5019 出光興産 2021-10-20 15:00:00
(開示事項の経過)石油化学製品製造設備の譲渡(譲受)契約締結のお知らせ [pdf]
2021 年 10 月 20 日
各 位
会 社 名 出 光 興 産 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 木 藤 俊 一
(コード番号:5019 東証第1部)
問 合 せ先 経理財務部 IR 室長 関 根 宗 宏
(TEL : 03 - 3213 - 9307)
(開示事項の経過)石油化学製品製造設備の譲渡(譲受)契約締結のお知らせ
出光興産株式会社(代表取締役社長:木藤俊一、以下「当社」といいます。
)は、2020 年 10 月 27 日開示の
「石油化学製品製造設備の譲受に向けた検討に関する基本覚書締結のお知らせ」に記載のとおり譲受に向けた
検討を進め、本日、ENEOS株式会社(代表取締役社長:大田勝幸、以下「ENEOS」といいます。
)と
の間で、ENEOS知多事業所の石油化学製品製造設備の譲渡(譲受)契約を締結いたしましたので、お知ら
せいたします。
記
1.対象製造設備
パラキシレン製造装置: 400 千トン/年 (不均化装置等周辺設備も含む)
パラキシレン:ポリエステル(繊維(糸・綿)
、PET 樹脂)の中間原料であるテレフタル酸(PTA:高純
度テレフタル酸、DMT:テレフタル酸ジメチル)の原料として使われます。当社は、国内に 479 千トン/
年の製造装置を保有しております。
2.背景と目的
当社は、国内石油製品の構造的な需要減退や、アジアの経済成長に伴う石油化学製品市場の成長を見
据え、精製/化学のインテグレーションに取り組んでまいりました。特に揮発油留分の需要減少が加速
すると見込まれるため、これまで以上に当留分を付加価値の高い石油化学原料の生産・供給に活用する
ことが、グループ製油所全体の競争力の向上及び価値の最大化にとって重要な課題です。本設備譲受は
この課題に対応した取組みです。
3.今後の見通し
公正取引委員会の企業結合審査の完了等を前提として、2022 年 10 月 1 日を目途に譲渡実行を目指し
ます。当社の当期の業績に与える影響はありません。今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やか
にお知らせいたします。
<ENEOS知多事業所概要>
所在地 :愛知県知多市北浜町 25 番地
操業開始:1973 年
敷地面積:約 130 万㎡
以 上