7201 日産自 2021-02-09 16:25:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2021 年 2 月 9 日
各 位
                                               会 社 名 日産自動車株式会社
                                               代表者名 代表執行役社長兼最高経営責任者
                                                                                内田 誠
                                                             (コード番号 7201 東証第 1 部)
                                               問合せ先 IR 部 常務執行役員             辰巳 剛
                                                                     (TEL 045-523-5523)


                           業績予想の修正に関するお知らせ


 最近の業績動向を踏まえ、2020 年 11 月 12 日に公表した 2021 年 3 月期の通期業績予想を下記のと
おり修正いたしましたので、お知らせいたします。

                                           記

 1. 業績予想について
                                                          親会社株主に帰属する     1 株 当 た り
                       売   上      高    営   業     利   益
                                                          当 期 純 利 益      当 期 純 利 益
                                百万円               百万円            百万円              円 銭
      前回発表予想( A )          7,940,000           △340,000       △615,000         △157.18
      今回発表予想( B )          7,700,000           △205,000       △530,000         △135.45
      増減額(B-A)             △240,000             135,000         85,000           21.73
      増        減   率           △3.0%              39.7%          13.8%           13.8%
      (ご参考)前期実績
                           9,878,866           △40,469        △671,216         △171.54
      (2020 年 3 月期)
      <修正の理由>
              当社は、昨年 11 月に今年度の年間販売台数を 416 万 5 千台と発表しましたが、その後も
          世界中で新型コロナウィルス感染は拡大し続け、日本においても感染者数が大幅に増加し、
          緊急事態宣言が発令されるに至りました。それに加え、自動車業界は世界的な半導体不足と
          いう課題に直面し、ニーズに見合う生産を行うことが困難な状況となっています。これらを勘案
          し、当社は今年度の販売台数の見通しを 3.6%下方修正し、401 万 5 千台といたしました。
              販売台数の減少により、今年度の売上高は前回見通しから 3.0%減の 7 兆 7,000 億円と予
          想しています。
              営業損失は、第 3 四半期までの実績と、販売の質の向上、モノづくり、固定費等のコストの最
          適化による事業構造改革「Nissan NEXT」の進捗を反映し、前回の見通しから 1,350 億円改
          善した 2,050 億円となる見込みです。
              営業損失の前回見通しからの増減要因は以下のとおりです。
              販売台数の減少は 570 億円の減益要因となります。
              台当たり販売奨励金や広告宣伝費の削減、販売構成の改善などを含む販売パフォーマ
               ンスは 600 億円の増益要因となる見込みです。
        販売金融事業は、貸倒引当金の軽減や支払金利の低減などの効果によって、前回見通
         しから 510 億円の増益要因となる見込みです。
        モノづくりパフォーマンス及びその他は、変動費の改善や固定費削減の進捗により、810
         億円の増益要因となります。


        当期純損失は、前回見通しから 850 億円改善し、5,300 億円と予想しています。前回見通し
    からの改善幅が営業損失の改善幅より小さいのは、主に税金の増加によるものです。

※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
  業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、リスクと不確実性を含んでいます。従いまして、今
  後の当社グループの事業領域を取りまく経済情勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績が現状の見通しと大
  きく異なる可能性があることをご承知おきください。


                                                   以 上