4593 M-ヘリオス 2021-08-10 15:00:00
2021年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2021年12月期第2四半期決算説明資料




Company

株式会社ヘリオス(東証マザーズ:4593)
Date

2021/8/10
1. 戦略/パイプライン                          | 02

2. HLCM051 ARDS                       | 09

3. HLCM051 Stroke                     | 16

4. iPSC Platform                      | 21

5. HLCN061 次世代がん免疫細胞(NK)              | 32

6. HLCR011 AMD/                       | 42

   HLCL041 LIVER Organ Bud Platform

7. 決算概況                               | 46

8. 参考資料                               | 51




                                             1
ハイブリッド戦略

   先行するマルチステムの利益を、iPSC Platformに再投資し、「生きる」を増やす。爆発的に。

            HLCM051                                 iPSC Platform                       新しい製品群の開発

                                                                 開発:                      開発:
                  開発:
                                                                                           がん免疫
                                                        遺伝子編集
                                                         ×iPSC                             眼科領域
                                                                                           肝臓原基
       脳梗塞急性期
         ARDS                                                                                …
                                               製造                   遺伝子編集                    …
 (骨髄由来体性幹細胞製品)                               (大量培養)                 ×免疫細胞     パイプライン
                                      再投資                                                    …
                                                                                創出




                                            Saisei Ventures LLC(米国)を通じて日米複数社に対する投資活動を展開
                                             質の高い情報収集               有望な企業との関係構築        リターンの高い投資


                                            べンチャーキャピタル運営で、世界中のイノベーションを見逃さない

© HEALIOS K.K. All rights reserved.                                                                 2
                                                                                                                              Update

  ヘリオス開発パイプライン

                      開発                                前臨床                                承認申請    申請
                                    対象疾患         地域                  治験(再生医療等製品)                           上市          進捗状況
                     コード                                 試験                                  準備中   /承認
      炎症                                                                                                              患者組み入れ完了
/Inflammatory                     脳梗塞急性期         日本                       Phase2/3                       先駆け審査指定   先駆け審査指定制度における
  Conditions                                                               非臨床/CMCパッケージ提出済                           PMDA事前評価実施中
                   HLCM051
                                  急性呼吸窮迫                                                                 希少疾病用再生
                                                 日本                       Phase2                         医療等製品指定      申請準備中
                                    症候群


                      開発                                 前臨床        第I相      第Ⅱ相     第Ⅲ相     申請    申請
                                    対象疾患         地域                                                        上市          進捗状況
                    コード                                  試験         試験        試験      試験     準備中   /承認
  がん免疫
 /Immuno-                                                                                                          遺伝子編集NK細胞(*1)を
 Oncology                                        日本                                                                  自社で研究開発
                   HLCN061          固形がん
                                                                                                                   国立がん研究センターと
                                                 欧米
                                                                                                                       共同研究



                      開発                                 前臨床        第I相      第Ⅱ相     第Ⅲ相     申請    申請
                                    対象疾患         地域                                                        上市          進捗状況
                     コード                                  試験        試験        試験      試験     準備中   /承認
   細胞置換
/Replacement       HLCR011         Wet AMD(*2)   日本                                                                大日本住友製薬と共同開発
  Therapies
                   HLCR012         Dry AMD(*3)   欧米

                   HLCL041        代謝性肝疾患         日本                                                                横浜市立大学と共同研究

   *1) NK細胞: ナチュラルキラー細胞                 *2) Wet AMD: 滲出型加齢黄斑変性   *3) Dry AMD: 萎縮型加齢黄斑変性

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                                                                                       Update

HLCM051 ARDS 治験概況

   ONE-BRIDGE試験概況


 2019年4月                         2021年3月   2021年8月
 組み入れ開始                          組み入れ完了    データ公表(速報)       2021年4Q~2022年1Q目標


                                           データ解析
                 患者組み入れ                                申請準備中        申請         承認/上市


 *希少疾患用再生医療等製品に指定 患者データの解析・評価継続中
                  申請に向けて規制当局との相談を継続中




   本製品は、厚生労働省よりARDSで希少疾患用再生医療等製品指定(脳梗塞急性期では先駆け
   審査指定)を受けており、早期の承認を目指し関係当局と相談を進めて参ります。



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                                                                                         Update

HLCM051 ARDS ONE-BRIDGE試験


肺炎を原因疾患とするARDS患者を対象にHLCM051の有効性及び安全性を検討する第Ⅱ相試験
   ONE-BRIDGE試験 Cohort詳細

                                      Cohort1                       Cohort2
              患者組み入れ                  2019年4月~2021年3月               2020年4月~2020年8月

              被験者                     肺炎を原因疾患とするARDS患者              COVID-19肺炎由来ARDS患者
                                      (挿管人工呼吸器を行った患者)               (挿管人工呼吸器を行った患者)

              症例数                     30 例                          5例
                                      (HLCM051投与20例、                (全員にHLCM051投与)
                                      標準治療10例に無作為割り付け)

              目的                      有効性および安全性評価                   安全性評価

              主要評価項目                  投与後28日間のうち                    安全性
                                      人工呼吸器装着しなかった日数
                                      (VFD: Ventilator Free Days)
              副次評価項目                  死亡率                           1) VFD
              (一部抜粋)                  (28日、60日、90日、180日)            2) 死亡率

              経過観察期間                  投与後180日                       同左

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                                                                                               New

ONE-BRIDGE試験 結果(速報)


   Cohort 1              HLCM051投与群において、安全性に問題は認められず、
                         標準治療群と比べ、VFDで9日(中央値)、死亡率で約39%(減少率)の改善が示された。
   Cohort 2              安全性に問題は認められず。死亡例を一例も出すことなく、
                         投与後に5名全員が28日以内に人工呼吸器から離脱。うち3名は3日以内の早期に離脱を確認。

                                                Cohort 1                            Cohort 2

                                      HLCM051投与群           標準治療群                   HLCM051投与

 主要評価項目                                                            主要評価項目

 VFD(投与後28日間のうち、                                                                   安全性に問題は
 人工呼吸器を装着しなかった日数)
                                         20日                11日    安全性
                                                                                    認められず
 副次評価項目                                                            副次評価項目


 死亡率(投与後90日以内)                          26.3%              42.9%   VFD               25日

                                                                   死亡率(投与後90日以内)      0%

  *上記データは現時点での結果をもとにした速報値であり、全患者の経過観察期間(180日)後、最終データとして確定します。
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                                                                                                          Update

HLCM051 Stroke 治験概況

脳梗塞急性期患者を対象に、HLCM051(MultiStem ® )の有効性及び安全性を検討する
第Ⅱ/Ⅲ相試験(TREASURE試験)を2017年11月より実施、 2021年8月に患者組み入れを完了


