5019 出光興産 2020-10-20 15:00:00
ノルウェー領バレンツ海鉱区権益一部譲渡に関するお知らせ [pdf]
2020 年 10 月 20 日
各 位
会 社 名 出 光 興 産 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 木 藤 俊 一
（コード番号：5019 東証第１部）
問 合 せ先 財 務 部 IR 室 長 関 根 宗 宏
（TEL : 03 － 3213 － 9307）
ノルウェー領バレンツ海鉱区権益一部譲渡に関するお知らせ
当社は、2020 年 10 月 20 日開催の取締役会において、当社連結子会社である出光スノーレ石油開発株式会社
※1（本社：東京都千代田区、社長：三木 順）のノルウェー現地法人である出光ペトロリアムノルゲ※2
（Idemitsu Petroleum Norge AS、社長：常山 太）が保有する、ノルウェー領バレンツ海鉱区権益の一部
（ウィスティング油田を含む PL537・PL537B 鉱区権益 10%、アルタ油田を含む PL609・PL609B・PL609C・
PL609D・PL851 鉱区権益 15%、以下「バレンツ海鉱区権益一部」といいます。
）を Lundin Energy Norway AS 社
(本社：ノルウェーオスロ市)に譲渡することを決議し、売買契約を締結しましたので、下記の通りお知らせ致
します。
※1 資本構成：出光興産㈱ 50.5％、大阪ガスサミットリソーシズ㈱ 49.5％
※2 資本構成：出光スノーレ石油開発㈱ 100％
記
１．概要
当社は、出光ペトロリアムノルゲを通じノルウェー政府が実施した公開入札でノルウェー領バレンツ海にお
ける鉱区権益（PL537・PL537B 鉱区権益を 20%、PL609・PL609B・PL609C・PL609D・PL851 鉱区権益を 30%）を
取得しました。探鉱活動を行った結果、2013 年に PL537 鉱区でウィスティング油田、2014 年に PL609 鉱区で
アルタ油田を発見し、開発に向けた検討を進めています。
今回のバレンツ海権益一部譲渡は、当社ノルウェー事業の長期事業戦略、および両油田の開発コスト負担低
減を考慮したもので、譲渡金額は 125 百万 US＄となる見込みです。
【本取引によるバレンツ海鉱区権益比率の変化】
（１）
【PL537・PL537B 鉱区】
権益比率
会社名
取引完了前 取引完了後
出光ペトロリアムノルゲ（Idemitsu Petroleum Norge AS） 20％ 10%
ルンディン (Lundin Energy Norway AS) - 10%
（２）
【PL609・PL609B・PL609C・PL609D・PL851 鉱区】
権益比率
会社名
取引完了前 取引完了後
出光ペトロリアムノルゲ（Idemitsu Petroleum Norge AS） 30％ 15%
ルンディン (Lundin Energy Norway AS) 40％ 55%
２．Lundin Energy Norway AS の概要
（１） 名 称 Lundin Energy Norway AS
（２） 所 在 地 Strandveien 4, 1366 Lysaker, Oslo, Norway
（３） 事 業 内 容 石油及びガスの探鉱開発・生産・販売
（４） 設 立 年 月 日 2003 年 10 月 24 日
（５） 大株主及び持株比率 Lundin Energy AB（ストックホルム証券取引所上場）の完全子会社
資 本 関 係 当該事項はありません。
人 的 関 係 当該事項はありません。
上 場 会 社 と
（６） 取 引 関 係 当該事項はありません。
当 該 会 社 の 関 係
関連当事者へ
当該事項はありません。
の該当状況
３．日程
（１） 契 約 締 結 日 2020 年 10 月 2 日(出光興産取締役決議を発効条件に締結済)
（２） 取 締 役 会 決 議 日 2020 年 10 月 20 日
（３） 権 益 譲 渡 日 未定注
注：本鉱区権益一部譲渡の実行は、ノルウェー政府の承認が前提となります。
４．今後の見通し
本鉱区権益一部譲渡の実行日は、上記の通り、ノルウェー政府の承認が前提となっており、実行日が未定の
ため、今期の当社連結業績に与える影響は現時点では未確定です。尚、実行時の影響は現在精査中であり、開
示すべき事実が発生した場合は、速やかに開示致します
以 上