6503 三菱電 2019-02-04 13:15:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年2月4日
上場会社名 三菱電機株式会社 上場取引所 東
コード番号 6503 URL http://www.MitsubishiElectric.co.jp/
代表者 (役職名) 執行役社長 (氏名)杉山 武史
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名)河原崎 宏治 TEL 03-3218-2332
四半期報告書提出予定日 2019年2月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
税引前 親会社株主に帰属 四半期包括利益
売上高 営業利益 四半期純利益 する四半期純利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 3,264,125 2.4 201,440 △15.3 221,746 △14.4 158,819 △13.7 107,608 △59.2
2018年3月期第3四半期 3,186,755 - 237,946 - 259,174 - 184,070 - 263,847 -
1株当たり親会社株主に 希薄化後
帰属する四半期純利益 1株当たり親会社株主に
帰属する四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 74.03 74.03
2018年3月期第3四半期 85.78 85.78
(2) 連結財政状態
親会社株主に 親会社株主
資産合計 資本合計(純資産) 帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 4,143,045 2,419,217 2,310,562 55.8
2018年3月期 4,305,580 2,397,219 2,294,174 53.3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 14.00 - 26.00 40.00
2019年3月期 - 14.00 -
(注) 当社は定款において3月31日又は9月30日を配当基準日と定めておりますが、2019年3月期において、現時点では基準日における配当予想額
は未定であります。配当予想を決定しましたら速やかに開示いたします。
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 税引前当期純利益 親会社株主に帰属 親会社株主に帰属
する当期純利益 する当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 4,500,000 1.3 285,000 △13.0 310,000 △12.2 225,000 △12.0 104.88
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 2,147,201,551株 2018年3月期 2,147,201,551株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 2,155,961株 2018年3月期 1,493,460株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 2,145,244,472株 2018年3月期3Q 2,145,838,834株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づ
いており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたって
の注意事項については「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
○添付資料の目次
1.連結決算概要 ………………………………………………………………………… 2
2.要約四半期連結財務諸表 ………………………………………………………………… 3
(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ………… 3
(2)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………… 7
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………… 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………… 9
(5)セグメント情報 …………………………………………………………………… 10
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記)………………………………………………… 11
(親会社株主に帰属する持分の金額に著しい変動があった場合の注記)……… 11
3.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………… 12
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………… 12
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………… 15
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………… 15
4.IFRS への移行に関する開示 ……………………………………………………………… 18
(1)IFRS 第 1 号の免除規定及び例外規定 ……………………………………………… 18
(2)調整表 ………………………………………………………………………………… 18
5.補足情報 …………………………………………………………………………………… 27
(1)業績概要 …………………………………………………………………………… 28
(2)部門別売上高・営業損益 ………………………………………………………… 28
(3)部門別海外売上高 ………………………………………………………………… 28
(4)部門別受注高 ……………………………………………………………………… 28
(5)為替レート 及び 為替変動の売上高への影響額 ……………………………… 28
<ご参考> …………………………………………………………………………………… 29
1
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
1. 連結決算概要 連結
2 0 1 9 年 2 月 4 日
三 菱 電 機 株 式 会 社
2 0 1 8 年 度 第 3 四 半 期 連 結 決 算 概 要
(1) 第3四半期累計期間 (単位:億円)
前年度 当年度
前年同期比
摘 要
第3四半期累計 A 第3四半期累計 B
自 2017年 4月 1日 自 2018年 4月 1日
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日 B-A B/A(%)
売 上 高 31,867 32,641 773 102
営 業 利 益 2,379 2,014 △365 85
税 引 前
四 半 期 純 利 益 2,591 2,217 △374 86
親会社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益 1,840 1,588 △252 86
基 本 的 1 株 当 た り
親会社株主に帰属する 85円78銭 74円03銭 △11円75銭 86
四 半 期 純 利 益
(2) 第3四半期 (単位:億円)
前年度 当年度
前年同期比
摘 要
第3四半期 A 第3四半期 B
自 2017年10月 1日 自 2018年10月 1日
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日 B-A B/A(%)
売 上 高 10,749 10,940 190 102
営 業 利 益 851 755 △96 89
税 引 前
四 半 期 純 利 益 930 804 △125 87
親会社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益 630 564 △66 90
基 本 的 1 株 当 た り
親会社株主に帰属する 29円41銭 26円34銭 △3円07銭 90
四 半 期 純 利 益
(注)1. 当社の連結財務諸表は、国際会計基準(IFRS)に基づいて作成しています。
2. 連結子会社数は207社です。
2
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
2. 要約四半期連結財務諸表
(1) 要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
①第3四半期連結累計期間
(要約四半期連結損益計算書) (単位:百万円)
前年度 当年度
第3四半期累計 A 第3四半期累計 B 前年同期比
科 目 自 2017年 4月 1日 自 2018年 4月 1日
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日
売上高比 売上高比 B-A B/A
% % %
売 上 高 3,186,755 100.0 3,264,125 100.0 77,370 102
売 上 原 価 2,207,353 69.3 2,300,249 70.5 92,896 104
販売費及び一般管理費 742,195 23.2 763,053 23.3 20,858 103
その他の損益(△損失) 739 0.0 617 0.0 △122 83
営 業 利 益 237,946 7.5 201,440 6.2 △36,506 85
金 融 収 益 7,546 0.2 8,460 0.2 914 112
金 融 費 用 2,044 0.1 3,347 0.1 1,303 164
持分 法 に よ る 投資 利益 15,726 0.5 15,193 0.5 △533 97
税引前四半期純利益 259,174 8.1 221,746 6.8 △37,428 86
法 人 所 得 税 費 用 66,565 2.1 54,354 1.7 △12,211 82
四 半 期 純 利 益 192,609 6.0 167,392 5.1 △25,217 87
(四半期純利益の帰属)
親 会 社 株 主 持 分 184,070 5.8 158,819 4.9 △25,251 86
非 支 配 持 分 8,539 0.2 8,573 0.2 34 100
3
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書) (単位:百万円)
前年度 当年度
科 目 第3四半期累計 A 第3四半期累計 B 前年同期比
自 2017年 4月 1日 自 2018年 4月 1日
B-A
