7951 ヤマハ 2020-11-04 09:45:00
2021年3月期第2四半期決算説明会資料 [pdf]

2021年3月期
第2四半期決算説明会資料




    2020年11月4日

   ヤマハ株式会社
決算発表のポイント

    決算概要                                (   )数値は前年同期比

【21/3月期 上期実績】
 ・ステイホーム需要もあり市況は回復基調も、工場稼働制限による供給不足もあり
  減収減益
 ・売上収益1,648億円(▲21.0%)、事業利益130億円(▲50.2%)、事業利益率7.9%(▲4.6p)


    業績予想
【21/3月期 通期予想】
 ・市況回復や供給不足解消が進み事業状況は改善してきているものの、2020年10月末、
  部品サプライヤー工場火災により、今後、電子部品調達難による影響が想定される。
  現時点で当期業績への影響を見積もることが困難なことから、通期業績の見直しは
  行わない。
                                                        1
1. 決算概要
2021年3月期 上期実績 2021年3月期 通期予想

業績概要

                           20/3         21/3            前期比
                                                                         (億円)

                                                                    *2
 売     上    収     益         2,085        1,648       ▲437   ▲21.0%

 事     業    利     益           261         130        ▲131   ▲50.2%
 ( 事 業 利 益 率 )             (12.5%)       (7.9%)
                      *1
 当     期    利     益           211              71    ▲140   ▲66.5%

                                                            *2
                                                                 ▲19.7%
   為替レート(円)                                                   (為替影響除く)

     売上収益       US$               109          107
   (期中平均)       EUR               121          121
     利 益        US$               109          107
  (決済レート)       EUR               124          119

 *1 親会社の所有者に帰属する当期利益


                                                                           3
2021年3月期 上期実績 2021年3月期 通期予想

事業利益増減要因
前期との比較                                                              (億円)




   261     為替影響   海外生産
                           減収減産
                  労務費
           ▲14           モデルミックス等
                  ▲8



                                                    部品・装置
                                          コストダウン
                                                   その他の事業
                                    販管費                     130
                          ▲221              5       ▲5


                                    112




   20/3期                                                    21/3期
                                                                      4
2021年3月期 上期実績 2021年3月期 通期予想

事業別業績
                                                               (億円)


                            20/3        21/3        前期比      為替影響

                売 上 収 益       1,387      1,072      ▲314      ▲21

楽   器   事   業   事 業 利 益        223         117      ▲105      ▲12

                事 業 利 益 率     16.1%       10.9%      ▲5.1P


                売 上 収 益        545         452       ▲93       ▲6

音響機器事業          事 業 利 益            37          16    ▲21       ▲3

                事 業 利 益 率      6.7%        3.5%      ▲3.2P


                売 上 収 益        153         124       ▲30       ▲1
部 品 ・ 装 置
                事 業 利 益             2      ▲3         ▲5        0
その他の事業
                事 業 利 益 率      1.2%      ▲2.3%       ▲3.5P


                                                                    5
2021年3月期 上期実績 2021年3月期 通期予想             ※通期予想は、第1四半期決算発表から変更なし


通期業績予想

                           20/3          21/3            前期比
                                                                          (億円)

                                                                    *2
 売     上    収     益         4,142         3,550       ▲592   ▲14.3%

 事     業    利     益           464           250       ▲214   ▲46.1%
 ( 事 業 利 益 率 )             (11.2%)        (7.0%)
                      *1
 当     期    利     益           346           160       ▲186   ▲53.8%

                                                               *2
                                                                ▲12.9%
   為替レート(円)                                                    (為替影響除く)

     売上収益       US$               109           108
   (期中平均)       EUR               121           120
     利 益        US$               109           108
  (決済レート)       EUR               122           120

 *1 親会社の所有者に帰属する当期利益


                                                                            6
2021年3月期 上期実績 2021年3月期 通期予想   ※通期予想は、第1四半期決算発表から変更なし


事業利益増減要因
前期との比較                                                       (億円)




  464    為替影響    海外生産
                  労務費     減収減産
          ▲24           モデルミックス等
                  ▲16




                         ▲292             コストダウン
                                   販管費                 250
                                            14

                                   104



 20/3期                                             21/3期
                                                   (予想)
                                                               7
2021年3月期 上期実績 2021年3月期 通期予想    ※通期予想は、第1四半期決算発表から変更なし


事業別通期業績予想
                                                               (億円)