   TREASURE試験概況                                                           詳細

                                                                          治験名          脳梗塞患者を対象とした
             2021年8月                  2021年4Q                                          HLCM051(MultiStem)の有効
                                                                                       性及び安全性を検討するプラセボ
             組み入れ完了*                  データ公表(速報)目標                                      対照二重盲検第Ⅱ/Ⅲ相試験
2017年11月                                                                               (TREASURE試験)
組み入れ開始
                                                                          被験者          脳梗塞発症から18~36時間以内の
                                                                                       患者
                              観察期間    データ解析
        患者組み入れ                                申請準備中       申請      承認/上市   組み入れ         二重盲検、プラセボ対照

                                                                          症例数          220 (HLCM051投与110例、プラ
                                                                                       セボ110例)無作為割り付け

                            非臨床/CMCパッケージ提出済           「先駆け審査指定制度」により      主要評価項目       90日後の機能評価で、Excellent
                                                      通常1年ほどの審査期間が、最短
                            規制当局と相談中                  6か月までに短縮される可能性
                                                                                       Outcome(優れた転帰)を達成し
                                                                                       た被験者の割合

                                                                          ※Excellent Outcomeとは
 *                                                                        脳卒中患者の機能評価に使われる主要な指標、mRS、NIHSS、
   組み入れ完了:患者への投与後一定期間、有効性解析                                               BIの3つにおいて、mRS 1以下、NIHSS 1以下かつ BI 95以上
   からの脱落が無いことを確認後確定。                                                      の場合を“Excellent Outcome(優れた転帰)“と定義


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                                                               New

アサシス社との商用化に向けた包括的な協業拡大に関する契約締結


  • ライセンス契約に関する内容を変更し、商用化に向けた新たなライセンス権等を取得
  • アサシス社へのさらなる戦略的投資を可能にする新株予約権(ワラント)の引き受けを決定

     概要

        ①製造ライセンス
        -脳梗塞急性期およびARDSに対する日本国内における治療薬の商用製造に関して、医薬品製造受託機関
         (CMO)を当社が直接コントロールする権利を取得
        ②製造に関する投資およびマイルストンの調整
        -日本国内向け治療薬の商用製造に関わる試験費用および製造キャパシティの拡張等に際し、その費用の一部
         を負担
        -製造に関する投資負担額の一部は、将来脳梗塞急性期および ARDS に関して開発が成功した際に当社からア
         サシス社への支払い義務の発生するマイルストン金等から減額
        ③両社間の相互インセンティブと連携の強化
        -日本国内における、脳梗塞急性期および ARDS 以外の新たな適応疾患(最大2疾患)を対象とした治療薬の
         研究・開発・製造・販売に関するライセンスを取得するオプション権を取得
        -新たな製造体制確立に応じた製造マイルストンとして、アサシス社に対して今後最大で合計8百万米ドルを
         支払う
        - ARDS治療薬および脳梗塞急性期治療薬それぞれの承認取得後、アサシス社の普通株式を最大10百万株新た
         に購入する権利を取得


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HLCM051 ARDS




                                              iPSC
                                                                      Manufacturing
                                                x
                                                                        Platform
                                           Gene editing                                         iPSC-RPE
                   ARDS




                                  STROKE                     iPSC                     iPSC-NK              iPSC-LIVER
                                                               x
                                                           Immuno
                                                          -Oncology




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対象疾患:急性呼吸窮迫症候群(ARDS)とは


     極めて予後不良の疾患で、生命予後を改善できる新規の治療法が望まれている
     日本国内でのARDS発症患者数は、およそ7,000~12,000人と推定 *1

     ARDSとは*2

   急性呼吸窮迫症候群(ARDS:Acute Respiratory Distress Syndrome)とは、
   様々な重症患者に突然起こる呼吸不全の総称

   発症後の死亡率は全体の30~58%*2、
   新型コロナウイルス感染症の重症患者においても併発することが確認されている

                                                                      (出所)Athersys社提供資料
     現在の治療法

     生命予後を直接改善できる薬物療法は無く、人工呼吸管理による呼吸不全の対処療法のみ


                                                  (出所)
                                                  *1 日本のARDS患者数は、疫学データの発症率と人口統計の日本総人口を基に当社推定
                                                  *2 ARDS診断ガイドライン2016



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HLCM051 ARDS ONE-BRIDGE試験


肺炎を原因疾患とするARDS患者を対象にHLCM051の有効性及び安全性を検討する第Ⅱ相試験

   ONE-BRIDGE試験 Cohort概略

                                                      Cohort1:肺炎由来ARDSを対象
   挿管人工呼吸器を
   使用中のARDS患者
                                                                     HLCM051群
                                                 陰性                    20例         有効性および安全性評価
                                                               2
                                      COVID-19        ランダム化
                                                                                   2019年4月~2021年3月




                                                              :
                                                               1
                                        検査
                                                                     標準治療群
                                                                      10例


                                                 陽性
                                                      Cohort2: COVID-19由来ARDSを対象
                                                                                   安全性評価
                                                         HLCM051投与    5例           2020年4月~2020年8月


             COVID-19肺炎由来症例の患者組み入れ(Cohort2)は、従来実施してきた治験の投与群(Cohort1)とは区別して実施

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HLCM051 ARDS 年間発症数

日本国内でのARDS発症患者数は、およそ7,000~12,000人と推定される
原因疾患は多岐にわたるが、およそ1/3は肺炎が原因疾患である

    疫学データ                                                                              ARDSの原因疾患

                                                                                                         その他         8%
                                                                         推定される          外傷       7%                                   肺炎   34%
                     疫学データ                                 発症率
                                                                       国内ARDS患者数*1
                                                  ICU 1床当たり0.42症                       誤嚥       10%
   50ヵ国のICU利用を調べた分析結果                               ICU入室の10.4%
                                                  機械的人工呼吸を要す           11,937人
                 出所:JAMA.2016; 315(8): 788-800
                                                     る患者の23.4%
   千葉県における急性肺障害(ALI)/
   急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関する                                                                    手術       11%
   疫学調査                                               6.1/10万人          7,320人                                                         敗血症   29%

       出所:日本救急医学会雑誌2007; 18(6): 219-228
 ARDSの約1/3は肺炎が原因であるが、季節性の感染症では肺炎からARDSへ進行しやすく、鳥インフルエ                                 (出所) Respiratory Investigation; 55(4): 257-263

 ンザA (H7N9)で約71%*2がARDSを発症したというデータもある。




   *1(出所) 日本のARDS患者数は、疫学データの発症率と人口統計の日本総人口を基に当社推定
   *2(出所) Gao HN. et al., N Engl J Med. 2013 Jun 13;368(24):2277-85.

