2022年2月期 第1四半期
決算短信補足説明資料
イノベーションとコミュニケーションで
社会の豊かさを支える
株式会社ベルシステム24ホールディングス
2021年7月7日
2022年2月期 第1四半期 決算サマリー
前年同期比で売上収益・利益ともに2桁の伸長率
売上収益・利益が、四半期ベースでも高水準を達成
売上収益 365億円 前年度比 + 11.6%
連結業績 営業利益 36億円 前年度比 + 17.3%
親会社の所有者に
帰属する四半期利益 23億円 前年度比 + 21.0%
2
2022年2月期 第1四半期 決算概要
売上収益・利益ともに見通しに対し順調な進捗
大型スポット業務が大きく貢献
(単位：百万円)
2021年2月期 2022年2月期
前年同期比 前年同期比 連結業績見通し 進捗率
第1四半期 第1四半期
増減額 増減率
売上収益 32,678 36,458 ＋3,780 +11.6% 139,000 26.2%
CRM事業 32,384 36,210 ＋3,826 +11.8% － －
継続業務 29,809 30,351 ＋542 +1.8% － －
スポット業務 2,575 5,859 ＋3,284 +127.5% － －
その他事業 294 248 △46 △15.6% － －
営業利益 3,051 3,577 ＋526 +17.3% 12,200 29.3%
CRM事業 2,999 3,475 ＋476 +15.9% － －
その他事業 52 102 ＋50 +96.2% － －
親会社の所有者に帰属する四半期利益 1,921 2,323 ＋402 +21.0% 7,800 29.8%
3
売上収益・営業利益の推移 （四半期）
【売上収益】 (単位：億円)
352.7 364.6
341.9 336.0
322.0 324.0 326.8
301.5 299.7 310.7 308.4 312.3
299.1
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
【営業利益・営業利益率】 ※ 「その他事業」の減損処理の影響を除くと
営業利益25.1 営業利益率7.5%
※ 医薬関連事業再編の影響を除くと
営業利益24.8 営業利益率8.0%
35.7 35.3 35.8
29.2 29.6 29.9 30.5
27.9
25.6
24.0
22.4
9.2% 10.4% 10.0% 9.8%
9.5% 9.2% 9.2% 9.3%
8.6% 8.0% 16.5
7.2%
4.9%
8.4
2.7%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
4
2022年2月期 第1四半期 売上収益増減分析
スポット業務が大きく伸張
継続業務における新規受注も前年比で増加
(単位：億円)
364.6
-0.5
+32.8
326.8 +5.4
2021年2月期 CRM事業 CRM事業 その他の事業 2022年2月期
第1四半期 継続業務 スポット業務 第1四半期
売上収益 売上収益
5
2022年2月期 第1四半期 営業利益増減分析
CRM事業の増収効果により利益は伸長
戦略・先行投資には、本社移転費用が含まれる
(単位：億円)
-0.3
-3.5
35.8
-0.8 +0.5
+9.1
30.5
2021年2月期 CRM事業 CRM事業 CRM事業 その他の事業 2022年2月期
第1四半期 増収・収益性改善 戦略・先行投資 管理運営費 第1四半期
営業利益 営業利益
6
2022年2月期 第1四半期 親会社の所有者に
帰属する 四半期利益増減分析
持分法による投資損益も
親会社の所有者に帰属する四半期利益増加に寄与
(単位：億円)
-0.3
0.0
+1.3
-2.1
-0.4 23.3
+5.3 <持分法適用会社>
・TBネクストコミュニケーションズ
（凸版印刷との合弁会社：持分49.0%）
19.2
・Bellsystem24-Hoa Sao JSC
（ベトナム：持分49.0%）
・True Touch co., Ltd.
