8604 野村 2020-07-29 15:00:00
2021年3月期第1四半期の連結決算について [pdf]
News Release
2020年7月29日
関係各位
野村ホールディングス株式会社
コード番号8604
東証・名証第一部
2021年3月期第1四半期の連結決算について
野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:奥田健太郎、以下「当社」)2021
年3月期第1四半期(2020年4-6月、以下「当四半期」)の連結決算の概要をお知らせします。
当四半期の収益合計(金融費用控除後)は4,607億円、税前利益は1,818億円、当社株主に帰属
する当期純利益は1,425億円、希薄化後一株当たり当社株主に帰属する当期純利益(EPS)は45円
65銭となりました。
グループCEOの奥田健太郎は、「このたびの令和2年7月豪雨により被災された皆様に、心よりお
見舞い申し上げますとともに、早期の復旧をお祈り申し上げます。
当四半期は、3月のマーケット急変からの正常化やポートフォリオ・リバランスといったお客様の取
引ニーズ等を背景に、ホールセール部門の収益が、米国会計基準の適用を開始した2002年3月期
以降で最高となり、3セグメント合計の税前利益は前四半期比6.2倍の大幅な増益となりました。海外
3地域の税前利益も過去最高を達成、3セグメント以外でも、日本橋再開発事業の権利変換計画の認
可に伴う利益が貢献し、全社の税前利益および当期純利益は、過去2番目の高水準となりました。
当社は、経営戦略として『パブリック』に加えて『プライベート』の強化をあげています。その具体的
な取り組みとして、『コンテンツ・カンパニー』の新設、高付加価値アドバイザリー・モデル(CIOサービ
ス)の構築、米国株リサーチ・ブティックの『ウルフ・リサーチ』との戦略的提携を実施しました。本提携
により、米国株投資に関心をもつ日本国内を含むグローバルなお客様にウルフのトップクラスのリ
サーチ情報を提供することで、さらなるサービス強化に繋げてまいります。
引き続き当社は、お客様と社員の安全および健康を最優先に考慮しつつ、金融資本市場の機能継
続に努めてまいります。そしてお客様一人ひとりに付加価値の高いソリューションの提供を目指し、
チャレンジを続けていきます。」と述べています。
決算ハイライト
当四半期
当四半期は、3セグメント合計の税前利益が大幅に増加したことや日本橋再開発事業に関連し
た利益の貢献などにより、税前利益および当期純利益が米国会計基準の適用を開始した
2002年3月期以降、2番目の高水準となりました。また、ビジネス・ポートフォリオの見直しや競
争優位性のある分野への注力も奏功し、海外3地域の税前利益が642億円と過去最高になり
ました。
当四半期末現在の連結貸借対照表の資産合計は41.5兆円、株主資本は2.8兆円でした。当四
半期末における速報値(バーゼル3基準)で、連結Tier 1比率は17.7%、連結普通株式等Tier 1
比率は15.7%となっています。
2021年3月期
前四半期比 前年同期比
第1四半期
収益合計
4,607億円 +94% +39%
(金融費用控除後)
税前利益 1,818億円 - +143%
当社株主に帰属する
1,425億円 - +155%
当期純利益
当四半期の各部門の状況
営業部門
収益合計(金融費用控除後)は811億円、税前利益は151億円でした。新型コロナウイルス感染
症の影響により、営業活動に制約がある中で底堅い利益を確保しました。特に、日本株・外国株と
もに株式買付が増加し、株式募集買付は6四半期ぶりの高水準となりました。
2021年3月期
前四半期比 前年同期比
第1四半期
収益合計
811億円 △9% +1%
(金融費用控除後)
税前利益 151億円 △18% +86%
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アセット・マネジメント部門
収益合計(金融費用控除後)は340億円、税前利益は192億円でした。アメリカン・センチュリー・
インベストメンツ関連損益の回復により、部門業績は前四半期から大幅に改善しました。また、16
四半期連続で資金流入が継続し、市場要因もあり運用資産残高は54.5兆円を回復しました。
2021年3月期
前四半期比 前年同期比
第1四半期
収益合計
340億円 4.8倍 △1%
(金融費用控除後)
税前利益 192億円 - +6%
ホールセール部門
収益合計(金融費用控除後)は2,487億円、税前利益は879億円でした。マーケットの正常化や
お客様の取引量の増加などを背景に、フィクスト・インカムおよび米州・アジアのエクイティ収益が
大幅に伸長し、過去最高の部門収益を計上しました。インベストメント・バンキングは、手元流動性
確保のためのファイナンス案件を複数サポートし、前四半期比で増収となりました。また、コスト抑
制に努めた結果、税前利益は前四半期比・前年同期比ともに大幅に増加しました。
2021年3月期
前四半期比 前年同期比
第1四半期
収益合計
2,487億円 +70% +56%
(金融費用控除後)
税前利益 879億円 8.7倍 4.4倍
以上
<お問合わせ先> グループ広報部 古本、山下、江本、大津、竹中、新玉 TEL:03-3278-0591
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詳細につきましては、当社ホームページ(https://www.nomuraholdings.com/jp/investor/)にて掲載の決
算短信および決算説明資料をご覧ください。また、本日(2020年7月29日)午後6時30分より、決算説明会
(テレフォン・カンファレンス)を開催する予定です。この模様は、当社ホームページ
(https://www.nomura.com/jp/)を通じてライブ配信します。
本資料は、米国会計基準による2021年3月期第1四半期の業績に関する情報の提供を目的としたもので
あり、当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的としたものではありません。本資料に含まれる連結財
務情報は、監査対象外とされています。
本資料に掲載されている事項は、資料作成時点における当社の見解であり、その情報の正確性および完
全性を保証または約束するものではなく、今後、予告なしに変更されることがあります。本資料は、2020年
6月30日現在のデータに基づき作成されています。なお、本資料で使用するデータおよび表現等の欠落・
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