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日
四 半 期 純 利 益 192,609 167,392 △25,217
その他の包括利益(△損失)
( 税 効 果 調 整 後 )
四半期純利益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産の公正価値変動額
23,345 △44,418 △67,763
持分法によるその他の包括利益 829 △464 △1,293
計 24,174 △44,882 △69,056
四半期純利益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 45,981 △13,215 △59,196
キャッシュ・フロー・ヘッジの
3 △36 △39
公 正 価 値 の 純 変 動 額
持分法によるその他の包括利益 1,080 △1,651 △2,731
計 47,064 △14,902 △61,966
合 計 71,238 △59,784 △131,022
四 半 期 包 括 利 益 263,847 107,608 △156,239
(四半期包括利益の帰属)
親 会 社 株 主 持 分 251,574 100,261 △151,313
非 支 配 持 分 12,273 7,347 △4,926
4
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
②第3四半期連結会計期間
(要約四半期連結損益計算書) (単位:百万円)
前年度 当年度
第3四半期 A 第3四半期 B 前年同期比
科 目 自 2017年10月 1日 自 2018年10月 1日
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日
売上高比 売上高比 B-A B/A
% % %
売 上 高 1,074,988 100.0 1,094,019 100.0 19,031 102
売 上 原 価 744,794 69.3 770,080 70.4 25,286 103
販売費及び一般管理費 246,182 22.8 248,688 22.7 2,506 101
その他の損益(△損失) 1,109 0.0 249 0.0 △860 22
営 業 利 益 85,121 7.9 75,500 6.9 △9,621 89
金 融 収 益 2,747 0.3 2,778 0.3 31 101
金 融 費 用 605 0.1 3,009 0.3 2,404 497
持分 法 に よ る 投資 利益 5,739 0.6 5,186 0.5 △553 90
税引前四半期純利益 93,002 8.7 80,455 7.4 △12,547 87
法 人 所 得 税 費 用 27,179 2.6 21,095 2.0 △6,084 78
四 半 期 純 利 益 65,823 6.1 59,360 5.4 △6,463 90
(四半期純利益の帰属)
親 会 社 株 主 持 分 63,098 5.9 56,491 5.2 △6,607 90
非 支 配 持 分 2,725 0.2 2,869 0.2 144 105
5
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書) (単位:百万円)
前年度 当年度
科 目 第3四半期 A 第3四半期 B 前年同期比
自 2017年10月 1日 自 2018年10月 1日
B-A
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日
四 半 期 純 利 益 65,823 59,360 △6,463
その他の包括利益(△損失)
( 税 効 果 調 整 後 )
四半期純利益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産の公正価値変動額
13,624 △35,989 △49,613
持分法によるその他の包括利益 232 △702 △934
計 13,856 △36,691 △50,547
四半期純利益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 14,422 △22,601 △37,023
キャッシュ・フロー・ヘッジの
△2 △128 △126
公 正 価 値 の 純 変 動 額
持分法によるその他の包括利益 1,265 112 △1,153
計 15,685 △22,617 △38,302
合 計 29,541 △59,308 △88,849
四 半 期 包 括 利 益 95,364 52 △95,312
(四半期包括利益の帰属)
親 会 社 株 主 持 分 90,879 △673 △91,552
非 支 配 持 分 4,485 725 △3,760
6
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(2) 要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当年度
科 目 前年度末 A 第3四半期末 B B-A
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
( 資 産 の 部 )
流 動 資 産 2,582,735 2,455,870 △126,865
現 金 及 び 現 金 同 等 物 599,199 443,485 △155,714
売 上 債 権 及 び 契 約 資 産 1,191,529 1,082,734 △108,795
棚 卸 資 産 646,262 775,475 129,213
そ の 他 の 流 動 資 産 145,745 154,176 8,431
非 流 動 資 産 1,722,845 1,687,175 △35,670
持分法で会計処理されている投資 194,308 194,199 △109
そ の 他 の 金 融 資 産 363,171 301,608 △61,563
有 形 固 定 資 産 724,257 747,654 23,397
そ の 他 の 非 流 動 資 産 441,109 443,714 2,605
資 産 計 4,305,580 4,143,045 △162,535
( 負 債 の 部 )
流 動 負 債 1,488,249 1,340,965 △147,284
注1. 社 債 及 び 借 入 金 122,895 144,338 21,443
買 入 債 務 579,566 523,228 △56,338
そ の 他 の 流 動 負 債 785,788 673,399 △112,389
非 流 動 負 債 420,112 382,863 △37,249
注1. 社 債 及 び 借 入 金 189,055 148,342 △40,713
退 職 給 付 に 係 る 負 債 171,520 178,020 6,500
そ の 他 の 非 流 動 負 債 59,537 56,501 △3,036
負 債 計 1,908,361 1,723,828 △184,533
( 資 本 の 部 )
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 持 分 2,294,174 2,310,562 16,388
資 本 金 175,820 175,820 -
資 本 剰 余 金 199,442 202,494 3,052
利 益 剰 余 金 1,811,348 1,881,564 70,216
注2. その他の包括利益(△損失)累計額 109,492 53,666 △55,826
自 己 株 式 △1,928 △2,982 △1,054
非 支 配 持 分 103,045 108,655 5,610
資 本 計 2,397,219 2,419,217 21,998
負 債 ・ 資 本 計 4,305,580 4,143,045 △162,535
注1. 借 入 金 ・ 社 債 残 高 311,950 292,680 △19,270
注2. その他の包括利益(△損失)累計額内訳
在外営業活動体の換算差額 17,549 3,915 △13,634
確 定 給 付 制 度 の 再 測 定 - - -
その他の包括利益を通じて
91,952 49,811 △42,141
公正価値で測定する金融資産
キャッシュ・フロー・ヘッジの
△9 △60 △51
公 正 価 値 の 純 変 動 額
7
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(3) 要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社
その他の 株主に 非支配 資本
包括利益
科 目 資本金 資本剰余金 利益剰余金 (△損失) 自己株式 帰属する 持分合計 合計
累計額 持分合計
2017年4月1日残高 175,820 198,745 1,593,660 101,166 △1,228 2,068,163 98,800 2,166,963
四半期包括利益
四半期純利益 184,070 184,070 8,539 192,609
その他の包括利益(△損失)
(税効果調整後) 67,504 67,504 3,734 71,238
四半期包括利益 - - 184,070 67,504 - 251,574 12,273 263,847
利益剰余金への振替 7,941 △7,941 - -
株主への配当 △68,696 △68,696 △5,791 △74,487
自己株式の取得 △699 △699 △699
自己株式の処分 0 0 0 0
非支配持分との取引等 13 13 △311 △298
2017年12月31日残高 175,820 198,758 1,716,975 160,729 △1,927 2,250,355 104,971 2,355,326
親会社
その他の 株主に 非支配 資本
包括利益
科 目 資本金 資本剰余金 利益剰余金 (△損失) 自己株式 帰属する 持分合計 合計
累計額 持分合計
2018年4月1日残高 175,820 199,442 1,811,348 109,492 △1,928 2,294,174 103,045 2,397,219
四半期包括利益
四半期純利益 158,819 158,819 8,573 167,392
その他の包括利益(△損失)
(税効果調整後) △58,558 △58,558 △1,226 △59,784
四半期包括利益 - - 158,819 △58,558 - 100,261 7,347 107,608
利益剰余金への振替 △2,732 2,732 - -
株主への配当 △85,871 △85,871 △5,443 △91,314
自己株式の取得 △1,054 △1,054 △1,054
自己株式の処分 0 0 0 0
非支配持分との取引等 3,052 3,052 3,706 6,758
2018年12月31日残高 175,820 202,494 1,881,564 53,666 △2,982 2,310,562 108,655 2,419,217
8
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(4) 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前年度 当年度
