6183 ベル24HD 2020-01-08 15:00:00
2020年2月期 第3四半期 決算短信補足説明資料 [pdf]
2020年2月期 第3四半期
決算短信補足説明資料
(2020年1月8日)
イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える
株式会社ベルシステム24 ホールディングス
1 © 2020 BELLSYSTEM24 Holdings, Inc.
2020年2月期 第3四半期 決算サマリー
CRM事業の各セグメントが増加し、前年同期比増収。
収益性改善の効果もあり、各段階利益とも増益に。
売上収益 954億円 前年同期比 +6.0%
連結業績 営業利益 89億円 前年同期比 +14.5%
親会社の所有者に
帰属する四半期利益 56億円 前年同期比 +18.2%
キャッシュレス関連・スポット業務等が貢献
収益性改善の着実な進捗により、利益も大幅に増加
2
2020年2月期 第3四半期 決算概要
売上収益および各段階の利益は、通期見通しに沿った進捗。
(百万円)
2019年2月期 2020年2月期
対前年同期 通期見通し 進捗率
3Q 3Q 同左増減率
増減額
売上収益 90,041 95,431 +5,390 +6.0% 129,000 74.0%
CRM事業 87,234 94,240 +7,006 +8.0% - -
継続業務 ≪既存業務≫+≪新規業務等≫(※) 70,297 73,380 +3,083 +4.4% - -
≪既存(旧BBコール)≫ 10,795 12,558 +1,763 +16.3% - -
スポット業務 6,142 8,302 +2,160 +35.2% - -
その他 2,807 1,191 △1,616 △57.6% - -
営業利益 7,743 8,869 +1,126 +14.5% 11,500 77.1%
CRM事業 7,662 8,783 +1,121 +14.6% - -
その他 81 86 +5 +6.2% - -
親会社の所有者に帰属する四半期利益 4,708 5,564 +856 +18.2% 6,900 80.6%
※従来「その他」に分類されていた医薬関連のCRM事業を行う株式会社ビーアイメディカルは、2019年11月1日付で、株式会社ベルシステム24に吸収合併され
ました。その為、医薬関連CRM事業は、上記表中の「2019年2月期3Q」および「 2020年2月期3Q」の各数値において、「≪既存業務≫+≪新規業務等≫」「ス
ポット業務」に分類されております。
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単四半期毎の売上収益、営業利益の推移
第2四半期から継続して、単四半期として、売上収益および営業利益額は
上場来最高の数値。
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期
(億円)
302 311 308 322 324
286 286 295 290 299 300
268 275 270 277
売上収益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
(億円)
29.2 29.6 29.9
26.9 27.9
25.6 24.0 24.8
22.9 21.2 22.5 21.4 22.4
20.0
17.7 9.2%
営業利益 8.0%
営業利益率 8.6% 7.3% 6.5% 7.6% 7.9% 7.5% 9.1% 7.7% 9.2% 8.6% 8.0% 8.4 9.5% 9.2%
2.7%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q (4Q) 1Q 2Q 3Q
医薬関連事業
再編の影響除く
4
2020年2月期 第3四半期 売上収益(対前年同期)
「キャッシュレス関連業務」「スポット業務」等の貢献により、引き続き伸長。
(億円)
-16.2
21.6 954.3
17.6
30.8
900.4
2019年2月期 《既存業務》 + 《既存(旧BB スポット業務 その他 2020年2月期
第3四半期 《新規業務等》 コール)業務》 第3四半期
売上収益 売上収益
5
2020年2月期 第3四半期 営業利益(対前年同期)
増収効果および収益性の改善の継続的な伸長により、前年同期比増益。
コスト面も概ね想定ライン。
-6.4
8.2
-3.2 88.7
0.0
13.2
77.4
-0.5
2019年2月期 一時的収益・ 増収効果 収益性改善 人件費上昇 戦略投資 その他の影響 2020年2月期
第3四半期 費用の増減 先行投資 第3四半期
営業利益 営業利益
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キャッシュ・フロー/財政状態
キャッシュ・フロー (百万円)
2019年2月期 2020年2月期
3Q実績(累計) 3Q実績(累計)
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,254 12,311
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲1,982 ▲1,603
(フリー・キャッシュ・フロー) (6,272) (10,708)
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲6,125 ▲8,809