（タイ：持分49.9%）
2021年2月期 営業利益 持分法による 金融収益/費用 法人所得税 非支配持分 2022年2月期
第1四半期 投資損益 費用 第1四半期
親会社の所有者に 親会社の所有者に
帰属する四半期利益 帰属する四半期利益
7
2022年2月期 第1四半期 財政状態
連結財政状態計算書の概要 (単位：百万円)
2021年2月末 2021年5月末 増減額 2021年2月末 2021年5月末 増減額
流動資産 26,381 30,014 +3,633 流動負債 48,952 41,108 △ 7,844
現金及び現金同等物 5,518 8,227 +2,709 うち借入金 20,235 11,836 △ 8,399
うち営業債権 19,644 20,557 +913 非流動負債 70,426 81,410 +10,984
非流動資産 146,507 146,978 +471 うち長期借入金 42,907 54,157 +11,250
うちのれん 95,396 95,396 0 負債合計 119,378 122,518 +3,140
資本金 27,049 27,062 +13
利益剰余金 23,148 23,928 +780
親会社の所有者に帰属する持分 53,113 54,115 +1,002
資本合計 53,510 54,474 +964
資産合計 172,888 176,992 +4,104 負債・資本合計 172,888 176,992 +4,104
連結キャッシュ・フロー計算書の概要
2022年2月期
2021年2月期
第1四半期
営業活動によるキャッシュ・フロー 14,886 3,890
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 3,177 ▲ 893
財務活動によるキャッシュ・フロー ▲ 13,955 ▲ 292
（フリーキャッシュ・フロー） 11,709 2,997
【参考】Net DER 1.09倍 1.07倍
8
配当政策
【配当政策の基本方針】
当社は、株主に対する利益還元を最重要課題の一つとして認識しており、剰余金の配当を安定かつ継続的
に実施し、業績の進捗状況に応じて配当性向及び必要な内部留保の充実等を総合的に勘案した上で、中期
的には親会社の所有者に帰属する当期利益をベースに、連結配当性向50％を目標として、中間配当と期
末配当の年２回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
2022年2月期
2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
（予想）
1株当たり配当金（円） 36.00 42.00 42.00 48.00
内、中間配当 18.00 21.00 21.00 24.00
内、期末配当 18.00 21.00 21.00 24.00
連結配当性向（％） 49.1％ 44.1％ 42.6％ 45.3％
9
2022年2月期 第1四半期 業種別売上収益
「サービス業」「運輸・通信業」を中心に売上収益が伸長。
(単位：億円)
+17.4 +10.2 ■ 2021年2月期 第1四半期
■ 2022年2月期 第1四半期
90.2 88.4
78.2
72.8
+0.6
△1.9
51.3 49.4 51.8 52.4
+3.4
33.2
29.8
+1.2 +2.3
9.2 10.5
8.0 8.2
サービ
サービス業 運輸・
運輸・通信業 卸売・
卸売・小売業 金融・
金融・保険業 製造業
製造業 電気・
電気・ガス・ その他
その他
ス業 通信業 小売業 保険業 ガス・
水道等
水道等
※ CRM事業の売上収益上位300社が対象
10
2022年2月期 第1四半期 伊藤忠シナジー
伊藤忠シナジーは前年同期比+9.9%と引き続き増加。
Synergy
(単位：億円)
+12.8億円
+21.3億円
+9.7%
+9.7％
+19.3%
+19.3％ 144.5
+12.8億円 131.7
+13.1%
+13.1％ 36.1
110.4 34.8
97.6
28.3
35.6
26.0
34.4
27.9
4Q 25.7
36.3
3Q 32.5 40.1
28.7
2Q 24.1
1Q 30.0 36.5
21.8 25.5
2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期
第1四半期
※ スポット業務を含む
11
2022年2月期 第1四半期 トピックス
クラウド型コンタクトセンターシステム はなさく生命様のコンタクトセンター基盤として、当社開発のクラウド
「BellCloud+」、クラウドセキュリティの 型コンタクトセンターシステム「BellCloud+®」を提供
国際規格「ISO27017」を取得
日本生命の子会社である、はなさく生命保険株式会社様のコンタクトセンターにお
クラウド型コンタクトセンターシステム いて、当社開発のクラウド型コンタクトセンターシステム「BellCloud+」を提供開
「BellCloud+ （ベルクラウドプラス） 」にて、ク 始。 複数拠点や在宅などのスムーズな連携や、チャットボットなどを活用した自動応
ラウドセキュリティの国際規格「ISO27017」を 答、音声認識を活用した業務効率化やテキストマイニングを活用したVOC分析、コン
取得。 タクトセンターの次世代化を支援。
12
2022年2月期 第1四半期 トピックス
臨床試験プロセスのデジタル化による業務効率 ベルシステム24、ブレインパッド、伊藤忠商事の3社によるマーケティ
化を目的に、製薬企業向けCROサービスにオ ング領域のDX推進支援における新サービス創出の協業について
ラクルの「Clinical One RTSM」を導入
ベルシステム24、ブレインパッド、伊藤忠商事の3社は、企業のマーケティング領域