第3四半期累計 A 第3四半期累計 B
科 目 B-A
自 2017年 4月 1日 自 2018年 4月 1日
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
1.四半期純利益 192,609 167,392 △25,217
2.営業活動により増加した純キャッシュへの調整
(1)減価償却費及び償却費等 127,685 126,739 △946
(2)売上債権及び契約資産の減少 111,009 111,438 429
(3)棚卸資産の減少(△増加) △114,945 △128,291 △13,346
(4)買入債務の増加(△減少) △100,923 △57,421 43,502
(5)その他 △80,986 △109,690 △28,704
営業活動によるキャッシュ・フロー 134,449 110,167 △24,282
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1.有形固定資産の取得 △135,221 △138,513 △3,292
2.固定資産売却収入 2,204 3,689 1,485
3.有価証券等の取得(取得時現金控除後) △6,701 △10,315 △3,614
4.有価証券等の売却収入(売却時現金控除後) 29,729 4,747 △24,982
5.その他 △11,956 △11,139 817
投資活動によるキャッシュ・フロー △121,945 △151,531 △29,586
Ⅰ+Ⅱ フリー・キャッシュ・フロー 12,504 △41,364 △53,868
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1.社債及び長期借入金による調達及び返済 △36,530 △25,401 11,129
2.短期借入金の増加(△減少) △24,471 △950 23,521
3.配当金の支払 △68,696 △85,871 △17,175
4.自己株式の取得 △699 △1,054 △355
5.自己株式の処分 0 0 0
6.その他 △7,419 1,412 8,831
財務活動によるキャッシュ・フロー △137,815 △111,864 25,951
Ⅳ 為替変動によるキャッシュへの影響額 14,512 △2,486 △16,998
Ⅴ 現金及び現金同等物の純増加(△減少)額 △110,799 △155,714 △44,915
Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 662,469 599,199 △63,270
Ⅶ 現金及び現金同等物の期末残高 551,670 443,485 △108,185
9
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(5) セグメント情報
①第3四半期連結累計期間
(事業の種類別セグメント情報) (単位:百万円)
前年度 第3四半期累計 当年度 第3四半期累計
自 2017年 4月 1日 自 2018年 4月 1日 増減 前年
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日 同期比
売上高 営業損益 売上高 営業損益 売上高 営業損益 C/A(%)
A B C D C-A D-B
重 電 シ ス テ ム 859,605 28,162 885,852 39,262 26,247 11,100 103
産業メカトロニクス 1,070,518 149,474 1,094,255 114,096 23,737 △35,378 102
情報通信システム 292,274 6,902 287,598 6,623 △4,676 △279 98
電 子 デ バ イ ス 149,860 12,012 148,526 729 △1,334 △11,283 99
家 庭 電 器 779,163 50,370 806,071 50,711 26,908 341 103
そ の 他 477,464 15,228 500,239 16,198 22,775 970 105
計 3,628,884 262,148 3,722,541 227,619 93,657 △34,529 103
消 去 他 △442,129 △24,202 △458,416 △26,179 △16,287 △1,977 -
連 結 合 計 3,186,755 237,946 3,264,125 201,440 77,370 △36,506 102
(注) 各部門の売上高には、セグメント間の内部売上高(振替高)を含めて表示しています。
(向先地域別売上高) (単位:百万円)
前 年 度 当 年 度 増減 前年
第3四半期 第3四半期 同期比
累計 A 比率(%) 累計 B 比率(%) B/A(%)
B-A
日 本 1,694,423 53.2 1,802,248 55.2 107,825 106
北 米 308,438 9.7 313,960 9.6 5,522 102
ア ジ ア 816,232 25.6 761,257 23.3 △54,975 93
中 国 412,889 13.0 373,921 11.5 △38,968 91
欧 州 319,113 10.0 339,744 10.4 20,631 106
そ の 他 48,549 1.5 46,916 1.5 △1,633 97
海 外 1,492,332 46.8 1,461,877 44.8 △30,455 98
連 結 合 計 3,186,755 100.0 3,264,125 100.0 77,370 102
(注)向先地域別売上高は、顧客の所在地別に表示しています。
10
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
②第3四半期連結会計期間
(事業の種類別セグメント情報) (単位:百万円)
前年度 第3四半期 当年度 第3四半期
自 2017年10月 1日 自 2018年10月 1日 増減 前年
至 2017年12月31日 至 2018年12月31日 同期比
売上高 営業損益 売上高 営業損益 売上高 営業損益 C/A(%)
A B C D C-A D-B
重 電 シ ス テ ム 302,471 17,502 317,210 23,698 14,739 6,196 105
産業メカトロニクス 366,802 53,159 363,905 36,117 △2,897 △17,042 99
情報通信システム 101,058 3,652 100,731 4,121 △327 469 100
電 子 デ バ イ ス 50,328 4,778 46,630 △540 △3,698 △5,318 93
家 庭 電 器 239,913 10,924 248,951 17,046 9,038 6,122 104
そ の 他 166,683 5,568 172,408 5,855 5,725 287 103
計 1,227,255 95,583 1,249,835 86,297 22,580 △9,286 102
消 去 他 △152,267 △10,462 △155,816 △10,797 △3,549 △335 -
連 結 合 計 1,074,988 85,121 1,094,019 75,500 19,031 △9,621 102
(注) 各部門の売上高には、セグメント間の内部売上高(振替高)を含めて表示しています。
(向先地域別売上高) (単位:百万円)
前 年 度 当 年 度 増減 前年
第3四半期 第3四半期 同期比
A 比率(%) B 比率(%) B/A(%)
B-A
日 本 583,919 54.3 633,446 57.9 49,527 108
北 米 98,627 9.2 104,106 9.5 5,479 106
ア ジ ア 268,192 25.0 232,936 21.3 △35,256 87
中 国 139,054 12.9 108,634 9.9 △30,420 78
欧 州 104,790 9.7 106,619 9.7 1,829 102
そ の 他 19,460 1.8 16,912 1.6 △2,548 87
海 外 491,069 45.7 460,573 42.1 △30,496 94
連 結 合 計 1,074,988 100.0 1,094,019 100.0 19,031 102
(注)向先地域別売上高は、顧客の所在地別に表示しています。
(6) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(親会社株主に帰属する持分の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
11
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
3.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
2018 年度第 3 四半期累計期間の概況
① 全般の概況
当四半期累計期間(2018年4月から2018年12月までの9ヵ月)の国内外の景気は、米国では
堅調な拡大、日本や欧州では緩やかな回復基調で推移した一方、 中国はやや減速しました。
また、為替については、 前年同期と比べると、 対米ドルでは12月末の為替変動もあって円高
となり、対ユーロでは8月以降は円高基調で推移しました。
かかる中、当四半期累計期間の売上高は、 重電システム部門、 産業メカトロニクス部門及
び家庭電器部門の増収などにより、全体では前年同期比102%の3兆2,641億円となりました。
営業利益は、産業メカトロニクス部門、情報通信システム部門及び電子デバイス部門の
減益により、全体では前年同期比85%の2,014億円となりました。
税引前四半期純利益は、前年同期比86%の2,217億円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比86%の1,588億円となりました。
<連結>売上高 3 兆 2,641 億円 (前年同期比 102%)
営業利益 2,014 億円 (前年同期比 85%)
税引前四半期純利益 2,217 億円 (前年同期比 86%)
親会社株主に帰属する
四半期純利益 1,588 億円 (前年同期比 86%)
② セグメント別の状況
前第 3 四半期累計期間 当第 3 四半期累計期間 前年同期比
重電システム 売上高 8,596 億円 8,858 億円 103%
営業利益 281 億円 392 億円 111 億円増
社会インフラ事業は、 受注高は国内・海外の交通事業、 売上高は国内の電力事業や国内・
海外の交通事業の増加などにより、前年同期を上回りました。
ビルシステム事業は、国内・中国の新設事業が減少しましたが、国内リニューアル事業
などが堅調に推移したことにより、受注高・売上高とも前年同期並みとなりました。
この結果、部門全体では、売上高は前年同期比 103%の 8,858 億円となりました。
営業利益は、売上高の増加などにより、前年同期比 111 億円増加の 392 億円となりまし
