2021 年 7 ⽉ 28 ⽇
⽇産⾃動⾞、2021 年度第 1 四半期決算を発表
・Nissan NEXT の確実な実⾏により、第 1 四半期は営業利益 757 億円を確保
・新⾞投⼊と質の⾼い販売で収益性を改善し、通期⾒通しを修正
⽇産⾃動⾞株式会社（本社：神奈川県横浜市⻄区、社⻑：内⽥誠）は 28 ⽇、2021 年度第 1
四半期決算及び通期⾒通しの修正を発表しました。
2021 年度第 1 四半期 3 か⽉は、連結売上⾼ 2 兆 82 億円、連結営業利益 757 億円、売上⾼
営業利益率 3.8%、当期純利益注 1 は 1,145 億円となりました。良好な市場環境の下、事業構
造改⾰「Nissan NEXT」の確実な実⾏を通して、継続的に⽶国での業績を回復させ、各市場
で販売の質を向上させたことが、収益性の改善に寄与しました。また、半導体供給不⾜の影
響を最⼩限に抑制するために、在庫⾞両の有効活⽤と戦略的な⾞両⽣産により販売台数を
確保したことも営業利益に貢献しています。
2021 年度第 1 四半期 3 か⽉財務実績
中国合弁会社に持分法を適⽤した 2021 年度第 1 四半期の財務実績は次の通りです。
（東京証券取引所届出 2020 年度 2021 年度 増減
- 中国合弁会社に持分 第 1 四半期 第 1 四半期 (対前年)
法を適⽤）注 2
売上⾼ 1 兆 1,742 億円 2 兆 82 億円 ＋8,340 億円
営業利益 -1,539 億円 757 億円 ＋2,296 億円
売上⾼営業利益率 % -13.1% 3.8% +16.9 ポイント
経常利益 -2,323 億円 903 億円 ＋3,226 億円
当期純利益 注 1 -2,856 億円 1,145 億円 +4,001 億円
2021 年度第 1 四半期 3 か⽉の平均レートは、1US ドル 109.5 円、及び 1 ユーロ 131.9 円を使⽤しています。
中国合弁会社を⽐例連結した会計基準では、2021 年度第 1 四半期の連結営業利益は 1,037
億円、売上⾼営業利益率は 4.5％となり、当期純利益注 1 は 1,145 億円となりました。
2021 年度の業績⾒通し
半導体の供給不⾜は、第 2 四半期の販売台数に⼤きな影響を与え、その影響は今後も続く
と想定されます。しかし、下半期には各市場で発売される新⾞効果による販売台数の回復を
⾒込んでいます。
こうした取り組みを反映し、今年度の通期業績⾒通しについて、連結売上⾼は 9 兆 7,500 億
円に、連結営業利益は 1,500 億円に上⽅修正します。また、当期純利益注 1 は前回対⽐で 1,200
億円改善し、600 億円となる⾒込みです。
中国の合弁会社に持分法を適⽤した 2021 年度通期予想は下記の通り修正し、東京証券取引
所に届け出ました。
（東京証券取引所届出 前回⾒通し 今回⾒通し 増減
‐中国合弁会社に持分法を (対前回⾒通し)
適⽤）注 2
売上⾼ 9 兆 1,000 億円 9 兆 7,500 億円 ＋6,500 億円
営業利益 ±0 1,500 億円 ＋1,500 億円
当期純利益 注 1 -600 億円 600 億円 ＋1,200 億円
社⻑兼 CEO の内⽥誠は、
「事業構造改⾰『Nissan NEXT』は着実に進捗し、第 1 四半期 3 か
⽉も好調な業績を維持することができました。しかし、事業環境は引き続き不透明であり、
今後に想定されるリスクを慎重に⾒極めながら、財務規律を徹底し、引き続き販売の質の向
上に取り組んでいきます。主要市場で複数の新⾞が発売になることで、下半期の回復を確実
なものとし、
『Nissan NEXT』のマイルストーンの⼀つである 2021 年度⽐例連結ベース注 3
での営業利益率 2%の達成につなげていきたいと考えています」と述べました。
注 1）親会社株主に帰属する当期純利益または当期純損失
注 2）2013 年度から中国の合弁会社 東⾵汽⾞有限公司の連結⽅法が変わり、持分法が適⽤されています。本会計基準
では、連結当期純利益に変化はないものの、連結売上⾼と連結営業利益には東⾵汽⾞の数値は含まれなくなります。
注 3）中国合弁会社を⽐例連結した会計基準
以上
＜2021年度 第１四半期決算 参考資料＞（連結①） 2021年7⽉28⽇
