2020年3月期
第1四半期決算説明会資料
2019年8月2日
ヤマハ株式会社
決算発表のポイント
決算概要 ( )数値は前年同期比
【20/3月期 1Q実績】
・対前年減収減益。部品･装置事業の市況悪化、為替影響が主因
・売上収益は995億円(▲4.8%)、事業利益は108億円(▲13.2%)
業績予想
【20/3月期 通期予想】
・前回予想(2019年5月発表)を据え置く(売上収益4,440億円、事業利益550億円)
・楽器事業は堅調さ継続、音響機器事業は挽回見込む
* 本資料全編に亘り、19/3月期数値はIFRSに準拠 1
1. 決算概要
2020年3月期 1Q実績 2020年3月期 通期予想
業績概要
（億円）
19/3 20/3 前期比
*2
売 上 収 益 1,045 995 ▲50 ▲4.8%
事 業 利 益 124 108 ▲16 ▲13.2%
（ 事 業 利 益 率 ） (11.9%) (10.8%)
*1
当 期 利 益 95 73 ▲22 ▲23.2%
*2
為替レート（円） ▲2.6%
(為替影響除く)
US＄ 109 110
売上収益
（期中平均）
EUR 130 123
利益 US＄ 108 111
（決済レート）
EUR 132 126
*1 親会社の所有者に帰属する当期利益
3
2020年3月期 1Q実績 2020年3月期 通期予想
事業利益増減要因
前期との比較 （億円）
部品・装置
124 為替影響 その他の事業
モデルミックス等
▲11
12 ▲14
販管費
コストダウン
▲8 海外生産 108
労務費
8
▲3
19/3期 20/3期
4
2020年3月期 1Q実績 2020年3月期 通期予想
事業別業績
（億円）
19/3 20/3 前期比 為替影響
売 上 収 益 685 675 ▲10 ▲17
楽 器 事 業 事 業 利 益 97 98 +2 ▲7
事 業 利 益 率 14.1% 14.6% +0.5P
売 上 収 益 261 248 ▲13 ▲7
音響機器事業 事 業 利 益 13 9 ▲4 ▲4
事 業 利 益 率 5.1% 3.5% ▲1.5P
売 上 収 益 99 72 ▲27 0
部 品 ・ 装 置
事 業 利 益 14 1 ▲14 0
その他の事業
事 業 利 益 率 14.6% 0.9% ▲13.7P
5
2020年3月期 1Q実績 2020年3月期 通期予想
通期業績予想 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
（億円）
19/3 20/3 前期比
*2
売 上 収 益 4,344 4,440 +96 +2.2%
事 業 利 益 527 550 +23 +4.3%
（ 事 業 利 益 率 ） (12.1%) (12.4%)
*1
当 期 利 益 403 425 +22 +5.4%
為替レート（円） *2
+3.0%
(為替影響除く)
US＄ 111 110
売上収益
（期中平均）
EUR 128 125
利益 US＄ 111 110
（決済レート）
EUR 131 125
*1 親会社の所有者に帰属する当期利益
6
2020年3月期 1Q実績 2020年3月期 通期予想
事業利益増減要因 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
前期との比較 （億円）
増収 部品・装置
モデルミックス等 その他の事業
▲13 550
527 為替影響
64
▲21 販管費 海外生産 コストダウン
▲24 労務費
▲15 32
19/3期 20/3期
（予想）
7
2020年3月期 1Q実績 2020年3月期 通期予想
事業別通期業績予想 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
（億円）
19/3 20/3 前期比 為替影響
売 上 収 益 2,795 2,855 +60 ▲23
楽 器 事 業 事 業 利 益 408 430 +22 ▲15
事 業 利 益 率 14.6% 15.1% +0.5P
売 上 収 益 1,201 1,235 +34 ▲12
音響機器事業 事 業 利 益 96 110 +14 ▲7
事 業 利 益 率 8.0% 8.9% +0.9P
売 上 収 益 348 350 +2 ▲1
部 品 ・ 装 置
事 業 利 益 23 10 ▲13 0
その他の事業
事 業 利 益 率 6.7% 2.9% ▲3.8P
8
2. 事業別概要
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
売上収益・事業利益 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
[1Q状況] 管楽器除き全商品カテゴリーで前年上回る
･ピアノは中国で減速するも堅調、電子楽器は堅調、管は日米で下
回るも、ギターは全地域で前年上回り2桁成長
売上収益 ･北米は市況堅調も出荷タイミングのずれ、欧州は復調、中国は
3,000 （億円）
減速するも全商品が前年上回る、新興国は好調に推移
[通期見込] 全商品カテゴリーでの成長を予想
2,500
･ギターの高い成長、ピアノ、DPの堅調な伸びを予想
･中国の2桁成長、北米･新興国は堅調、欧州復調を予想
2,000
事業利益
(103%) 500 （億円）