た。
前第 3 四半期累計期間 当第 3 四半期累計期間 前年同期比
産業メカトロニクス 売上高 10,705 億円 10,942 億円 102%
営業利益 1,494 億円 1,140 億円 353 億円減
FA システム事業は、国内需要は堅調に推移しましたが、海外の有機 EL やスマートフォ
ン関連の設備投資が減少したことから、受注高・売上高とも前年同期を下回りました。
自動車機器事業は、国内・アジア・欧州向けの増加に加え、グローバルで市場が拡大し
ている車両電動化関連製品の販売増加などにより、受注高・売上高とも前年同期を上回り
ました。
この結果、部門全体では、売上高は前年同期比 102%の 10,942 億円となりました。
営業利益は、機種構成の変動や素材価格の上昇に加え、成長事業への先行投資などによ
り、前年同期比 353 億円減少の 1,140 億円となりました。
12
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
前第 3 四半期累計期間 当第 3 四半期累計期間 前年同期比
情報通信システム 売上高 2,922 億円 2,875 億円 98%
営業利益 69 億円 66 億円 2 億円減
通信システム事業は、通信インフラ機器の需要減少などにより、受注高・売上高とも前
年同期を下回りました。
情報システム・サービス事業は、IT インフラサービス事業の案件変動などにより、受注
高は前年同期を下回りましたが、売上高は前年同期並みとなりました。
電子システム事業は、宇宙システム事業の大口案件の変動などにより、受注高は前年同
期を下回りましたが、売上高は前年同期並みとなりました。
この結果、部門全体では、売上高は前年同期比 98%の 2,875 億円となりました。
営業利益は、売上高の減少などにより、前年同期比 2 億円減少の 66 億円となりました。
前第 3 四半期累計期間 当第 3 四半期累計期間 前年同期比
電子デバイス 売上高 1,498 億円 1,485 億円 99%
営業利益 120 億円 7 億円 112 億円減
電子デバイス事業は、通信用光デバイスの需要減少などにより、受注高は前年同期を下
回り、売上高は前年同期比 99%の 1,485 億円となりました。
営業利益は、売上高の減少や機種構成の変動などにより、前年同期比 112 億円減少の 7
億円となりました。
前第 3 四半期累計期間 当第 3 四半期累計期間 前年同期比
家庭電器 売上高 7,791 億円 8,060 億円 103%
営業利益 503 億円 507 億円 3 億円増
家庭電器事業は、 ・ 国内 欧州 北米向け空調機器の増加により、
・ 売上高は前年同期比 103%
の 8,060 億円となりました。
営業利益は、素材価格の上昇や販売費用の増加がありましたが、売上高の増加などによ
り、前年同期比 3 億円増加の 507 億円となりました。
前第 3 四半期累計期間 当第 3 四半期累計期間 前年同期比
その他 売上高 4,774 億円 5,002 億円 105%
営業利益 152 億円 161 億円 9 億円増
物流の関係会社での増加などにより、売上高は前年同期比 105%の 5,002 億円となりま
した。
営業利益は、 売上高の増加などにより、 前年同期比 9 億円増加の 161 億円となりました。
2018 年度第 3 四半期の概況
① 全般の概況
当四半期(2018 年 10 月から 2018 年 12 月までの 3 ヵ月)の売上高は、重電システム部門
及び家庭電器部門の増収などにより、全体では前年同期比 102%の 1 兆 940 億円となりま
した。
営業利益は、産業メカトロニクス部門及び電子デバイス部門の減益などにより、全体で
は前年同期比 89%の 755 億円となりました。
税引前四半期純利益は、前年同期比 87%の 804 億円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比 90%の 564 億円となりました。
<連結>売上高 1 兆 940 億円 (前年同期比 102%)
営業利益 755 億円 (前年同期比 89%)
税引前四半期純利益 804 億円 (前年同期比 87%)
親会社株主に帰属する
四半期純利益 564 億円 (前年同期比 90%)
13
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
② セグメント別の状況
前第 3 四半期 当第 3 四半期 前年同期比
重電システム 売上高 3,024 億円 3,172 億円 105%
営業利益 175 億円 236 億円 61 億円増
社会インフラ事業は、受注高は国内の交通事業や海外の電力事業、売上高は国内の電力
事業や交通事業の増加などにより、前年同期を上回りました。
ビルシステム事業は、受注高は前年同期並みとなりましたが、国内リニューアル事業な
どが堅調に推移したことにより、売上高は前年同期を上回りました。
この結果、部門全体では、売上高は前年同期比 105%の 3,172 億円となりました。
営業利益は、売上高の増加などにより、前年同期比 61 億円増加の 236 億円となりまし
た。
前第 3 四半期 当第 3 四半期 前年同期比
産業メカトロニクス 売上高 3,668 億円 3,639 億円 99%
営業利益 531 億円 361 億円 170 億円減
FA システム事業は、国内需要は堅調に推移しましたが、海外の有機 EL やスマートフォ
ン関連の設備投資が減少したことから、受注高・売上高とも前年同期を下回りました。
自動車機器事業は、国内向けの増加に加え、グローバルで市場が拡大している車両電動
化関連製品の販売増加などにより、受注高・売上高とも前年同期を上回りました。
この結果、部門全体では、売上高は前年同期比 99%の 3,639 億円となりました。
営業利益は、 売上高の減少や機種構成の変動に加え、 成長事業への先行投資などにより、
前年同期比 170 億円減少の 361 億円となりました。
前第 3 四半期 当第 3 四半期 前年同期比
情報通信システム 売上高 1,010 億円 1,007 億円 100%
営業利益 36 億円 41 億円 4 億円増
通信システム事業は、受注高は前年同期を上回りましたが、通信インフラ機器の減少な
どにより、売上高は前年同期を下回りました。
情報システム・サービス事業は、システムインテグレーション事業の増加などにより、
受注高・売上高とも前年同期を上回りました。
電子システム事業は、防衛システム事業の大口案件の減少などにより、受注高・売上高
とも前年同期を下回りました。
この結果、部門全体では、売上高は前年同期比 100%の 1,007 億円となりました。
営業利益は、売上案件の変動などにより、前年同期比 4 億円増加の 41 億円となりまし
た。
前第 3 四半期 当第 3 四半期 前年同期比
電子デバイス 売上高 503 億円 466 億円 93%
営業利益 47 億円 △5 億円 53 億円悪化
電子デバイス事業は、通信用光デバイスや産業用パワー半導体の需要減少などにより、
受注高は前年同期を下回り、売上高は前年同期比 93%の 466 億円となりました。
営業利益は、 売上高の減少や機種構成の変動などにより、 前年同期比 53 億円悪化の 5 億
円の損失となりました。
前第 3 四半期 当第 3 四半期 前年同期比
家庭電器 売上高 2,399 億円 2,489 億円 104%
営業利益 109 億円 170 億円 61 億円増
家庭電器事業は、 ・ 国内 北米 欧州向け空調機器の増加により、
・ 売上高は前年同期比 104%
の 2,489 億円となりました。
営業利益は、売上高の増加などにより、前年同期比 61 億円増加の 170 億円となりまし
た。
14
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
前第 3 四半期 当第 3 四半期 前年同期比
その他 売上高 1,666 億円 1,724 億円 103%
営業利益 55 億円 58 億円 2 億円増
物流の関係会社での増加などにより、売上高は前年同期比 103%の 1,724 億円となりま
した。
営業利益は、売上高の増加などにより、前年同期比 2 億円増加の 58 億円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況に関する分析(連結)
当四半期末の総資産残高は、4 兆 1,430 億円で前年度末比 1,625 億円の減少となりまし
た。棚卸資産が 1,292 億円増加した一方、現金及び現金同等物が 1,557 億円、売上債権及
び契約資産が 1,087 億円それぞれ減少したことがその主な要因です。
負債の部は、借入金・社債残高が前年度末比 192 億円減少の 2,926 億円、借入金比率は
7.1%(前年度末比△0.1 ポイント)となりました。また、買入債務が 563 億円、その他の
流動負債が 1,123 億円それぞれ減少したこと等から、負債残高は前年度末比 1,845 億円減
少の 1 兆 7,238 億円となりました。
資本の部は、配当金の支払い 858 億円による減少及び株価下落・為替円高等を背景とし
たその他の包括利益累計額 558 億円の減少がありましたが、親会社株主に帰属する四半期
純利益 1,588 億円の計上等により、親会社株主に帰属する持分は前年度末比 163 億円増加
の 2 兆 3,105 億円、親会社株主帰属持分比率は 55.8%(前年度末比+2.5 ポイント)とな
りました。
② キャッシュ・フローの状況に関する分析(連結)
当四半期累計期間の営業キャッシュ・フローは 1,101 億円の収入となり、前年同期比で
は棚卸資産の増加等により 242 億円の収入減少となりました。また、投資キャッシュ・フ
ローは 1,515 億円の支出となり、前年同期比では有価証券等の売却収入の減少等により 295
億円の支出増加となりました。その結果、フリー・キャッシュ・フローは 413 億円の支出
となりました。財務キャッシュ・フローは、配当金の支払い等により、1,118 億円の支出と
なりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
① 2018 年度(2019 年 3 月期)の通期業績見通し
現時点での 2018 年度の業績見通しは、当第 3 四半期決算の状況や産業メカトロニクス部
門、電子デバイス部門での中国向けの需要が減少していることなどにより、前回予想値を
下回る業績が見込まれるため、 2018 年 10 月 29 日に公表した業績予想値を修正いたします。
<2019 年 3 月期通期 連結業績予想値の修正>
<連結> 前回(10 月29 日公表) 今回
売上高 4 兆 5,100 億円 4 兆 5,000 億円 (前年度比 101%)
営業利益 3,050 億円 2,850 億円 (前年度比 87%)
税引前当期純利益 3,350 億円 3,100 億円 (前年度比 88%)
親会社株主に帰属する
当期純利益 2,400 億円 2,250 億円 (前年度比 88%)
今回の業績見通しにおける第 4 四半期の為替条件は、米ドル 105 円、ユーロ 125 円、人