⽇産⾃動⾞株式会社
グローバルコミュニケーション本部
当第１四半期実績 前第１四半期実績 前年度実績 当期予想変更
22年3⽉期 21年3⽉期 21年3⽉期 22年3⽉期
売上⾼ (注1) 20,082億円 ( 71.0%) 11,742億円 ( ▲50.5%) 78,626億円 ( ▲20.4%) 97,500億円
⽇本 7,529億円 ( 59.1%) 4,731億円 ( ▲50.6%) 32,080億円 ( ▲19.5%)
北⽶ 10,692億円 ( 86.4%) 5,737億円 ( ▲55.2%) 39,752億円 ( ▲22.7%)
欧州 2,439億円 ( 127.6%) 1,071億円 ( ▲69.3%) 10,951億円 ( ▲26.0%)
アジア 3,194億円 ( 56.7%) 2,039億円 ( ▲38.7%) 11,567億円 ( ▲14.6%)
その他地域 2,059億円 ( 221.7%) 640億円 ( ▲62.1%) 6,239億円 ( ▲29.4%)
⼩計 25,913億円 ( 82.3%) 14,218億円 ( ▲53.9%) 100,589億円 ( ▲21.7%)
消去 ▲ 5,831億円 - ▲ 2,476億円 - ▲ 21,963億円 -
営業利益 (注1) 757億円 ( - ) ▲ 1,539億円 ( - ) ▲ 1,507億円 ( - ) 1,500億円
⽇本 ▲ 502億円 ( - ) ▲ 1,233億円 ( - ) ▲ 2,031億円 ( - )
北⽶ 1,098億円 ( - ) ▲ 258億円 ( - ) 463億円 ( - )
欧州 ▲ 190億円 ( - ) ▲ 174億円 ( - ) ▲ 307億円 ( - )
アジア 206億円 ( 165.1%) 78億円 ( ▲26.9%) 232億円 ( ▲40.7%)
その他地域 110億円 ( - ) ▲ 47億円 ( - ) 15億円 ( - )
⼩計 722億円 ( - ) ▲ 1,634億円 ( - ) ▲ 1,628億円 ( - )
消去 35億円 - 95億円 - 121億円 -
経常利益 903億円 ( - ) ▲ 2,323億円 ( - ) ▲ 2,212億円 ( - )
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益 1,145億円 ( - ) ▲ 2,856億円 ( - ) ▲ 4,487億円 ( - ) 600億円
1株当たり当期(四半期)純利益 29.26円 ▲73.00円 ▲114.67円
潜在株式調整後１株当たり当期(四半期)純利益 29.26円 - -
為替レート 109.5円／US$ 107.6円／US$ 106.1円／US$ 108.4円／US$
131.9円／EUR 118.6円／EUR 123.8円／EUR 129.0円／EUR
設備投資 (注2) 553億円 693億円 4,054億円 4,500億円
減価償却費 (注2) 709億円 675億円 2,703億円 3,200億円
研究開発費 1,151億円 1,168億円 5,035億円 5,450億円
総資産 158,884億円 158,308億円 164,521億円
純資産 44,886億円 40,547億円 43,398億円
⾃⼰資本⽐率 25.7% 23.4% 24.0%
業績評価 増収増益 減収減益 減収減益
＊中国合弁会社持分法ベース
＊（ ）内は対前年同期増減率
(注1）本邦以外の地域に属する主な国⼜は地域は以下の通りである
（1）北⽶…⽶国、カナダ、メキシコ
（2）欧州…フランス、イギリス、スペイン、ロシア、その他欧州諸国
（3）アジア…中国、タイ、インド、その他アジア諸国
（4）その他地域…⼤洋州、中近東、南アフリカ、メキシコを除く中南⽶
（注2）設備投資と減価償却費は、ファイナンスリース関連の⾦額を含む
＜2021年度 第１四半期決算 参考資料＞（連結②） 2021年7⽉28⽇
グローバル販売台数（⼩売）及び⽣産台数 ⽇産⾃動⾞株式会社
グローバルコミュニケーション本部
当第１四半期実績 前第１四半期実績 前年度実績 当期予想変更
22年3⽉期 21年3⽉期 21年3⽉期 22年3⽉期
