6815 ユニデンHD 2020-09-30 15:40:00
2020年3月期通期連結業績と前期実績の差異および特別損失計上に関するお知らせ [pdf]
2020 年 9 月 30 日
各位
会社名 ユニデンホールディングス株式会社
代表者 代表取締役社⻑ ⻄川 健之
(コード番号 6815 東証第1部)
問合せ先 取締役 CFO 武藤 ⻯弘
(TEL:03-5543-2812)
2020 年 3 月期通期連結業績と前期実績の差異および特別損失計上に関するお知らせ
当社は、2020 年3月期において、通期連結業績と前期実績との間に差異が生じましたので、下記
のとおりお知らせいたします。また、連結業績および個別業績において、特別損失を計上いたしま
したので、併せてお知らせいたします。なお、当社は当該期間に係る業績予想を公表していないた
め、増減につきましては実績値との比較になっております。
記
1. 2020 年 3 月期 通期連結業績と前期実績値の差異
親会社株主に帰属 1 株当たり
する当期純利益 連結当期純利益
又は 又は
連結売上高 連結営業利益 連結経常利益
親会社株主に帰属 一株当たり
する当期純損失 連結当期純損失
(△) (△)
前期実績値(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2019 年 3 月期) 20,669 2,294 2,381 1,380 234.65
当期実績値(B)
20,034 544 449 △463 △78.83
(2020 年 3 月期)
増減額(B−A) △635 △1,750 △1,932 △1,844 —
増減率(%) △3.1% △76.3% △81.1% △133.6% —
2. 2020 年3月期 通期個別業績と前期実績値の差異
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
前期実績値(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2019 年 3 月期) 6,676 733 909 649 110.43
当期実績値(B)
5,364 416 281 186 31.78
(2020 年 3 月期)
増減額(B−A) △1,312 △317 △628 △463 —
増減率(%) △19.6% △43.2% △69.1% △71.2% —
3.開示を要する差異が生じた理由
① 通期連結業績差異が生じた理由
連結売上高は、不動産事業において、安定した賃貸収入を基盤として、積極的な売買活
動を展開いたしました。一方、エレクトロニクス事業においては、厳しい事業環境の影響
を受ける結果となりましたが、連結売上高は、ほぼ横ばいに留まりました。
連結損益は、エレクトロニクス事業における大幅な減益(△1,379 百万円)を不動産事
業での安定した賃貸事業の利益により支えたものの、コロナウィルス感染拡大による不動
産売買市場の後退懸念を鑑み、不動産鑑定書に基づく保有不動産の評価減 496 百万円を実
施し、連結営業利益△1,750 百万円および連結経常利益△1,932 百万円の大幅な減益とな
りました。
(特別損失について)
親会社株主に帰属する当期純利益は、第3四半期における不適切な会計処理にまつわる
決算訂正に関連する調査費用 追加の監査報酬等を特別調査費用として 716 百万円、
・ また、
以前から、車載用製品の広告宣伝を目的に保有していた車両の遊休化に伴い当該車両を減
損処理し、55 百万円を特別損失として計上した結果、463 百万円の当期純損失となりまし
た。
② 通期個別業績差異が生じた理由
エレクトロニクス事業における厳しい事業環境により、販売高が前年比 85.6%と低調で
あったため、当社の仲介貿易による売上高についても、前年比 80.4%となりました。販売
費及び一般管理費は概ね横ばいの 1,275 百万円(前年比 96.4%)となり、営業利益は売上
高減少の影響を受け、大幅な減益となりました。経常利益は、厳しい事業環境による販売
高減少及びコロナウィルス感染拡大による受注の不透明さを鑑み、主に Uniden Vietnam
LTD.への関係会社支援損失引当金の 206 百万円の計上したことにより、更に減益幅を拡
げました。
(特別損失について)
UAC 社の会計監査人であった BDO USA, LLP の監査打ち切りに伴い発生した追加の
監査報酬等を特別調査費用として、特別損失 79 百万円を計上しています。また、以前か
ら、車載用製品の広告宣伝を目的に保有していた車両の遊休化に伴い当該車両を減損処理
し、55 百万円を特別損失として計上しています。
以上