6183 ベル24HD 2019-01-09 15:10:00
2019年2月期 第3四半期 決算短信補足説明資料 [pdf]
2019年2月期 第3四半期
決算短信補足説明資料
(2019年1月9日)
イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える
株式会社ベルシステム24 ホールディングス
1 © 2018 BELLSYSTEM24 Holdings, Inc.
2019年2月期 第3四半期 決算サマリー
継続業務の増加によって、前年同期比増収。
収益性改善の効果もあり、各段階利益とも増益に。
売上収益 900億円 前年同期比 +3.9%
連結業績 営業利益 77億円 前年同期比 +9.4%
親会社の所有者に
帰属する四半期利益 47億円 前年同期比 +11.5%
継続業務(既存業務+新規業務)が着実に伸長
人件費上昇も収益性改善によりカバーし、利益率は向上
2
2019年2月期 第3四半期 決算概要
営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、通期見通しに
沿った進捗
(百万円)
2018年2月期 2019年2月期 通期見通し 進捗率
対前年同期 同左増減率
3Q 3Q
増減額
売上収益 86,621 90,041 +3,420 +3.9% 124,700 72.2%
CRM事業 81,534 85,211 +3,677 +4.5% - -
継続業務 ≪既存業務≫+≪新規業務等≫ 63,911 68,710 +4,799 +7.5% - -
≪既存(旧BBコール)≫ 11,564 10,795 △769 △6.6% - -
スポット業務 6,059 5,706 △353 △5.8% - -
その他 5,087 4,830 △257 △5.1% - -
営業利益 7,081 7,743 +662 +9.4% 10,300 75.2%
CRM事業
6,767 7,649 +882 +13.0% - -
その他 314 94 △220 △70.1% - -
親会社の所有者に帰属する四半期利益 4,224 4,708 +484 +11.5% 6,190 76.1%
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単四半期毎の売上収益、営業利益の推移
前年度の総選挙業務の反動あり、売上収益の前年同期比増加は小幅に。
また人事制度改革によるコスト増等加わり、営業利益は前年同期比減少。
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期
(百万円)
30,154 29,914 29,973
29,476
28,997
売上収益 28,561 28,584
27,487 27,694
26,779 26,956
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期
2,694 2,787 (百万円)
2,558
2,293 2,398
2,118 2,251 2,136 2,238
1,996
営業利益 1,765
営業利益率
8.6% 7.3% 6.5% 7.6% 7.9% 7.5% 9.1% 7.7% 9.2% 8.6% 8.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
4
2019年2月期 第3四半期 売上収益(対前年同期)
既存業務+新規業務の伸長が、旧BBコール業務及びその他の低調を吸収し、
前年同期比増収に。
-7.7
(億円)
-3.5
-2.6 900.4
48.0
866.2
2018年2月期 《既存業務》 + 《既存(旧BB スポット業務 その他 2019年2月
第3四半期 《新規業務等》 コール)業務》 期第3四半期
売上収益 売上収益
5
2019年2月期 第3四半期 営業利益(対前年同期)
増収効果と収益性改善等によって前年同期比増益。
人件費は期初見通し並みの上昇。
-5.4
11.1
-2.9
-2.2 77.4
5.9
70.8
0.2
販管費(計△99.2億円)
-間接部門人件費等:△52.3億円
-減価償却費:△5.5億円 -外注費(業務委託等):△ 4.7億円
-設備関連費:△ 12.5億円 -通信費:△ 1.9億円 -その他:△ 22.3億円
2018年2月期 一時的収益・ 増収効果 収益性改善等 直接人件費 人材・新領域 その他の影響 2019年2月期
第3四半期 費用の増減 の影響 への投資、及 第3四半期
営業利益 び先行投資 営業利益
6
キャッシュ・フロー/財政状態
キャッシュ・フロー 単位:百万円
2018年2月期 2019年2月期
3Q実績(累計) 3Q実績(累計)
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,474 8,254
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲3,857 ▲1,982
(フリー・キャッシュ・フロー) (2,617) (6,272)
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲2,725 ▲6,125
財政状態 単位:百万円
2018年2月末 2018年11月末 増減
総資産 142,437 140,990 △ 1,447
のれん 97,642 97,642 ± 0
ネット有利子負債 71,088 68,019 △ 3,069
親会社の所有者に帰属する持分 43,479 45,378 + 1,899
資本比率 30.5% 32.2% 1.7pt 上昇
NET DER 1.63倍 1.50倍 0.13 改善
ROE 13.4% - -
© 2018 BELLSYSTEM24 Holdings, Inc.
