7362 M-T.S.I 2021-11-12 16:00:00
2021年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上場会社名 株式会社T.S.I 上場取引所 東
コード番号 7362 URL https://www.t-s-i.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)北山 忠雄
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名)三宅 裕介 TEL 075-393-7177
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 2,366 5.5 73 △17.2 66 △43.3 38 △53.4
2020年12月期第3四半期 2,243 - 89 - 118 - 81 -
(注)包括利益 2021年12月期第3四半期 38百万円 (△53.4%) 2020年12月期第3四半期 81百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 26.33 -
2020年12月期第3四半期 66.42 -
(注)潜在株式調整後1株あたり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 2,729 827 30.3
2020年12月期 2,056 237 11.5
(参考)自己資本 2021年12月期第3四半期 827百万円 2020年12月期 237百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年12月期 - 0.00 -
2021年12月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,324 13.4 179 102.1 163 21.6 124 21.6 84.87
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.2021年12月期(予想)の1株当たり当期純利益は、予定期中平均発行株式数によって算出しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 1,528,000株 2020年12月期 1,228,000株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q -株 2020年12月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 1,444,484株 2020年12月期3Q 1,228,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社T.S.I(7362) 2021年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社T.S.I(7362) 2021年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた緊急事態宣言
の発令、延長や蔓延防止等重点措置の発令により、再び経済活動の制限が課されました。政府や中央銀行による追
加政策支援や新型コロナウイルスワクチンへの期待感、巣篭り需要による一部業界の業績好調にも後押しされ、一
時は日経平均株価もバブル崩壊後の高値を更新しましたが、国内の新たな感染拡大にも見舞われました。その後、
新規感染者数の減少等により、9月30日をもって全都道府県で緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は解除さ
れ、経済活動の正常化に向けて、手探りで進み始めましたが、先行き不透明な状況が続いています。
一方、世界経済においても、同様に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に歯止めがかからず、特に欧州では
ロックダウンによって経済の停滞が見られていたものの、新型コロナワクチン接種が先行する国では行動制限が緩
和されました。しかし、デルタ株の流行により、再び多くの国で移動制限、活動制限が実施され、輸出入、企業活
動、個人消費などの経済活動全般に停滞が見られ、現在も国によって再流行が発生するなど、世界経済は予断を許
さない状況にあります。
介護業界におきましては、高齢化がさらに進むことで介護サービスの需要は高まっているものの、2020年度の介
護事業所の倒産件数は過去最高となり、厳しい状況が伺えます。またサービスを担う人材の十分な確保が難しく、
引き続き、人材確保が介護事業者の大きな経営課題になっております。当社は「介護職員等特定処遇改善加算」を
活用し、事業所の管理者を中心とした還元の強化と、職員からの紹介手当の拡充を実施し、人材確保と定着のため
の環境を整備することに努めてまいりました。
このような状況の下、当社グループは当第3四半期連結累計期間において引き続き内部管理体制を強化し、経営
基盤の構築に努めるとともに、8月に「アンジェス神照」「アンジェスみよし」の2棟88室を新規開設しました。
2021年9月末時点の運営状況につきましては、当第3四半期連結累計期間において、緊急事態宣言下にあった中
でも、26棟834室の全社稼働率は91.5%、オープン1年経過後拠点に限っては稼働率が96.7%となっており、高い稼
働率を維持しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は23億66百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は73百
万円(同17.2%減)、経常利益は66百万円(同43.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は38百万円(同53.4%
減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①介護事業
当事業におきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は20億78百万円、セグメント利益は56百万円となり
ました。これは前第4四半期連結会計期間以降、アンジェス嵯峨広沢、アンジェス相模原、アンジェスみよし及び
アンジェス神照がオープンしたことに加え、既存の事業拠点の売上が堅調に推移したことによるものです。
ただし、売上高は前第3四半期連結累計期間と比較して2億98百万円(前年同期比16.8%増)の増収となったこ
とに対し、拠点増加による人件費、運営費用の増加等により、セグメント利益は50百万円(同47.0%減)の減益と
なりました。
②不動産事業
当事業におきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高は2億88百万円、セグメント利益は71百万円となり
ました。これは当第3四半期連結累計期間において、自社保有物件「アンジェス彦根」のオーナーチェンジのため
の不動産販売を実施したことにより増益となった一方で、工事売上高が減少し減収となったためです。
その結果、売上高は前第3四半期連結累計期間と比較して1億75百万円(前年同期比37.8%減)の減収となりま
した。ただし 、「アンジェス 彦根」の販売等 による 利益が寄与したことで 、セグメント 利益は49百万円 (同
229.1%増)の増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は27億29百万円となり、前連結会計年度末に比べて6億72百万円
増加しました。これは主に、現金及び預金が4億29百万円、建物及び構築物が1億70百万円増加したことによるも
のであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は19億1百万円となり、前連結会計年度末に比べて82百万円増加