民元 16.0 円(いずれも前回公表から変更なし)を前提としております。
15
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
② 事業等のリスク
三菱電機グループは、重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバ
イス、家庭電器、その他の広範囲の分野にわたり開発、製造、販売等の事業を行っており、
またそれぞれの事業は国内及び北米、欧州、アジア等の海外において展開されております。
そのため、様々な要素が当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があ
ります。
具体的に当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある要因のうち、
主なものは以下のとおりですが、新たな要因が発生する可能性もあります。
ア. 世界の経済状況・社会情勢及び規制や税制等各種法規の動向
世界の経済状況・社会情勢及び規制や税制等各種法規の動向は、当社グループの経営
全般に影響を及ぼす可能性があります。
イ. 為替相場
為替相場の変動は、主に当社における米ドル建てもしくはユーロ建て輸出売上や輸入
部材購入、アジア地域の製造拠点における当該地国以外の通貨建て輸出売上や輸入部
材購入について影響を及ぼす可能性があります。
ウ. 株式相場
株式相場の下落は、当社グループが保有する市場性のある株式の価値の減少や、年金
資産の減少をもたらす可能性があります。
エ. 製品需給状況及び部材調達環境
製品需給状況の変動による価格の下落や出荷数量の減少及び部材調達環境の悪化によ
る原価の上昇は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
オ. 資金調達環境
特に円の金利上昇は、当社の支払利息の増加をもたらします。
カ. 重要な特許の成立及び実施許諾並びに特許関連の係争等
重要な特許の成立及び実施許諾並びに特許関連の係争等が起こった場合は、当該案件
の関係する事業へ影響を及ぼす可能性があります。
キ. 環境に関連する規制や問題の発生
環境に関連する規制の動向や問題の発生は、損失の計上や規制に対応するための費用
等の増加を伴う可能性があります。また、当社グループの生産活動をはじめとする企
業活動全般に影響を及ぼす可能性があります。
ク. 製品やサービスの欠陥や瑕疵等
製品やサービスの欠陥や瑕疵等により、損失計上を伴う場合があります。また、当社グ
ループの製品やサービスの品質に対する評価の低下は、経営全般に影響を及ぼす可能性
があります。
ケ. 訴訟その他の法的手続き
当社グループに対する訴訟その他の法的手続きは、当社グループの経営全般に影響を
及ぼす可能性があります。
コ. 急激な技術変化や、新技術を用いた製品の開発、製造及び市場投入時期
急激な技術変化や、新技術を用いた製品の開発、製造及び市場投入時期は、当社グル
ープの業績に影響を及ぼす可能性があります。
サ. 事業構造改革
事業構造改革の実行内容によっては、損失計上を伴う場合があります。
シ. 情報セキュリティー
当社グループの保有する個人情報や当社グループの技術・営業等の事業に関する機密
情報等が、コンピューターウイルスの感染や不正アクセスその他不測の事態により、
滅失もしくは社外に漏洩した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があ
ります。
16
三菱電機(株) (6503) 2019 年 3 月期 第 3 四半期決算短信
ス. 地震・台風・津波・火災等の大規模災害の発生
地震・台風・津波・火災等の大規模災害の発生は、当社グループの生産活動をはじめ
とする企業活動全般に影響を及ぼす可能性があります。
セ. テロ・戦争、新型インフルエンザ等の感染症の流行等による社会的・政治的混乱の発生
テロ・戦争、新型インフルエンザ等の感染症の流行等による社会的・政治的混乱の発
生は、当社グループの経営全般に影響を及ぼす可能性があります。
17
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
4. IFRSへの移行に関する開示
当社グループは、当年度第1四半期の連結財務諸表からIFRSを適用しています。米国会計基準に準拠して作成された直近の連結
財務諸表は、2018年3月31日に終了した1年間に関するものであり、移行日は2017年4月1日です。
(1)IFRS第1号の免除規定及び例外規定
IFRS第1号は、IFRSを初めて適用する企業に対し、原則としてIFRSを遡及的に適用することを求めていますが、一部については
任意に遡及適用を免除できるもの及び強制的に遡及適用を禁止するものを定めています。
当社及び連結子会社は、IFRS第1号で定められた遡及適用の免除規定のうち、以下を適用しています。
・企業結合
当社及び連結子会社は、2015年12月22日以前に行われた企業結合に対してIFRS第3号「企業結合」を遡及適用しないことを
選択しています。この結果、2015年12月22日以前の企業結合から生じたのれんの額については、米国会計基準の帳簿価額に
よっています。
なお、当該のれんについては、減損の兆候の有無にかかわらず、移行日時点において減損テストを実施しています。
・在外営業活動体の換算差額
当社及び連結子会社は、移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額をゼロとみなすことを選択しています。この
結果、移行日現在の在外営業活動体の換算差額の累計額を、その他の包括利益(損失)累計額から利益剰余金に振り替えて
います。
・移行日前に認識した金融商品の指定
当社及び連結子会社は、移行日前に認識した金融商品の分類に関して、移行日時点に存在する事実及び状況に基づいて
指定することを選択しています。
(2)調整表
IFRSの初度適用において開示が求められる調整表は以下のとおりです。
調整表上の区分について、主として、「表示組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の
差異」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を表示しています。
18
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
移行日(2017年4月1日)の資本に対する調整
(連結財政状態計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
(資産の部) (資産の部)
流動資産 2,500,685 3,062 4,810 2,508,557 流動資産
現金及び預金等 662,469 - - 662,469 現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金 1,037,201 15,261 103,004 1,155,466 売上債権及び契約資産
棚卸資産 643,040 - △83,138 559,902 棚卸資産
その他の流動資産 157,975 △12,199 △15,056 130,720 その他の流動資産
- △3,062 60,950 1,729,473 非流動資産
長期売掛債権 2,815 △2,815 - -
投資等 618,935 △618,935 - -
- 181,724 5,634 187,358 持分法で会計処理されている投資
- 362,869 27,710 390,579 その他の金融資産
有形固定資産 732,611 - △33,133 699,478 有形固定資産
その他の資産 317,224 74,095 60,739 452,058 その他の非流動資産
資産計 4,172,270 - 65,760 4,238,030 資産計
(負債の部) (負債の部)
流動負債 1,525,761 7,456 33,082 1,566,299 流動負債
短期借入金 124,368 - 21,987 146,355 社債及び借入金
支払手形及び買掛金 780,202 △145,119 - 635,083 買入債務
その他の流動負債 621,191 152,575 11,095 784,861 その他の流動負債
- △7,456 6,423 504,768 非流動負債
社債及び長期借入金 227,756 - - 227,756 社債及び借入金
退職給付引当金 194,990 - 8,044 203,034 退職給付に係る負債
その他の固定負債 83,055 △7,456 △1,621 73,978 その他の非流動負債
負債計 2,031,562 - 39,505 2,071,067 負債計
(資本の部) (資本の部)
株主資本 2,039,627 - 28,536 2,068,163 親会社株主に帰属する持分
資本金 175,820 - - 175,820 資本金
資本剰余金 212,530 - △13,785 198,745 資本剰余金
連結剰余金 1,654,557 - △60,897 1,593,660 利益剰余金
その他の包括利益(△損失)累計額 △2,052 - 103,218 101,166 その他の包括利益(△損失)累計額
自己株式 △1,228 - - △1,228 自己株式
非支配持分 101,081 - △2,281 98,800 非支配持分
資本計 2,140,708 - 26,255 2,166,963 資本計
負債・資本計 4,172,270 - 65,760 4,238,030 負債・資本計
借入金・社債残高 352,124 - 21,987 374,111 借入金・社債残高
その他の包括利益(△損失)累計額内訳 その他の包括利益(△損失)累計額内訳
為替換算調整額 18,535 - △18,535 - 在外営業活動体の換算差額
年金負債調整額 △156,993 - 156,993 - 確定給付制度の再測定
その他の包括利益を通じて
有価証券未実現損益 136,352 - △35,223 101,129
公正価値で測定する金融資産
キャッシュ・フロー・ヘッジの
デリバティブ未実現損益 54 - △17 37
公正価値の純変動額
19
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
前年度第3四半期末(2017年12月31日)の資本に対する調整
(要約四半期連結財政状態計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
(資産の部) (資産の部)
流動資産 2,490,034 1,017 △22,019 2,469,032 流動資産
現金及び預金等 551,670 - - 551,670 現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金 902,389 16,168 142,456 1,061,013 売上債権及び契約資産
棚卸資産 842,281 - △149,865 692,416 棚卸資産
その他の流動資産 193,694 △15,151 △14,610 163,933 その他の流動資産
