4547 キッセイ薬 2019-11-06 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算補足資料 [pdf]

                 証券コード:4547




決算補足資料
2020年3月期 第2四半期




   2019 年 11 月 6 日
目 次

【決算短信「経営成績に関する説明」より抜粋】              ……………… P 1

Ⅰ.連結損益計算書の推移                        ……………… P 2

Ⅱ.連結貸借対照表の推移                        ……………… P 4

Ⅲ.連結キャッシュ・フロー計算書の推移                 ……………… P 6

Ⅳ.配当の推移                             ……………… P 7

Ⅴ.主な医薬品の売上推移                        ……………… P 8

Ⅵ.新薬開発状況(自社)                        ……………… P 9

Ⅶ.新薬開発状況(導出)                        ……………… P 9




本資料記載の将来見通しは、既存の情報や様々な動向についてのキッセイ薬品による 2019 年 11 月時点での分析
に基づいています。実際の業績は、事業に及ぼすリスクや不確定な事柄により見通しと異なることがあります。
【決算短信「経営成績に関する説明」より抜粋】


・売上高(医薬品事業)の状況
  医薬品事業の売上高は、26,557百万円(前年同期比11.4%減)となりました。主力製品における積極的
 な医薬情報活動を推進いたしましたことなどにより、高リン血症治療薬「ピートルチュアブル錠」及び「ピートル顆粒分
 包」、過活動膀胱治療薬「ベオーバ錠」、糖尿病治療薬「グルベス配合錠」及び本年6月に新発売いたしました
 「グルベス配合OD錠」(剤形追加)などの売上が増加いたしました一方、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬
 「ユリーフ錠」及び「ユリーフOD錠」の後発品の発売による売上の減少などにより、減収となりました。また、本年6月
 にフェリング・ファーマ株式会社との間で、日本国内におけるコ・プロモーション契約を締結いたしました男性における夜
 間多尿による夜間頻尿治療薬「ミニリンメルトOD錠25µg、同OD錠50µg」は、9月に新発売され、両社にて医
 薬情報活動を実施しております。なお、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬シロドシン(一般名、日本製品名
 ユリーフ)は、アメリカでは特許満了に伴い後発品が発売されておりますが、欧州・中東・アフリカなどにおける技術導
 出先でありますレコルダッチ社(イタリア)では、当連結累計期間におきましても引き続き許諾地域内において製品
 育成を進めております。


・売上高(情報サービス事業)の状況
  情報サービス事業の売上高は、3,225百万円(前年同期比34.0%増)となりました。情報機器レンタルにお
 きまして増収となったことなどによります。


・売上高(その他の事業)の状況
  その他の事業の売上高は、1,765百万円(前年同期比46.0%減)となりました。物品販売業で増収となりま
 したものの、建設請負業におきまして減収となったことによります。


・利益の状況
  利益面では、研究開発費を主に販売費及び一般管理費が減少いたしました一方、減収及び売上原価率の上
 昇がありましたことなどにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は減益となりまし
 た。


・研究開発の状況
  昨年9月に当社との共同開発先でありますJCRファーマ株式会社より承認申請が行われました腎性貧血治療
 薬ダルベポエチン アルファ(一般名)のバイオ後続品JR-131(開発番号)につきましては、本年9月の製造販
 売承認を受け、当社では薬価基準収載後に製品名「ダルベポエチン アルファBS注JCR」にて販売を開始するため
 の準備を進めております。また、ライジェルファーマシューティカルズ社(アメリカ)との間で、日本・中国・韓国・台湾に
 おける独占的な開発権及び販売権取得に関する契約を締結いたしました慢性特発性血小板減少性紫斑病治
 療薬R788(開発番号、一般名:ホスタマチニブ)につきましては、この度、国内第Ⅲ相臨床試験を開始いたしま
 した。なお、脊髄小脳変性症治療薬KPS-0373(開発番号、一般名:ロバチレリン)につきましては、第Ⅲ相臨
 床試験を終了し、これまでの試験により得られた結果について重症度による部分集団解析などの詳細な検討を行
 うとともに、当局との協議を進めております。




                           -1-
Ⅰ.連結損益計算書の推移
                                                                                     (百万円)

                   決算期       2019年3月期                           2020年3月期

                          第2四半期                  第2四半期
                                      通期                     前同比        通期予想        前期比
項目                         累計                     累計

売上高                        35,665     72,297      31,548     △11.5%      62,000     △14.2%

  医薬品事業                    29,985     61,520      26,557     △11.4%      51,000     △17.1%

