7951 ヤマハ 2019-02-05 15:30:00
2019年3月期 第3四半期(累計)連結業績の概要と通期連結業績予想について [pdf]
2019 年 2 月 5 日
各 位
会 社 名 ヤ マ ハ 株 式 会 社
代表者名 代表執行役社長 中田 卓也
(コード番号 7951 東証第1部)
問合せ先 コーポレート・コミュニケーション部長 瀧澤 勉
(TEL 03-5488-6601)
2019 年 3 月期 第 3 四半期(累計)連結業績の概要と通期連結業績予想について
□ 第 3 四半期(累計)業績の概要 ― 対前年同期増収、二桁増益 ―
2019 年 3 月期第 3 四半期累計の売上高は、楽器事業が引き続き好調に推移したことから、前年同期
に対し 52 億円(1.6%)増加の 3,339 億円となりました。
損益については、営業利益は前年同期に対し 66 億円(16.0%)増加の 481 億円、経常利益は 73 億円
(17.4%)増加の 489 億円とそれぞれ二桁の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益
は、前年同期にヤマハ発動機株式会社株式の一部売却による投資有価証券売却益(特別利益)258 億円
を計上したことから、128 億円(25.9%)減少の 367 億円となりました。
<事業セグメント別の売上高・営業損益の状況>
●楽器事業
売上高 2,150 億円(前年同期比 3.0%増) 営業利益 358 億円(前年同期比 27.2%増)
アコースティックピアノは中国での二桁成長が継続したほか、北米等での販売が好調に推移し
ました。デジタルピアノと管楽器は海外の全地域で売上げを伸ばし、ギターは中国の大幅な伸長
をはじめ、北米およびその他の新興国でも販売を増やしました。
セグメント全体の売上高は、前年同期に対し 62 億円(3.0%)増加の 2,150 億円となりました。
営業利益は、76 億円(27.2%)増加の 358 億円となりました。
●音響機器事業
売上高 910 億円(前年同期比 1.4%減) 営業利益 92 億円(前年同期比 8.1%減)
業務用音響機器の販売は好調でしたが、国内の音響設備工事は売上げが第4四半期に集中するこ
とから減収となりました。また、オーディオ機器は北米等で販売が減少しました。
セグメント全体の売上高は、前年同期に対し 13 億円(1.4%)減少の 910 億円となりました。
営業利益は、8 億円(8.1%)減少の 92 億円となりました。
●部品・装置、その他の事業
売上高 279 億円(前年同期比 0.9%増) 営業利益 31 億円(前年同期比 6.3%減)
部品・装置事業は販売が減速しましたが、上期に FA 機器と自動車用内装部品が売上げを伸ばし
たこともあり、累計で前年同期を上回りました。
セグメント全体の売上高は、前年同期に対し 2 億円(0.9%)増加の 279 億円となりました。
営業利益は、2 億円(6.3%)減少の 31 億円となりました。
□ 2019 年 3 月期 業績予想について ― 売上高を下方修正するも営業利益は据え置き
営業利益と経常利益は過去最高益を予想 ―
2019年3月期連結業績予想は、5月1日公表時には、売上高 4,420億円(前期比 2.1%増)
、営業利益
550億円(前期比 12.6%増)、経常利益 550億円(前期比 11.7%増)
、親会社株主に帰属する当期純利益
400億円(前期比 26.4%減)としておりました。
今回の業績予想では、部品・装置事業の減収見通しにより、売上高 4,400億円(前期比 1.6%増)に
下方修正しますが、部品・装置事業の減益分を楽器事業でカバーし、営業利益は前回予想を据え置き
ます。
なお、営業利益 550億円は2018年3月期の488億円を更新、経常利益 550億円は2004年3月期の510億
円を更新し、いずれも過去最高益となります。
本予想における第4四半期の想定為替レートは、対USドル110円、対ユーロ125円です。
注)文章中の売上高、損益の数値は、原則として億円未満四捨五入で記載しております。
以上