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平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月7日
上場会社名 東洋製罐グループホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 5901 URL https://ssl.tskg-hd.com/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 大塚一男
取締役執行役員 総務・法務担当 兼 総
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 小笠原宏喜 TEL 03-4514-2001
務部長
四半期報告書提出予定日 平成31年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日∼平成30年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 604,780 1.0 26,466 △12.7 27,952 △12.8 15,952 △7.6
30年3月期第3四半期 598,977 ― 30,301 ― 32,045 ― 17,259 ―
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 △7,183百万円 (―%) 30年3月期第3四半期 38,053百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 80.68 ―
30年3月期第3四半期 85.08 ―
(注)30年3月期第3四半期の対前年同四半期増減率は、会計方針の変更にともない遡及修正を行ったため、記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 1,061,992 651,176 59.1
30年3月期 1,113,994 720,207 58.2
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 628,026百万円 30年3月期 647,936百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 7.00 ― 7.00 14.00
31年3月期 ― 7.00 ―
31年3月期(予想) 7.00 14.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日∼平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 790,000 0.6 28,000 △12.1 31,000 6.0 19,000 ― 96.10
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
当社は平成30年5月15日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を行っております。連結業績予想の「1株当たり当期純利益」については、平成30年
12月31日現在における自己株式の取得の影響を考慮しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会
計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 202,862,162 株 30年3月期 217,775,067 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 9,523,979 株 30年3月期 14,912,905 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 197,720,459 株 30年3月期3Q 202,862,649 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件お
よび業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間) ………………………………………………………………………………… 6
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間) ………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環
境や企業収益が改善するなど、景気は緩やかな回復基調が継続しましたが、海外の通商問題や金融資本市場の動向な
どの影響が懸念され、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境下におきまして、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、以下のとおりとなり
ました。売上高は、飲料用空缶の販売が減少しましたが、飲料用ペットボトルをはじめとするプラスチック製品およ
び機能材料などの販売が増加し、6,047億80百万円(前年同期比1.0%増)となりました。利益面では、グループ全体
のコスト削減効果などがありましたが、原材料・エネルギー価格の上昇により、営業利益は264億66百万円(前年同
期比12.7%減)、経常利益は279億52百万円(前年同期比12.8%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純
利益は、投資有価証券売却益を計上しましたが、減損損失および災害による損失を計上したことなどにより、159億
52百万円(前年同期比7.6%減)となりました。
なお、前連結会計年度の第4四半期連結会計期間より、引当金の計上基準について会計方針の変更を行っており、
遡及修正後の数値で前年同期比較を行っております。
各セグメントの営業の概況は次のとおりです。
〔包装容器関連事業〕
売上高は5,023億2百万円(前年同期比増減なし)となり、営業利益は202億80百万円(前年同期比14.3%減)とな
りました。
①金属製品の製造販売
金属製品の売上高は前年同期を下回りました。
《国内》
チューハイ向けのアルコール飲料用空缶が増加しましたが、大阪府北部地震および西日本豪雨により東洋製罐株
式会社が被害を受けたほか、コーヒー向けの清涼飲料用空缶やキャップが減少し、売上高は前年同期を下回りまし
た。
《海外》
タイにおいてビール向けのアルコール飲料用空缶やコーヒー向けの清涼飲料用空缶が減少し、売上高は前年同期
を下回りました。
②プラスチック製品の製造販売
プラスチック製品の売上高は前年同期を上回りました。
《国内》
お茶類・コーヒー向けの飲料用ペットボトルや清涼飲料向けのキャップが増加したほか、ドレッシング向けなど
のボトルが好調に推移したことに加え、米飯向けのトレーが増加し、売上高は前年同期を上回りました。
《海外》
中国におけるお茶類などの受託充填品の減少で飲料用ペットボトルが低調に推移しましたが、マヨネーズ向けの
ボトルなどが増加したほか、為替の影響により、売上高は前年同期を上回りました。
③紙製品の製造販売
清涼飲料・ビール類向けの段ボール製品が減少したほか、ヨーグルト向けの紙容器製品が低調に推移したことに
より、売上高は前年同期を下回りました。
④ガラス製品の製造販売
清涼飲料向けなどのびん製品が低調に推移したことにより、売上高は前年同期を下回りました。
⑤エアゾール製品・一般充填品の受託製造販売
染毛剤などのエアゾール製品が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
⑥包装容器関連機械設備の製造販売
国内において飲料充填設備の販売が減少しましたが、欧米向けの製缶・製蓋機械などの販売が増加し、売上高は
前年同期を上回りました。
