6613 M-QDレーザ 2021-11-12 15:50:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

                2022年3月期            第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                   2021年11月12日
上 場 会 社 名   株式会社QDレーザ                                            上場取引所                         東
コ ー ド 番 号   6613                                       URL https://www.qdlaser.com/
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長                             (氏名) 菅原 充
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO                                (氏名) 幸野谷 信次             (TEL) 044(333)3338
四半期報告書提出予定日      2021年11月12日                        配当支払開始予定日               -
四半期決算補足説明資料作成の有無        :有
四半期決算説明会開催の有無           :無
 
                                                                                          (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)経営成績(累計)                           (%表示は、対前年同四半期増減率)
                           売上高                      営業利益           経常利益                       四半期純利益
                           百万円          %           百万円        %    百万円           %               百万円        %
    2022年3月期第2四半期           547     61.1           △276 ―          △276           ―               △260       ―
    2021年3月期第2四半期           339       ―            △392 ―          △419           ―               △581       ―
 
                                                潜在株式調整後
                           1株当たり
                                                  1株当たり
                          四半期純利益
                                                 四半期純利益
                                    円   銭                  円   銭
  2022年3月期第2四半期          △7.52       ―
  2021年3月期第2四半期         △23.14       ―
 
   (注)1.当社は、2021年3月期第2四半期累計期間より四半期財務諸表を作成しているため、2021年3月期第2四
          半期の対前年同四半期増減率は記載しておりません。
        2.2022年3月期第2四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在するもの
          の、1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
        3.2021年3月期第2四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するもの
          の当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、また、1株当たり四半期純損失であるた
          め、記載しておりません。
 
(2)財政状態
                           総資産                      純資産            自己資本比率
                                    百万円                    百万円                        %
 2022年3月期第2四半期          4,271                          3,637                     85.2
 2021年3月期               4,675                          3,808                     81.5
(参考) 自己資本   2022年3月期第2四半期                     3,637百万円     2021年3月期              3,808百万円
 

 

 

2.配当の状況
                                                    年間配当金

                    第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                           期末             合計
                           円    銭           円   銭          円   銭       円   銭              円   銭
  2021年3月期         ―     0.00                                  ―        0.00              0.00
  2022年3月期         ―     0.00
  2022年3月期(予想)                                                 ―        0.00              0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
 
 

 

3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)

                                                                             (%表示は、対前期増減率)
                                                                                   1株当たり
                    売上高             営業利益                   経常利益            当期純利益
                                                                                   当期純利益
                    百万円     %           百万円         %      百万円     %           百万円            %            円 銭
     通期      1,260 40.8 △533 ―                             △505    ―           △508           ―          △14.71
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
 
※       注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                    :有
 

 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                      :有
     ②    ①以外の会計方針の変更                       :無
     ③    会計上の見積りの変更                        :有
     ④    修正再表示                             :無
 

 

(3)発行済株式数(普通株式)
  ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)          2022年3月期2Q   34,830,380株   2021年3月期     34,584,180株

    ②     期末自己株式数              2022年3月期2Q          80株    2021年3月期            80株

    ③     期中平均株式数(四半期累計)       2022年3月期2Q   34,658,000株   2021年3月期2Q   25,132,380株
 

 

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
        断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
        等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
        ての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)業績予想などの将来予
        測情報に関する説明」をご覧ください。
     
                        株式会社QDレーザ(6613) 2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3

    2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4

    (1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4

    (2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6

    (3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………7

    (4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8

      (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………8

      (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………8

      (会計上の見積りの変更) ……………………………………………………………………………8

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9




                          1
                             株式会社QDレーザ(6613) 2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
 当第2四半期累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスワクチン接種の進展に伴う経済活動の再開により
回復基調となっております。一方、我が国においてはワクチン接種の遅れなどから新型コロナウイルス感染症の第5
波が拡大し、緊急事態宣言が全国規模で発出されるなど、引き続き経済の停滞や需要の低迷などが継続しておりまし
たが、期間の終盤になって新規感染者数が減少するなど明るい兆しも見え始めてきました。しかしながら、第6波の
到来も予見されるなど、今後も先行き不透明な状況が続くと思われます。
 このような状況の中、当社ではテレワークやオフピーク出社を引き続き活用し、新型コロナウイルス感染症対策と
生産性の維持の両立を図り、「人の可能性を照らせ。」のコーポレートスローガンのもと、製品の開発・販売を進め
てまいりました。
 この結果、当第2四半期累計期間の売上高は547,408千円(前年同期比61.1%増)、レーザデバイス事業では半期で
の黒字化を達成したもののレーザアイウェア事業立ち上げ途上のために依然として販売費及び一般管理費が売上総利
益を上回り、営業損失は276,695千円(前年同期は営業損失392,334千円)、経常損失は276,677千円(前年同期は経常
損失419,872千円)、四半期純損失は260,740千円(前年同期は四半期純損失581,707千円)となりました。