- △1,017 45,536 1,738,485 非流動資産
長期売掛債権 1,798 △1,798 - -
投資等 671,641 △671,641 - -
- 182,265 5,192 187,457 持分法で会計処理されている投資
- 372,218 27,666 399,884 その他の金融資産
有形固定資産 757,869 - △32,062 725,807 有形固定資産
その他の資産 262,658 117,939 44,740 425,337 その他の非流動資産
資産計 4,184,000 - 23,517 4,207,517 資産計
(負債の部) (負債の部)
流動負債 1,368,433 8,293 △1,075 1,375,651 流動負債
短期借入金 110,782 - 514 111,296 社債及び借入金
支払手形及び買掛金 652,998 △113,978 - 539,020 買入債務
その他の流動負債 604,653 122,271 △1,589 725,335 その他の流動負債
- △8,293 30,163 476,540 非流動負債
社債及び長期借入金 207,935 - - 207,935 社債及び借入金
退職給付引当金 173,911 - 32,422 206,333 退職給付に係る負債
その他の固定負債 72,824 △8,293 △2,259 62,272 その他の非流動負債
負債計 1,823,103 - 29,088 1,852,191 負債計
(資本の部) (資本の部)
株主資本 2,254,351 - △3,996 2,250,355 親会社株主に帰属する持分
資本金 175,820 - - 175,820 資本金
資本剰余金 212,543 - △13,785 198,758 資本剰余金
連結剰余金 1,778,978 - △62,003 1,716,975 利益剰余金
その他の包括利益(△損失)累計額 88,937 - 71,792 160,729 その他の包括利益(△損失)累計額
自己株式 △1,927 - - △1,927 自己株式
非支配持分 106,546 - △1,575 104,971 非支配持分
資本計 2,360,897 - △5,571 2,355,326 資本計
負債・資本計 4,184,000 - 23,517 4,207,517 負債・資本計
借入金・社債残高 318,717 - 514 319,231 借入金・社債残高
その他の包括利益(△損失)累計額内訳 その他の包括利益(△損失)累計額内訳
為替換算調整額 58,591 - △15,153 43,438 在外営業活動体の換算差額
年金負債調整額 △116,271 - 116,271 - 確定給付制度の再測定
その他の包括利益を通じて
有価証券未実現損益 146,615 - △29,374 117,241
公正価値で測定する金融資産
キャッシュ・フロー・ヘッジの
デリバティブ未実現損益 2 - 48 50
公正価値の純変動額
20
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
前年度末(2018年3月31日)の資本に対する調整
(連結財政状態計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
(資産の部) (資産の部)
流動資産 2,606,493 △1,434 △22,324 2,582,735 流動資産
現金及び預金等 599,199 - - 599,199 現金及び現金同等物
受取手形及び売掛金 1,087,593 14,225 89,711 1,191,529 売上債権及び契約資産
棚卸資産 741,782 - △95,520 646,262 棚卸資産
その他の流動資産 177,919 △15,659 △16,515 145,745 その他の流動資産
- 1,434 63,345 1,722,845 非流動資産
長期売掛債権 1,965 △1,965 - -
投資等 614,295 △614,295 - -
- 187,828 6,480 194,308 持分法で会計処理されている投資
- 335,474 27,697 363,171 その他の金融資産
有形固定資産 740,448 - △16,191 724,257 有形固定資産
その他の資産 301,358 94,392 45,359 441,109 その他の非流動資産
資産計 4,264,559 - 41,021 4,305,580 資産計
(負債の部) (負債の部)
流動負債 1,471,367 8,586 8,296 1,488,249 流動負債
短期借入金 122,430 - 465 122,895 社債及び借入金
支払手形及び買掛金 719,404 △139,838 - 579,566 買入債務
その他の流動負債 629,533 148,424 7,831 785,788 その他の流動負債
- △8,586 △349 420,112 非流動負債
社債及び長期借入金 189,055 - - 189,055 社債及び借入金
退職給付引当金 171,017 - 503 171,520 退職給付に係る負債
その他の固定負債 68,975 △8,586 △852 59,537 その他の非流動負債
負債計 1,900,414 - 7,947 1,908,361 負債計
(資本の部) (資本の部)
株主資本 2,259,355 - 34,819 2,294,174 親会社株主に帰属する持分
資本金 175,820 - - 175,820 資本金
資本剰余金 213,250 - △13,808 199,442 資本剰余金
連結剰余金 1,857,741 - △46,393 1,811,348 利益剰余金
その他の包括利益(△損失)累計額 14,472 - 95,020 109,492 その他の包括利益(△損失)累計額
自己株式 △1,928 - - △1,928 自己株式
非支配持分 104,790 - △1,745 103,045 非支配持分
資本計 2,364,145 - 33,074 2,397,219 資本計
負債・資本計 4,264,559 - 41,021 4,305,580 負債・資本計
借入金・社債残高 311,485 - 465 311,950 借入金・社債残高
その他の包括利益(△損失)累計額内訳 その他の包括利益(△損失)累計額内訳
為替換算調整額 34,149 - △16,600 17,549 在外営業活動体の換算差額
年金負債調整額 △141,075 - 141,075 - 確定給付制度の再測定
その他の包括利益を通じて
有価証券未実現損益 121,413 - △29,461 91,952
公正価値で測定する金融資産
キャッシュ・フロー・ヘッジの
デリバティブ未実現損益 △15 - 6 △9
公正価値の純変動額
21
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
資本に対する調整に関する注記
上記の資本に対する調整表におけるIFRSへの移行影響の主な内容は以下のとおりです。
(1)表示組替
表示組替の主な内容は以下のとおりです。
① IFRSの表示規定に基づき、金融資産を別掲しています。
② 受取手形及び売掛金、その他の流動資産、及びその他の資産等については、IFRSにおいて規定されている定義及び
計上要件等に基づいて、一部を組み替えています。
③ 支払手形及び買掛金、その他の流動負債、及びその他の固定負債については、IFRSにおいて規定されている定義及び
計上要件等に基づいて、一部を組み替えています。
(2)認識及び測定の差異
認識及び測定の差異の主な内容は以下のとおりです。
①従業員給付
米国会計基準では、数理計算上の差異及び過去勤務費用はその他の包括利益累計額で繰り延べられ、将来の一定期間に
わたり償却され純損益で認識します。また、勤務費用、利息費用及び期待運用収益を当期の純損益として認識します。
一方、IFRSでは、確定給付型企業年金制度及び退職一時金制度にかかる確定給付制度債務及び制度資産については
IFRSの規定に基づき再測定しています。再測定の結果生じる変動は、その他の包括利益で認識し、その他の包括利益
累計額から純損益を通さずに直接利益剰余金に振り替えています。制度の改訂により生じる過去勤務費用は発生時に全額
純損益として認識します。また、勤務費用は発生時に純損益として認識し、利息費用は確定給付制度債務及び制度資産の
純額に債務の現在価値の算定に用いられた割引率を乗じた金額を純損益に認識します。
②資本性金融商品
米国会計基準では、市場性のない資本性金融商品について、取得原価で計上します。一時的でないと判断される公正価値
の下落が生じている金融商品については、取得価額が公正価値を上回る部分を減損損失として認識します。また、当該金融
商品にかかる売却損益については、純損益として認識します。
一方、IFRSでは、資本性金融商品について、活発な市場の有無に関わらず公正価値で計上します。また、公正価値の変動を
その他の包括利益において認識することが認められているため、当社及び連結子会社は資本性金融商品の公正価値の変動を
その他の包括利益で認識することを選択しており、米国会計基準において純損益に計上していた減損損失及び売却損益に
ついてもその他の包括利益として認識します。
③法人所得税
内部未実現取引について、米国会計基準では、繰延法に基づき、売却元の税金費用を繰り延べます。
一方、IFRSでは、資産負債法に基づき、売却した資産の帳簿価額と売却価額の差異を将来減算一時差異として認識し、
その回収可能性を検討の上、購入会社の税率により繰延税金資産を認識します。
持分法適用会社に対する投資にかかる一時差異について、米国会計基準では、継続的に保有する方針であっても、売却に
より一時差異が解消するという前提に基づいて適用される税率により繰延税金負債を認識します。また、子会社等の未分配利益
に対しては、原則として繰延税金負債を認識します。
一方、IFRSでは、原則として全ての将来加算一時差異について、配当又は売却等の一時差異の解消時に適用される税率に
より繰延税金負債を認識します。また、子会社等に対する投資にかかる将来加算一時差異のうち、予測可能な期間内に解消す
る可能性が高い一時差異に対して、繰延税金負債を認識します。
④在外営業活動体の換算差額
在外営業活動体の換算差額の累計額は、移行日に全てゼロとみなしています。その結果、移行日現在のその他の包括利益
累計額のうち、在外営業活動体の換算差額を全額利益剰余金に振り替えています。
⑤持分法適用会社の除外
米国会計基準では、投資先が持分法適用会社に該当しなくなった時点において、売却価額と売却した持分の帳簿価額との
差額を純損益に認識します。投資元が残存持分を保有している場合には、過年度に認識した損益は、残存持分の帳簿価額に
引き継がれます。
一方、IFRSでは、投資先が持分法適用会社に該当しなくなった時点において、投資元が残存持分を保有している場合には、
残存持分を公正価値にて測定します。売却価額及び残存持分の公正価値と投資先が持分法適用会社に該当しなくなった
時点の帳簿価額との差額は純損益に認識します。
⑥政府補助金