グローバル販売台数（⼩売） グローバル販売台数(⼩売)
⽇ 本 (軽を含む） 90千台 ( 6.8%) 84千台 ( ▲33.7%) 478千台 ( ▲10.6%) ⽇ 本 (軽を含む） 510千台
北⽶ 378千台 ( 70.3%) 222千台 ( ▲50.8%) 1,213千台 ( ▲25.1%)
北⽶ 1,420千台
（内 ⽶国） 298千台 ( 68.1%) 177千台 ( ▲49.5%) 927千台 ( ▲25.1%)
欧州 91千台 ( 68.5%) 54千台 ( ▲60.1%) 391千台 ( ▲24.8%) 欧州 380千台
アジア 400千台 ( 67.5%) 239千台 ( ▲42.5%) 1,649千台 ( ▲9.4%) アジア・その他 2,090千台
（内 中国） 352千台 ( 70.6%) 207千台 ( ▲39.9%) 1,457千台 ( ▲5.8%)
(内 中国） 1,530千台
その他 89千台 ( 99.6%) 44千台 ( ▲56.7%) 320千台 ( ▲26.2%)
計 1,048千台 ( 62.9%) 643千台 ( ▲47.7%) 4,052千台 ( ▲17.8%) 計 4,400千台
グローバル⽣産台数 グローバル⽣産台数
⽇本 104千台 ( 74.6%) 60千台 ( ▲67.1%) 517千台 ( ▲31.8%) ⽇本
（注1） （注1）
北⽶ 230千台 ( 264.1%) 63千台 ( ▲82.1%) 953千台 ( ▲28.8%) 北⽶
（注2） （注2）
欧州 55千台 ( 323.7%) 13千台 ( ▲90.2%) 336千台 ( ▲33.9%) 欧州
（注3） （注3）
アジア 404千台 ( 117.6%) 186千台 ( ▲58.6%) 1,737千台 ( ▲12.8%) アジア
（注4） （注4）
その他 26千台 ( 1028.4%) 2千台 ( ▲94.5%) 91千台 ( ▲43.2%) その他
計 820千台 ( 153.0%) 324千台 ( ▲72.0%) 3,634千台 ( ▲23.6%) 計
＊（ ）内は対前年同期増減率
＊グローバル販売台数及びグローバル⽣産台数の中国・台湾については、1－12⽉ベースの数字
（注1) ⽶国、メキシコの⽣産台数
（注2) 英国、スペイン、ロシア、フランスの⽣産台数
（注3) 台湾、タイ、フィリピン、インドネシア、中国、インドの⽣産台数
（注4) 南アフリカ、ブラジル、エジプト、アルゼンチンの⽣産台数
当第１四半期実績 前第１四半期実績 前年度実績
22年3⽉期 21年3⽉期 21年3⽉期
連結売上台数
⽇本 95千台 ( 23.5%) 77千台 ( ▲37.8%) 462千台 ( ▲10.2%)
海外 455千台 ( 122.3%) 205千台 ( ▲69.5%) 2,010千台 ( ▲29.1%)
計 550千台 ( 95.3%) 282千台 ( ▲64.6%) 2,471千台 ( ▲26.2%)
連結⽣産台数
⽇本 104千台 ( 74.6%) 60千台 ( ▲67.1%) 517千台 ( ▲31.8%)
在外連結⼦会社 365千台 ( 328.1%) 85千台 ( ▲85.3%) 1,575千台 ( ▲30.0%)
計 469千台 ( 223.8%) 145千台 ( ▲81.0%) 2,092千台 ( ▲30.4%)
＊連結売上台数、連結⽣産台数は連結財務諸表のベースとなるものである
2021年度 第1四半期
決算報告
日産自動車株式会社
2021年7月28日
2021年度 第1四半期 実績
2021年度 見通し
2
21年度 第1四半期 自動車市場の動向
グローバル市場動向 グローバル日産販売動向
全需*1 （千台） 日産自動車の販売台数 （千台）
+63%
+66%
デジタルをきっかけとした販売成約*2
*1：日産集計値 *2：米国、中国、日本及びメキシコの販売実績
3
21年度 第1四半期 販売実績
販売台数
前年同期比
1,048 グローバル +63%
90 日本 +7%
352 中国 +71%
643
84
207 378 北米 +70%
(298) （米国） (+68%)
222
(177) 91 欧州 +69%
(千台）
54
77 136 その他 +78%