しました。これは主に、前受金が41百万円、流動負債その他が26百万円増加したことによるものであります。
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(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は8億27百万円となり、前連結会計年度末に比べて5億90百万円増
加しました。これは、資本金が2億76百万円、資本剰余金が2億76百万円増加したこと、親会社株主に帰属する四
半期純利益38百万円により利益剰余金が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当連結会計年度の業績につきましては、2021年3月19日に公表した「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当
社決算情報等のお知らせ」別添「2020年12月期 決算短信」に記載した2021年12月期の連結業績予想から変更はご
ざいません。新型コロナウイルス感染症の影響については、2021年12月期末まで影響を及ぼすとの仮定を置いてお
ります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 411,847 841,748
売掛金 242,871 270,279
販売用不動産 122,922 132,830
未成工事支出金 1,326 882
その他 153,539 140,594
貸倒引当金 △367 △582
流動資産合計 932,140 1,385,754
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 765,359 935,495
土地 285,879 276,157
建設仮勘定 2,678 20,303
その他(純額) 24,034 44,013
有形固定資産合計 1,077,951 1,275,969
無形固定資産
その他 9,794 6,402
無形固定資産合計 9,794 6,402
投資その他の資産
その他 36,772 61,335
貸倒引当金 △408 △361
投資その他の資産合計 36,364 60,974
固定資産合計 1,124,110 1,343,346
資産合計 2,056,250 2,729,100
負債の部
流動負債
工事未払金 1,957 6,653
買掛金 14,585 15,318
短期借入金 150,000 150,000
1年内返済予定の長期借入金 74,327 63,702
未払法人税等 21,604 23,061
賞与引当金 31,197 38,389
前受金 64,556 106,080
その他 242,354 268,747
流動負債合計 600,582 671,952
固定負債
長期借入金 1,204,854 1,214,678
その他 13,470 15,089
固定負債合計 1,218,324 1,229,767
負債合計 1,818,907 1,901,720
純資産の部
株主資本
資本金 98,200 374,200
資本剰余金 - 276,000
利益剰余金 139,143 177,179
株主資本合計 237,343 827,379
純資産合計 237,343 827,379
負債純資産合計 2,056,250 2,729,100
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 2,243,812 2,366,833
売上原価 1,888,875 1,971,429
売上総利益 354,936 395,403
販売費及び一般管理費 265,687 321,468
営業利益 89,248 73,934
営業外収益
受取利息 4 6
受取配当金 7 4
補助金収入 29,981 -
助成金収入 9,550 17,774
その他 7,828 10,566
営業外収益合計 47,370 28,351
営業外費用
支払利息 17,970 16,193
上場関連費用 - 19,079
その他 582 101
営業外費用合計 18,553 35,374
経常利益 118,066 66,911
税金等調整前四半期純利益 118,066 66,911
法人税、住民税及び事業税 28,201 27,494
法人税等調整額 8,296 1,381
法人税等合計 36,497 28,875
四半期純利益 81,568 38,036
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 81,568 38,036
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 81,568 38,036
四半期包括利益 81,568 38,036
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 81,568 38,036
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年3月19日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。上場にあたり、2021年3月18日を払込
期日とする有償一般募集増資(ブックビルディング方式による募集)により新株式300,000株を発行しております。
当該増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ276,000千円増加しました。
上記の結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本金が374,200千円、資本剰余金が276,000千円となってお
ります。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注1)
介護事業 不動産事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 1,779,891 463,920 2,243,812 - 2,243,812
セグメント間の内部売上高
- 28,941 28,941 △28,941 -
又は振替高
計 1,779,891 492,862 2,272,753 △28,941 2,243,812
セグメント利益 107,029 21,748 128,778 △39,529 89,248
(注)1.セグメント利益の調整額△39,529千円には、セグメント間取引消去等4,981千円及び各セグメントに配分し
ていない全社費用△44,510千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般
管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益との調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注1)
介護事業 不動産事業 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 2,078,204 288,629 2,366,833 - 2,366,833
セグメント間の内部売上高
- 213,329 213,329 △213,329 -
又は振替高
計 2,078,204 501,958 2,580,162 △213,329 2,366,833
セグメント利益 56,707 71,566 128,274 △54,340 73,934
(注)1.セグメント利益の調整額△54,340千円には、セグメント間取引消去等△7,252千円及び各セグメントに配分
していない全社費用△47,087千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益との調整を行っております。
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