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                                                                                                      Update

アサシス社による二重盲検試験結果 <ARDS>

投与後1年間のフォローアップの結果では、MultiStem®投与群の患者の1年後のQOL (クオリティオブライフ)
は、非投与群と比較しARDS患者の社会復帰を早め、MultiStemが投与された患者に重篤な副作用はみら
れなかった
    二重盲検試験全体解析結果                                                  詳細
                                      MultiStem   プラセボ群           治験      アサシス社により米英にて実施された
                                                                          探索的臨床試験(第Ⅰ/Ⅱ相試験)
                                                                          (MUST-ARDS試験)
   死亡率                                  25%        40%
                                                                  対象患者    ARDSと診断された後、MultiStemあ
   投与後28日間のうち、人工呼吸器を装着                                                    るいはプラセボを投与された患者
   しなかった日数
                                       12.9日       9.2日
                                                                          (第Ⅱ相試験では、MultiStem投与群
   投与後28日間のうち、ICU(集中治療                                                    20名、プラセボ群10名)
   室)にいる必要がなかった日数
                                       10.3日       8.1日
                                                                  評価項目    死亡率

    重症かつ肺炎を原因疾患とするARDS患者の解析結果                                             VFD: 投与後28日間のうち人工呼吸器
                                                                          を装着しなかった日数
                                      MultiStem   プラセボ群
                                                                          ICU-Free Days: 投与後28日間のうち、
   死亡率                                 20%        50%                     集中治療室にいる必要がなかった日数


   投与後28日間のうち、人工呼吸器を装着                                           【参考】
   しなかった日数
                                       14.8日       7.5日
                                                                 アサシス社が重症疾患治療におけるMultiStemの
   投与後28日間のうち、ICU(集中治療                                           炎症反応調節の作用機序に関する研究内容を発表
   室)にいる必要がなかった日数
                                       12.0日       5.0日              (2021年6月30日アサシス社ホームページへリンク)
                                                                 自然科学と臨床科学のあらゆる領域を対象とした国際的な査読
 投与後90日後のデータを元に解析された上記の結果では、MultiStem投与群ではプラセボ群に比べて死亡率、投与後28日間
                                                                 付きジャーナルである Scientific Reports に掲載
 のうち人工呼吸器を装着しなかった日数(VFD)などで改善傾向が見られた。なお投与後1年間のフォローアップの結果に
 おいても同様な傾向を示している。
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                                                                                                Update

HLCM051 ARDS治療法の想定メカニズム


                                                              骨髄由来間葉系幹細胞 HLCM051 に期待される効果
                                                              ・炎症の軽減、免疫機能の調節
                                                              ・血管新生の促進
                                                              ・傷害を受けた細胞及び組織の保護・修復の促進
                                                              ・肺組織や呼吸機能の改善



     炎症性細胞が大量放出                               炎症性細胞が肺を攻撃           HLCM051投与       肺機能が改善




                             •   基礎疾患(肺炎など)
                             •   外傷 (交通事故等)
                                                              •   肺における過剰炎症を抑制
                                              炎症性細胞が肺を攻撃する    •   組織の保護、修復の促進    人工呼吸器の早期脱却、
   組織がダメージを受けると                               その結果、低酸素状態になり                      死亡率の低下が期待できる
   炎症性細胞が大量に放出される                             重度の呼吸不全におちいる        静脈投与により、肺に集積

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                                                                   Update

HLCM051 ARDS治療薬としての期待


HLCM051は薬物治療のないARDS初の再生医療等製品となり得る可能性
  •       現在は人工呼吸器およびECMOによる呼吸不全への対処療法のみ。
  •       ECMOは重症呼吸不全に対する究極の対処療法ではあるが、血栓予防に抗凝固薬が必須であり、出血リスクを伴う。
          また特別な技能をもつ複数の医療従事者が必要で管理コストも高い。


   患者への貢献 ⇒                           新たな治療の提供
                                      死亡率、QOLの改善
      •   患者救命率、QOLの向上
      •   治療期間の短縮(ICU使用や入院の日数等)




      医療への貢献 ⇒ 医療従事者・病院負担軽減                               人工呼吸管理

      •   ECMOを含む人工呼吸器の効率的使用
      •   患者一人あたりの医療資源の抑制


                                                   ECMO
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HLCM051 STROKE




                                              iPSC
                                                                       Manufacturing
                                                x
                                                                         Platform
                                           Gene editing                                          iPSC-RPE
                   ARDS




                                  STROKE                      iPSC                     iPSC-NK              iPSC-LIVER
                                                                x
                                                            Immuno
                                                          - Oncology




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アサシス社による二重盲検試験結果 <脳梗塞急性期>

第Ⅱ相試験追加解析の結果、Excellent Outcomeを達成した割合のプラセボ群との比較は、MultiStem
を脳梗塞発症後36時間以内に投与された患者群で90日後、365日後ともに統計学的に有意であった

    二重盲検試験結果                                                                                                     詳細

                                                                                            達成率                  治験        アサシス社により米英にて実施された
                                                                                         29.0%                             プラセボ対照二重盲検第Ⅱ相試験
                                                                                                                           (MASTERS-1 trial)
         達
         成
         率                                                                                                       対象患者      脳梗塞発症後36時間以内にMultiStem
                                                        MultiStem                                                          あるいはプラセボを投与された患者
                              達成率                        (n=31)
                           16.1%                                                                                 評価項目      投与90日後、365日後にExcellent
                                                                                                                           Outcome*を達成した割合


                                                                                                 p=0.01

                                     p=0.02                                                                      ※Excellent Outcomeとは
                                                                                                                 脳卒中患者の機能評価に使われる主要な指標、mRS、NIHSS、
                                                                                                                 BIの3つにおいて、mRS 1以下、NIHSS 1以下かつ BI 95以上
                                                         Placebo                                                 の場合を“Excellent Outcome(優れた転帰)“と定義
                                    0%                   (n=19)                                  0%

                               90日                                                         365日           経過日数


             (出所)Lancet Neurol. 2017 May;16(5):360-368; 16 360–68のSupplementary appendix Table5を基に作成


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HLCM051 Stroke 現状の日本の脳梗塞急性期治療について