20年度 21年度
第1四半期 第1四半期
4
コアモデルのパフォーマンス
個人顧客向け販売の バリューの浸透
ローグ （米国） セグメントシェア
お客様に対する販売価格
+22% 第1四半期
対前年同期比
台当たり売上高
+28% 第1四半期
対前年同期比
セグメントシェア 取引価格の推移
シルフィ （中国）
Dec 2020 =1
Q1 Q2
5
コアモデル・新型車のパフォーマンス
セグメントシェア
ノート （日本） ノート オーラ
台当たり売上高
+31% 第1四半期
対前年同期比
5.6 千台以上を受注
アリア キャシュカイ インフィニティ QX55
5.3 千台以上を受注 1.5 千台以上を
14.6 千台以上を受注
0
45% が最上位グレード
(B9 e-4ORCE)
ほぼ ディスカウント* で販売
*インフィニティ QX55 の販売価格は希望小売価格の96％
6
NISSAN NEXT：21年度 第1四半期の状況
最適化（固定費） 販売の質（売上高）
営業利益損益分岐点台数* 台当たり売上高（対19年度平均）
• 約3,500億円の固定費削減と損益分岐点台数が500万台
から440万台に低下
約 約
500万台 440万台
18年度 21年度以降
* 中国合弁会社を含む
将来への投資（21年度 第1四半期ハイライト）
インフィニティ 新型キャシュカイの Nissan EV36Zero
QX55の 生産開始（英国） の発表
販売開始（米国）
4月 5月 6月
新型エクストレイル・シルフィ e-POWER アリアの受注が10日間で インフィニティ
を発表（上海） 4,000台に到達 ノート オーラを発表 QX60を発表
7
財務実績
(億円)
営業利益 自動車事業 自動車事業
売上高 当期純利益*1
（営業利益率） フリーキャッシュフロー ネットキャッシュ
7,448
20,082
持分法適用ベース
11,742
-1,539 757
2,352
1,145
(-13.1%) (3.8%) -2,856 -8,157 -1,744
*2
20年度 21年度 20年度 21年度
第1四半期 第1四半期 第1 第1
20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 四半期末 四半期末
第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期
11,327
23,235
比例連結ベース
5,033
中国合弁会社
13,258
1,037
-1,360
(4.5%) 1,145 *2
(-10.3%) -2,856 -8,837 -1,889
20年度 21年度 20年度 21年度
第1四半期 第1四半期 第1 第1
20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 四半期末 四半期末
第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期
流動性の状況（2021年6月末時点）
1. 自動車事業手元資金： 1兆6,994億円（持分法適用ベース）、 2兆1,010億円（中国合弁会社比例連結ベース）
2. 未使用コミットメントライン： 約2.0兆円
*1：親会社株主に帰属する当期純利益
*2：ダイムラーAG株式の売却による収入+1,500億円を含む
8
財務実績
（東証届出値）
営業利益増減分析
（億円）
+432 +28 757
+1,932
-1,539
+47 -143
20年度 為替 原材料 販売 モノづくり その他 21年度
第1四半期 パフォーマンス パフォーマンス 第1四半期
営業利益 営業利益
9
財務実績
（東証届出値）
20年度 21年度
（億円） 増減
第1四半期 第1四半期
売上高 11,742 20,082 +8,340
営業利益 -1,539 757 +2,296
営業利益率 -13.1% 3.8%
営業外損益 -784*1 146 *1
経常利益 -2,323 903 +3,226
*2 *3
特別損益 -723 802
税金等調整前当期純利益 -3,046 1,705 +4,751
税金費用 203 -488
少数株主利益*4 -13 -72