米国会計基準では、資産に関する政府補助金について、会計基準が規定されておらず、補助金を資産の帳簿価額に反映
しません。
一方、IFRSでは、資産に関する政府補助金は、補助金を控除して資産の帳簿価額を算出する方法により認識します。
⑦非金融資産の減損
米国会計基準では、固定資産が減損している可能性を示す兆候がある場合に、固定資産の帳簿価額と割引前の見積将来
キャッシュ・フローを比較した結果、帳簿価額が割引前の見積将来キャッシュ・フローを上回った場合に限り、公正価値を上
回る金額を固定資産の減損損失として認識します。
一方、IFRSでは、固定資産が減損している可能性を示す兆候がある場合に、固定資産の帳簿価額が回収可能価額(使用
価値又は処分費用控除後の公正価値のいずれか高い金額)を上回る金額を固定資産の減損損失として認識します。
⑧企業結合
米国会計基準では、企業結合について、取得企業は非支配持分も含めた被取得企業全体を公正価値で測定し、のれんは
非支配持分に帰属する部分も含めて認識します。
一方、IFRSでは、企業結合について、取得企業は企業結合ごとに、非支配持分も含めた被取得企業全体を公正価値で測定
し、のれんは非支配持分に帰属する部分も含めて認識する方法と、非支配持分を被取得企業の識別可能な純資産の公正
価値に対する比例持分相当額として測定し、のれんは取得企業の持分相当額についてのみ認識する方法のいずれかを
選択することが認められています。当社は、非支配持分を被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する比例持分
相当額として測定し、のれんは取得企業の持分相当額についてのみ認識する方法を選択しており、支配獲得後の非支配
持分の追加取得において資本剰余金を認識します。
22
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
前年度第3四半期累計(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)の損益及び包括利益に対する調整
(要約四半期連結損益計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
売上高 3,115,012 - 71,743 3,186,755 売上高
売上原価 2,112,607 △4 94,750 2,207,353 売上原価
販売費及び一般管理費 768,464 723 △26,992 742,195 販売費及び一般管理費
固定資産減損損失 1,532 △1,532 - -
- 290 449 739 その他の損益(△損失)
営業利益 232,409 1,103 4,434 237,946 営業利益
営業外収益 51,587 - - -
受取利息及び配当金 7,247 22,124 △21,825 7,546 金融収益
持分法利益 15,696 △15,696 - -
雑収益 28,644 △28,644 - -
営業外費用 6,769 - - -
支払利息 2,044 6 △6 2,044 金融費用
雑損失 4,725 △4,725 - -
- 15,696 30 15,726 持分法による投資利益
税引前四半期純利益 277,227 △698 △17,355 259,174 税引前四半期純利益
法人税等充当額 75,883 △698 △8,620 66,565 法人所得税費用
四半期純利益 201,344 - △8,735 192,609 四半期純利益
(四半期純利益の帰属)
非支配持分帰属損益 8,226 - 313 8,539 非支配持分
当社株主に帰属する
193,118 - △9,048 184,070 親会社株主持分
四半期純利益
(要約四半期連結包括利益計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
四半期純利益 201,344 - △8,735 192,609 四半期純利益
その他の包括利益(△損失) その他の包括利益(△損失)
-税効果調整後 (税効果調整後)
四半期純利益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
有価証券未実現損益 10,379 △829 13,795 23,345 測定する金融資産の公正価値変動額
年金負債調整額 40,693 △352 △40,341 - 確定給付制度の再測定
- 1,181 △352 829 持分法によるその他の包括利益
- - △26,898 24,174 計
四半期純利益に振り替えられる
可能性のある項目
為替換算調整額 43,830 △1,127 3,278 45,981 在外営業活動体の換算差額
キャッシュ・フロー・ヘッジの
デリバティブ未実現損益 △65 3 65 3
公正価値の純変動額
- 1,124 △44 1,080 持分法によるその他の包括利益
- - 3,299 47,064 計
合計 94,837 - △23,599 71,238 合計
四半期包括利益 296,181 - △32,334 263,847 四半期包括利益
(四半期包括利益の帰属)
非支配持分帰属
12,074 - 199 12,273 非支配持分
四半期包括利益
当社株主に帰属する
284,107 - △32,533 251,574 親会社株主持分
四半期包括利益
23
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
前年度第3四半期(自 2017年10月1日 至 2017年12月31日)の損益及び包括利益に対する調整
(要約四半期連結損益計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
売上高 1,038,670 - 36,318 1,074,988 売上高
売上原価 700,366 120 44,308 744,794 売上原価
販売費及び一般管理費 255,191 241 △9,250 246,182 販売費及び一般管理費
- 677 432 1,109 その他の損益(△損失)
営業利益 83,113 316 1,692 85,121 営業利益
営業外収益 9,899 - - -
受取利息及び配当金 2,362 921 △536 2,747 金融収益
持分法利益 5,729 △5,729 - -
雑収益 1,808 △1,808 - -
営業外費用 1,028 - - -
支払利息 605 73 △73 605 金融費用
雑損失 423 △423 - -
- 5,729 10 5,739 持分法による投資利益
税引前四半期純利益 91,984 △221 1,239 93,002 税引前四半期純利益
法人税等充当額 27,354 △221 46 27,179 法人所得税費用
四半期純利益 64,630 - 1,193 65,823 四半期純利益
(四半期純利益の帰属)
非支配持分帰属損益 2,636 - 89 2,725 非支配持分
当社株主に帰属する
61,994 - 1,104 63,098 親会社株主持分
四半期純利益
(要約四半期連結包括利益計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
四半期純利益 64,630 - 1,193 65,823 四半期純利益
その他の包括利益(△損失) その他の包括利益(△損失)
-税効果調整後 (税効果調整後)
四半期純利益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
有価証券未実現損益 13,675 △232 181 13,624 測定する金融資産の公正価値変動額
年金負債調整額 22,824 △10 △22,814 - 確定給付制度の再測定
- 242 △10 232 持分法によるその他の包括利益
- - △22,643 13,856 計
四半期純利益に振り替えられる
可能性のある項目
為替換算調整額 17,165 △1,255 △1,488 14,422 在外営業活動体の換算差額
キャッシュ・フロー・ヘッジの
デリバティブ未実現損益 17 △11 △8 △2
公正価値の純変動額
- 1,266 △1 1,265 持分法によるその他の包括利益
- - △1,497 15,685 計
合計 53,681 - △24,140 29,541 合計
四半期包括利益 118,311 - △22,947 95,364 四半期包括利益
(四半期包括利益の帰属)
非支配持分帰属
4,449 - 36 4,485 非支配持分
四半期包括利益
当社株主に帰属する
113,862 - △22,983 90,879 親会社株主持分
四半期包括利益
24
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
前年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)の損益及び包括利益に対する調整
(連結損益計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
売上高 4,431,198 - 13,226 4,444,424 売上高
売上原価 3,030,902 - 53,024 3,083,926 売上原価
販売費及び一般管理費 1,061,778 729 △34,623 1,027,884 販売費及び一般管理費
固定資産減損損失 19,881 △19,881 - -
- △20,990 15,820 △5,170 その他の損益(△損失)
営業利益 318,637 △1,838 10,645 327,444 営業利益
営業外収益 60,414 - - -
受取利息及び配当金 8,611 23,637 △23,637 8,611 金融収益
持分法利益 22,261 △22,261 - -
雑収益 29,542 △29,542 - -
営業外費用 14,473 - - -
支払利息 2,727 4,726 △657 6,796 金融費用
雑損失 11,746 △11,746 - -
- 22,261 1,686 23,947 持分法による投資利益
税引前当期純利益 364,578 △723 △10,649 353,206 税引前当期純利益
法人税等充当額 82,239 △723 5,291 86,807 法人所得税費用
当期純利益 282,339 - △15,940 266,399 当期純利益
(当期純利益の帰属)
非支配持分帰属損益 10,459 - 185 10,644 非支配持分
当社株主に帰属する
271,880 - △16,125 255,755 親会社株主持分
当期純利益
(連結包括利益計算書) (単位:百万円)
米国 認識及び
米国会計基準表示科目 表示組替 IFRS IFRS表示科目
会計基準 測定の差異
当期純利益 282,339 - △15,940 266,399 当期純利益
その他の包括利益(△損失) その他の包括利益(△損失)
-税効果調整後 (税効果調整後)
当期純利益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
有価証券未実現損益 △14,875 392 14,431 △52 測定する金融資産の公正価値変動額