 セグメントごとの経営成績は次の通りであります。


 a.レーザデバイス事業
  当第2四半期累計期間におきましては精密加工用DFBレーザ、バイオ検査装置用小型可視レーザ、センサ用高出力
 レーザ及び開発受託の受注が増加しました。
  この結果、当第2四半期累計期間の売上高は513,638千円(前年同期比57.9%増)、セグメント利益は6,160千円
 (前年同期はセグメント損失54,549千円)となりました。


 b.レーザアイウェア事業
  当第2四半期累計期間におきましては金融機関店舗向け販売やアクセサリカメラの販売開始などにより民生用網
 膜走査型レーザアイウェアの受注が増加しました。
  この結果、当第2四半期累計期間の売上高は33,770千円(前年同期比131.4%増)、セグメント損失は138,349千
 円(前年同期はセグメント損失226,797千円)となりました。


(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
 当第2四半期会計期間末における総資産は前事業年度末から403,874千円減少し、4,271,272千円となりました。流
動資産は3,969,498千円となり、前事業年度末から380,313千円減少しております。これは主に四半期純損失の計上に
より現金及び預金が433,776千円、消費税の還付等により未収入金が40,520千円減少した一方、レーザアイウェアの今
後の販売に向けた部材調達により原材料及び貯蔵品が14,236千円、完成品組立により商品及び製品が71,099千円増加
したこと等によるものであります。固定資産は301,774千円となり、前事業年度末から23,560千円減少しております。
これは主に減価償却及び減損損失により有形固定資産が21,688千円減少したこと等によるものであります。


(負債)
 当第2四半期会計期間末における負債は前事業年度末から232,903千円減少し、633,613千円となりました。流動負
債は576,300千円となり、前事業年度末から114,454千円減少しております。これは主に試作用外注費等決済により未
払金が93,818千円、長期借入金の返済により1年内返済予定の長期借入金が41,580千円減少した一方、未払法人税等が
16,220千円増加したこと等によるものであります。固定負債は57,312千円となり、前事業年度末から118,449千円減少
しております。これは主に長期借入金が返済及び1年内返済予定の長期借入金への振替により87,402千円、原状回復
費用の見積りの変更等により資産除去債務が28,954千円減少したこと等によるものであります。




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                            株式会社QDレーザ(6613) 2022年3月期 第2四半期決算短信


(純資産)
 当第2四半期会計期間末における純資産は前事業年度末から170,970千円減少し、3,637,659千円となりました。こ
れは利益剰余金が四半期純損失の計上により260,740千円減少した一方、新株予約権行使により資本金が44,885千円、
資本剰余金が44,885千円増加したことによるものであります。


②キャッシュ・フローの状況
 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2,790,535千円(前事業年度
末比433,776千円の減少)となりました。
 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。


(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期累計期間における営業活動の結果減少した資金は360,067千円(前年同期は529,163千円の減少)とな
りました。主な資金増加要因は減価償却費23,890千円、その他の流動資産の減少37,666千円であり、主な資金減少要
因は税引前四半期純損失258,810千円、棚卸資産の増加86,797千円、その他の流動負債の減少45,120千円、資産除去債
務戻入益21,449千円によるものであります。


(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期累計期間における投資活動の結果減少した資金は35,976千円(前年同期は33,064千円の減少)となり
ました。これは、有形固定資産の取得による支出35,976千円によるものであります。


(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期累計期間における財務活動の結果減少した資金は41,443千円(前年同期は50,088千円の減少)となり
ました。主な資金増加要因は株式の発行による収入89,395千円であり、主な資金減少要因は長期借入金の返済による
支出128,982千円であります。


(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
 2022年3月期の業績予想につきましては、2021年5月13日公表の「2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連
結)」の数値から変更はありません。また、業績予想につきましては、本資料の発表日現在において当社が入手可能
な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。




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                     株式会社QDレーザ(6613) 2022年3月期 第2四半期決算短信


