7201 日産自 2020-07-28 17:00:00
業績予想及び配当予想に関するお知らせ [pdf]
2020 年 7 月 28 日
各 位
会 社 名 日産自動車株式会社
代表者名 代表執行役社長兼最高経営責任者
内田 誠
(コード番号 7201 東証第 1 部)
問合せ先 IR 部 常務執行役員 辰巳 剛
(TEL 045-523-5523)
業績予想及び配当予想に関するお知らせ
2020 年 5 月 28 日の 2020 年 3 月期決算発表時において未定としておりました、2021 年 3 月期通期
の連結業績予想及び配当予想について、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 業績予想について
親会社株主に帰属する 1 株 当 た り
売 上 高 営 業 利 益
当 期 純 利 益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想( A ) - - - -
今回発表予想( B ) 7,800,000 △470,000 △670,000 △171.23
増減額(B-A) - - - -
増 減 率 - - - -
(ご参考)前期実績
9,878,866 △40,469 △671,216 △171.54
(2020 年 3 月期)
<公表の理由>
2020 年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、全ての市場において全体需要が前年を
下回り、グローバルでは前年比 16%減の 7,204 万台になると予想しています。弊社の 2020 年
度の販売台数は、ほぼ全体需要予測並みの、前年比 16.3%減の 412 万 5 千台を見込んでお
ります。
持分法適用会社である中国を除いた今年度の販売台数は、前年比 21.7%減の見通しとなって
いることを反映し、連結売上高は前年比 21%減の 7 兆 8,000 億円と予想しております。連結営
業損失は 4,700 億円の見通しです。
前年からの主な増減要因は以下のとおりです。
為替はドル円レートを中心に 400 億円の減益要因となっています。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う、全体需要の落ち込みによる新車の台数・構成の悪化
に加え、部品販売や連結販売会社の収益悪化により、4,250 億円の減益を見込んでいま
す。
貸倒引当金計上を含む販売金融事業の収益悪化と、リマーケティング費用と呼ぶ米国を
中心としたリース車両の残存価値低下に伴う費用は、合わせて 850 億円の減益要因とな
っています。
モノづくり・固定費・その他は、生産の減少に伴う稼働率の低下によって効率性が悪化した
生産変動費や商品性向上費用の増加を、固定費や購買コストの削減による増益でオフセ
ットし、1,205 億円の増益要因となる見通しです。
なお、5 月に発表した 2020 年度に 2018 年度対比で 3,000 億円の固定費を削減する取
り組みは計画通り進んでおり、今年度も減価償却費や広告宣伝費、一般管理費を中心に、
1,500 億円を超える削減を実行します。
持分法投資損益の悪化や昨年度末に計上できなかった事業構造改革費用も織り込んでいる
ことから、当期純損失は 6,700 億円となる見込みです。
2. 2021 年 3 月期通期の配当予想の修正
年間配当金
第 2 四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭
前 回 発 表 予 想
- - -
(2020 年 5 月 28 日公表)
今 回 発 表 予 想 0.00 0.00 0.00
当 期 実 績 - - -
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
10.00 0.00 10.00
(2020 年 3 月期)
<公表の理由>
今年度は、収益力の向上に向けた事業構造改革に取り組んでいる最中であることに加え、新
型コロナウィルス感染拡大による大きな影響もあり、収益、フリーキャッシュフローともに非常に
厳しい一年になるため、お支払いは見送らせていただく見通しです。一刻も早く、安定的かつ
サステナブルな株主還元を再開できるよう、全社を挙げて収益改善に向け事業構造改革に取
り組んでまいる所存です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、リスクと不確実性を含んでいます。従いまして、今
後の当社グループの事業領域を取りまく経済情勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績が現状の見通しと大
きく異なる可能性があることをご承知おきください。
以 上