                            20/3        21/3        前期比      為替影響

                売 上 収 益       2,694      2,280      ▲414      ▲44

楽   器   事   業   事 業 利 益        378         200      ▲178      ▲19

                事 業 利 益 率     14.0%        8.8%     ▲5.2P


                売 上 収 益       1,144      1,000      ▲144      ▲15

音響機器事業          事 業 利 益            86          50    ▲36       ▲5

                事 業 利 益 率      7.5%        5.0%     ▲2.5P


                売 上 収 益        305         270       ▲35       ▲1
部 品 ・ 装 置
                事 業 利 益             0           0       0      ▲0
その他の事業
                事 業 利 益 率      0.1%        0.0%      ▲0.1P


                                                                    8
2. 事業別概要
    楽器事業                音響機器事業         部品・装置、その他の事業

売上収益・事業利益
                                            [上期状況] ステイホーム需要堅調も供給不足から減収減益
                                            ・ピアノは店舗再開で回復の兆し、電子楽器はステイホーム需要継続も
                   売上収益                      供給不足で減収、管弦打は学校再開遅れで需要低迷、ギターは需要旺
                                    (億円)     盛で増収
3,000                                       ・地域別では中国が復調、それ以外の地域は回復基調も供給不足で減収

                                            [通期見込] 下期は市況回復も電子部品調達難により売上予想困難
2,500                                       ・ピアノは下期に市況回復、電子楽器は電子部品調達難から減収、
                                             管弦打は学校需要縮退で苦戦継続、ギターは需要堅調で増収を予想
                                            ・中国は増収、それ以外の地域は減収を予想
2,000

                                                                    事業利益                    (億円)
1,500                                          500
                                                     [16.1%] [14.0%]         [10.9%] [8.8%]
                2,694               (86%)
                                               400
                                    2,280
1,000
                                               300
                            (79%)
        1,387                                  200
 500                       1,072                              378

                                               100    223                             200
                                                                               117
   0                                            0
        20/3期 20/3期        21/3期 21/3期               20/3期 20/3期              21/3期 21/3期
         上期    通期           上期    通期                  上期    通期                 上期    通期
                                 (予想)                                               (予想)
                         ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減                       [ ]内は事業利益率             10
       楽器事業              音響機器事業          部品・装置、その他の事業

     主要商品             販売状況
       ピアノ                    電子楽器             管弦打楽器                   ギター
                                                                                       (億円)
                              921
                                      (90%)
                                      807
                              190




     530                      287
             (92%)                              507
             476
4Q    95                                               (77%)
                                                113    385
                                                                              (101%)
3Q   150
                              235               112                   286      283
                                      (80%)
                                      187                              62
2Q   150     (96%)                              137
                                                       (77%)           84
             143
                                      (85%)            105                    (103%)
                              209                                      73      74
1Q           (68%)                    170       145    (60%)
     134                                                                      (100%)
              87                                        84             68      65
     20/3期   21/3期            20/3期   21/3期    20/3期   21/3期          20/3期   21/3期

                     ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減           *ギターは、Line6・Ampegブランド売上を含む      11
       楽器事業                音響機器事業             部品・装置、その他の事業

 地域別販売状況

                                                                                                  (億円)


     689


4Q   160                   575     (90%)
             (73%)
             502                   511           497    (90%)              (103%)   489
                            134
                                                        443      443       444              (82%)
3Q   154                                         99                                 110     380
                                                                     58
                            160
                                                 164             127                142
2Q   180

             (79%)          153    (79%)                                   (102%)
             143                                        (87%)    134
                                   120           116                        136     127     (85%)
                                                        105
                                                                                            103
1Q   195     (54%)                 (84%)                (81%)              (81%)
             106            128    105           117             125                110     (69%)
                                                            90              95               71
     20/3期   21/3期         20/3期   21/3期        20/3期   21/3期    20/3期     21/3期    20/3期   21/3期


        日本                     北米                      欧州                 中国           その他

                     ※ソフト、音楽教室等を含む         ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減                                  12
    楽器事業           音響機器事業       部品・装置、その他の事業

 個性際立つ商品の開発
              幅広い技術を融合した個性的な商品群
          電子ピアノ                   ギターアンプ                 デジタルサックス
 Clavinova『CLP-700シリーズ』       『THR30IIA Wireless』         『YDS-150』




                             国内外で高い評価を得た「THR」に
限りなくグランドピアノに近い高い表現力を実現                              サクソフォンの本格的な表現力と静音化を実現
                             アコースティックギターアンプが登場