2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                                      (単位:千円)
                              前事業年度            当第2四半期会計期間
                           (2021年3月31日)         (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          3,224,311            2,790,535
   売掛金                               225,970              230,306
   商品及び製品                            261,265              332,365
   仕掛品                               161,047              162,508
   原材料及び貯蔵品                          382,802              397,039
   未収入金                               82,688               42,168
   前払費用                               11,627               12,506
   その他                                    97                2,068
   流動資産合計                          4,349,812            3,969,498
 固定資産
   有形固定資産
     建物附属設備(純額)                      192,569              184,142
     機械及び装置(純額)                       60,076               48,969
     工具、器具及び備品(純額)                     5,433                4,306
     リース資産(純額)                         4,221                3,194
     建設仮勘定                            26,400               26,400
     有形固定資産合計                        288,701              267,012
   無形固定資産
     ソフトウエア                            5,268                4,257
     リース資産                             2,964                2,305
     商標権                               2,573                2,370
     無形固定資産合計                         10,806                8,933
   投資その他の資産
     関係会社株式                            3,372                3,372
     差入保証金                            22,415               22,415
     その他                                  40                   40
     投資その他の資産合計                       25,827               25,827
   固定資産合計                            325,335              301,774
 資産合計                              4,675,147            4,271,272




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                            前事業年度            当第2四半期会計期間
                         (2021年3月31日)         (2021年9月30日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                             218,308             211,282
   1年内返済予定の長期借入金                   257,964             216,384
   リース債務                             3,744               3,805
   未払金                             133,381              39,563
   未払費用                              4,898               7,088
   未払法人税等                            4,415              20,635
   賞与引当金                            51,238              48,347
   預り金                               3,245               3,286
   資産除去債務                               -                7,551
   その他                              13,559              18,356
   流動負債合計                          690,754             576,300
 固定負債
   長期借入金                           107,392              19,990
   リース債務                             4,355               2,437
   資産除去債務                           59,338              30,384
   繰延税金負債                            4,675               4,500
   固定負債合計                          175,762              57,312
 負債合計                              866,517             633,613
純資産の部
 株主資本
   資本金                           2,242,753           2,287,638
   資本剰余金                         4,726,525           4,771,410
   利益剰余金                        △3,160,522          △3,421,263
   自己株式                              △126                △126
   株主資本合計                        3,808,629           3,637,659
 純資産合計                           3,808,629           3,637,659
負債純資産合計                          4,675,147           4,271,272




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(2)四半期損益計算書
  第2四半期累計期間
                                               (単位:千円)
                 前第2四半期累計期間           当第2四半期累計期間
                  (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                  至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
売上高                         339,894               547,408
売上原価                        246,972               389,608
売上総利益                        92,921               157,800
販売費及び一般管理費                  485,255               434,495
営業損失(△)                    △392,334              △276,695
営業外収益
 受取利息                           239                     22
 為替差益                            -                   4,402
 スクラップ売却益                       325                     -
 その他                            274                    166
 営業外収益合計                        839                  4,592
営業外費用
 支払利息                         2,834                 1,512
 為替差損                        19,110                    -
 資金調達費用                       2,800                 1,500
 賃貸費用                         1,305                 1,087
 その他                          2,328                   473
 営業外費用合計                     28,378                 4,573
経常損失(△)                    △419,872              △276,677
特別利益
 資産除去債務戻入益                       -                  21,449
 特別利益合計                          -                  21,449
特別損失
 減損損失                       161,282                 3,582
 特別損失合計                     161,282                 3,582
税引前四半期純損失(△)               △581,155              △258,810
法人税、住民税及び事業税                  1,555                 2,105
法人税等調整額                     △1,002                  △174
法人税等合計                          552                 1,930
四半期純損失(△)                  △581,707              △260,740