〔鋼板関連事業〕
売上高は454億82百万円(前年同期比3.2%増)となり、営業利益は9億53百万円(前年同期比73.5%減)となりま
した。
電気・電子部品向けでは、車載用二次電池向けの電池材が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
自動車・産業機械部品向けでは、自動車用部品材が好調に推移したことにより、売上高は前年同期を上回りまし
た。
建築・家電向けでは、バスルーム向け内装材が増加し、売上高は前年同期を上回りました。
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
〔機能材料関連事業〕
売上高は313億82百万円(前年同期比13.1%増)となり、営業利益は28億75百万円(前年同期比121.8%増)となり
ました。
磁気ディスク用アルミ基板では、サーバー向けのハードディスク用途が増加したことなどにより、売上高は前年同
期を上回りました。
光学用機能フィルムでは、フラットパネルディスプレイ関連市場において機能優位性が認められたことなどによ
り、売上高は前年同期を上回りました。
その他、顔料などが増加しました。
〔不動産関連事業〕
オフィスビルおよび商業施設等の賃貸につきましては、売上高は59億18百万円(前年同期比2.0%増)となり、営
業利益は37億6百万円(前年同期比3.9%増)となりました。
〔その他〕
自動車用プレス金型・機械器具・硬質合金および農業用資材製品などの製造販売、石油製品などの販売および損害
保険代理業などにつきましては、売上高は196億94百万円(前年同期比4.4%増)となり、営業利益は6億14百万円
(前年同期は1億53百万円の営業損失)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間における連結子会社の増減は、次のとおりです。
・増加(5社)
東洋パックス株式会社
共同海運株式会社
東洋パートナー株式会社
上海東洋鋼鈑商貿有限公司
斯多里機械(広東)有限公司
・減少(2社)
ペットリファインテクノロジー株式会社 ※1
東罐斯多里機械(上海)有限公司 ※2
※1 当社の連結子会社である東洋製罐株式会社は、平成30年4月1日付で、同社が保有するペットリファイン
テクノロジー株式会社の株式のすべてを、日本環境設計株式会社に譲渡いたしました。
※2 東罐斯多里機械(上海)有限公司は、平成30年12月に清算結了いたしました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債および純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、1兆619億92百万円となりました。現金及び預金の減少や保有上場有
価証券の売却や時価下落による投資有価証券の減少により前連結会計年度末に比べ520億2百万円の減少となりま
した。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、4,108億16百万円となりました。借入金等が増加したことにより前連結
会計年度末に比べ170億29百万円の増加となりました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、6,511億76百万円となりました。連結子会社の普通株式を取得したこ
とにより資本剰余金は増加しましたが、非支配株主持分が減少したことにより前連結会計年度末に比べ690億31百
万円の減少となりました。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の58.2%から59.1%となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半
期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っ
ております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年3月期の通期の連結業績予想につきましては、平成30年10月31日に公表いたしました業績予想から変更あ
りません。
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 153,937 133,336
受取手形及び売掛金 203,781 212,131
電子記録債権 34,623 36,777
商品及び製品 72,185 73,560
仕掛品 19,637 20,984
原材料及び貯蔵品 31,132 30,631
その他 18,951 19,091
貸倒引当金 △2,709 △2,757
流動資産合計 531,539 523,755
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 109,909 107,384
機械装置及び運搬具(純額) 102,845 99,277
土地 79,131 81,340
建設仮勘定 19,640 23,465
その他(純額) 14,481 13,787
有形固定資産合計 326,008 325,255
無形固定資産
のれん 2,046 136
その他 36,605 32,493
無形固定資産合計 38,651 32,630
投資その他の資産
投資有価証券 188,066 148,559
長期貸付金 2,437 761
退職給付に係る資産 11,795 12,794
繰延税金資産 5,282 6,596
その他 11,315 12,704
貸倒引当金 △1,101 △1,064
投資その他の資産合計 217,794 180,351
固定資産合計 582,454 538,236
資産合計 1,113,994 1,061,992
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 87,218 86,059
短期借入金 52,062 77,047
未払法人税等 4,064 7,271
事業構造改革引当金 2,627 791
災害損失引当金 41 1,204
汚染負荷量賦課金引当金 118 45
その他 69,527 61,749
流動負債合計 215,659 234,169
固定負債
社債 5,000 5,000
長期借入金 82,177 86,266
繰延税金負債 18,735 10,541
特別修繕引当金 5,664 6,426
PCB対策引当金 501 379
アスベスト対策引当金 155 155
土壌改良費用引当金 347 324
汚染負荷量賦課金引当金 2,518 2,518
役員退職慰労引当金 806 991
退職給付に係る負債 52,847 53,661
資産除去債務 1,130 1,135
その他 8,242 9,246
固定負債合計 178,127 176,646
負債合計 393,787 410,816
純資産の部
株主資本
資本金 11,094 11,094
資本剰余金 1,361 11,468
利益剰余金 560,228 549,424
自己株式 △24,779 △20,001
株主資本合計 547,904 551,987
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 84,924 62,259
繰延ヘッジ損益 17 45
為替換算調整勘定 16,377 14,078
退職給付に係る調整累計額 △1,287 △344
その他の包括利益累計額合計 100,031 76,039
非支配株主持分 72,271 23,149
純資産合計 720,207 651,176
負債純資産合計 1,113,994 1,061,992
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 598,977 604,780
売上原価 502,273 511,864
売上総利益 96,703 92,916
販売費及び一般管理費 66,402 66,449