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中期経営計画
■中期経営計画の進捗
中期経営計画
最終年度
中期経営計画
(億円) 初年度 中期経営計画
2年目
1,089 1,156 1,310
(計画)
1,247
(計画)
中期経営計画対象期間
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期
売上収益 1,089 1,156 1,247(計画) 1,310(計画)
営業利益 82 93 103(計画) 115(計画)
営業利益率 7.5% 8.1% 8.3%(計画) 8.8%(計画)
ROE 11.0% 13.4 % 13.7% (計画) 14.3%(計画)
NET DER 1.80倍 1.63倍 1.46倍 (計画) 1.2倍(計画)
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Appendix
9 © 2018 BELLSYSTEM24 Holdings, Inc.
2019年2月期 第3四半期 トピックス
1. 従来ビジネスの拡大
2017年5月23日発表 中期経営計画より
伊藤忠シナジーの拡大継続
e秘書® 多言語サービスを開始
RPAの導入を推進
凸版との連携による
「デジタルカスタマーサービス」提供開始
2.新領域での拡大
3.人材マネジメントの高度化
『新人事制度』運用開始
久遠チョコレートと愛知県豊橋市において
障がい者によるチョコレート製造を開始
スキル不足の人材を確保、就業支援により
即戦力化する「SUDAchi」を開設
CSRへの取組み 正答率98% 「AI-Chat for Staff」利用拡大
「CSR推進室」を新設
10
2019年2月期 第3四半期 業種別売上
本中期経営計画の位置付け
通信業において、売上収益が大きく伸長。
業種別売上収益※の推移(旧BBコール業務分を除く)
(2018年2月期 3Q vs 2019年2月期 3Q)
その他 21.5
101.6%
電気・ガス
21.2
15.0
105.8%
15.9
48.6
(億円)
製造 97.4%
・水道等 49.9
運輸・通信 126.7%
102.2
80.7
流通 151.8
(小売・卸売)
96.0%
158.2
金融 142.5
108.5%
131.3
放送・出版・
情報サービス 102.4% 196.8
192.1
2018年2月期 2019年2月期
3Q 3Q ※当社CRM事業の売上収益上位300社
11 (旧BBコール業務を除く)を対象としております
2019年2月期 第3四半期 トピックス①
伊藤忠シナジーは、引き続き拡大基調。スポット案件が一部減少。
【伊藤忠シナジーの推移】
72.5億円 97.6億円 82.1億円
28.7
27.9
25.7 26.0 25.5
24.1
21.8
20.3
19.6
18.4
14.2
2017年2月期 2017年2月期 2017年2月期 2017年2月期 2018年2月期 2018年2月期 2018年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2019年2月期 2019年2月期
1Q(3カ月) 2Q(3カ月) 3Q(3カ月) 4Q(3カ月) 1Q(3カ月) 2Q(3カ月) 3Q(3カ月) 4Q(3カ月) 1Q(3カ月) 2Q(3カ月) 3Q(3カ月)
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2019年2月期 第3四半期 トピックス②
契約社員の待遇向上を実現する「新人事制度」を導入
多様な働き方を実現し、社員が安心して長期にわたり働くことができる職場環
境の創出、活躍機会の提供を企図した、契約社員向けの新たな人事制度を
導入。
1. 正社員登用前の職位として「Grade11+」を新設
従来の正社員登用候補職位(Grade11)の1段階上位となる「Grade11+」を新設。子育
てなどの事情で短時間勤務を選択している方も対象となり、成果に応じ年2回の賞与を支給。
2. スペシャリストコースを新設し、キャリアパスを複線化
従来のマネジメントコースに加えスペシャリストコースを新設。WEB作成・研修講師、電話対応
スペシャリストなど、多様なキャリアパスを用意。
3. コミュニケーター評価制度の導入
担当業務への貢献度、チームワーク形成の大切さを理解し実践するといった勤務姿勢や勤怠
状況を評価し、年に2回の「評価一時金」を支給。
4. 管理者評価制度の導入
現場管理者を、担当のチーム内のメンバーに対する接し方や、業務遂行能力にょって評価。
5. 業績手当の支給
現場の管理者を対象に、全社の年間業績目標が達成された場合に業績手当を支給。
6. 契約社員の永年勤続表彰制度の導入
勤続20年、30年それぞれのタイミングで、報奨金を支給。
13
2019年2月期 第3四半期 トピックス③