当期純利益 *5 -2,856 1,145 +4,001
（ドル/円） 107.6 109.5 +1.9
為替レート
（ユーロ/円） 118.6 131.9 +13.3
*1: 持分法による投資損益 +183億円（21年度 第1四半期）、-847億円（20年度 第1四半期） を含む
*2: 新型コロナウイルス感染拡大による操業停止等に伴う損失（純額） -332億円 及び 事業構造改革費用 -401億円を含む
*3: ダイムラーAG株式の売却益 +761億円を含む
*4: 非支配株主に帰属する当期純利益
*5: 親会社株主に帰属する当期純利益
10
2021年度 第1四半期 実績
2021年度 見通し
11
（東証届出値）
（億円）
20年度 21年度 21年度 増減 増減
実績 前回見通し*1 今回見通し 対前年 対前回見通し*1
販売台数 4,052 4,400 4,400 +348 -
（千台）
中国を除く販売台数 2,595 2,870 2,870 +275 -
（千台）
売上高 78,626 91,000 97,500 +18,874 +6,500
営業利益 -1,507 0 1,500 +3,007 +1,500
営業利益率 -1.9% 0.0% 1.5% +3.4 ポイント +1.5 ポイント
当期純利益*2 -4,487 -600 600 +5,087 +1,200
(ドル/円) 106.1 105.0 108.4 +2.3 +3.4
想定為替レート*3
(ユーロ/円) 123.8 120.8 129.0 +5.2 +8.2
*1：2021年5月11日発表の前回見通し
*2：親会社株主に帰属する当期純利益
*3：第2四半期以降の想定為替レートは108円（ドル/円)、128円（ユーロ/円）
12
（東証届出値）
営業利益増減分析
21年度今回見通し 対20年度実績及び対前回見通し*
（億円）
+6,550 -1,500
3,350 -1,850
1,500
-1,507
-200
20年度 為替・ パフォーマンス 新車への投資 21年度 ビジネスリスク 21年度
営業利益 規制対応及び 営業利益 営業利益
実績 商品性向上
今回見通し 今回見通し
（ビジネスリスク考慮前） （ビジネスリスク考慮後）
今回見通し 対 前回見通し* :
- +800 +1,050 0 +1,850 -350 +1,500
* 2021年5月11日発表の前回見通し
13
輝く日産に向かって
14
各市場での電動化の推進
EVs
軽-EV
e-POWER の拡大
15
競争力の強化
アライアンスの最大活用 ニッサン インテリジェント ファクトリー
CMF-EV プラットフォーム EV36ZERO
16
電動化による従来の枠を超えた取り組み
ブルースイッチ
バッテリー
エコシステム
17
人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける
Driving
mobility and
beyond
18
参考資料
19
販売金融
（億円）
売上高 営業利益 総資産 ペネトレーション ネット・クレジット
ロスレシオ
2,639 2,711 977 92,346
87,869
53%
630 48% 0.79%
0.21%
20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度
第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1 第1 第1四半期 第1四半期 第1四半期 第1四半期
四半期末 四半期末
資金調達方法（2021年6月末現在)
• 強固な収益性とペネトレーション 総調達金額：8兆1,190億円
コマーシャルペーパー・その他
• 販売台数やディーラー在庫の減少に伴 12.0%
資産担保証券
24.4%
い、総資産は減少
• ポートフォリオの質向上や中古車価格の 純資産
上昇によるネット・クレジット・ロスの低下 17.4%
• 多様な資金調達方法と強固な流動性及び 銀行借入
自己資本 社債 30.3%
15.9%
20
販売金融
ペネトレーション
(%) NFS NMAC NCF NRFM DNAF/DNFL
100