脳梗塞発症後に、「治療できる時間がより長い新薬の開発」が待たれる疾患領域



    発症後経過時間に応じた治療                                                         脳梗塞とは

                                             発症後の経過時間                     脳に酸素と栄養を供
                                                                          給する動脈が閉塞し、
                                       10h      20h        30h      40h
                                                                          虚血症状になること
                                                                          で脳組織が壊死する
                                                                          病気。脳卒中には、
    血栓溶解療法 ※1
                                                                          脳出血と脳梗塞が含
                                      脳出血のリスクにより                          まれ、70~75%が脳
                                       時間的制限あり
    機械的血栓回収療法※2
                                                                          梗塞と言われる。
                                                                          感覚障害や言語障害など壊死した部位
                                                         急性期の新たな
                                                                          により症状は異なるが、後遺症を残し、
    HLCM051
                                                        選択肢となる可能性         65歳以上の寝たきりの37.9%、介護が
                                                                          必要になった者の21.7%が脳梗塞が原
   ※1 脳の血管に詰まった血の塊を溶かす血栓溶解。                                               因と言われる。
   ※2 閉塞した脳動脈内の血栓を直接回収する等にて血流を再開させる治療法。



    注)本資料では、脳梗塞急性期に対する主だった治療法と、一般的な発症後の各治療可能時間を簡略に示すことを目的としております。
    治療については、患者の状況や症状分類に応じて実施され、上記以外の治療法も実施されております。                                 (出所)Athersys社提供資料



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HLCM051 Stroke 脳梗塞の年間発症患者数

本製品の国内対象患者数は年間6.2万人と推定




                                                             脳梗塞発症患者数(年)
                                      脳梗塞発症患者数(年)

                                      23万人~ 33万人             重度患者数
                                                             (主にアテローム血栓症と心原性塞栓症)

                                                             36時間以内 到着患者数

                                         重度患者数

                                         13 万人

                                      36時間以内 到着患者数



                                       6.2 万人
      (出所)日本の年間発症患者数は、総務省消防庁、厚生労働省資料及びDatamonitor等を基に当社推定。
      (出所)36時間以内の到着患者割合47%は、当社実施市場調査を基に推定。




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HLCM051 Stroke 想定メカニズム




                                       HLCM051
                                       投与の場合


        脳虚血による
         細胞障害
                                                 HLCM051が脾臓からの炎症性細        炎症性細胞による虚血部位の神経細胞
                                                 胞の動員・放出を抑制し、抗炎           障害の増悪(二次障害)を軽減
                                                 症性細胞の動員・放出を活性化

                                                                                 二次障害軽減



        一次障害


                                       HLCM051   脾臓での炎症性細胞(リンパ球,            脾臓から放出された炎症性細胞が
                                                 サイトカイン)の動員・放出が             虚血部位の神経細胞障害を増悪させる
                                      投与しない場合
                                                 活性化される

                                                 脾臓=免疫応答の場
                                                                                      二次障害

                                                                     (出所) Stroke. 2018 May;49(5):1058-1065.Fig.2を基に図式化

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iPSC Platform




                                              iPSC
                                                                      Manufacturing
                                                x
                                                                        Platform
                                           Gene editing                                         iPSC-RPE
                   ARDS




                                  STROKE                     iPSC                     iPSC-NK              iPSC-LIVER
                                                               x
                                                           Immuno
                                                          -Oncology




© HEALIOS K.K. All rights reserved.                                                                                     21
iPSC Platform

   遺伝子編集技術を用いてヘリオス独自の免疫拒絶反応を抑えた他家iPS細胞(Universal Donor Cell : UDC)の作製


                他家iPS細胞                         患者
                                        免疫応答
                                        が起きる
                                                         ・2020年10月、日米欧を含む国内外でのヒトへの臨床応用も
                                                          可能なレベルの臨床株が完成

                    他家
                                                         ・FDA・PMDAと相談の結果、現時点では臨床使用に関して
                                          免疫抑制剤の投与が必要
                  iPS細胞                   • 患者負担が大きい
                                                          問題は認められず
                                          • 短期間の効果
                                                         ・UDCを用いて、様々な目的細胞への分化誘導を自社で確認
                                                患者        (NK細胞、肝前駆細胞、血管内皮細胞など)
                                        免疫応答
                                       を受けにくい            ・複数の企業、アカデミアと様々な疾患に対する適応可能性
           他家                 遺伝子編集                       を評価中
         iPS細胞                 iPS細胞


                     UDC                  免疫抑制剤の使用を軽減
                                           • 患者負担が少ない
                                           • 長期間の効果の期待


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iPSC Platform




                                       自家iPS細胞      他家iPS/ES細胞           UDC


           免疫拒絶                          なし        あり(免疫抑制剤必要)           なし


                                        数か月~1年
                                                      Ready-to-use    Ready-to-use
           製造期間                         (患者ごとに
                                                    (1ラインでよい)        (1ラインでよい)
                                      製造する必要がある)



           コスト                          非常に高い            低い              低い



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iPSC Platform UDC作製

   Universal Donor Cell 作製技術
                                                                                      様々なiPSC再生医薬品

   臨床用の                                HLA Class I/IIを         ヘリオス独自の
 マスターセルバンク                            ノックアウトした細胞             Universal Donor Cell




                                                                                            」

                        Knock-out                    Knock-in
                       HLA Class I                 gene X,Y,…
                       HLA Class II                suicide gene




                                                                                    ・Off-the-Shelf
                                                                                    ・治療薬の効能と持続効果の向上が期待
                                                                                    ・より多くの患者へ治療薬の提供が期待
  (出所)自社データ


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  iPSC Platform                   HLAタンパク質を除去し、免疫抑制関連遺伝子の追加

      UDC臨床株における遺伝子編集

                                        HLAタンパク質 Knock-out                  免疫抑制関連遺伝子Knock-in
                      HLA-A               HLA-B    HLA-C     HLA-DR,DP,DQ    gene X    gene Y



 親iPSC




UDC臨床株
 クローン

                                                                                                ■コントロール
               少      発現          多                                                             ■標的タンパク抗体

                     遺伝子編集後、HLAタンパク質の消失と免疫抑制関連遺伝子の発現増強を確認
                                                                                                 (出所)自社データ

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iPSC Platform                   安全で汎用性の高いUDC

   UDC臨床株の特性
          46 (X,Y)                               多能性マーカの発現例                分化・誘導例

                                                    UDC    OCT-3/4+NANOG




                                                                            血管内皮細胞

                                                 OCT-3/4      NANOG
                                                 (未分化因子)      (未分化因子)




                                                                             肝細胞

            遺伝子編集後、                            iPS細胞としての多能性を維持
        細胞における核型異常を認めず
                                                                               (出所)自社データ

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iPSC Platform                   UDCからの視細胞の分化・誘導

