4582 J-シンバイオ製薬 2019-08-07 15:30:00
業績予想の修正及び中期経営計画の修正に関するお知らせ [pdf]
2019年8月7日
各 位
会 社 名 シ ン バ イ オ 製 薬 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 兼 C E O 吉田文紀
(コード番号:4582)
問合せ先 取締役経営管理本部長兼 CFO 村田賢治
(TEL. 03-5472-1125)
業績予想の修正及び中期経営計画の修正に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、最近の業績動向を踏まえ、2019年2月7日に公表した
「2019年12月期の通期業績予想」及び「2019年12月期~2022年12月期(4か年)中期経営計画」
を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.業績予想の修正について
(1)2019年12月期 通期業績予想の修正(2019年1月1日~2019年12月31日)
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益 1 株当たり当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 4,465 △3,587 △3,612 △3,616 △175.52
今回修正予想(B) 3,092 △3,780 △3,856 △3,859 △167.66
増減額(B-A) △1,372 △193 △244 △243 -
増 減 率(%) △30.7 - - - -
(ご参考)前期実績
(2018 年 12 月期) 3,835 △2,656 △2,748 △2,752 △165.52
(2)業績予想修正の理由
現在、当社はトレアキシン®の国内販売においてアステラス製薬株式会社(以下「アステラ
ス本社」という)の連結子会社であるアステラス ドイッチランド GmbH(以下、 「アステラス
ドイツ」という)から凍結乾燥注射剤を輸入し、品質検査・包装を行ったうえで、販売委託
先のエーザイ株式会社を通じて市場へ供給しております。しかしながら当第2四半期中にア
ステラスドイツから輸入したトレアキシン®100mg製剤において、異物の混入及び外観不良な
どが両者間で締結した供給契約で定めた品質基準を著しく超えた割合で認められたことを受
けてこれらの不良品を含むすべてのバッチを返品します。当社は今後同様の品質問題を繰り
返さないようアステラスドイツに対して厳重に抗議するとともに、可及的速やかな原因究明
を求め、代替バッチの製造と迅速な出荷を強く要求しております。
このような状況下において、当初2019年第2四半期以降の出荷を予定していたバッチの一部
が年内に出荷できず2020年第1四半期に遅延する可能性があることから、2019年12月期通期
業績予想を修正いたします。
営業利益の減少は売上高の減少に起因するものですが、一方、研究開発費など販売費及び一
般管理費が当初予定していた5,053百万円から4,760百万円へと294百万円の減少が見込まれる
ため、営業利益への影響は限定的となります。
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当社は当該製剤の製造元であるアステラスドイツ及びアステラス本社に対して供給元として
の責務を果たすよう強く要請しております。当社は、製薬企業の使命である高品質の医薬品
の安定的供給の責任を果たすべく、鋭意協議を進めてまいります。
2.中期経営計画の修正
(1)計画数値の修正内容
2019 年 12 月期 2019 年 12 月期
前回計画 修正計画
百万円 百万円
売 上 高 4,465 3,092
営 業 利 益 △3,587 △3,780
経 常 利 益 △3,612 △3,856
当期純利益 △3,616 △3,859
(2)計画数値の修正理由
2019年12月期の業績目標数値の修正理由は、 「1.(2)業績予想修正の理由」に記載したと
おりとなります。
「2019年12月期~2022年12月期(4か年)中期経営計画」において、2020年、2021年及び
2022年の3か年につきましては影響を精査中であり、計画数値を確認次第、修正開示を行う予
定です。
※業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前
提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以上
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