7201 日産自 2021-07-28 16:55:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                        2021 年 7 月 28 日
各 位
                                              会 社 名 日産自動車株式会社
                                              代表者名 代表執行役社長兼最高経営責任者
                                                                                内田 誠
                                                            (コード番号 7201 東証第 1 部)
                                              問合せ先 IR 部 常務執行役員              辰巳 剛
                                                                    (TEL 045-523-5523)


                          業績予想の修正に関するお知らせ


 最近の業績動向を踏まえ、2021 年 5 月 11 日に公表した 2022 年 3 月期の通期業績予想を下記のと
おり修正いたしましたので、お知らせいたします。

                                          記

 1. 業績予想について

                                                         親会社株主に帰属する     1 株 当 た り
                      売   上      高    営   業     利   益
                                                         当 期 純 利 益      当 期 純 利 益
                              百万円                百万円            百万円               円 銭

      前回発表予想( A )         9,100,000                  0       △60,000           △15.33

      今回発表予想( B )         9,750,000            150,000         60,000            15.33

      増減額(B-A)             650,000             150,000        120,000            30.66

      増    減    率             7.1%                  ―              ―                ―
      (ご参考)前期実績
                          7,862,572           △150,651       △448,697          △114.67
      (2021 年 3 月期)



 2. 修正の理由


  自動車業界は新型コロナウィルス感染拡大や半導体供給不足、原材料価格の大幅な高騰などによっ
 て、先行きが非常に不透明な状況にあります。その中で、当社は 5 月に今年度の年間販売台数を 440
 万台、売上高 9 兆 1,000 億円、営業利益ゼロ、親会社株主に帰属する当期純損失 600 億円という見
 通しを発表しましたが、第 1 四半期の業績や足元の状況を鑑み、売上高 9 兆 7,500 億円、営業利益
 1,500 億円、親会社株主に帰属する当期純利益 600 億円に見通しを上方修正することにいたしました。


  営業利益は前回見通しから 1,500 億円の改善を見込んでいますが、その主な要因は以下のとおりで
 す。
① 為替前提の変更:年間の想定レートを 1 ドル 105.0 円、1 ユーロ 120.8 円から、第 2 四半期以降の
  想定レートを 1 ドル 108.0 円、1 ユーロ 128.0 円に変更しました。これにより、前回見通しから 800
  億円の改善を見込んでいます。
② パフォーマンス:当社は各市場において販売の質の向上の取り組みを継続していますが、米国を中
  心とした良好な市場環境にも支えられ、当初の予想より収益性の改善が進んでいることから、前回
  見通しから 1,050 億円の増益要因となります。
③ ビジネスリスク:原材料価格の高騰が続いていることから、追加でリスクを織り込みました。これにより、
  前回見通しから 350 億円の減益を見込んでいます。


 親会社株主に帰属する当期純利益は、前回見通しから 1,200 億円改善し、600 億円と予想していま
す。前回見通しからの改善幅が営業利益の改善幅より小さいのは、主に税金の増加によるものです。

※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
  業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、リスクと不確実性を含んでいます。従いまして、今
  後の当社グループの事業領域を取りまく経済情勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績が現状の見通しと大
  きく異なる可能性があることをご承知おきください。


                                                       以 上