   視細胞の作製


                                                                  視細胞は網膜を構成する細胞の1つで、
                                                                  特に光に反応する細胞
                                             分化・誘導
                                                                  共同研究を通じて、iPS細胞から視細胞の
                                                                  培養に成功。さらに、UDCからの分化・
                          UDC                        UDC由来視細胞     誘導が可能なことを確認


                      強膜          脈絡膜                             視力低下や失明などの原因の1つとして、
                                        網膜                        視細胞が傷害されている疾患動物モデル
                                                                  を用いて現在評価中


                             硝子体
                                                                視細胞
                                                                網膜色素上皮細胞




                                                                                (出所) 共同研究データ


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iPSC Platform In vivoにおける誘導型自殺遺伝子の評価

       作用機序
                                          薬剤投与で二量体化を誘導
                                  自殺遺伝子

                                                                  細胞死を誘導
                                                    二量体化




             UDC
                                 移植                薬剤投与      移植したUDCが死滅




                     免疫不全マウス


                                      免疫不全マウスを用いて、自殺遺伝子が働くことを確認
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iPSC Platform                   In vitroにおけるUDCの誘導型自殺遺伝子の評価


                                                                             Cell viability (ATP assay)
               UDCの培養
                                                           1.2

                                                            1

                                                           0.8




                                      ratio (live/total)
                           薬剤添加
                                                           0.6

                                                           0.4                                                     生存率の低下

                                                           0.2

                                                            0
                                                                 0   0.003       0.01      0.03        0.1   0.3     1
                                                                                        二量体化誘導剤 (nM)

              UDCが死滅


                                                             自殺遺伝子の誘導後は、目的細胞はアポトーシスにより死滅
                                                                                                                         (出所)自社データ

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iPSC Platform UDC作製過程での品質チェック(抜粋)

           ①遺伝子編集の確認                                ②悪性変異がないこと                ③iPS細胞の性質を保持

                                                                                        自己複製




                                                                                  多能性
                                      品質チェック項目                         確認内容
                                  遺伝子編集されていることの確認    ターゲット領域塩基配列の確認
                                                     HLA Class I発現の消失
                                  HLAタンパク質の発現
                                                     HLA Class II発現の消失
                                                     免疫抑制関連遺伝子の発現
                                  導入遺伝子の発現
                                                     自殺遺伝子の発現
                                                     問題となるオフターゲットが無いこと
                                  遺伝子変異              核型が正常であること
                                                     がん関連遺伝子に変異が無いこと
                                                     無菌であること
                                                     エンドトキシンフリーであること
                                                     マイコプラズマフリーであること
                                                     遺伝子発現解析(親株との比較)
                                  特質
                                                     未分化性マーカー発現
                                                     多分化能(三胚葉分化)
                                                     免疫原性が無いこと
                                                     自殺遺伝子が機能すること
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iPSC Platform 細胞プラットフォーム 現在と未来

UDCの使用により免疫拒絶反応の抑制や効力の持続が期待される
iPS細胞を用いることで 安価 に安定した製造と 品質 を確保できることが期待される
          (技術開発)



                                                      “UDC由来"

                                                    遺伝子編集により機能
                                                      を高めた細胞

                                         “他家細胞 /
                         “自家細胞”         ストック可能”

                        末梢血系由来          生体材料由来 or
                                         iPS細胞由来

                           第1世代       第2世代           第3世代
                                                                 (時間)



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HLCN061




                                              iPSC
                                                                      Manufacturing
                                                x
                                                                        Platform
                                           Gene editing                                         iPSC-RPE
                   ARDS




                                 STOROKE                     iPSC                     iPSC-NK              iPSC-LIVER
                                                               x
                                                           Immuno
                                                          -Oncology




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HLCN061 日本人とがん

                                      日本人の死因NO.1=がん
                                       (約90%が固形がん)

                                          死亡数割合

                                           血液がん




                                           固形がん


                                                  (出所)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(人口動態統計).2018を基に当社作成

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HLCN061 iPS細胞由来遺伝子編集NK細胞の開発

NK(Natural Killer:ナチュラルキラー)細胞は人間の体に生まれながらに備わっている防衛機構であり、
がん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃する白血球の一種

                                                      iPS細胞
 • 遺伝子編集技術でNK細胞の抗がん活性を増強
                                                              遺伝子編集iPS細胞
                                                              (遺伝子編集によって
                                                               抗がん機能を高められた細胞)
                                                                                   樹状細胞
 • 特定のがん抗原に限定されず、幅広いがん疾患への効果期待
                                                        分化                 樹状細胞・T細胞の
                                                                              活性化
    NK細胞の作製
                                                                                       細胞傷害性
                                                                NK細胞                   Tリンパ球
                                                         抗がん機能を高めた
                                                         遺伝子編集NK細胞         がん細胞を認識し
                                                                           攻撃する
                                      分化・誘導

                                                     がん細胞に向かって遊走・浸潤
         遺伝子編集iPS細胞                           NK細胞
                                                                                固形がん
      (出所)自社データ

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 HLCN061 NK細胞のがん傷害メカニズム


                                       通常時                細胞がウイルスに感染、がん化した時


                                   ブレーキがかっており正
                                                      ①細胞の異常を感じ活性化   ②攻撃のブレーキが外れる
                                   常な細胞は攻撃しない




                                             正常な細胞      NK細胞               がん細胞や
  NK細胞
                                                                          ウイルス感染細胞

                                                     ③がんを攻撃している      ④分解酵素を放出し
                                                      抗体を認識し更に活性化        がん細胞を破壊
*Appendixに追加説明あり
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HLCN061 遺伝子編集による抗がん機能強化

     がん免疫サイクルの各ステージで抗がん機能を増強
                                                                       がん免疫サイクル
                                                     遊走            (Cancer-Immunity Cycle)

   T細胞活性化
                                                                 NK細胞が、がん細胞を認識して傷害する


                                                血管
                                                            浸潤
                                                                        がん抗原が暴露される



                                           HLCN061                がん免疫サイクルが活性化されて、
抗原提示                                  がん                           細胞傷害性T細胞が誘導される

                                                            認識
                                                                                  がんの縮退

   傷害による抗原暴露
                                                     細胞傷害           (出所)Daniel S.Chen and Ira Mellman.,Immunity. 2013;39(1):1-10.を基に当社作成


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                                                                    New

HLCN061 ヘリオスiPS細胞由来NK細胞ががん細胞を攻撃

                                      iPS細胞由来NK細胞が肺がんを傷害(動画)




                                                               (出所)自社データ


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                                                                                  New