年金負債調整額 15,857 △596 6,062 21,323 確定給付制度の再測定
- 204 △34 170 持分法によるその他の包括利益
- - 20,459 21,441 計
当期純利益に振り替えられる
可能性のある項目
為替換算調整額 17,023 △1,908 1,877 16,992 在外営業活動体の換算差額
キャッシュ・フロー・ヘッジの
デリバティブ未実現損益 △88 △6 23 △71
公正価値の純変動額
- 1,914 △45 1,869 持分法によるその他の包括利益
- - 1,855 18,790 計
合計 17,917 - 22,314 40,231 合計
当期包括利益 300,256 - 6,374 306,630 当期包括利益
(当期包括利益の帰属)
非支配持分帰属
11,852 - 68 11,920 非支配持分
当期包括利益
当社株主に帰属する
288,404 - 6,306 294,710 親会社株主持分
当期包括利益
25
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
損益及び包括利益に対する調整に関する注記
上記の損益及び包括利益に対する調整表におけるIFRSへの移行影響の主な内容は以下のとおりです。
(1)表示組替
表示組替の主な内容は以下のとおりです。
① IFRSの表示規定に基づき、金融収益及び金融費用を別掲しています。
② 雑収益及び雑損失等については、IFRSの表示規定に基づき一部を営業利益に含めて表示しています。
③ 持分法適用会社に帰属する有価証券未実現損益、年金負債調整額、為替換算調整額及びデリバティブ未実現損益にかかる
その他の包括利益については、IFRSの表示規定に基づき組み替えています。
(2)認識及び測定の差異
認識及び測定の差異の主な内容は以下のとおりです。
①売上高及び売上原価に対する調整
米国会計基準では、工事契約の成果を信頼性をもって見積ることができない場合には、工事が完成した時点ですべての工事
収益及び工事原価を認識します。
一方、IFRSでは、一定の期間にわたり充足される履行義務からの収益は、成果を信頼性をもって見積ることができない場合
には、原価回収基準により収益を認識します。原価回収基準による収益は、発生原価のうち回収される可能性が高い範囲
でのみ認識し、原価は発生した期間に費用認識します。
②資本性金融商品
米国会計基準では、市場性のない資本性金融商品について、取得原価で計上します。一時的でないと判断される公正価値
の下落が生じている金融商品については、取得価額が公正価値を上回る部分を減損損失として認識します。また、当該金融
商品にかかる売却損益については、純損益として認識します。
一方、IFRSでは、資本性金融商品について、活発な市場の有無に関わらず公正価値で計上します。また、公正価値の変動を
その他の包括利益において認識することが認められているため、当社及び連結子会社は資本性金融商品の公正価値の変動を
その他の包括利益で認識することを選択しており、米国会計基準において純損益に計上していた減損損失及び売却損益に
ついてもその他の包括利益として認識します。
キャッシュ・フローに対する調整に関する注記
米国会計基準からIFRSへの移行に伴うキャッシュ・フロー計算書の重要な差異はありません。
26
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
5. 補足情報
2 0 1 9 年 2 月 4 日
三菱電機株式会社
2018年度 第3四半期 連結決算について
(1) 業績概要
(2) 部門別売上高・営業損益
(3) 部門別海外売上高
(4) 部門別受注高
(5) 為替レート 及び 為替変動の売上高への影響額
<ご参考>
2017年度 米国会計基準とIFRSの損益比較
27
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
(1) 業績概要
<連結> ( )内は前年度比・前年同期比 単位:億円、%
2017年度 2018年度
第2四半期(累計) 第3四半期 累計 通期 第2四半期(累計) 第3四半期 累計 通期計画
売上高 21,117 10,749 31,867 44,444 21,701 (103) 10,940 (102) 32,641 (102) 45,000 (101)
営業利益 1,528 851 2,379 3,274 1,259 (82) 755 (89) 2,014 (85) 2,850 (87)
税引前当期
(四半期)純利益 1,661 930 2,591 3,532 1,412 (85) 804 (87) 2,217 (86) 3,100 (88)
親会社株主に帰属する
当期(四半期)純利益 1,209 630 1,840 2,557 1,023 (85) 564 (90) 1,588 (86) 2,250 (88)
(2) 部門別売上高・営業損益 ( )内は前年度比・前年同期比 単位:億円、%
2017年度 2018年度
第2四半期(累計) 第3四半期 累計 通期 第2四半期(累計) 第3四半期 累計 通期計画
重電 売上高 5,571 3,024 8,596 12,530 5,686 (102) 3,172 (105) 8,858 (103) 12,900 (103)
システム 営業損益 106 175 281 654 155 (146) 236 (135) 392 (139) 750 (115)
産業メカ 売上高 7,037 3,668 10,705 14,449 7,303 (104) 3,639 (99) 10,942 (102) 14,400 (100)
トロニクス営業損益 963 531 1,494 1,873 779 (81) 361 (68) 1,140 (76) 1,470 (78)
情報通信 売上高 1,912 1,010 2,922 4,381 1,868 (98) 1,007 (100) 2,875 (98) 4,300 (98)
システム 営業損益 32 36 69 113 25 (77) 41 (113) 66 (96) 100 (88)
電子 売上高 995 503 1,498 2,022 1,018 (102) 466 (93) 1,485 (99) 2,000 (99)
デバイス 営業損益 72 47 120 141 12 (18) △5 (-) 7 (6) 10 (7)
売上高 5,392 2,399 7,791 10,493 5,571 (103) 2,489 (104) 8,060 (103) 10,800 (103)
家庭電器
営業損益 394 109 503 554 336 (85) 170 (156) 507 (101) 590 (106)
売上高 3,107 1,666 4,774 6,590 3,278 (105) 1,724 (103) 5,002 (105) 6,800 (103)
その他
営業損益 96 55 152 240 103 (107) 58 (105) 161 (106) 250 (104)
売上高 24,016 12,272 36,288 50,468 24,727 (103) 12,498 (102) 37,225 (103) 51,200 (101)
計
営業損益 1,665 955 2,621 3,578 1,413 (85) 862 (90) 2,276 (87) 3,170 (89)
売上高 △2,898 △1,522 △4,421 △6,024 △3,026 △1,558 △4,584 △6,200
消去他
営業損益 △137 △104 △242 △303 △153 △107 △261 △320
売上高 21,117 10,749 31,867 44,444 21,701 (103) 10,940 (102) 32,641 (102) 45,000 (101)
連結合計
営業損益 1,528 851 2,379 3,274 1,259 (82) 755 (89) 2,014 (85) 2,850 (87)
(3) 部門別海外売上高 ( )内は前年同期比 単位:億円、%
2017年度 2018年度
第2四半期(累計) 第3四半期 累計 通期 第2四半期(累計) 第3四半期 累計 通期計画
重電システム 2,040 1,041 3,081 4,221 1,933 (95) 1,008 (97) 2,941 (95)
産業メカトロニクス 4,308 2,174 6,483 8,658 4,318 (100) 1,995 (92) 6,314 (97)
情報通信システム 56 30 86 131 47 (85) 36 (120) 84 (97)
電子デバイス 570 291 862 1,158 563 (99) 242 (83) 806 (93)
家庭電器 2,943 1,322 4,265 5,687 3,061 (104) 1,275 (96) 4,337 (102)
その他 92 50 143 197 88 (95) 47 (93) 135 (95)
連結合計 10,012 4,910 14,923 20,054 10,013 (100) 4,605 (94) 14,618 (98)
海外売上高比率 47.4% 45.7% 46.8% 45.1% 46.1% 42.1% 44.8%
(4) 部門別受注高
<連結> ( )内は前年同期比 単位:億円、%
2018年度
第2四半期(累計) 第3四半期 累計
重電システム 6,580
(102) 2,982 (104) 9,563 (103)
産業メカトロニクス 7,185
(103) 3,553 (101) 10,739 (102)
情報通信システム 1,673
(102) 1,076 (82) 2,749 (93)
電子デバイス 1,004
(103) 513 (91) 1,518 (98)
(注) 「家庭電器」「その他」については受注生産形態をとらない製品が多く、受注規模を金額で示すことをしておりません。
(5) 為替レート 及び 為替変動の売上高への影響額
2017年度 2018年度
第3四半期
第2四半期(累計) 通期 第2四半期(累計) 第3四半期 第4四半期計画
米ドル 111円 113円 111円 111円 113円 105円
期中平均
ユーロ 128円 133円 130円 130円 128円 125円
レート
人民元 16.5円 17.1円 16.8円 16.6円 16.3円 16.0円
売上増 売上増 売上増 売上増 売上減
連結
為替変動の 約470億円 約230億円 約750億円 約20億円 約130億円
売上高への 内米ドル 約100億円増 約30億円増 約90億円増 約10億円減 約10億円減
影響額 内ユーロ 約130億円増 約80億円増 約260億円増 約30億円増 約40億円減
内人民元 約50億円増 約30億円増 約110億円増 約20億円増 約40億円減
28
三菱電機(株)(6503)2019年3月期 第3四半期決算短信
<ご参考>
2017年度 米国会計基準とIFRSの損益比較
(1) 業績概要
<連結> 単位:億円
2017年度
第3四半期(累計) 通期
米国会計基準 IFRS 差異 米国会計基準 IFRS 差異
売上高 31,150 31,867 717 44,311 44,444 132
営業利益