4593 M-ヘリオス 2019-06-13 15:00:00
ファンド設立の検討開始に関するお知らせ [pdf]

                                                   2019 年6月 13 日
各    位
                  会  社  名 株    式    会    社    ヘ    リ     オ    ス
                  代 表 者 名 代 表 執 行 役 社 長 CEO       鍵 本 忠 尚
                          (コード番号:4593 東証マザーズ)
                  問 合 せ 先 執行役 CMO 管理領域管掌 澤 田 昌 典
                          ( T E L :   0 3 - 5 7 7 7 - 8 3 0 8 )



               ファンド設立の検討開始に関するお知らせ

 当社は、本日、バイオ領域投資に特化した投資事業有限責任組合(以下、「本ファンド」とい
います。)の設立の検討を開始することを決定いたしました。

  当社が過半数を出資するアポロ・キャピタル・パートナーズ株式会社が、本ファンドの無限責
任組合員(GP)となる予定の有限責任事業組合(LLP)に出資する予定です。アポロ・キャピタ
ル・パートナーズ株式会社には、シンガポール政府系投資会社テマセック(Temasek)傘下の
Pavilion Capital にて、世界中のバイオファンドへ投資を行うチームの責任者として中心的な役
割を果たしているスティーブン・プア氏(医師)が取締役として参画する予定です。

 本ファンドの規模は、キャピタルコール方式により最終的には総額 100 億円程度となること
を予定しており、当社から本ファンドに対する有限責任組合員(以下、 「LP」といいます。)とし
ての出資を行う予定であるほか、複数の LP 出資者を募る予定です。本ファンドは、国内外のバ
イオ領域に成長資金となる投資を行う予定で、1社あたり平均 10 億円程度の投資を想定してお
ります。

 当社は、本ファンドを通じて、国内外のバイオ領域へ成長資金の提供を行い、投資回収による
リターンを得るのみならず、目覚ましいイノベーションを遂げるバイオ業界において、質の高い
情報収集及び有望なベンチャー企業とのアライアンス関係構築等のシナジー効果を得ることが
できるものと想定しております。また当社内の技術で世界的に見て競争力があるものの長期間の
開発投資が必要となるパイプラインのカーブアウトを行うことにより、よりレイトステージに位
置するパイプラインへ資金と人的資源を集中させることが可能になると考えております。さらに
は国内外を問わず当社の手掛ける事業と親和性の高い技術やノウハウを持つ有望な企業に対す
る戦略的なファイナンスを通して、当社のパイプラインに貢献する技術の進展を促すことも期待
しております。

 本ファンドを設立することにより、事業進展及び事業資金の効率化だけでなく貴重な情報への
アクセス、新規アライアンスの可能性を拡げる等の効果も含め、当社の成長に多大なシナジー効
果を与えるものと確信しております。

    本ファンドの概要
    (1) 名 称:アポロ・キャピタル・パートナーズ第1号投資事業有限責任組合(予定)
    (2) 所 在 地:東京都港区(予定)
    (3) 設 立 年 月 日:2019 年下期(予定)
    (4) ファンド規模:100 億円程度(予定)
    (5) ファンド期間:10 年(予定)


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 (6) 投 資 対 象:国内外のバイオ領域

<今後の見通し>
 本ファンドと管理に関する委託契約を締結する予定のアポロ・キャピタル・パートナーズ株式
会社は、本ファンドの設立後に当社の連結子会社となる見込みです。アポロ・キャピタル・パー
トナーズ株式会社は、本ファンドの組合財産の管理に関する受託報酬を受領し、当該報酬は、当
社の連結売上高として計上される見込みです。
 その他、2019 年 12 月期業績への影響につき、今後開示すべき事項が発生した場合には速やか
にお知らせいたします。
                                              以上




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