HLCN061 ヘリオスiPS細胞由来NK細胞

ヘリオスiPS細胞由来NK細胞の機能評価                     ヘリオスiPS細胞由来NK細胞によるがん細胞の傷害活性

                                      赤色蛍光: ヘリオスiPS細胞由来NK細胞   緑色蛍光: 細胞死を検出




                                                                     がん細胞隗
                            がん細胞隗             がん細胞隗




    iPS細胞由来NK細胞ががん細胞隗に                       iPS細胞由来NK細胞が、がん細胞隗に集まり
     向かって集まっていくことを確認                            内部まで侵入し攻撃することを確認



                                                                             (出所)自社データ


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HLCN061 あらゆる攻撃性を増強

                                      ヘリオス           A社              B社         C社
                                      iPS細胞        iPS細胞            細胞株        臍帯血

                                              iPS細胞   iPS細胞    細胞株    細胞株
                                      iPS細胞                                    臍帯血
                                                 ①       ②      ①      ②

       がん細胞認識能力                        ✓                   ✓              ✓      ✓

       抗体併用による機能強化能力                   ✓       ✓           ✓    ✓         ✓

       がん細胞への遊走能力                      ✓

       共に戦う免疫細胞を呼び込む能力                 ✓

       共に戦うT細胞、樹状細胞活性化能力               ✓                   ✓                     ✓

       自らの活性化・生存維持能力                   ✓                   ✓                     ✓

       長い間留まるステルス化能力                   ✓
                                                                      (出所)公開情報を基に当社にて作成


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                                                                                   Update

HLCN061 国立がん研究センターと共同研究開始


                                            PDX(Patient-Derived Xenograft)を用いた検討

                                            HLCN061が、
                                            ー認識する数種類の分子の発現状況を検討
                                            ー抗腫瘍効果が期待される固形がんの特徴の確認


                                            複数種類の臓器に由来するPDXにおいて、
                                            NK細胞が認識する特定の分子の発現を確認

                                                    これらの結果を踏まえて


         遺伝子編集                        PDX   PDXモデル*1にてどのようながん腫で効果があるか、
          NK細胞                              複数のPDXモデルで有効性を検証予定


                                            *1 PDXモデル
                                              患者がん組織を、免疫不全マウスに移植したモデル
                                              治験成功率を大幅に上げる事が可能である。

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iPSC再生医薬品の治験製品向け細胞加工製造用施設の整備

   iPSC再生医薬品の治験製品の自社製造に向け準備開始

 2021年5月                神戸医療産業都市推進機構が新設を予定している細胞加工製造用施設(CPC)での整備を決定


               固形がんを対象としたHLCN061の治験製品を含む
                                      GCTP/GMPに準拠した
               iPSC再生医薬品の治験製品の製造準備を開始予定




                     ヘリオス自身による治験製品製造により
                                  “スケジュール”と“品質”を
                                                             CPCを設置予定の
                           自らコントロールすることが可能            KCMI(神戸医療イノベーションセンター)



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HLCR011 AMD/HLCL041 Liver Organ Bud Platform




                                              iPSC
                                                                      Manufacturing
                                                x
                                                                        Platform
                                           Gene editing                                         iPSC-RPE
                   ARDS




                                  STROKE                     iPSC                     iPSC-NK              iPSC-LIVER
                                                               x
                                                           Immuno
                                                          -Oncology




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HLCR011 AMD

加齢黄斑変性を発症すると、網膜色素上皮(RPE)細胞が変性し機能が損なわれる

     正常黄斑部                                            進行した萎縮型加齢黄斑変性(Dry AMD)
                                                        免疫バリアは維持 → 視細胞変性 → Dry AMD




                                                      滲出型加齢黄斑変性(Wet AMD)

                                      黄斑部                免疫バリア破壊 → 免疫細胞侵入 → 炎症 → Wet AMD


                 視細胞                        網膜色素上皮
                                            (RPE)細胞


     共同開発体制
  日本国内において、大日本住友製薬株式会社とiPS細胞由来RPE細胞を用いた治療法の共同開発
       ・大日本住友製薬が主体となって治験実施に向け準備中



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HLCL041 Organ Bud Platform

 iPS細胞から各臓器の「モト(臓器原基)」を作る事で、展開可能性が広がる
 ユニバーサル細胞との併用で本格的な臓器置き換えの時代へ
                  様々な                 血管内皮細胞            間葉系幹細胞
                 臓器の細胞




                                                                                                                緑:各臓器の細胞
                                                                                                                赤:血管内皮細胞
                                                                                                                黒:間葉系幹細胞


                                                                                血管網を構築し生着




                                                                 *動画



                  マウスに移植し生体内での血管化を確認
(出所)科学技術振興機構:サイエンスニュース「細胞から組織・臓器へ再生医療の多様なアプローチ」
(2013年10月3日配信)https://sciencechannel.jst.go.jp/M130001/detail/M130001005.html     (出所) Modified from Takebe T. et al., Cell Stem Cell, 2015

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HLCL041 Liver OrganBud Platform 肝不全モデルマウスにおける生存率

移植実験では生存率が有意に改善
血管網の形成が鍵

    ヒトiPS細胞由来肝臓原基移植のマウスでの治療効果                                                                  詳細
     100
                                                                                  ヒトiPS細胞由来     臓器原基から形成された臓器が
                                                                                               マウスの血管網と自律的に繋がる過程
                                                                                  肝臓原基移植群
       80

                                                                                  ヒト成体肝細胞移植群

   生 60                                                                           ヒト胎児肝細胞由来
   存                                                                              肝臓原基移植群
   率
   (
   %
   ) 40


                                                                                   非移植群
       20




            0                       10                      20              30
                                                                                                    (出所)Takebe,T., et al.
                (出所) Takebe. T, et al. Nature, 499 (7459),(2013)を基にヘリオス作成        日数(日)                  Nature Protocols, 9, 396–409 (2014)

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                                      決算概況




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                                                                                                                  Update

連結損益計算書(P/L)の概要


       前年同期比では研究開発費が2.4億円増加し、当期利益は▲18.9億円となりました。

                                                                                                      (単位:百万円 )

                                                                     2021年12月期 第2四半期
                                      2020年12月期
                                        第2四半期
                                                                前年比増減額                    主な増減要因


              売上収益                                14       20             6

                                                                              販売費及び一般管理費の増加    ▲340
              営業利益                         ▲1,849      ▲2,443       ▲595 研究開発費の増加 ▲244

                                                                              金融収益の増加   +922
              当期利益                         ▲2,609      ▲1,892        716 金融費用の減少 +474
                                                                              (金融収益・金融費用に関する説明は次頁参照)



            研究開発費                            1,297      1,541        244

            従業員数
           (社員のみ)
                                            109名        113名             4名

