8281 ゼビオHD 2020-02-07 13:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月7日
上場会社名 ゼビオホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8281 URL http://www.xebio.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 諸橋 友良
問合せ先責任者 (役職名) グループ財務担当執行役員 (氏名) 中村 和彦 TEL 03-6870-6008
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 173,948 △0.2 4,578 △30.2 5,015 △29.5 1,655 △54.7
2019年3月期第3四半期 174,301 △1.3 6,558 △36.7 7,114 △34.3 3,657 △35.2
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 1,727百万円 (△50.1%) 2019年3月期第3四半期 3,463百万円 (△37.1%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 37.45 37.35
2019年3月期第3四半期 82.17 81.99
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 198,310 118,633 59.5 2,670.92
2019年3月期 184,054 118,481 64.1 2,667.14
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 118,086百万円 2019年3月期 117,919百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 17.50 ― 17.50 35.00
2020年3月期 ― 17.50 ―
2020年3月期(予想) 17.50 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 238,419 2.9 6,931 20.2 7,598 13.0 2,103 11.6 47.57
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 47,911,023 株 2019年3月期 47,911,023 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 3,699,265 株 2019年3月期 3,699,043 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 44,211,842 株 2019年3月期3Q 44,508,072 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本日現在のデータに基づき作成したものであり、予想につきましては様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の実績はこれ
らの予想値と異なる場合があります。
ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
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ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、10月に実施された消費税率引き上げに伴う実質所得の低
下、駆け込み需要の反動、台風19号による国内需要の落ち込み、中国経済の減速を背景とした輸出の低迷が重な
り、景況感の低迷が続いております。
スポーツ用品販売業界におきましては、国際的なスポーツイベントの日本開催に伴う盛り上がりなどが見られま
したが、梅雨明けの遅れや大型台風の到来、本格的な冬物商戦に突入する時期に暖冬となったことなどにより、ウ
ィンタースポーツ関連を中心に防寒衣料品の購買モティベーションが高まらず、厳しい状況が続いております。
この様な状況のなか、当社グループにおいては、客数増加のための販売促進の実施やグループ内の既存店業態変
更及び不採算店舗の閉鎖を行いました。その結果、売上高では前年同期比で0.2%の減収となりました。また、利益
面では、消費税率引き上げへの駆け込み需要に対応しつつ、よりきめの細かい売価コントロールをしたことによ
り、前年同期比で売上総利益率を0.2%改善させました。
出退店につきましては、客層拡大を目的とした業態開発や上記の店舗施策により、国内外で76店舗を出店し、76
店舗を閉店しました。以上の結果、12月末時点のゼビオグループの店舗数は、前連結会計年度末と同数の867店舗
となりました。また、グループ合計の売場面積は前連結会計年度末に比べて 1,197坪増加して、196,870坪となり
ました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高1,739億48百万円(前年同期比0.2%減)、
営業利益45億78百万円(前年同期比30.2%減)、経常利益50億15百万円(前年同期比29.5%減)、親会社株主に帰属
する四半期純利益16億55百万円(前年同期比54.7%減)となりました。
[主な商品部門別の営業概況]
<ウィンター用品・用具部門>
ウィンター用品・用具は、記録的な暖冬影響を受け、例年より降雪量が少なく各地のスキー場のオープンの遅
れ、ウィンタースポーツ機会が減少したこともあり低調に推移いたしました。
以上の結果、ウィンター用品・用具部門の売上高は、前年同期比15.0%の減少となりました。
<ゴルフ用品・用具部門>
ゴルフ用品・用具は、暖冬により防寒衣料小物やアパレルの販売は低調に推移しましたが、温暖な天候というプ
レー環境での追い風があり、人気ブランドの新商品のローンチもあったことからグッズの販売が好調に推移いたし
ました。
以上の結果、ゴルフ用品・用具部門の売上高は、前年同期比3.4%の増加となりました。
<一般競技スポーツ・シューズ部門>
一般競技スポーツでは、ワールドカップの開催で盛り上がったラグビーや、NBAやBリーグで注目が高まったバス
ケットボール関連の販売は好調に推移したものの、健康器具におけるブームの一巡や、前年のサッカーワールドカ
ップ需要の反動、シューズその他の販売不振により低調に推移いたしました。
以上の結果、一般競技スポーツ・シューズ部門の売上高は、前年同期比5.2%の減少となりました。
<スポーツアパレル部門>
スポーツアパレルでは、本格的な夏物商戦時期の長雨や暖冬などに加えて、競争環境の激化により売上は低調に
推移いたしました。
以上の結果、スポーツアパレル部門の売上高は、前年同期比2.7%の減少となりました。
<アウトドア・その他部門>
アウトドア・その他部門では、市場ニーズも高いタウンユース向けアウトドア商品が堅調に推移しました。ま
た、カジュアルウェアの売場、品揃え強化により新たな提案をしたことで販売が好調に推移しました。
以上の結果、アウトドア・その他部門の売上高は、前年同期比3.9%の増加となりました。
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ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ142億55百万円増加し1,983億10百万円
となりました。主な要因としては、商品の増加などにより前連結会計年度末に比べ流動資産が147億33百万円増加し
1,328億38百万円となったこと、固定資産が前連結会計年度末に比べ4億78百万円減少し654億72百万円となったこ
とによります。
