4571 M-ナノキャリア 2020-07-28 11:30:00
アキュルナ株式会社の悪性脳腫瘍を対象とした開発候補品の紹介記事について [pdf]
2020 年 7 ⽉ 28 ⽇
<各位>
ナ ノ キ ャ リ ア 株 式 会 社
代表取締役社⻑ 松⼭ 哲⼈
( 4 5 7 1 東 証 マ ザ ー ズ )
問合せ先 IR担当 ⼟屋 千映⼦
電話番号 03-3241-0553
アキュルナ株式会社の悪性脳腫瘍を対象とした開発候補品の
紹介記事について
当社は、核酸医薬品の創薬に特化したアキュルナ株式会社の吸収合併について2020年7
⽉15⽇付にてご案内しておりますが、2020年7⽉27⽇の⽇本経済新聞で同社と名古屋⼤
学と共同で研究開発を進めております悪性脳腫瘍を対象とした核酸医薬が紹介されまし
たのでお知らせいたします。
TUG1 は脳腫瘍でも最も悪性度が⾼い膠芽腫の発症に関わる⻑鎖⾮コード RNA として同
定されました。本研究では、この TUG1 を標的とする核酸医薬を、アキュルナの核酸送達
技術を使って膠芽腫を狙って送達し、TUG1 の働きを抑制するという新薬候補の実⽤化に
向け、臨床試験に必要な製剤、薬効、安全性などに関する研究開発を⾏います。
本研究は、⽇本医療研究開発機構(AMED)の以下の事業に採択されています。アキュル
ナは名古屋⼤学⼤学院医学系研究科の近藤豊先⽣とともに、脳腫瘍をターゲットとした新
しい核酸医薬の開発に向けた研究を進めていきます。
【⽇本医療研究開発機構(AMED)⾰新的がん医療実⽤化研究事業】
領域 3-1 ⾰新的がん治療薬(医薬品)の実⽤化に向けた⾮臨床試験
(1 課題当たり年間上限 77,000 千円、原則 3 年度)
研究開発期間︓ 2020 年 4 ⽉-2023 年 3 ⽉
研究開発課題名︓膠芽腫に対するアンチセンス核酸治療薬の実⽤化に向けた⾮臨床研究
研究開発代表者︓名古屋⼤学 ⼤学院医学系研究科 近藤豊先⽣
尚、本件による 2021 年 3 ⽉期業績への影響はございませんが、次世代創薬として期
待される核酸医薬品領域において、新たな臨床開発品の獲得に向けた活動を推進してまい
ります。
以上