      医薬品                  25,003     50,958      20,764     △17.0%      40,700     △20.1%

      ヘルスケア食品               1,866       3,789      1,964        5.3%       4,000       5.6%

      その他*                  3,115       6,772      3,827       22.9%       6,300     △7.0%

  情報サービス事業                  2,407       5,532      3,225       34.0%       6,100      10.3%

  その他の事業                    3,271       5,244      1,765     △46.0%        4,900     △6.6%

             (売上高のうち輸出)     (3,305)   (6,153)      (3,333)     (0.9%)    (5,300)    (△13.9%)

売上原価                       13,507     26,731      12,850      △4.9%      27,500        2.9%
                 (原価率%)      (37.9)     (37.0)      (40.7)                 (44.4)

売上総利益                      22,157     45,566      18,698     △15.6%      34,500     △24.3%

販売費及び一般管理費                 17,905     39,363      16,364      △8.6%      33,000     △16.2%

  研究開発費                     6,302     15,711       5,059     △19.7%      10,600     △32.5%
                (売上高比%)      (17.7)     (21.7)      (16.0)                 (17.1)

営業利益                        4,252       6,202      2,334     △45.1%        1,500    △75.8%

営業外収益                         639       1,224        678        6.2%       1,400      14.4%

  受取利息及び配当金                   595       1,112        614        3.3%

  その他の収益                       44          111        63       45.0%

営業外費用                         198          257       155     △21.9%         200     △22.2%

  支払利息                         11          23         11        0.1%

  その他の費用                      186          233       143     △23.3%

経常利益                        4,693       7,169      2,857     △39.1%        2,700    △62.3%

特別利益                             1          4         28           -       1,650          -

特別損失                           51          53         16     △68.6%          50      △5.7%

税金等調整前四半期(当期)純利益            4,643       7,121      2,870     △38.2%        4,300    △39.6%

法人税、住民税及び事業税                  379       1,634        403        6.5%        400     △75.5%

法人税等調整額                       915        △47         286     △68.7%         950           -

非支配株主に帰属する
                               11          54         28      144.3%         50      △7.7%
四半期(当期)純利益
親会社株主に帰属する
                            3,337       5,481      2,150     △35.6%        2,900    △47.1%
四半期(当期)純利益

(包括利益)                     (10,944)   (8,903)      (5,782)   (△47.2%)

*:国内販売提携先供給額、技術料売上(導出テーマに係る契約金、マイルストン収入、ランニングロイヤルティ)、コ・プロモーションフィーの合計額




                                        -2-
              実績:
              医薬品事業:11.4%減収
               医薬品が減少。医薬品ではピートル、ベオーバ、グルベス、レクタブルなどが増加したものの、後発品の発売によるユリー
               フの減少などにより全体では減少。一方、国内販売提携先への供給額は増加。
              情報サービス事業:34.0%増収
               情報機器レンタルが増収。
              その他の事業:46.0%減収
               物品販売業が増収、建設請負業が減収。

売上高           予想:
              医薬品事業:17.1%減収
               医薬品では、引き続きピートル、ベオーバ、グルベス、レクタブルなどの育成を図るものの、ユリーフの減少や薬価改定の
               影響、輸出の減少などにより減収の見込み。
               ヘルスケア食品は増加、その他は技術料売上、国内販売提携先への供給額がともに減少。
              情報サービス事業:10.3%増収
               情報機器レンタルが増収の見込み。
              その他の事業:6.6%減収
               物品販売業が増収、建設請負業が減収の見込み。


              実績:売上原価率は2.8ポイント上昇
               医薬品事業の売上原価率は製品構成の変化などにより上昇。一方、情報サービス事業・その他の事業では事業構
               成の変化などにより低下。

売上原価
              予想:売上原価率は7.4ポイント上昇
               医薬品事業の売上原価率は製品構成の変化、薬価改定の影響などにより上昇を見込む。一方、情報サービス事
               業・その他の事業では事業構成の変化などにより低下を見込む。


              実績:前同比8.6%減少
               販売費、一般管理費、研究開発費の全てで減少。研究開発費の減少は、前払費用(前払研究費)への振替え
               分の増加などによる。

販売費及び一般管理費
              予想:前期比16.2%減少
               販売費、一般管理費、研究開発費の全てで減少の見通し。研究開発費の減少は、前年度に計上した新規導入テ
               ーマの契約一時金の反動などによる。