当第3四半期連結会計期間末の負債の部は、電子記録債務が増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ141
億3百万円増加し796億76百万円となりました。また、純資産の部は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が1億9
百万円増加したことなどにより1,186億33百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年10月24日に公表いたしました連結業績予想から修正は行っておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,328 14,213
受取手形及び売掛金 21,775 24,607
営業貸付金 1,604 1,546
商品 68,419 82,335
未収還付法人税等 1,080 747
その他 7,324 9,839
貸倒引当金 △428 △452
流動資産合計 118,104 132,838
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 47,850 47,118
減価償却累計額 △34,049 △33,790
建物及び構築物(純額) 13,800 13,327
土地 15,740 15,107
リース資産 2,794 2,656
減価償却累計額 △1,149 △1,129
リース資産(純額) 1,645 1,527
建設仮勘定 403 2,257
その他 18,675 19,945
減価償却累計額 △16,408 △17,041
その他(純額) 2,266 2,903
有形固定資産合計 33,857 35,122
無形固定資産
のれん 3,732 3,194
ソフトウエア 1,175 1,025
その他 1,273 1,151
無形固定資産合計 6,181 5,372
投資その他の資産
投資有価証券 1,085 785
長期貸付金 67 55
繰延税金資産 4,891 4,688
差入保証金 2,953 2,615
敷金 14,248 14,211
投資不動産 2,973 2,973
減価償却累計額 △1,216 △1,234
投資不動産(純額) 1,756 1,738
退職給付に係る資産 28 78
その他 1,224 1,284
貸倒引当金 △343 △481
投資その他の資産合計 25,912 24,977
固定資産合計 65,950 65,472
資産合計 184,054 198,310
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ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 16,471 21,573
電子記録債務 25,477 33,324
短期借入金 8 3
未払法人税等 474 893
賞与引当金 1,171 749
役員賞与引当金 15 7
ポイント引当金 1,561 1,556
その他 11,802 12,607
流動負債合計 56,982 70,716
固定負債
長期借入金 504 558
リース債務 2,260 2,571
繰延税金負債 91 -
退職給付に係る負債 850 853
役員退職慰労引当金 59 59
資産除去債務 4,289 4,396
その他 535 520
固定負債合計 8,591 8,960
負債合計 65,573 79,676
純資産の部
株主資本
資本金 15,935 15,935
資本剰余金 16,136 16,136
利益剰余金 92,365 92,474
自己株式 △6,497 △6,497
株主資本合計 117,940 118,048
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 244 86
為替換算調整勘定 477 626
退職給付に係る調整累計額 △742 △675
その他の包括利益累計額合計 △20 37
新株予約権 521 494
非支配株主持分 40 52
純資産合計 118,481 118,633
負債純資産合計 184,054 198,310
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ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 174,301 173,948
売上原価 106,214 105,542
売上総利益 68,087 68,406
販売費及び一般管理費 61,528 63,827
営業利益 6,558 4,578
営業外収益
受取利息 71 36
受取配当金 11 15
為替差益 70 -
不動産賃貸料 668 758
業務受託料 252 256
その他 278 465
営業外収益合計 1,353 1,531
営業外費用
支払利息 5 11
為替差損 - 57
不動産賃貸費用 514 601
業務受託費用 252 238
その他 24 184
営業外費用合計 797 1,093
経常利益 7,114 5,015
特別利益
固定資産売却益 5 20
受取保険金 3 52
投資有価証券売却益 - 192
新株予約権戻入益 - 69
特別利益合計 8 334
特別損失
固定資産除却損 81 163
固定資産売却損 - 1
減損損失 31 1,034
災害による損失 140 59
投資有価証券評価損 - 44
店舗閉鎖損失 10 9
その他 16 -
特別損失合計 280 1,311
税金等調整前四半期純利益 6,842 4,039
法人税、住民税及び事業税 2,569 2,220
法人税等調整額 612 150
法人税等合計 3,182 2,371
四半期純利益 3,659 1,668
非支配株主に帰属する四半期純利益 2 12
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,657 1,655
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ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 3,659 1,668
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △85 △158
為替換算調整勘定 △124 150
退職給付に係る調整額 14 67
その他の包括利益合計 △196 59
四半期包括利益 3,463 1,727
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,461 1,715
非支配株主に係る四半期包括利益 2 12
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ゼビオホールディングス株式会社(8281) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループのIFRS適用連結子会社は、第1四半期連結会計期間の期首よりIFRS第16号「リース」を適用しており
ます。これに伴い、借手としてのリース取引については、原則としてすべてのリースについて資産および負債を認識
しております。
本基準の適用にあたっては、経過措置として認められている当該会計基準の適用による累積的影響額を適用開始日
に認識する方法を採用しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の有形固定資産の「その他」が655百万円、流動負債の「その他」が271百
万円及び固定負債の「リース債務」が443百万円増加しております。
なお、当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
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