6706 電気興 2019-05-10 16:00:00
不適切な会計処理の判明と2019年3月期決算発表の延期に関するお知らせ [pdf]

                                              2019 年 5 月 10 日
各 位
                          会 社 名 電気興業株式会社
                          代表者名 代表取締役社長 松澤 幹夫
                           (コード番号 6706 東証第一部)
                          問合せ先 取締役専務執行役員 伊藤 一浩
                               (TEL. 03 - 3216 - 1671 )


      不適切な会計処理の判明と2019年3月期決算発表の延期に関するお知らせ


 このたび、当社の複数の拠点で、2019 年 3 月期において不適切な会計処理が行われていたこ
とが判明いたしました。不適切な会計処理の詳細等につきましては、現在調査中でありますが、
現時点で判明しております状況及び今後の対応につきまして、下記のとおりご報告いたします。
 また、これにより 2019 年 5 月 14 日に予定しておりました、2019 年 3 月期の決算発表を延期
することとしましたので、お知らせいたします。
 株主の皆様をはじめ、お取引先及び関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をお掛けいたし
ますことを、深くお詫び申し上げます。


                          記


1. 現在判明している内容及び決算発表延期の理由について
 昨年 12 月上旬に受けた税務調査の過程で、当社は、当社の一拠点について不適切な会計処理
の可能性を認識し、その後関係者に対して行った調査の結果、当該拠点において、原価の付替え
による不適切な会計処理が行われていたことが発見されました。このため、当社では、かかる不
適切な会計処理の内容を明らかにするとともに、同種の事案が発生していないかを明らかにする
ため、当社の他の拠点に対する調査を行いました。当該当社による社内自主点検の結果、当社の
複数の拠点でも原価の付替えによる不適切な会計処理が行われていたことが発見されました。
 その結果、決算手続完了に時間を要す見込みとなりましたことから、決算発表予定日を延期す
ることといたしました。


2. 今後の対応について
 当社は、今回の事態を真摯に受け止め、当社と利害関係を有しない外部の弁護士である AI-EI
法律事務所森倫洋弁護士及び会計・デジタルフォレンジックに関する専門調査会社である株式会
社 KPMG FAS を含む調査チームを設置し、事実関係及びその内容についてより厳格な調査を
行ってまいります。また、現時点で判明している原価の付替えが当社の業績に与える影響は軽微




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ですが、上記調査チームによりこれ以上の不適切な会計処理がないか深く追求している最中につ
き、その調査結果が明らかになり次第、当社の業績に与える影響を含めて、速やかに公表いたし
ます。
 なお、2019 年 3 月期の決算発表につきましては、公表の日程が決定次第、速やかにお知らせ
いたします。


                                           以   上




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