1,500 [14.1%] [14.6%] [14.6%] [15.1%]
2,795 2,855
400
1,000 300
200 408 430
500 (101%)
685 675 100
97 98
0 0
19/3期 19/3期 20/3期 20/3期 19/3期 19/3期 20/3期 20/3期
1Q 通期 1Q 通期 1Q 通期 1Q 通期
(予想) (予想)
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 [ ]内は事業利益率 10
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
主要商品 販売状況 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
ピアノ 電子楽器 管楽器 弦打楽器
(103%) (億円)
949
929
207
(103%)
560 574
289
(102%)
133 436
430
4Q
(108%)
101 321
149 301
3Q 225
88
70
2Q 143
110 82
(104%)
(103%) 208 209 (93%) 79
1Q (111%)
135 134 131 120
70 76
19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減
11
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
地域別販売状況 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
(98%)
(億円)
754 742
4Q (103%)
197
581 593
(102%) (110%) (105%)
505 503 507 510
488
150 466
3Q
177 104
97 116
156
2Q 165 120 137
172
145
120 128 129
1Q (94%)
209 195 (98%) (105%) (109%) (106%)
131 128 117 117 122 125 107 110
19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期
日本 北米 欧州 中国 その他
※ソフト、音楽教室等を含む ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 12
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
売上収益・事業利益 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
[1Q状況] 北米はAV出荷タイミングずれ、欧州は好調
･AVは北米で量販店向け出荷期ずれ影響も欧州は好調に推移
･PAは欧米での音楽制作が牽引し、全体では堅調に推移
･ICTはOEM減に加え、ネットワーク機器は在庫調整で伸び悩む
売上収益
（億円）
1,250 [通期見込] PAの伸長、AVの復調により成長を予想
･AVはMusicCast、顧客接点強化、新商品投入により復調を予想
･PAは楽器店向け新商品投入、新興国・北米での2桁成長を予想
1,000 ･ICTはネットワーク機器伸長も、OEM減を予想
750 事業利益
(104%) （億円）
140
1,201 1,235
120 [3.5%] [8.9%]
500 [5.1%] [8.0%]
100
80
60
250
96 110
(98%) 40
261 248 20
0 0 13 9
19/3期 19/3期 20/3期 20/3期 19/3期 19/3期 20/3期 20/3期
1Q 通期 1Q 通期 1Q 通期 1Q 通期
(予想) (予想)
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 [ ]内は事業利益率 13
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
主要商品 販売状況 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
AV機器 PA機器 ICT機器
(109%) (億円)
527
(102%) 487
460 464
(92%)
4Q 115
93 (105%)
151
140
130 40
3Q
164
36
120
2Q
117 39
(65%)
(103%) (69%)
(103%) 123 123
1Q 87 87 36
24
19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期
※PA機器はハード売上収入のみ（設備工事を除く）
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 ( )内はOEM向けを除いた前期比増減
14
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
地域別販売状況 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