従来はスキル不足により採用を見送っていた人材を確保し、就業支援を行うことで即戦
力化する施設「SUDAchi(すだち)」を開設
従来の採用基準においてスキル不足により採用を見送っていた人材を確保し、コンタクトセンター業務に必要な、コミュニケーションやタイ
ピングといったスキル等を就労前に教育をすることで即戦力化する就業支援施設「SUDAchi(すだち)」を、池袋第1ソリューションセン
ター内に開設。
・教育を担当する「SUDAchi」のトレーナーとの密なコミュニケーションにより、就労前に業務内容や企業文化を理解することでき、スムー
ズな就労開始が可能
・「SUDAchi」に通う就労準備者は、準備期間中においても給与の支払い対象
・就業環境とのミスマッチの抑止により、通常よりも高い定着率
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2019年2月期 第3四半期 トピックス④
久遠チョコレートと連携し、多様な人材による多様な働き方の実現を目的にチョコレー
ト工場を開設、 障がい者によるチョコレート製造を開始
障がい者が働く事業モデルを創出し多様な就労支援事業を展開する久遠チョコ
レートと連携し、多様な人材による多様な働き方の実現を目的に、障がい者10
名を含む、計13名を新たに採用し、愛知県豊橋市に工場を開設、チョコレート製
造を開始。当社へ来訪いただくお客様へご提供する他、クライアント企業への贈答
品として活用。
■ベルシステム24の役割
採用、教育のノウハウを活用し、障がい者の採用・教育を実施
し、久遠チョコレートからチョコレート製造のノウハウを受け、チョコ
レートの製造支援業務を実施。
■久遠チョコレートの役割
チョコレート製造のノウハウの提供およびチョコレートの最終製造者
として商品の最終加工工程、品質管理及び販売を実施。
15
2019年2月期 第3四半期 トピックス⑤
CSRのみならずCSVによる共通価値の創 LGBTなどのセクシュアル・マイノリティへの取
造の実現を目指し、事業戦略の策定、 組 み を 評 価 す る work with Pride よ り
M&A、AI等の新技術導入等を担う事業 「PRIDE指標2018」ブロンズを受賞
戦略部内に「CSR推進室」を新設 2018年度より、LGBTに関する基礎的な知識を理解す
るための全社員を対象にeラーニングを導入。人事業務に
多くの人材が活躍する当社において、「人」を中心とした
携わる社員には直接研修を実施し理解促進を図るなど、
CSRへの取り組みが当社の事業戦略と密接に結びついて
LGBTの方が安心して働き続けられる環境づくりを推進。
おり、「CSR推進室」を管理部門ではなく、事業戦略の策
定、M&A、AI等の新技術導入等を担う「事業戦略部」
内に設置することで事業戦略とCSR活動とを統合し、企 ■ステッカーを配布し啓蒙
業価値の向上を目指す。
非財務的取組みを強化、事業戦略とCSR活動とを統合
財務的 非財務的
取組み 取組み
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配当予想について
【配当政策の基本方針】
当社は、株主に対する利益還元を最重要課題の一つとして認識しており、剰余金の配当を安定かつ継続的に実施
し、業績の進捗状況に応じて配当性向及び必要な内部留保の充実等を総合的に勘案した上で、中期的には親会社
の所有者に帰属する当期利益をベースに、連結配当性向50%を目標として、中間配当と期末配当の年2回の剰
余金の配当を行うことを基本的な方針としております。
1株あたり配当金(円)
配当性向(%)
中間 期末 合計
2019年2月期(予想) 18.00 18.00 36.00 42.8%
2018年2月期(実績) 18.00 18.00 36.00 47.1%
2017年2月期(実績) 18.00 18.00 36.00 61.2%
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企業理念
我々の使命
イノベーションとコミュニケーションで
社会の豊かさを支える
我々の行動理念
我々は一人ひとりが常に新たな挑戦を続け、
楽しく、安心して働ける、人に優しい職場(コミュニティー)を作ります。
我々は企業としての社会的責任を果たし、
持続的で健全な成長を目指します。
我々がつくり出した価値を社会に還元し、
美しい未来づくりに貢献します。
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ご注意
本説明および参考資料の内容には、将来の当社業績に関す
る見通しが含まれていますが、これらは現在入手可能な情
報から得られた当社の判断にもとづくものであり、その実
現には潜在的リスクや不確実性を含んでいます。実際の業
績は、これら業績に関する見通しとは大きく異なる結果と
なる可能性があることをご承知おきください。
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