財政状態 (百万円)
2019年2月末 2019年11月末 増減
総資産 139,739 167,845(※) +28,106
のれん 96,250 96,250 ±0
ネット有利子負債 65,015 61,925 △3,090
親会社の所有者に帰属する持分 45,737 47,749 +2,012
資本比率 32.7% 28.4% △4.3pt
NET DER 1.42倍 1.30倍 △0.12倍
ROE 12.1% - -
※総資産の増加286億円(2019年2月比)のうち、257億円はIFRS16号の適用によるものです。また、営業C/Fが約35億円増加し、財務C/F
が同額減少しております。
7
中期経営計画
■中期経営計画の進捗
中期経営計画 中期経営計画
中期経営計画 2年目 最終年度
(億円) 初年度
1,089 1,156 1,211
1,290
(計画)
中期経営計画対象期間
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期
(2019/4/10発表)
売上収益 1,089 1,156 1,211 1,290(計画)
営業利益 86
82 93 ※医薬関連
事業再編除く ※
(102) 115(計画)
7.1%
営業利益率 7.5% 8.1% ※医薬関連 8.9%(計画)
事業再編除く (8.4%)
※
ROE 11.0% 13.4 % 12.1% 14.5%(計画)
NET DER 1.80倍 1.63倍 1.42倍 1.23倍(計画)
8
Appendix
9
2020年2月期 第3四半期 トピックス
2017年5月23日発表 中期経営計画より
1. 従来ビジネスの拡大
2017年5月23日発表 中期経営計画より
・凸版印刷との連携拡大
・池袋サンシャイン60に新センターを開設
・北海道札幌エリアに第2本社を開設
・医薬関連CRM事業において、リモート
ディテーリングの総合支援サービスを開始
・CTCファーストコンタクト『HDIメンバー
シップアワード シルバー賞』受賞
・AWS上でアバイアPBXを稼働させる
クラウド型コンタクトセンターシステム 2
「新生BellCloud」を発表 .
新
・AI・RPA関連サービスの提供拡大 領
・在宅コンタクトセンターのテスト運用 域
で
・デロンギ、マイクロソフト等と連携 の
-ワークスタイル・イノベーション・プロ
ジェクト」開始
拡
-MRを活用した在宅の実証実験を開始 大
CSRへの取組み ・池袋サンシャイン60にショールームを兼ねた
「SUDAchi」を開設
・札幌拠点にて、障がい者社員による
・パワハラ防止法施行に先駆け、「ハラス
カフェ第2弾を開始 メント防止規則」を策定
・LGBTへの取り組みに関する評価指標
「PRIDE指標2019」最高位を受賞 3.人材マネジメントの高度化
10
2020年2月期 第3四半期 業種別売上
本中期経営計画の位置付け
伊藤忠シナジー・凸版シナジーの貢献等もあり、売上収益が大きく伸長。
業種別売上収益※の推移
(2019年2月期 3Q vs 2020年2月期 3Q)
25.3
その他 +17.9%
15.3
21.5
15.9
-4.1%
77.0 (億円)
電気・ガス 製造 48.6 +58.4%
・水道等
運輸・通信 +6.5%
151.8
142.5
流通 159.5
(小売・卸売) +3.6%
154.0
金融 -0.1%
210.4
210.5
放送・出版・
+9.4% 220.0
情報サービス
201.1
2019年2月期 2020年2月期
(3Q) (3Q)
11 ※当社CRM事業の売上収益上位300社を対象としております
2020年2月期 第3四半期 トピックス
伊藤忠シナジーは前年同期比で+14.7億円、+18%増と堅調な推移。
【伊藤忠シナジーの推移】
(億円)
72.5億円 97.6億円 110.4億円 96.9億円
(3Q累計:82.2億)
34.4
32.5
28.7 29.9
27.9 28.3
25.7 26.0 25.5
24.1
21.8
20.3 19.6
18.4
14.2
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期
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2020年2月期 第3四半期 トピックス
AWS上でアバイアPBXを稼働させる デロンギ、マイクロソフト等と連携し、MRを活用した
クラウド型コンタクトセンターシステム 「ワークスタイル・イノベーション・プロジェクト」開始
「新生BellCloud」を発表。インハウス Mixed Realityを活用し、コールセンターの"時間や場所を超え
た新しい働き方"の実現へ~
業務のアウトソース化を促進
当社クライアント企業であるデロンギ・ジャパン、および日本マイクロソフト、DataMeshと連
拡張性に優れたAWS(アマゾン ウェブ サービス)上で堅牢
携、最先端のデジタル新技術を活用し、コールセンター業務において “時間や場所の制約
性の高い日本アバイア株式会社のPBX(電話交換機)が
を超えた新しい働き方”の実現を目指した「Mixed Reality(複合現実)」の活用による
稼働する、クラウド型コンタクトセンターシステム 「新生
次世代ワークスタイルソリューション「コールセンター・ワークスタイル・イノベーション・プロジェク
BellCloud」を、来春より提供開始。
