4593 M-ヘリオス 2021-11-12 15:05:00
金融収益、金融費用、及びその他の費用の計上並びに営業外費用の計上(個別決算)に関するお知らせ [pdf]

                                                       2021年11月12日
各 位
                                会 社 名 株   式   会   社   ヘ     リ    オ   ス
                                代表者名 代 表 執 行 役 社 長 C E O        鍵本忠尚
                                       (コード番号:4593 東証マザーズ)
                                問合せ先 執行役 CFO リチャード・キンケイド
                                       (TEL:03-5962-9440)


                    金融収益、金融費用、及びその他の費用の計上
                 並びに営業外費用の計上(個別決算)に関するお知らせ


     当社は、2021 年 12 月期第3四半期連結累計期間(2021 年1月1日から 2021 年9月 30
日)において、下記のとおり金融収益、金融費用及びその他の費用を計上いたしましたの
で、お知らせいたします。また、個別決算において営業外費用を計上しましたので、合わ
せてお知らせします。


                                 記


1.    金融収益の内容
           2021 年 12 月期第2四半期連結累計期間(2021 年1月1日から 2021 年6月 30 日)
      において、922 百万円を金融収益に計上しておりましたが、当第3四半期連結会計期間
      (2021 年7月1日から 2021 年9月 30 日)にデリバティブ評価損※1207 百万円が発生
      したこと等により、当第3四半期連結累計期間において、715 百万円を金融収益に計上
      いたしました。主な内訳は、デリバティブ評価益※1 715 百万円の計上であります。


      ※1 デリバティブ評価損益
           デリバティブ評価損益とは、当社が 2019 年7月に海外投資家向けに発行しておりま
      す転換社債型新株予約権付社債の新株予約権相当額を、2021 年 12 月期第3四半期末時
      点の公正価値で評価したことに伴い発生した評価損益であります。2020 年 12 月期第1
      四半期より導入している国際会計基準(IFRS)の規則に従い計上しております非現金
      損益項目です。


2.    金融費用の内容
           2021 年 12 月期第2四半期連結累計期間において、金融費用 285 百万円を計上してお
      りましたが、当第3四半期連結会計期間に社債利息※2138 百万円、新株予約権の評価損
      ※3
       82 百万円、及び支払利息 10 百万円が発生したこと等により、当第3四半期連結累計
             516
      期間において、 百万円を金融費用に計上いたしました。主な内訳は、社債利息※2402
      百万円、新株予約権評価損※382 百万円及び支払利息 30 百万円の計上であります。
     ※2 社債利息
      当第3四半期連結累計期間に計上した社債利息 402 百万円のうち、 百万円は償却
                                       372
     原価法により計上した費用です。※1と同様に 2020 年 12 月期第 1 四半期より導入し
     ている国際会計基準(IFRS)の規則に従い計上しております非現金支出費用です。
      日本基準においては、転換社債の発行額を全額負債として計上し、発行手数料を費
     用として計上しておりましたが、国際会計基準(IFRS)においては、転換社債の発行
     額から発行手数料を控除した手取り収入額を、一定の基準に基づいて負債と資本とに
     区分して計上します。その結果、転換社債の額面金額と負債として計上される金額と
     に差異が生じるため、その差額を社債利息として毎期償却(費用化)しております。


     ※3 新株予約権評価損
      新株予約権評価損とは、当社が 2021 年8月に取得した新株予約権を、2021 年 12 月
     期第3四半期末時点の公正価値で評価したことに伴い発生した評価損であります。
     2020 年 12 月期第1四半期より導入している国際会計基準(IFRS)の規則に従い計上し
     ております非現金損益項目です。


3.   その他の費用の内容
      2021 年 12 月期第2四半期連結累計期間において、その他の費用5百万円を計上して
     おりましたが、為替相場の変動により当第3四半期連結会計期間に1百万円の為替差
     益が発生したこと等により、当第3四半期連結累計期間において、4百万円をその他
     の費用に計上いたしました。主な内訳は、為替差損4百万円の計上であり、主として
     外貨建債務の決済に伴い発生した実現損益によるものです。


4.   営業外費用の内容(個別決算)
      2021 年 12 月期第3四半期の個別決算において、2021 年9月に発行した株式の発行
     費用として、営業外費用に株式交付費 30 百万円を計上いたしました。


      なお、個別決算における上記の営業外費用は連結決算においては資本から控除して
     いるため、連結業績に与える影響はありません。


5.   業績に与える影響について
      上記の1,2,3に記載の金融収益、金融費用及びその他の費用の業績に与える影
     響につきましては、本日公表の「2021 年 12 月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕
                                               (連結)」
     をご参照ください。


                                                以   上