      電子キーボード               ベーゼンドルファー グランドピアノ         バリトンサクソフォン
     『PSR-SX600』          『ベートーヴェン生誕250周年記念モデル』 『YBS-82』『YBS-62』『YBS-480』
                                『セセッシオン』




                                                          最上位クラスを加え
本格的な演奏や楽曲制作ができる多彩な機能を搭載      特別なデザインモデルを台数限定で発売
                                                       26年ぶりにラインアップを一新
                                                                         13
 楽器事業           音響機器事業           部品・装置、その他の事業

個性際立つ商品の開発
ブランド価値の高揚、ヤマハの成長を支えるYamaha Design

                   ~German Design Award 2021* 受賞商品~




      ステージピアノ『CP88』                      ショルダーキーボード sonogenic『SHS-500』
 「本物」の音色、鍵盤タッチ、直感的な新インターフェイス                楽器を演奏したことがない方でも楽しめる、新しいタイプの楽器


   * ドイツデザイン評議会が2012年から主催している国際的に権威のあるデザイン賞 http://www.german-design-award.com/
                                                                                  14
    楽器事業              音響機器事業         部品・装置、その他の事業

売上収益・事業利益
                                          [上期状況] AVはステイホーム需要継続、PAは回復スロー
                                          ・AVはイヤフォン・ワイヤレスSPが好調、サウンドバー・HiFi堅調
                                          ・PAは個人音楽制作需要拡大も、ライブ市場の低迷が続く
                 売上収益                     ・ICTはテレワークが常態化し好調継続
1,250                             (億円)    [通期見込]    ステイホーム需要継続も電子部品調達難により売上予想困難
                                          ・AVはイヤフォン・サウンドバーの成長、レシーバーは部品調達難から
                                           供給不足による減収を予想
                                          ・PAは個人の音楽制作好調も、ライブ市場の回復遅く減収を予想
1,000
                                          ・ICTはテレワーク、リモート会議の定着により2桁成長を予想



 750
                                                                   事業利益                    (億円)
                                              100   [6.7%]   [7.5%]         [3.5%]   [5.0%]

              1,144               (89%)       80
 500                              1,000
                                              60

                          (84%)                               86
 250    545                                   40
                          452
                                              20
                                                                                      50
                                                     37
                                                                              16
   0                                           0
        20/3期 20/3期      21/3期 21/3期                20/3期 20/3期             21/3期 21/3期
         上期    通期         上期    通期                   上期    通期                上期    通期
                               (予想)                                               (予想)
                       ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減                        [ ]内は事業利益率              15
     楽器事業            音響機器事業       部品・装置、その他の事業

主要商品            販売状況
             AV機器                       PA機器                    ICT機器
                                                                               (億円)



                                  473

      409       (94%)                       (80%)                     (111%)
                    376           103                                 (117%)
                                               370
      80
                                                                       144
4Q
                                                          130
                                  127

3Q    135                                                  41


                                  120                      32
                (90%)
2Q    107                                      (74%)                         (153%)
                  96                                                    50
                                                 88                          (164%)
                                                           33
                (93%)             123          (60%)
1Q    87          78                             71                          (101%)
                                                           24           24
                                                                             (113%)
     20/3期      21/3期            20/3期      21/3期         20/3期       21/3期


                              ※PA機器はハード売上収入のみ(設備工事を除く)   ( )内はOEM向けを除いた前期比増減
 ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減
                                                                                  16
      楽器事業            音響機器事業          部品・装置、その他の事業

地域別販売状況
                                                                                         (億円)
             (96%)
     313
             301                       303
                                               (86%)
                      265     (91%)            260
                                        61
4Q   114                      239
                       56

                                                                               188
                                        91
                       80                                                       42     (76%)
3Q    68
                                                                                       134

             (104%)                     72                      (91%)           55
                87                                             (100%)
2Q    83               73     (67%)
                                               (96%)    75        67
                                 48               71
                                                        10                      49
                                                        22
             (125%)           (95%)     79     (62%)    20                              32 (68%)
1Q    48        59     57        53               47              18 (92%)(103%) 42
                                                        23        14 (66%)(74%)         22 (57%)
     20/3期   21/3期    20/3期   21/3期    20/3期   21/3期   20/3期   21/3期           20/3期   21/3期


           日本               北米               欧州              中国                   その他


                       ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減                 ( )内はOEM向けを除いた前期比増減
                                                                                               17
   楽器事業         音響機器事業          部品・装置、その他の事業