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(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
                                                      (単位:千円)
                        前第2四半期累計期間           当第2四半期累計期間
                         (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                         至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前四半期純損失(△)                    △581,155             △258,810
 減価償却費                              47,837               23,890
 減損損失                              161,282                3,582
 賞与引当金の増減額(△は減少)                   △5,482               △2,890
 受取利息及び受取配当金                         △239                  △22
 支払利息                                2,834                1,512
 為替差損益(△は益)                         17,061              △3,710
 資産除去債務戻入益                              -              △21,449
 売上債権の増減額(△は増加)                     49,262              △4,335
 棚卸資産の増減額(△は増加)                  △173,272              △86,797
 仕入債務の増減額(△は減少)                   △18,112               △7,026
 その他の流動資産の増減額(△は増加)                 73,381               37,666
 その他の流動負債の増減額(△は減少)              △102,115              △45,120
 その他                                 5,055                1,399
 小計                              △523,660             △362,112
 利息及び配当金の受取額                           239                   22
 利息の支払額                            △2,765               △1,508
 法人税等の支払額                          △3,110               △4,415
 補助金の受取額                               134                7,946
 営業活動によるキャッシュ・フロー                △529,163             △360,067
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                   △32,711              △35,976
 その他                                △353                    -
 投資活動によるキャッシュ・フロー                 △33,064              △35,976
財務活動によるキャッシュ・フロー
 長期借入金の返済による支出                    △45,662             △128,982
 株式の発行による収入                             -                89,395
 リース債務の返済による支出                     △1,797               △1,856
 その他                               △2,628                    -
 財務活動によるキャッシュ・フロー                 △50,088              △41,443
現金及び現金同等物に係る換算差額                  △17,061                 3,710
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)              △629,378             △433,776
現金及び現金同等物の期首残高                   1,464,175            3,224,311
現金及び現金同等物の四半期末残高                   834,797            2,790,535




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(4)四半期財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。


  (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
  (税金費用の計算)
    税金費用については、当第2四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後
   の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。ただし、
   当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率を使
   用する方法によっております。


  (会計方針の変更)
   (収益認識に関する会計基準等の適用)
    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」とい
   う。)等を第1四半期会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、
   当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、
   出荷時点で売上を計上していた海外売上の一部について、顧客に着荷した時点で支配が移転したと認められる
   取引については、着荷基準にて計上する方法に変更しております。
    収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
   ており、第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額はありませ
   ん。
    収益認識会計基準等の適用による、当第2四半期累計期間の損益及び期首利益剰余金に与える影響はありま
   せん。


   (時価の算定に関する会計基準等の適用)
    「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号     2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
   う。)等を第1四半期会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
   準」(企業会計基準第10号   2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
   準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期財務諸表に与え
   る影響はありません。


  (会計上の見積りの変更)
  (資産除去債務の見積りの変更)
    当第2四半期会計期間において、賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上していた資産除去債務について、
   原状回復費用の新たな情報の入手に伴い、見積りの変更を行いました。当該変更による減少額21,449千円を変
   更前の資産除去債務残高から減額しております。
    なお、当該見積りの変更により、当第2四半期累計期間の税引前四半期純損失が21,449千円減少しておりま
   す。




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    (セグメント情報等)

Ⅰ   前第2四半期累計期間(自      2020年4月1日 至   2020年9月30日)

 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

                                                              (単位:千円)
                             報告セグメント                             四半期
               レーザデバイス       レーザアイウェア                   調整額    損益計算書
                                                  計    (注)1      計上額
                  事業            事業                              (注)2
売上高
 外部顧客への
                   325,299   14,595  339,894       ―   339,894
 売上高
 セグメント間の
 内部売上高又は                ―        ―        ―        ―        ―
 振替高
    計              325,299   14,595  339,894       ―   339,894
セグメント損失
                  △54,549  △226,797 △281,346 △110,987 △392,334
(△)
 (注)1.セグメント損失(△)の調整額△110,987千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△
      110,987千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費でありま
      す。
    2.セグメント損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
    レーザアイウェア事業セグメントの固定資産及び貯蔵品において、想定していた収益が資産グループの想定耐
     用年数期間内に見込まれなくなり回収可能性が低下したため、減損損失を認識しております。なお、当該減損損
     失の計上額は161,282千円であります。


Ⅱ   当第2四半期累計期間(自      2021年4月1日 至   2021年9月30日)

 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

                                                              (単位:千円)
                             報告セグメント                             四半期
               レーザデバイス       レーザアイウェア                   調整額    損益計算書
                                                  計    (注)1      計上額
                  事業            事業                              (注)2
売上高
 外部顧客への
                   513,638   33,770   547,408       ―   547,408
 売上高
 セグメント間の
 内部売上高又は                ―        ―         ―        ―        ―
 振替高
    計              513,638   33,770   547,408       ―   547,408
セグメント利益又
                     6,160 △138,349  △132,189 △144,506 △276,695
は損失(△)
 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△144,506千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用
      △144,506千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費でありま
      す。
    2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
      レーザアイウェア事業セグメントの固定資産において、想定していた収益が資産グループの想定耐用年数期間
     内に見込まれなくなり回収可能性が低下したため、減損損失を認識しております。なお、当該減損損失の計上額
     は3,582千円であります。




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