              実績:前年同期、今期ともに有価証券評価損を計上。

営業外損益
              予想:特別なものは見込んでいない。


              実績:前年同期は減損損失を計上、当期は固定資産売却益、同処分損を計上。

特別損益
              予想:特別利益として投資有価証券売却益の計上を見込む。



【その他項目(連結)】                                                                       (百万円)

        決算期         2019年3月期                                 2020年3月期

               第2四半期                          第2四半期
                                  通期                       前同比        通期予想        前期比
項目              累計                             累計

減価償却費               1,256          2,607           1,234   △1.7%          2,600   △0.3%
設備投資額                 564          1,177             408   △27.7%           900   △23.5%
主要内容          生産設備等         生産設備等            生産設備等                  生産設備等
                      117              442           78                     230
              その他           その他              その他                    その他
                      447              735           330                    670
期末従業員数(人)           1,936          1,907           1,923     △13             -          -



                                         -3-
Ⅱ.連結貸借対照表の推移
                                                                                (百万円)

                         決算期            2019年3月期
                                                                2020年3月期        増減
                                                                 第2四半期        (対前期末)
項目                              第2四半期              期末

     流動資産                              98,780        95,782          98,106      2,323

      現金及び預金                           29,646        26,325          35,864      9,538

      受取手形及び売掛金                        26,413        26,963          19,391     △7,571

      特定金銭信託及び有価証券                     26,936        26,651          26,478      △172

      棚卸資産                             14,213        13,965          13,965            0

      その他の流動資産                          1,570           1,877         2,406        528

資    固定資産                          123,478          117,739         122,803      5,063

      有形固定資産                           25,861        25,503          25,007      △496

産     無形固定資産                            1,605           1,519         1,475       △43

      投資その他の資産                         96,011        90,716          96,319      5,603

       投資有価証券                          92,162        86,958          92,313      5,355

       長期前払費用                           2,107           1,999         2,321        322

       繰延税金資産                            600             644           590        △53

       その他の投資等                          1,190           1,165         1,135       △30

       貸倒引当金                             △50             △50           △42             8

             資産合計                  222,258          213,522         220,909      7,387



現金及び預金               ・利益による増加があったことに加え、前期末の金融機関休日による売掛金未決済の反動


受取手形及び売掛金            ・前期末の金融機関休日による売掛金未決済の反動


特定金銭信託及び有価証券         ・時価評価による評価損の計上による減少


棚卸資産                 ・医薬品事業における原材料の減少、その他の事業における未成工事支出金の増加


その他の流動資産             ・医薬品事業における前払費用の増加、その他の事業における未収入金の減少


有形固定資産               ・主として、減価償却による減少


無形固定資産               ・主として、減価償却による減少


投資有価証券               ・主として、時価評価による含み益の増加


長期前払費用               ・減価償却による減少の一方で、新規取得資産の計上による増加




                                   -4-
                                                                                  (百万円)

                            決算期           2019年3月期
                                                                  2020年3月期        増減
                                                                   第2四半期        (対前期末)
項目                                 第2四半期             期末

     負債合計                                36,342        30,814          33,587      2,772

      流動負債                               15,160        13,801          14,888      1,087

        支払手形及び買掛金                         4,649           4,347         3,909      △438

        短期借入金                             1,750           1,764         1,754       △10

負       未払法人税等                              747            465           649        183

        その他の流動負債                          8,013           7,223         8,575      1,351

債     固定負債                               21,182        17,013          18,698      1,685

        長期借入金                             1,886           1,930         1,922        △8

        繰延税金負債                           14,104        11,388          13,268      1,879

        退職給付に係る負債                         4,357           2,750         2,606      △144

        その他の固定負債                            833            942           901        △40

     純資産合計                              185,916       182,707         187,322      4,614

      株主資本                              142,025       143,001         143,984       983

        資本金                              24,356        24,356          24,356         -
純
        資本剰余金                            24,226        24,226          24,226            0
資
        利益剰余金                           105,050       106,026         107,009       982
産
        自己株式                            △11,607      △11,607         △11,607             0

      その他の包括利益累計額                        43,486        39,261          42,858      3,596

      非支配株主持分                               404            444           478         34