 個性際立つ商品の開発
                多様なニーズに応える商品展開
        デジタルミキシングシステム                         ネックバンド型ノイズキャンセリング
     『RIVAGE PM5』『RIVAGE PM3』                 Bluetooth®イヤホン 『EP-E70A』




   直感的な操作性と軽量・コンパクト化を追求した新ラインナップ             いつでもベストな音を楽しめる独自・最新機能を搭載



ブックシェルフスピーカー『NS-3000』      サウンドバー『SR-C20A』            AVレシーバー『RX-V6A/V4A』




  フラッグシップスピーカーの技術を継承       ヤマハ史上最小*のコンパクトボディ              デザイン、回路構成を一新
      高い空間再現力を実現             サイズを超えた豊かな臨場感                映像・音質性能が更に向上
                           * 当社サウンドバー製品の容積比較において
                                                                         18
 楽器事業         音響機器事業       部品・装置、その他の事業

個性際立つ商品の開発
            遠隔コミュニケーションの多様化に対応
          柔軟な働き方、快適なコミュニケーションを実現
 遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション『ADECIA』          遠隔会議用スピーカーフォン『YVC-330』




高品位で快適な遠隔コミュニケーション空間をワンストップで提供    「Interop Online 2020」において「Best of Show Award」を受賞


        「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2020-2021」
        ネットワーク機器部門において5年連続で第1位を獲得

「日経コンピュータ 2020年9月3日号 顧客満足度調査
2020-2021 ネットワーク機器部門」において5年連続
(通算6回目)で第1位を獲得。当社の機器は「信頼性」
「運用性」「コスト」の項目で非常に高い評価。


                                                  ヤマハネットワーク製品の拡大               19
      楽器事業          音響機器事業           部品・装置、その他の事業

売上収益・事業利益
                                          [上期状況]
                                          ・電子デバイス、自動車用内装部品ともに前年に届かず、FA
                                           機器は増収
                   売上収益
400                               (億円)    [通期見込]
                                          ・電子デバイスは下期に車載オーディオ、FA機器は検査機需要
                                           増、自動車内装部品増を見込む

300



                                                                事業利益                   (億円)
                                            12
200
                                                 [1.2%]   [0.1%]         [▲2.3%] [0.0%]
                                  (89%)      8
             305
                                  270
100                                          4
                          (81%)
       153
                          124                      2
                                             0              0                      0
                                                                           ▲3
 0
      20/3期 20/3期         21/3期 21/3期       -4

       上期    通期            上期    通期              20/3期    20/3期           21/3期   21/3期
                                (予想)              上期       通期              上期      通期
                                                                                  (予想)
                     ( )内は為替を除いた実質ベースでの前期比増減                       [ ]内は事業利益率             20
   楽器事業             音響機器事業            部品・装置、その他の事業

個性際立つ商品の開発
 成長市場である車内のトータルソリューション領域へシフト
      ~『車載向けヤマハブランドオーディオシステム』の採用がすすむ~

        吉利グループ Lynk & Co の                                  上海汽車グループMGの
         電気自動車に搭載決定                                         新型「MG5」に搭載決定




ヤマハ搭載車種をイメージしたコンセプトカー   『車載向けヤマハブランドオーディオ』            搭載が決まった新型「MG5」          ヤマハロゴがデザインされた
                                                                               ドアスピーカーグリル



ヤマハの車載向けオーディオシステムでは、楽器が引き出す音楽の魅力を余すことなく届けるべく、スピーカー、アンプ、信号処理のすべてにお
いて楽器の再現性にこだわります。そして、車の個性やコンセプト、ユーザーへ訴求する価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、
その車にふさわしい理想の音を実現します。音楽の興奮や喜びを車の中の全員が最高のレベルで楽しむことができる音楽リスニング体験のみなら
ず、車室内のサウンドに関する多様なソリューションも展開し、ドライビング体験をサウンドで彩ります。当社は今後、『車載向けヤマハブラン
ドオーディオ』の展開を国内外に向けてさらに拡充し、感動体験を提供してまいります。


            『車載向けヤマハブランドオーディオ』公式サイト https://device.yamaha.com/ja/automotive_sound/
                                                                                          21
3. その他財務数値
                                                       ※期末予想は、第1四半期
 決算概要           事業別概要    その他財務数値           ESG          決算発表から変更なし


貸借対照表

                                  21/3           増減         21/3末
                         20/3末
                                  上期末                       (予想)      (億円)

