4571 M-ナノキャリア 2021-04-20 15:00:00
siRNAを用いた核酸医薬(PRDM14分子標的)の研究論文発表について -乳がんを対象とした第I相臨床試験実施中 [pdf]

                                                                   2021 年 4 ⽉ 20 ⽇
      <各位>
                                                   ナ ノ キ ャ リ ア 株 式 会 社
                                                   代表取締役社⻑              松⼭   哲⼈
                                                   (4571           東証マザーズ)
                                                   問合せ先 IR担当            ⼟屋   千映⼦
                                                   電話番号 03-3241-0553


       siRNA を⽤いた核酸医薬(PRDM14 分⼦標的)の研究論⽂発表について
                       乳がんを対象とした第 I 相臨床試験実施中


  当社核酸デリバリー技術を⽤いたパイプラインの⼀つで、第I相臨床試験実施中の
PRDM14 分⼦を標的とする核酸医薬「SRN-14/GL2-800」の研究成果が、International
Journal of Cancer のオンライン版に掲載され、この度、慶應義塾⼤学医学部臨床研究推進
センターの⾕⼝博昭特任准教授らにより記者発表会が開催されましたのでお知らせいたし
ます。


  核酸医薬「SRN-14/GL2-800」が標的とする PRDM14 分⼦は、乳がん患者検体を⽤いた
解析の結果、腫瘍での発現が⾼いことが知られていますが、低分⼦医薬品や抗体医薬の開発
が極めて難しいターゲットであり、新しいモダリティとして核酸医薬の開発が期待されて
います。2020 年 9 ⽉より、当社技術を⽤いた核酸医薬のパイプラインとして、公益財団法
⼈がん研究会有明病院において、HER2 陰性で標準治療法がない乳がん患者を対象に、⾼橋
俊⼆先⽣を治験責任医師とする医師主導治験が実施されています。


  当社は、核酸医薬品の開発を通じ、標準治療が確⽴されていない領域において、新たな治
療法を提供するなど、⼈々の健康と幸福に貢献してまいります。


<発表雑誌>
International Journal of Cancer
Treatment of primary and metastatic breast and pancreatic tumors upon intravenous
delivery of a PRDM14-specific chimeric siRNA/nanocarrier complex
http://doi.org/10.1002/ijc.33579


<ご参考>
研究詳細は下記プレスリリース(慶応義塾⼤学)をご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2021/4/20/210420-2.pdf


                                                                             以上