    (注)財務数値の詳細につきましては、本日公表している第2四半期決算短信 p7をご参照ください。



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                                                        Update

金融収益・金融費用に関する補足説明

 金融収益・金融費用の内容
 当第2四半期連結累計期間において、金融収益922百万円、及び金融費用285百万円を計上いたしました。
 金融収益の主な内訳はデリバティブ評価益 ※1 922百万円の計上であり、
 金融費用の主な内訳は社債利息 ※2 264百万円 、及び支払利息20百万円 の計上であります。
 金融収益の前年同期比の増加額は922百万円であり、主な内訳はデリバティブ評価益 ※1 の増加 922百万円となります。
 金融費用の前年同期比の減少額は474百万円であり、主な内訳はデリバティブ評価損 ※1 の減少 494百万円 、
 及び社債利息 ※2 の増加 19百万円となります。

  ※1         デリバティブ評価損益
 デリバティブ評価損益とは、当社が2019年7月に海外投資家向けに発行しております転換社債型新株予約権付社債の
 新株予約権相当額を、当第2四半期末時点の公正価値で評価したことに伴い発生した評価損益です。2020年12月期第
 1四半期より導入している国際会計基準(IFRS)の規則に従い計上しております非現金損益項目です。
  ※2         社債利息
 当第2四半期連結累計期間に計上した社債利息264百万円のうち、244百万円は償却原価法により計上した費用です。
 ※1と同様に2020年12月期第1四半期より導入している国際会計基準(IFRS)の規則に従い計上しております非現
 金支出費用です。
 日本基準においては、転換社債の発行額を全額負債として計上し、発行手数料を費用として計上しておりましたが、
 IFRSにおいては、転換社債の発行額から発行手数料を控除した手取り収入額を、一定の基準に基づいて負債と資本
 とに区分して計上します。その結果、転換社債の額面金額と負債として計上される金額とに差異が生じるため、その
 差額を社債利息として毎期償却(費用化)しております。

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                                                                                                             Update

連結財政状態計算書(B/S)の概要

   2021年6月末の流動資産は121億円(前期末比:▲29億円)となり、資産合計が202億円となりました。
                                                                                                (単位:百万円 / 下段:構成比)
                                                                      2021年12月期第2四半期末
                                      2020年12月期末
                                                                    前年増減額                   主な増減要因

                    流動資産                      15,007     12,123                 現金及び現金同等物       ▲2,691
                                                                       ▲2,884 (現金及び現金同等物残高 11,233)
                                               (64.8%)   (60. 0%)


                   非流動資産                       8,165      8,080          ▲84
                                               (35.2%)   (40.0%)


                資産合計                          23,171     20,203        ▲2,968
                                              (100.0%)   (100.0%)


                    流動負債                       2,686      1,532        ▲1,154 その他の金融負債 ▲922
                                               (11.6%)    (7.6%)


                   非流動負債                      12,634     12,970             336 社債及び借入金 +244
                                               (54.5%)   (64.2%)


                負債合計                          15,320     14,503         ▲817
                                               (66.1%)   (71.8%)

                                                                                当期利益   ▲1,892
                資本合計                           7,851      5,700        ▲2,151 その他の資本の構成要素 ▲338
                                               (33.9%)   (28.2%)
                                                                                (主にAthersys, Inc. 株式の値下がりによる減少)

           負債及び資本合計                           23,171     20,203        ▲2,968
                                              (100.0%)   (100.0%)


    (注)財務数値の詳細につきましては、本日公表している第2四半期決算短信 p5-6をご参照ください。


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Our Mission




「生きる」を増やす。
 爆発的に。
                                      参考資料




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株式会社ヘリオスの概要

                                      会社情報
                                      会社名    株式会社ヘリオス | HEALIOS K.K.

                                      代表者    代表執行役社長 CEO             鍵本 忠尚 ( かぎもと           ただひさ )

                                      創業     2011 年 2 月 24 日

                                      資本金    27 億 77 百万円 (2021 年 6 月末現在)

                                      所在地    東京都千代田区有楽町 1-7-1                有楽町電気ビル北館 19 階

                                      従業員数   113 名 (2021 年 6 月末現在)
               会社概要
                                      事業内容   細胞医薬品・再生医療等製品の研究・開発・製造
                                             神戸研究所( 83 名: Ph.D. 取得者 30 名以上、2021 年 6 月末現在)
                                      研究所
                                             横浜研究所
                                      関連会社   株式会社サイレジェン(大日本住友製薬との合弁会社)
                                             ・ Healios NA, Inc. ( 2 0 1 8 年 2 月 設 立 。 米 国 子 会 社 )
                                             ・株式会社器官原基創生研究所 ( 2 0 1 8 年 6 月 設 立 。 臓 器 原 基 の 研 究 開 発 に 関 す る 子 会 社 )
                                             ・ Saisei Ventures LLC ( 2 0 2 1 年 1 月 設 立 。 再 生 医 療 分 野 の フ ァ ン ド 運 用 )
                                      子会社
                                             ・ Saisei Capital Ltd. ( 2 0 2 1 年 1 月 設 立 。 再 生 医 療 分 野 の フ ァ ン ド 運 営 )
                                             ・ Saisei Bioventures, L.P. ( 2 0 2 1 年 1 月 設 立 。 再 生 医 療 分 野 の フ ァ ン ド 実 行 )

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                                                                                                    Update

会社沿革

                                      企業体           iPSC 再生医薬品分野         体性幹細胞再生医薬品分野
 2011             ・会社設立

                                                ・理化学研究所と特許実施権許諾契約締結
 2013
                                                大日本住友製薬と共同開発契約締結

                                                ・横浜市立大学とヒト臓器原基に関する
 2014
                                                共同研究を開始

 2015             ・東証マザーズ上場

                                                                        ・AthersysよりHLCM051(脳梗塞)導入
 2016                                           ・ユニバーサルドナーセルの研究開始
                                                                        ・脳梗塞急性期の治験開始

                  ・ニコンとの業務・資本提携
 2017
                  化合物医薬品分野の事業譲渡

                                                ・米国眼科研究所(NEI)と共同研究開発    ・Athersysへの戦略的投資・提携拡大
                  ・米国にHealios NA設立
 2018                                           契約を締結                    HLCM051(ARDS)導入
                  (株)器官原基創生研究所設立
                                                ・サイレジェンがSMaRTに製造施設を設立   ・ARDSの治験開始