(102%) (億円)
(104%)
(103%) 321 320
309
293 298
284
64
69 (112%)
225
99
4Q 201
102
96 46
59 (91%)
3Q
(111%)
98 57
80 89
70 74 18
2Q
28 52
(95%) (112%) (90%)
(86%) 74 79 26 (97%)
1Q 55 48 60 57 (103%)
45 42
27 23
19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期 19/3期 20/3期
日本 北米 欧州 中国 その他
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 ( )内はOEM向けを除いた前期比増減
15
楽器事業 音響機器事業 部品・装置、その他の事業
売上収益・事業利益 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
[1Q状況]
･FA機器は想定通り、特需の前年に比べ低水準
売上収益 [通期見込]
400 （億円）
･電子デバイスは車載通話モジュールの伸長を予想
･電子デバイスの市況悪化及び車載関連への領域シフトにおける
先行投資により一時的な損益悪化を見込む
300
事業利益
（億円）
40
200 (101%)
348 350
[14.6%] [6.7%] [0.9%] [2.9%]
100 20
(72%) 23
99
72 14
10
0 0 1
19/3期 19/3期 20/3期 20/3期 19/3期 19/3期 20/3期 20/3期
1Q 通期 1Q 通期 1Q 通期 1Q 通期
(予想) (予想)
( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減 [ ]内は事業利益率 16
3. その他財務数値
決算概要 事業別概要 その他財務数値
貸借対照表 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
19/3末 20/3 増減 20/3末
1Q末 （予想） （億円）
現金及び現金同等物 958 869 ▲89 1,097
営 業 債 権 他 653 575 ▲79 696
そ の 他 金 融 資 産 105 103 ▲2 102
棚 卸 資 産 1,010 1,046 +36 1,007
他 流 動 資 産 101 106 +5 73
非 流 動 資 産 2,331 2,238 ▲94 2,526
資 産 計 5,159 4,937 ▲222 5,500
流 動 負 債 1,004 980 ▲24 986
非 流 動 負 債 565 536 ▲29 599
資 本 計 3,590 3,422 ▲168 3,915
負 債 及 び 資 本 計 5,159 4,937 ▲222 5,500
18
決算概要 事業別概要 その他財務数値
設備投資額/減価償却費/研究開発費 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
設備投資額/減価償却費
（億円）
■減価償却費 220
21
その他 160
音響機器 38 38 12 39
楽器 2 1 28
10 10 160
120 106 127
26 26 27 27
19/3期 1Q 20/3期 1Q 19/3期 20/3期
（予想）
研究開発費
249 265
44 40
61 61 118
111
11 10
27 27
94 106
23 24
19/3期 1Q 20/3期 1Q 19/3期 20/3期
（予想） 19
付属資料
1Q その他収支等
19/3 20/3
（億円）
事 業 利 益 124 108
固定資産処分損益 0 0
その他収益・
そ の 他 ▲3 3
費 用 収 支
計 ▲3 3
営 業 利 益 121 111
受 取 配 当 金 3 3
金融収支計 そ の 他 6 ▲4
計 9 ▲1
税 前 利 益 131 110
法 人 税 等 31 20
法人税等調整額 5 17
非支配株主利益 0 0
当 期 利 *
益* 95 73
* 親会社の所有者に帰属する当期利益
21
通期 その他収支等 *通期予想は前回（2019年５月発表）から変更なし
20/3
19/3
（予想）
（億円）
事 業 利 益 527 550
固定資産処分損益 ▲3 ▲1
その他収益・
そ の 他 3 1
費 用 収 支
計 1 0
営 業 利 益 528 550
受 取 配 当 金 38 36
金融収支計 そ の 他 ▲1 ▲6
計 37 30
税 前 利 益 565 580
法 人 税 等 143 150
法人税等調整額 18 5
非支配株主利益 0 0
*
当 期 利 益* 403 425
* 親会社の所有者に帰属する当期利益
22
この資料の中で、将来の見通しに関する数値につきましては、
ヤマハ及びヤマハグループ各社の現時点での入手可能な情報に基いており、
この中にはリスクや不確定な要因も含まれております。
従いまして、実際の業績は、事業を取り巻く経済環境、需要動向、
米ドル、ユーロを中心とする為替動向等により、
これらの業績見通しと大きく異なる可能性があります。