90
80
70
60 48%
50 2% 5%
26% 1% 2%
40 25%
4% 19%
30 6%
48% 46% 49% 48%
20 34% 33%
28% 32% 27% 26%
10
0 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度
第1 第1 第1 第1 第1 第1 第1 第1 第1 第1
四半期 四半期 四半期 四半期 四半期 四半期 四半期 四半期 四半期 四半期
リース NFS: 日産フィナンシャルサービス（日本） NRFM: NR Finance Mexico（メキシコ）
リテール NMAC: Nissan Motor Acceptance Company LLC（米国） DNAF: Dongfeng Nissan Auto Finance（中国）
NCF: Nissan Canada Inc.の販売金融部門（カナダ） DNFL: Dongfeng Nissan Financial Leasing（中国）
21
販売金融
ネット・クレジットロスレシオ
20年度 21年度
増減
第1四半期 第1四半期
リース: 0.03% リース: 0.02% リース: -0.01ポイント
NFS リテール: 0.08% リテール: 0.07% リテール: -0.01ポイント
合計: 0.07% 合計: 0.06% 合計: -0.01ポイント
リース: 0.70% リース: -0.21% リース: -0.91ポイント
NMAC リテール: 1.18% リテール: 0.32% リテール: -0.86ポイント
合計: 0.96% 合計: 0.08% 合計: -0.88ポイント
リース: 0.08% リース: -0.02% リース: -0.10ポイント
NCF リテール: 0.21% リテール: 0.09% リテール: -0.12ポイント
合計: 0.15% 合計: 0.04% 合計: -0.11ポイント
リース: 0.09% リース: 0.71% リース: +0.62ポイント
DNFL*
リテール: 0.09% リテール: 0.10% リテール: +0.01ポイント
DNAF
合計: 0.09% 合計: 0.16% 合計: +0.07ポイント
NFS: 日産フィナンシャルサービス（日本） DNAF: Dongfeng Nissan Auto Finance（中国）
NMAC: Nissan Motor Acceptance Company LLC（米国） DNFL: Dongfeng Nissan Financial Leasing（中国）
NCF: Nissan Canada Inc.の販売金融部門（カナダ） *DNFLは事業開始から間もないため、クレジットロスの変動が大きくなっている
22
販売金融
営業利益・資産
20年度 21年度
増減
第1四半期 第1四半期
NFS 資産: 13,808 資産: 13,557 資産: -251
(億円) 営業利益: 86 営業利益: 90 営業利益: +4
NMAC 資産: 52,181 資産: 44,734 資産: -7,447
(百万米ドル） 営業利益: 273 営業利益: 530 営業利益: +257
NCF 資産: 8,546 資産: 8,059 資産: -487
(百万カナダドル) 営業利益: 54 営業利益: 70 営業利益: +16
NRFM 資産: 116,859 資産: 98,518 資産: -18,341
(百万メキシコペソ) 営業利益: 1,049 営業利益: 1,294 営業利益: +245
DNAF/DNFL 資産: 62,808 資産: 71,169 資産: +8,361
(百万人民元) 営業利益: 729* 営業利益: 789 営業利益: +60
NFS: 日産フィナンシャルサービス（日本） DNAF: Dongfeng Nissan Auto Finance（中国）
NMAC: Nissan Motor Acceptance Company LLC（米国） DNFL: Dongfeng Nissan Financial Leasing（中国）
NCF: Nissan Canada Inc.の販売金融部門（カナダ） * DNAF/DNFLの20年度 第1四半期 営業利益は税金還付のタイミング影響を除く