 2019             ・ニコンとの業務・資本提携拡大               ・大日本住友製薬との共同開発契約変更

                                                ・遺伝子編集NK細胞(HLCN061)
                  ・営業/マーケテイング部の新設
                                                 の自社開発の発表               ・COVID-19肺炎由来のARDS患者の
 2020             ・神戸バイオメディカルセンターに
                                                ・UDC研究株・臨床株の完成           組入れ完了
                   研究施設を設置
                                                ・国立がん研究センターとの共同研究開始
                  ・米国Saisei Ventures LLC含め、再生                           ・ARDSの治験、データ公開(速報値)
 2021
                   医療分野のファンド子会社設立                                       ・脳梗塞急性期、患者組み入れ完了

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HEALIOS K.K. リーダーシップ




            Management

              経営陣
                                                     リチャード               デイビッド          マイケル                  グレゴリー
                                        成松   淳                                                                                   松田   良成      樫井   正剛
                                                     キンケイド                スミス          アルファント                ボンフィリオ
                                          会計士          執行役CFO           ロンザ社にて細胞製品製        連続起業家                     弁護士            弁護士       元アステラス製薬
                                       ヘルスケア・ITベン                       造における豊富な経験    Fusion Systems, CEO   Proteus, LLC創業パート   弁護士法人漆間法律事務     監査役
                                      チャーの社外役員を重任     投資ファンド                             ACCJ名誉会頭            ナー(再生医療への投            所 所長
                                                    Nezu Asia Capital                                                 資)
                                                    Management 経営



                                                     澤田       昌典         鍵本   忠尚        田村      康一            西山     道久          安倍   浩司

                                                    執行役副社長CMO           代表執行役社長CEO        執行役                   執行役                執行役
                                                    (Chief Medical          取締役       研究領域・生産領域管掌              開発領域管掌            人事総務領域管掌
                                                      Officer)
                                                                         医師、ファウンダー     元アステラス米国             アステラス製薬にてタク         医薬品・医療機器業界
                                                    医師、医学博士、MBA                          研究所長                 ロリムス開発              にて30年以上
                                                                                      免疫抑制研究に精通                                  人事領域に従事



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先進的なコーポレートガバナンス


   指名委員会等設置会社

   2018年3月より移行

   2021年年4月時点で、国内上場企業3770社の
   うち、会社法が定める指名委員会等設置会
   社はいまだ77社にとどまる*
   *一般社団法人日本取締役協会調べ

 • 指名委員会・監査委員会・報酬委員会の
   3つの委員会をもつ株式会社
 • 経営全般を監督する取締役と、業務を執
   行する執行役を分離した組織形態
 • 3つの委員会は、委員の過半数が社外取
   締役で構成
 • 経営監督機能の強化、権限・責任の明確
   化及び経営の透明性の向上を目指す


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再生医療等製品実用化への規制面での後押し

 条件及び期限付き承認制度では治験期間・症例数は大幅に減少
 条件及び期限付き承認時から保険収載される

  再生医療等製品の特性に配慮した制度導入


     これまでの開発プロセス

               臨床研究                          臨床試験        承認          市販

           有効性の推定、安全性の確認



                                                         市販後に有効性、さらなる安全性を検証
     早期承認制度を導入した開発プロセス
                                             条件及び
                                                         正式
               臨床研究                   臨床試験   期限付き   市販               市販
                                                         承認
                                              承認
           有効性の推定、安全性の確認




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                                      iPSC Platformについて




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 iPSC Platform Universal Donor Cell




           iPS細胞                      遺伝子編集技術      Universal Donor Cell
         (多能性幹細胞)                               (安全かつ汎用性の高い幹細胞)


   遺伝子編集技術を用いて、免疫拒絶を回避したiPS細胞を作製することで、“One for all patients”に
   対応可能なUniversal Donor Cellの実現が可能となる



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iPSC Platform HLAタンパク質による自己認識とUDC


  HLA (Human leukocyte antigen)タンパク質:        UDC:
  ・白血球の血液型で、HLAはほぼすべての細胞と体液
                                             ・HLAタンパク質を除去
     に分布しており、数種類のHLAが存在
                                             ・免疫抑制関連分子の追加
  ・HLAの組み合わせより、無数の多様性を持つ
  ・免疫細胞により自身と他人の細胞や組織を区別                     ・安全装置としての自殺遺伝子の追加

              HLAタンパク質




      体細胞                                       UDC          免疫細胞
                                      免疫細胞


    HLAタンパク質の不適合が免疫拒絶を引き起こす                     より安全で汎用性の高いiPS細胞


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iPSC Platform 移植細胞の拒絶反応


                      HLA型の不一致                              HLA遺伝子の欠損



                                                            HLA



                                      キラーT細胞




              HLA
                                      NK細胞

                                               拒絶反応を引き起こす
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iPSC Platform 移植細胞の拒絶反応




                                                           免疫抑制関連因子




                                                遺伝子編集
                                      キラーT細胞


                                               ▶HLAを破壊
                                               ▶免疫抑制関連遺伝子を挿入
                                               ▶誘導型自殺遺伝子を挿入


              HLA
                                      NK細胞


                               免疫反応を回避して、安全な細胞医薬品の基盤となる細胞作製を目指す
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                                      NK細胞について




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HLCN061 NK細胞とは

     NK(Natural Killer:ナチュラルキラー)細胞:                     NK細胞のT細胞に対する優位性



                                                          T細胞       T細胞




                                                                             GVHD




    NK細胞                                がん細胞や
                                      ウイルス感染細胞           がん細胞      他家の正常細胞


                                                 •   他家T細胞の場合は移植片対宿主病(GVHD)が起こりや
    ・がん細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を
                                                     すい
    認識して傷害・排除するリンパ球
                                                 •   固形がんは不均質で標的となる妥当ながん抗原が少ない
                                                 •   T細胞ではサイトカインシンドロームのリスクが高い


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 HLCN061 がんの形成(がん免疫編集説)

                                                         がん細胞排除に働く細胞     がん細胞排除を妨害する細胞
                                                         NK:ナチュラルキラー細胞   Treg:抑制性T細胞
                                                         T:T細胞           TAM:腫瘍関連マクロファージ
                                            正常組織         DC:樹状細胞         MDSC:骨髄由来抑制性細胞
                                                         MΦ:マクロファージ

                                                                            NK                   T
               縮退                     がん化                                                                          MΦ

                                                                T
           NK              NK          DC                NK         T
                                             T                            MDSC               Treg
                                                                                                                  TAM



   MΦ




                          排除相                                 平衡相                              逃避相

  • がん化した細胞をNK細胞やT細胞が攻撃し、                          • がんの増殖と免疫による排除が平衡    • がん細胞が免疫を回避
   排除する                                                                  • 免疫を抑制する細胞の出現

                                                                           (出所) Schreiber et al., Science 2011, 331 (6024): 1565を元に作成

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