1.1 16.4 -24.4 40.0
欧 州 -56.9 -14.1 4.5 -1.5 2.3 -19.5 15.0
アジア・オセアニア 5.0 19.8 11.6 10.5 1.0 -3.3 9.2
海外合計 -165.9 13.1 30.4 10.2 19.7 -47.2 64.2
日本 128.2 235.2 44.4 118.3 50.0 22.5 117.6
税前利益(損失) -37.7 248.3 74.8 128.5 69.7 -24.7 181.8
1. 米国会計原則に基づく「地域別情報」を記載(但し当第1四半期の数値は速報値)。米国会計原則に基づく「地域別情報」は、その収益および費用の各地域への配分が原則として役務の提供される法的主体の所在国に基づき
行われており、当社において経営管理目的で用いられているものではありません
21
セグメント「その他」
税前利益(損失)
通期 四半期
(10億円)
160
120
99.2
93.4
80
57.4
40 31.5
2.2
0
-2.8
-40 -27.9
1 2 1 2 3 4 5
2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
経済的ヘッジ取引に関連する損益 1.8 17.5 12.8 7.0 2.3 -4.6 5.6
営業目的で保有する投資持分証券
0.2 6.6 0.1 1.3 4.9 0.3 0.7
の実現損益
関連会社損益の持分額 32.5 35.0 8.3 8.0 4.8 13.9 6.6
本社勘定 -36.0 -22.2 1.4 -4.6 -9.1 -9.9 45.1
その他 -1.3 62.3 8.9 81.8 -0.8 -27.7 -0.5
税前利益(損失) -2.8 99.2 31.5 93.4 2.2 -27.9 57.4
22
営業部門関連データ(1)
通期 四半期
(10億円)
2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期 前四 前年
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 半期比 同期比
委託・投信募集手数料 142.8 153.2 34.5 31.2 42.2 45.4 40.8 -10.0% 18.4%
うち株式委託手数料 60.2 61.2 12.5 12.6 17.0 19.1 21.7 13.9% 74.3%
うち投資信託募集手数料 57.9 66.9 16.5 12.6 19.2 18.6 13.9 -25.2% -15.8%
販売報酬 55.8 56.8 14.9 12.7 16.7 12.6 14.0 11.3% -6.1%
投資銀行業務手数料等 34.0 23.2 5.6 6.0 5.5 6.1 2.5 -59.2% -55.4%
投資信託残高報酬等 95.4 92.1 23.4 23.4 23.2 22.2 20.6 -7.4% -12.0%
純金融収益等 11.5 11.1 2.3 3.7 2.6 2.5 3.2 27.7% 39.4%
収益合計(金融費用控除後) 339.5 336.4 80.6 76.9 90.0 88.8 81.1 -8.7% 0.5%
金融費用以外の費用 290.0 286.9 72.5 71.6 72.4 70.4 66.0 -6.2% -9.0%
税前利益 49.5 49.4 8.1 5.3 17.6 18.4 15.1 -18.2% 85.6%
国内投信販売金額1 2,423.7 2,932.1 741.5 566.7 790.9 833.0 616.7 -26.0% -16.8%
株式投信 2,130.8 2,519.3 618.8 493.5 694.8 712.1 533.9 -25.0% -13.7%
外国投信 292.9 412.8 122.7 73.2 96.1 120.9 82.8 -31.5% -32.5%
その他
年金保険契約累計額(期末) 3,260.7 3,453.7 3,308.7 3,356.7 3,415.4 3,453.7 3,465.5 0.3% 4.7%
個人向け国債販売額
1,022.8 1,146.9 296.7 236.4 315.9 297.9 5.1 -98.3% -98.3%
(約定ベース)
リテール外債販売額 848.9 841.4 222.0 195.4 266.5 157.5 144.8 -8.0% -34.8%
1. 旧ネット&コールを含む
23
営業部門関連データ(2)
営業部門顧客資産残高
(兆円)
その他
140
外国投信
122.3
120 114.7 113.1 114.8 112.2
104.0 104.0
公社債投信 100
株式投信 80
60
国内債券
40
外貨建債券
20
エクイティ
0
2019年 2020年 2021年
2020年3月期
3月期 3月期 3月期
3月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
エクイティ 71.9 62.7 70.3 71.9 78.3 62.7 70.2
1
外貨建債券 6.3 5.8 6.4 6.3 6.3 5.8 5.6
国内債券1 12.5 12.6 12.4 12.5 12.6 12.6 12.4
株式投信 9.0 7.6 9.0 8.9 9.2 7.6 8.5
公社債投信 6.8 7.2 6.9 7.1 7.5 7.2 7.4
外国投信 1.1 1.0 1.1 1.1 1.1 1.0 1.0
その他2 7.1 7.0 7.0 7.1 7.2 7.0 7.0
合計 114.7 104.0 113.1 114.8 122.3 104.0 112.2
1. CB・ワラントを含む 2. 年金保険契約資産残高を含む
24
営業部門関連データ(3)
現金本券差引1
通期 四半期
(10億円) (10億円)
2,400 2,400
2,015
1,800 1,800
1,200 1,200
600 600 424
256
0 0
-121 -6
-600 -429 -600 -560
2020年3月期 2021年3月期
2019年3月期 2020年3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
1. 地域金融機関を除く、現金および本券の流入から流出を差引
25
営業部門関連データ(4)
口座数
2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2021年3月期
(千口座) 3月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
残あり顧客口座数 5,338 5,319 5,335 5,326 5,328 5,319 5,323
株式保有口座数 2,908 2,920 2,914 2,913 2,897 2,920 2,935
NISA開設口座数(累計)1 1,702 1,737 1,710 1,719 1,728 1,737 1,746
オンラインサービス口座数 4,569 4,703 4,601 4,632 4,662 4,703 4,732
個人新規開設口座数・IT比率2
通期 四半期
(千口座)
2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
個人新規開設口座数 257 203 49 48 47 59 43
IT比率2
売買件数ベース 78% 79% 79% 79% 78% 80% 81%