NRFM: NR Finance Mexico（メキシコ）
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財務実績
(東証届出値)
営業利益増減分析
(億円)
為替影響 台数・構成 販売費
+47 +810 +750
カナダ・ドル +75 (77.7 ⇒ 89.2) 日本 +48 台数*1: +37 日本 -17 販売奨励金: +7
構成: +8 その他: -24
米ドル +41 (107.6 ⇒ 109.5) 販売奨励金*2: +3 米国 +616 販売奨励金: +783
オーストラリア・ドル 米国 +307 台数*1: +974
その他: -167
+33 (70.7 ⇒ 84.3) 構成: -84 欧州 +9 販売奨励金: +55
販売奨励金*2: その他: -46
ユーロ* -52 -583
メキシコ・カナダ +42
アルゼンチン・ペソ 欧州 +63 台数*1: +231
-45 (1.59 ⇒ 1.17) 構成: -41 その他 +100
販売奨励金*2: -127
タイ・バーツ -16 (3.37 ⇒ 3.50)
メキシコ・カナダ +62
その他 +11 その他 +330
* その他のヨーロッパ各国の通貨を含む *1: カントリーミックスを含む
（ロシア・ルーブルは除く） *2: 台数増減に伴う販売奨励金の増減を含む
24
財務実績
(東証届出値)
フリーキャッシュフロー （自動車事業）
21年度
（億円）
第1四半期
PL項目による現金収支 +233
買掛金・売掛金 -2,446
在庫 -271
税金・その他営業活動 +63
営業活動によるキャッシュフロー -2,421
設備投資*1 -880
その他 +1,557 *2
フリーキャッシュフロー -1,744
第1四半期
20年度 フリーキャッシュフロー -8,157
*1：ファイナンス・リース関連の投資は含まれない
*2：ダイムラーAG株式の売却による収入+1,500億円を含む
25
（中国合弁会社除く）
在庫状況
（千台）
800
600
580
600 530 550
380
400
200
0
2020年 2021年
6月末 9月末 12月末 3月末 6月末
販売会社在庫 (一部のマイナーな国を除く)
日産連結在庫 (一部のマイナーな国を除く)
26 Nissan Restricted B
事業セグメント別ネットキャッシュ
（東証届出値）
2021年3月31日 2021年6月30日
（億円）
自動車事業 自動車事業
販売金融事業 連結計 販売金融事業 連結計
及び消去 及び消去
第三者借入 20,946 55,046 75,992 18,720 54,769 73,489
販売金融へのグループ
-8,345 8,345 0 -9,174 9,174 0
内融資 (ネット)
手元資金 18,961 1,379 20,340 16,994 2,041 19,035
ネットキャッシュ 6,360 -62,012 -55,652 7,448 -61,902 -54,454
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（東証届出値）
営業利益増減分析
21年度今回見通し 対 20年度実績
（億円）
+900 -43 1,500
+3,700
-1,507
+300 -1,850
20年度 為替 原材料 販売 モノづくり その他 21年度
営業利益 パフォーマンス パフォーマンス 営業利益
実績 今回見通し
28 Nissan Restricted B
本資料に記載されている将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づいており、リス
クと不確実性を含んでいます。従いまして、今後の当社グループの事業領域を取り巻く経済情
勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績がこれらの記述と大きく異なる可能性があ
ることをご承知おきください。
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