4588 M-オンコリスバイオ 2021-01-28 08:30:00
OBP-1101(テロメスキャンF35)に関する順天堂大学との共同出願特許の特許査定のお知らせ [pdf]

                                                     2021年1月28日
各 位
                       会   社   名   オンコリスバイオファーマ株式会社
                       代 表 者 名     代 表 取 締 役 社 長     浦 田   泰 生
                                                   (コード番号:4588)
                       問 合 せ 先     取 締 役 管 理 担 当     吉 村   圭 司
                                              (TEL.03-5472-1578)



          OBP-1101(テロメスキャン F35)に関する
        順天堂大学との共同出願特許の特許査定のお知らせ


 当社は、がん検査薬として開発を進めている OBP-1101(テロメスキャン F35)について、早期非小
細胞肺がん又はオリゴ再発の患者様に対する検査又は診断において、順天堂大学大学院 医学研究科
呼吸器内科学(以下「順天堂大学」
               )の十合晋作准教授の研究グループと共同出願した特許の査定を受
けましたので、お知らせいたします。

 今回新たに日本国内において特許査定を受けたのは、早期非小細胞肺がんの患者様又は、再発が全
身性ではなく一つの臓器に留まりがんの再発部位が数個以内であるオリゴ再発の患者様を対象とした、
OBP-1101 に関する方法特許です。

 OBP-1101 は、がん検査薬テロメスキャン(OBP-401)の基本構造をもった遺伝子配列の中に、正常
血液細胞での遺伝子発現を抑制するマイクロ RNA 干渉遺伝子を組込んだ、がん検査用ウイルスです。
血液中の微量な生きたがん細胞(CTC)に対する感染範囲、特異度が高められたことで、悪性度の高
い CTC のより高感度な検出を可能にするため開発を進めています。

 当社は、現在順天堂大学と進めている肺がん領域のテロメスキャンを用いた医師主導臨床研究に加
えて、今回特許査定を受けた OBP-1101 の研究開発も推進させ、がんの超早期発見および予後予測判
定を可能とする検査系の開発を目指して、国内外のアカデミアや提携企業と研究開発を進める方針で
す。

 なお、本件に関する業績等への影響はありません。

                                                           以 上