4593 M-ヘリオス 2021-02-12 15:00:00
金融費用及び持分法による投資損失の計上並びに特別損失の計上(個別決算)に関するお知らせ [pdf]
2021年2月12日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ヘ リ オ ス
代表者名 代 表 執 行 役 社 長 C E O 鍵本忠尚
(コード番号:4593 東証マザーズ)
問合せ先 執行役 CFO リチャード・キンケイド
(TEL:03-5962-9440)
金融費用及び持分法による投資損失の計上
並びに特別損失の計上(個別決算)に関するお知らせ
当社は、2020 年 12 月期(2020 年1月1日から 2020 年 12 月 31 日)において、下記のと
おり金融費用及び持分法による投資損失を計上しましたので、お知らせいたします。また、
個別決算において特別損失を計上しましたので、合わせてお知らせいたします。
記
1. 金融費用の内容
2020 年 12 月期第3四半期連結累計期間(2020 年1月1日から 2020 年9月 30 日)
において、金融費用 1,079 百万円を計上しておりましたが、当第4四半期連結会計期間
(2020 年 10 月1日から 2020 年 12 月 31 日)にデリバティブ評価益※1 39 百万円、社
債利息※2 130 百万円、支払利息 9 百万円、及び為替差損 2 百万円が発生したこと等に
より、2020 年 12 月期において、1,182 百万円を金融費用に計上いたしました。主な内
訳は、デリバティブ評価損※1 637 百万円、社債利息※2 502 百万円、支払利息 36 百万
円、及び為替差損 5 百万円の計上であります。
※1 デリバティブ評価損益
デリバティブ評価損益とは、当社が 2019 年 7 月に海外投資家向けに発行しておりま
す転換社債型新株予約権付社債の新株予約権相当額を、2020 年 12 月期末時点の公正価
値で評価したことに伴い発生した評価損益です。2020 年 12 月期第 1 四半期より導入し
ている国際会計基準(IFRS)の規則に従い計上しております非現金損益項目です。
※2 社債利息
2020 年 12 月期に計上した社債利息 502 百万円のうち、461 百万円は償却原価法によ
り計上した費用です。※1と同様に 2020 年 12 月期第 1 四半期より導入している国際
会計基準(IFRS)の規則に従い計上しております非現金支出費用です。
日本基準においては、転換社債の発行額を全額負債として計上し、発行手数料を費
用として計上しておりましたが、IFRS においては、転換社債の発行額から発行手数料
を控除した手取り収入額を、一定の基準に基づいて負債と資本とに区分して計上しま
す。その結果、転換社債の額面金額と負債として計上される金額とに差異が生じるた
め、その差額を社債利息として毎期償却(費用化)しております。
2. 持分法による投資損失の内容
2020 年 12 月期第3四半期連結累計期間において、持分法による投資損失 30 百万円
を計上しておりましたが、当第4四半期連結会計期間に 15 百万円の持分法による投資
利益が発生したことにより、2020 年 12 月期において、14 百万円を持分法による投資
損失に計上いたしました。当社の共同支配企業である株式会社サイレジェンにおいて、
当期に損失が発生したことによるものです。
3. 特別損失の内容(個別決算)
2020 年 12 月期の個別決算において、当社の連結子会社 Healios NA, Inc.について、会
社維持費用が資本金を棄損させた結果、2020 年 12 月末における Healios NA, Inc.の実質
価額が著しく低下したことから、同社株式の簿価を実質価額(持分純資産)相当まで
減損処理を行い、関係会社株式評価損 191 百万円を特別損失に計上いたしました。
なお、個別決算における上記の特別損失は連結決算においては消去されるため、連
結業績に与える影響はありません。
4. 業績に与える影響について
上記1、2に記載の金融費用及び持分法による投資損失の業績に与える影響につき
ましては、本日公表の「2020 年 12 月期 決算短信〔IFRS〕
(連結)」をご参照ください。
以 上