臨床試験プロセスのデジタル化によるCROサービスの におけるDX推進を支援する新サービス創出について協業を開始。ベルシステム
拡 充 に 向 け 、 オ ラ ク ル 提 供 の 「 Clinical One 24の持つ年間5億件以上の応対の運用ノウハウと、ブレインパッドの年間500億
Randomization & Supplies Management」の 件以上のデジタル接点データを分析・活用するノウハウを結びつけることで、 企業
クラウドサービスを導入。紙ベースの業務をデジタル化 のマーケティング領域におけるDX推進を支援する新サービス創出について協業を
することで、試験デザインの早期構築や柔軟な設定変更、 開始。
タイムリーな治験薬の配送が可能となり、臨床試験の大
幅な期間短縮を実現。今夏を目途に製薬企業様向けに
提供開始。
CRO Services
13
2022年2月期 第1四半期 トピックス
福岡エリア初、ミカフェートプロデュースの「障がい者の ニューノーマル時代における新たなシンボルとしてコー
運営によるカフェ」を、福岡県博多区のコールセンター内 ポレートロゴを刷新
に開設 ～米国のクリエイティブエージェンシーAKQAによる、多様性と先
進性を兼ね備えた新デザインへ～
コーヒーを通じたSDGsの実現を進める株式会社ミカフェートの
プロデュースのもと、東京、札幌、沖縄に続く4ヶ所目となる「障が ニューノーマル時代を迎え、経営環境が大きく変化する中、データ
い者の運営によるカフェ」を福岡エリアのコールセンター内に開設 活用によるDX推進および在宅コールセンターの拡大強化といっ
し、従業員へのコーヒーサービスを開始。 た、新たなビジネスモデルの構築のシンボルとして、コーポレート
ロゴを刷新。
クリエイティブ制作は、グローバルブランドのナイキやコカ・コーラ、
IBMなどのクリエイティブ・マーケティングを手掛け、2020年3月
に当社筆頭株主の伊藤忠商事と業務提携契約を締結したAKQA
が担当。
×
14
Appendix
15
中期経営計画(3年)の進捗
(単位：億円)
20１９年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期 2023年2月期
実績 実績 実績 計画 計画
中期経営計画対象期間
1,357.4 1,390.0 1,480.0
1,211.1 1,266.6
売上収益
118.0 122.0 140.0
111.1
85.8
営業利益
営業利益率 7.1% 8.8% 8.7% 8.8% 9.5%
親会社の所有者に帰属する 72.5 78.0 90.0
54.0 70.1
当期利益
ROE 12.1% 14.8% 14.2% 14.5% 14.8%
Net DER 1.４２倍 1.23倍 1.09倍 0.97倍 0.91倍
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持分法適用会社の紹介
資本金 議決権の
会社名 概要 所在地
又は出資金 所有割合
凸版印刷との合弁会社。
2020年10月より稼働を開始。
3億円 49.0% DX（デジタルトランスフォーメーショ 国内
ン）推進を支援する次世代BPOサービ
㈱TBネクストコミュニケーションズ
スを提供。
ベトナムのコンタクトセンター大手
50億VND Hoa Sao社に出資。ベトナム国内で
49.0% ベトナム
(約0.2億円) CRMソリューションサービス、日本向
Bellsystem24-Hoa Sao JSC けのオフショアサービスを提供。
タイの通信サービス大手True
1.7億THB Corporation Public Co., Ltd.の
49.9% タイ
(約6.4億円) コンタクトセンター事業に出資。
タイ国内でサービスを提供。
True Touch co., Ltd.
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拠点体制 (2021年5月31日現在)
SC：ソリューションセンター
● 国内37拠点 SO：スモールオフィス
札幌第2本社
北海道エリア
・札幌第1SC ・札幌第2SC
従業員数の状況 2021年2月末 ・札幌第3SC ・札幌第4SC
・札幌第5SC ・旭川SC
連結従業員数 9,791
臨時従業員数 19,082
東北エリア
・仙台第1SC
北陸エリア ・仙台第2SC
・金沢SC
中国エリア
・広島第1SC ・広島第2SC
・広島第3SC ・松江SC 首都圏エリア
・さいたまSC ・南大沢SC ・中野SC
・池袋第1SC ・池袋第2SC ・池袋サンシャインSC
九州エリア ・文京SC ・川崎SC ・みなとみらいSC ・港北SO
・福岡第1SC ・福岡第2SC
・福岡第3SC ・福岡第4SC
・福岡第5SC
本社
東京都港区虎ノ門4丁目1番1号
神谷町トラストタワー6階
沖縄エリア 関西エリア 中部エリア
四国エリア ・大阪第1SC ・名古屋SC
・沖縄第1SC ・沖縄第2SC
・豊崎SC ・登川SC ・高松SC ・大阪第2SC ・神戸SC
● 台湾支店 （日商鈴華股份有限公司 台灣分公司）
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ご注意
本説明および参考資料の内容には、将来の当社業績に関する見
通しが含まれていますが、これらは現在入手可能な情報から得ら
れた当社の判断にもとづくものであり、その実現には潜在的リス
クや不確実性を含んでいます。実際の業績は、これら業績に関す
る見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知
おきください。
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