ト」を開始。Mixed Realityを実現するヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens
本システムにより、従来のようなセンター構築に大規模な投
2」とDataMeshの3Dホログラム技術を活用したMRアプリを組み合わせることで、デロンギ製
資を必要とせず、業務の繁閑に合わせ、柔軟にセンターを拡
品のお客様サポート業務を、コールセンター拠点以外で実施する試験運用を開始。
大・縮小できるほか、常に最新のシステムにアップデートされた
環境を利用できる等、席数拡張時のスピードアップと、導入・
運用コスト抑制を実現。
現在のコールセンター 13 MRを活用したコールセンターのイメージ
2020年2月期 第3四半期 トピックス
池袋サンシャイン60にショールー LGBTへの取り組みに関する パワハラ防止法施行に先駆
ムを兼ねた「SUDAchi」を開設 評 価 指 標 「 PRIDE 指 標 け、「ハラスメント防止規則」
2019」最高位を受賞 を策定
「サンシャイン60」の「池袋サンシャインソリュー
ションセンター」に、就業支援施設「SUDAchi LGBTなどの性的少数者に関するダイ 就労環境整備の一環および2020年
(すだち)」を開設。従来の採用基準におい バーシティ・マネジメントの促進と定着を 4月に施行される「改正労働施策総
てスキル不足により採用を見送っていた人材を 支援する任意団体work with Pride 合推進法」のパワー・ハラスメント対策
確保し、コンタクトセンター業務に必要なコミュ が策定した、企業・団体等における の法制化に先駆けて、職場における
ニケーションやタイピングといったスキル等につい LGBTに関する取り組みの評価指標 “あらゆるハラスメントの撲滅”に向けた
て、就労前に教育を実施。 「PRIDE指標2019」の最高位である" 取り組みを強化を目的に、「ベルシステ
ゴールド"を、コールセンター業界で初め ム24グループ ハラスメントの防止及び
て受賞。 排除並びにハラスメント事実への適切
な対処等に関する規則」を策定。
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2020年2月期 第3四半期 トピックス
医薬関連CRM事業において、リモートディ CTCファーストコンタクト『HDIメンバーシップ
テーリングの総合支援サービスを開始 アワード シルバー賞』受賞
製薬企業へのデジタルマーケティング支援事業を手がける CTCファーストコンタクトが、サポートサービス業界の国際機
エム・シー・アイと両社の協働により、リモートディテーリング 関であるHDIが主催する「HDIアカデミー2019/KCSアカデ
サービスの本格的な提供を開始。リモートディテーリングの ミー2019」に参加、「HDIメンバーシップアワード シルバー
⽴上げ・運用・フォローアップなど、製薬業界におけるマ 賞」を受賞した他、HDI国際認定資格を優秀な成績で取
ルチチャネルマーケティングの支援強化を目的に、一気通 得した個人に与えられる「HDIマスターレベル」にCTCFC社
貫のソリューションを提供。 員6名が新たに認定。
※株式会社ビーアイメディカルは、2019年11月1日より、株式
会社ベルシステム24の医薬関連サービス部門として新たにスター
トしています。
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配当予想について
【配当政策の基本方針】
当社は、株主に対する利益還元を最重要課題の一つとして認識しており、剰余金の配当を安定かつ継続的に実施
し、業績の進捗状況に応じて配当性向及び必要な内部留保の充実等を総合的に勘案した上で、中期的には親会社
の所有者に帰属する当期利益をベースに、連結配当性向50%を目標として、中間配当と期末配当の年2回の剰
余金の配当を行うことを基本的な方針としております。
1株あたり配当金(円)
配当性向(%)
中間 期末 合計
2020年2月期(予想) 21.00 21.00 42.00 44.7%
2019年2月期(実績) 18.00 18.00 36.00 49.1%
2018年2月期(実績) 18.00 18.00 36.00 47.1%
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企業理念
我々の使命
イノベーションとコミュニケーションで
社会の豊かさを支える
我々の行動理念
我々は一人ひとりが常に新たな挑戦を続け、
楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティー)を作ります。
我々は企業としての社会的責任を果たし、
持続的で健全な成長を目指します。
我々がつくり出した価値を社会に還元し、
美しい未来づくりに貢献します。
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ご注意
本説明および参考資料の内容には、将来の当社業績に関す
る見通しが含まれていますが、これらは現在入手可能な情
報から得られた当社の判断にもとづくものであり、その実
現には潜在的リスクや不確実性を含んでいます。実際の業
績は、これら業績に関する見通しとは大きく異なる結果と
なる可能性があることをご承知おきください。
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