   現金及び現金同等物                927    1,047          120          892
   営    業   債    権   他      581     494           ▲87          590
   そ の 他 金 融 資 産            129      65           ▲65           74
   棚    卸       資    産    1,001    1,000          ▲0           950
   他    流   動    資   産       65      79               14        97
   非    流   動    資   産    2,038    2,109              70      2,143
   資        産        計    4,740    4,793              53      4,745
   流    動       負    債      991     969           ▲23          863
   非    流   動    負   債      484     445           ▲39          451
   資        本        計    3,265    3,379          115         3,431
   負 債 及 び 資 本 計          4,740    4,793              53      4,745

                                                                             23
                                                      ※通期予想は、第1四半期
   決算概要           事業別概要    その他財務数値      ESG            決算発表から変更なし


設備投資額・減価償却費/研究開発費

  設備投資額/減価償却費
                                                                           (億円)


                                         205
 ■その他                                     12                    148
            72                            43                     8
 ■音響機器                      54
            2                                                   30
 ■楽器        15               3
                            11            150                              118
            54        54           56                112        110
 ■減価償却費                     40
            20/3期 上期        21/3期 上期      20/3期 通期              21/3期 通期
                                                                 (予想)

          研究開発費

                                                248                  240
 ■その他            123         119                39                   37
 ■音響機器
                 19          17                 111                  107
                 55          54
 ■楽器
                 49           48                98                   96
            20/3期 上期       21/3期 上期       20/3期 通期             21/3期 通期
                                                                (予想)
                                                                                 24
4. ESGの取り組み
     決算概要                 事業別概要             その他財務数値            ESG

ESG
            事業を通じた、音楽文化・社会の持続的発展への貢献
ドイツ・フライブルク音楽大学の“リモート入試”への協力                                「耳を守る」独自技術「リスニングケア」で
                                                            若者の難聴リスクに新しい価値を提案




                                    日本と中国での受験者による演奏を
                                    遠く離れたドイツのピアノで忠実に再現
                                                          音量に応じて音のバランスを自動調整する独自技術             WHOの「Make Listening Safe」ロゴ

自動演奏機能付きピアノを活用し、日本・中国からのリモート入学試験をサポート                      11億人が抱える難聴リスクに対し「耳を守る」という新しい価値を提案



 新興国での器楽教育普及活動を                                                      “新しい生活様式”に対応したサービスを可能とする
   通じた社会価値の創造                                                  『SoundUD*音響通信モジュール』を提供開始

                                                                                               〈活用事例〉
                                                                                               タクシーアプリ「MOV」の
                                                                                               キャッシュレス決済、
                                                                                               混雑緩和推進アプリ「KQスタ
                                                                                               んぽ」の乗車スタンプ付与 など

                              マスクなどを使用し一部課外活動を再開(マレーシア)    “新しい生活様式”に対応したサービスの例

新興国の公教育へ楽器・教材・指導ノウハウをパッケージとして提供
                                                           アプリやサービスに組み込むことで、やりとりの非接触化などが可能に
新たにブラジル、UAEでの展開が加わり、6ヵ国*において器楽教育普及活動を推進
                                                            * Sound Universal Design:音のユニバーサルデザイン
 * インドネシア、マレーシア、ベトナム、インド、ブラジル、UAE                                                                                   26
トピック
一般社団法人デジタルメディア協会による「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’19/第25回 AMDアワード」において

                「AI美空ひばり」が総務大臣賞(大賞)を受賞

当社の歌声合成技術「VOCALOID:AI™」で美空ひばり
さんの歌声を再現し、NHK/ひばりプロダクション/秋元
康/⽇本コロムビア/ヤマハの共同作品としてエントリー
した「AI美空ひばり」が、110もの候補作品の中から、
大賞である「総務大臣賞」を受賞しました。
                                   第25回 AMDアワード授賞式の様子           総務大臣(右)からの表彰



次世代ライブビューイング『Distance Viewing(ディスタンス・ビューイング)』
               ~ニューノーマル時代の新しい音楽ライブの形を提案~

『Distance Viewing』は、ライブ音声を完全再現し、
リアルな等身大映像と本番さながらの照明演出でそのパ
フォーマンスをステージによみがえらせる「ライブハウス
で見る高臨場感ライブビューイング」です。コロナ禍で苦
境にあるライブハウスの新たな動員源となるライブコンテ
ンツを提供するために開発されました。
                                   『Distance Viewing』のイメージ   ライブ時の音響再現、照明、映像データを
                                                                 統合し、高臨場感を再現
                                                                               27
トピック
ヤマハ銀座店に、参加型の音楽体験を提供する「ブランド体験エリア」がオープン
                  ~顧客接点の整備、直営店の体験型シフトがすすむ~
当社の旗艦店であり、国内最大級の総合楽器店である「ヤマハ銀座店」に、参加型のさまざまな音楽体験を提供する「ブランド体験
エリア」を新たにオープンしました。音楽や映像を視聴するだけでなく、音や音楽に触れたり感じたりといった多様な音楽体験をお
楽しみいただけます。