売買金額ベース 53% 54% 53% 53% 52% 56% 55%
1. ジュニアNISAを含む
2. 現物株のうち、旧ホームトレードを通じて売買された割合
26
アセット・マネジメント部門関連データ(1)
通期1 四半期1
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期 前四 前年
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 半期比 同期比
収益(除:ACI関連損益) 102.9 100.2 25.8 25.0 26.0 23.4 23.7 1.5% -8.1%
ACI関連損益 -5.0 -7.6 8.7 0.7 -0.6 -16.4 10.3 - 18.8%
収益合計(金融費用控除後) 97.8 92.6 34.5 25.7 25.4 7.0 34.0 4.8x -1.4%
金融費用以外の費用 63.7 63.8 16.4 15.6 16.1 15.8 14.9 -5.6% -9.1%
税前利益 (損失) 34.2 28.8 18.1 10.0 9.3 -8.7 19.2 - 5.6%
運用資産残高‐会社別
(兆円) 2019年 2020年 2021年
2020年3月期
3月期 3月期 3月期
3月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
野村アセットマネジメント 53.4 50.6 53.4 54.1 57.3 50.6 55.8
ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント 3.0 2.5 3.0 3.0 3.1 2.5 2.8
運用資産残高(グロス)2 56.4 53.2 56.4 57.2 60.4 53.2 58.7
グループ会社間の重複資産 5.0 3.9 4.8 4.7 4.8 3.9 4.3
運用資産残高(ネット)3 51.4 49.3 51.6 52.4 55.6 49.3 54.5
1. この表は、アセット・マネジメント部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成された米国会計原則に基づかない指標である収益(ACI関連損益を除く)およびACI関連損益の調整を示す。「ACI関
連損益」には、当社が保有するACI株式の時価評価損益、ACI株式取得資金に係る利息相当額、および当社がACIから受領した配当金が含まれる
2. 野村アセットマネジメント、ノムラ・コーポレート・リサーチ・アンド・アセット・マネジメント、ウエルス・スクエアの運用資産の単純合計 27
3. 運用資産残高(グロス)から重複資産控除後
アセット・マネジメント部門関連データ(2)
アセット・マネジメント部門 資金流出入-ビジネス別1
通期 四半期
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
投資信託ビジネス 2,187 1,788 672 259 296 560 1,210
うちETF 2,531 2,133 642 246 115 1,130 1,153
投資顧問ビジネス 20 302 -164 121 198 146 -163
資金流出入 合計 2,207 2,090 508 381 494 707 1,046
国内公募投信残高推移と野村アセットマネジメントのシェア2
2019年 2020年
(兆円)
2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
国内公募株式投信残高
マーケット 101.5 93.9 101.9 104.3 109.9 93.9 107.3
野村アセットマネジメントシェア 26% 26% 26% 26% 26% 26% 27%
国内公募公社債投信残高
マーケット 11.6 12.5 11.7 11.9 13.3 12.5 12.9
野村アセットマネジメントシェア 45% 44% 44% 44% 44% 44% 44%
ETF残高
マーケット 37.4 37.6 38.2 39.9 43.3 37.6 45.1
野村アセットマネジメントシェア 45% 45% 45% 45% 45% 45% 45%
1. 運用資産残高(ネット)に基づく資金流出入 2. 出所:投資信託協会
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ホールセール部門関連データ
通期 四半期
(10億円) 2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期 前四 前年
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 半期比 同期比
収益合計(金融費用控除後) 555.4 648.6 159.5 156.7 186.5 145.9 248.7 70.4% 55.9%
金融費用以外の費用 666.8 556.4 139.5 137.8 143.3 135.8 160.8 18.4% 15.3%
税前利益(損失) -111.4 92.2 20.0 18.9 43.2 10.1 87.9 8.7x 4.4x
ホールセール部門 収益の内訳1
通期 四半期
(10億円)
2019年 2020年 2020年3月期 2021年3月期 前四 前年
3月期 3月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 半期比 同期比
フィクスト・インカム 232.8 337.5 82.5 77.2 99.7 78.0 154.9 98.5% 87.7%
エクイティ 220.2 225.4 53.3 55.6 60.3 56.3 77.7 38.2% 45.9%
グローバル・マーケッツ 453.0 562.9 135.7 132.8 160.1 134.3 232.6 73.2% 71.3%
インベストメント・バンキング 102.3 85.7 23.7 23.9 26.4 11.6 16.1 38.4% -32.3%
収益合計(金融費用控除後) 555.4 648.6 159.5 156.7 186.5 145.9 248.7 70.4% 55.9%
1. この表は、ホールセール部門における収益合計(金融費用控除後)に対する、管理会計ベースで作成され、米国会計原則に基づかないグローバル・マーケッツおよびインベストメント・バンキングに係る指標の調整を示す
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人員数
2019年 2020年
2020年3月期 2021年3月期
3月期 3月期
3月末 3月末 6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
日本 15,852 15,748 16,423 16,119 15,971 15,748 16,069
欧州 2,909 2,691 2,775 2,734 2,658 2,691 2,728
米州 2,357 2,120 2,230 2,167 2,116 2,120 2,164
アジア・オセアニア1 6,746 6,070 6,684 6,692 6,554 6,070 6,118
合計 27,864 26,629 28,112 27,712 27,299 26,629 27,079
1. インド(ポワイ・オフィス)を含む
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