営業利益 30,301 26,466
営業外収益
受取利息 338 376
受取配当金 2,045 2,221
為替差益 1,339 925
持分法による投資利益 1,436 -
その他 3,658 4,718
営業外収益合計 8,818 8,241
営業外費用
支払利息 1,231 1,308
固定資産除却損 720 601
持分法による投資損失 - 2,121
その他 5,121 2,724
営業外費用合計 7,073 6,756
経常利益 32,045 27,952
特別利益
移転補償金 139 -
投資有価証券売却益 - 14,971
特別利益合計 139 14,971
特別損失
減損損失 - 8,470
事業構造改革費用 1,219 -
事業構造改革引当金繰入額 2,029 -
土壌改良費用引当金繰入額 347 -
災害による損失 75 6,206
災害損失引当金繰入額 148 1,172
特別損失合計 3,821 15,850
税金等調整前四半期純利益 28,363 27,074
法人税等 8,474 10,028
四半期純利益 19,889 17,045
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,629 1,092
親会社株主に帰属する四半期純利益 17,259 15,952
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 19,889 17,045
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 16,322 △22,820
繰延ヘッジ損益 316 11
為替換算調整勘定 △186 △2,262
退職給付に係る調整額 1,884 973
持分法適用会社に対する持分相当額 △172 △131
その他の包括利益合計 18,164 △24,229
四半期包括利益 38,053 △7,183
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 34,424 △8,177
非支配株主に係る四半期包括利益 3,629 993
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はない。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、第1四半期連結会計期間において、当社の連結子会社である東洋鋼鈑株式会社(以下「対象者」という。
)の普通株式に対する公開買付を実施したことにより、対象者の普通株式47,827,381株を取得し、さらに、会社法第
179条第1項に基づく株式売渡請求を実施したことにより、第2四半期連結会計期間である平成30年8月2日付で対
象者を完全子会社とし、資本剰余金が10,107百万円増加している。また、平成30年5月15日開催の取締役会決議に基
づき、東京証券取引所における市場買付により当社普通株式9,523,300株を取得したことにより、自己株式が19,999
百万円増加し、さらに、平成30年6月27日付で、自己株式14,912,905株の消却を実施し、利益剰余金及び自己株式が
それぞれ24,779百万円減少している。この結果、当第3四半期連結会計期間末において、資本剰余金が11,468百万円
、利益剰余金が549,424百万円、自己株式が20,001百万円となっている。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算している。
(会計方針の変更)
(汚染負荷量賦課金引当金の計上)
一部の国内連結子会社は、申告及び納付年度における期間費用としていた汚染負荷量賦課金について、前連結会計
年度の第4四半期連結会計期間より、当該賦課の起因となる原因物質の排出に伴う将来の納付見込額を合理的に見積
もり、汚染負荷量賦課金引当金として計上する方法に変更している。
このため、当連結会計年度に属する四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表に含まれる比較情報に適用した
会計方針と前連結会計年度の対応する四半期連結累計期間に係る四半期連結財務諸表に適用した会計方針との間に相
違が見られる。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
に表示している。
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東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)平成31年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
包装容器 鋼板 機能材料 不動産 (注1) (注2) 計上額
計
関連事業 関連事業 関連事業 関連事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 502,465 44,090 27,756 5,805 580,116 18,860 598,977 - 598,977
セグメント間の
2,995 19,918 22 1,133 24,070 5,288 29,359 △29,359 -
内部売上高又は振替高
計 505,460 64,008 27,778 6,938 604,186 24,149 628,336 △29,359 598,977
セグメント利益又は損失(△) 23,669 3,598 1,296 3,567 32,131 △153 31,978 △1,676 30,301
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自動車用プレス金型、硬質
合金及び損害保険代理業等を含んでいる。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,676百万円には、セグメント間取引消去6,494百万円、各報
告セグメントに配分していない全社費用△8,171百万円が含まれている。全社費用は、主に持株会社であ
る当社において発生するグループ管理費用である。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
包装容器 鋼板 機能材料 不動産 (注1) (注2) 計上額
計
関連事業 関連事業 関連事業 関連事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 502,302 45,482 31,382 5,918 585,086 19,694 604,780 - 604,780
セグメント間の
937 16,001 35 1,055 18,031 6,143 24,174 △24,174 -
内部売上高又は振替高
計 503,240 61,484 31,418 6,974 603,117 25,837 628,955 △24,174 604,780
セグメント利益又は損失(△) 20,280 953 2,875 3,706 27,816 614 28,430 △1,963 26,466
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自動車用プレス金型、硬質
合金及び損害保険代理業等を含んでいる。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,963百万円には、セグメント間取引消去7,249百万円、各報
告セグメントに配分していない全社費用△9,212百万円が含まれている。全社費用は、主に持株会社であ
る当社において発生するグループ管理費用である。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
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