       ヤマハ銀座ビル                1階のイベントスペース        2階のカフェラウンジ      カフェラウンジのバーチャルライブスペース


                世界初*、歌って会話する“ペット以上恋人未満”の“うたロボ”
  コミュニケーションロボット『Charlie チャーリー™』プロトタイプ公開

言葉をメロディにのせて会話する『Charlie』は、当社が持つボーカロイド
技術や自動作曲技術等を活用しており、ユーザーが話しかけると、ミュージ
カルのようにメロディにのせて返答します。今後モニターなどでさらに開発
を進め、2021年春の発売を目指します。


  * 歌だけでコミュニケーションをとるロボットの意(2020年10月27日現在。当社調べ)
                                                       コミュニケーションロボット『Charlie』           28
付属資料
2021年3月期 2Q 業績概要
                                                                             (億円)

                             20/3         21/3            前期比
                                                                       *2
   売     上    収       益       1,090          930       ▲160   ▲14.7%

   事     業    利       益         154          119       ▲35    ▲22.5%
   ( 事 業 利 益 率 )              (14.1%)     (12.8%)

                        *1
   当     期    利       益         138              89    ▲49    ▲35.7%

                                                              *2
    為替レート(円)                                                       ▲14.4 %
                                                                (為替影響除く)
                  US$               107          106
       売上収益
    (期中平均)
                  EUR               119          124

       利益         US$               108          106
    (決済レート)
                  EUR               123          118


*1 親会社の所有者に帰属する当期利益
                                                                              30
2021年3月期 2Q 事業別実績
                                                               (億円)


                            20/3        21/3        前期比      為替影響

                売 上 収 益        711         606      ▲105       ▲3

楽   器   事   業   事 業 利 益        124             92    ▲32       ▲6

                事 業 利 益 率     17.5%       15.2%      ▲2.3P


                売 上 収 益        297         257       ▲41        0

音響機器事業          事 業 利 益            28          27     ▲1       ▲1

                事 業 利 益 率      9.4%       10.4%       1.0P


                売 上 収 益            82          68    ▲14       ▲0
部 品 ・ 装 置
                事 業 利 益             1           0     ▲1        0
その他の事業
                事 業 利 益 率      1.5%        0.1%      ▲1.3P


                                                                    31
2021年3月期 上期 その他収支等
                                 20/3         21/3
                                                           (億円)
          事   業    利   益                261          130

                  固定資産処分損益                2          ▲0
     その他収益・
             そ          の    他           12      ▲23
     費 用 収 支
                        計                14      ▲23

          営   業    利   益                276          107
                  受 取 配 当 金              19            4
     金融収支計 そ            の    他          ▲6       ▲10
                        計                13          ▲6
          税   前    利   益                289          101
          法人所得税費用                        76           30
         非支配株主利益                          1            0
         当    期   利    益**              211          71
    * 親会社の所有者に帰属する当期利益

                                                                  32
                                 ※通期予想は、第1四半期決算発表から変更なし


2021年3月期 通期 その他収支等
                                               21/3
                                  20/3
                                               (予想)
                                                            (億円)
          事   業    利   益                 464      250

                  固定資産処分損益                 3          ▲0
     その他収益・
             そ          の    他        ▲33         ▲25
     費 用 収 支
                        計             ▲30         ▲25
          営   業    利   益                 433          225

                  受 取 配 当 金               37           21
     金融収支計 そ            の    他             2          ▲8
                        計                 39           13
          税   前    利   益                 472          237
          法人所得税費用                        125           76
         非支配株主利益                           1            1
         当    期   利    益**               346      160
    * 親会社の所有者に帰属する当期利益

                                                                   33
   この資料の中で、将来の見通しに関する数値につきましては、
ヤマハ及びヤマハグループ各社の現時点での入手可能な情報に基いており、
    この中にはリスクや不確定な要因も含まれております。
  従いまして、実際の業績は、事業を取り巻く経済環境、需要動向、
      米ドル、ユーロを中心とする為替動向等により、
    これらの業績見通しと大きく異なる可能性があります。