            負債及び純資産合計                   222,258       213,522         220,909      7,387



支払手形及び買掛金               ・医薬品事業における買掛金(原材料仕入)の減少、情報サービス事業における買掛債務の増加

未払法人税等                  ・所得減に伴う減少の一方、納税額の多寡に伴う増加

その他の流動負債                ・医薬品事業における未払金の増加、その他の事業における未成工事受入金の増加

繰延税金負債                  ・投資有価証券の含み益増加に伴う増加

退職給付に係る負債               ・年金資産の増加による減少

利益剰余金                   ・期中配当金支払い△1,167、親会社株主に帰属する当期純利益+2,150

その他の包括利益累計額             ・投資有価証券の含み益増加に伴う評価差額金の増加、退職給付に係る調整累計額の増加




                                        -5-
Ⅲ.連結キャッシュ・フロー計算書の推移
                                                                       (百万円)

                        決算期     2019年3月期         2020年3月期
                                                                 増 減
項目                              第2四半期累計          第2四半期累計

営業活動によるキャッシュ・フロー                         7,904         11,989          4,084

投資活動によるキャッシュ・フロー                      △1,467          △1,238             228

財務活動によるキャッシュ・フロー                      △1,160          △1,205            △44

現金及び現金同等物に係る換算差額                            2               △1           △3

現金及び現金同等物の増減額                            5,279          9,544          4,264

現金及び現金同等物の期首残高                         47,360          49,315          1,954

現金及び現金同等物の期末残高                         52,640          58,859          6,218



主な増減要因(前年同期比)

1.営業活動によるキャッシュ・フロー:増加

     営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前四半期純利益の減少、たな卸資産の増加など資金減少要因がありましたが、売上債権、法人

     税等の支払額の減少などが資金増加要因となり、前年同期に比べ4,084百万円増の11,989百万円となりました。



2.投資活動によるキャッシュ・フロー:増加(支出減)

     投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出、長期前払費用の取得による支出の減少などにより、前年同期に比べ228百

     万円支出減の1,238百万円の支出となりました。



3.財務活動によるキャッシュ・フロー:減少(支出増)

     財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ44百万円支出増の1,205百万円の支出となりました。




                                   -6-
Ⅳ.配当の推移
                                                            (円)

             決算期    2017年       2018年      2019年    2020年
項目                  3月期         3月期        3月期     3月期予想

中間配当                  23            24      25       26

年間配当                  46            48      50       52


(参考)                                                      (百万円)

自己株式の取得              1,647       4,462      -        -
          (取得株式数)   (610千株)    (1,600千株)    -        -
自己株式の消却               -          5,695      -        -
          (消却株式数)     -        (2,500千株)    -        -




                              -7-
Ⅴ.主な医薬品の売上推移
                                                                                      (百万円)

               決算期                2019年3月期                          2020年3月期
                      2018年
                      3月期       第2四半期                   第2四半期
                                            通期                    前同比      通期予想      前期比
製品名                              累計                      累計

排尿障害改善薬
 ユリーフ                  17,235     8,787     17,810        3,540   △59.7%    6,200    △65.2%

過活動膀胱治療薬
 ベオーバ                      -         -           706       485        -     2,100    197.1%

高リン血症治療薬
 ピートル                   4,274     2,310         4,801     2,925    26.6%    6,300     31.2%

腎性貧血治療薬
 エポエチンアルファBS注JCR        6,093     3,000         6,015     3,073     2.4%    5,000    △16.9%

腎性貧血治療薬
 ダルベポエチン アルファBS注JCR        -         -             -         -        -        500       -

糖尿病治療薬
 グルベス                   4,477     2,213         4,428     2,350     6.2%    4,800      8.4%

糖尿病治療薬
 グルファスト                 2,762      893          1,678      752    △15.8%    1,300    △22.5%

口腔乾燥症状改善薬
 サラジェン                  1,561      814          1,617      828      1.7%    1,600    △1.1%

潰瘍性大腸炎治療薬
 レクタブル                   228       288           663       381     32.1%    1,000     50.7%

高脂血症治療薬
 ベザトール                  2,564      898          1,709      748    △16.7%    1,420    △16.9%




                                          -8-
Ⅵ.新薬開発状況(自社)
                                                                                  (2019年11月現在)

            製品名/
開発段階        開発番号              開発区分            予定適応症                主な作用等             備   考
            (一般名)

        ダルベポエチン アルファ 導入品/JCRファーマ                                                 ダルベポエチン アルファ
承認取得                                       腎性貧血                赤血球増加作用
        BS注JCR       共同開発                                                        バイオ後続品
        KPS-0373                                               甲状腺刺激ホルモン放出       第Ⅲ相臨床試験終了
                        導入品/塩野義製薬          脊髄小脳変性症
        (ロバチレリン)                                               ホルモン(TRH)作用       PMDAと協議中
        AJM300          導入品/EAファーマ
                                           潰瘍性大腸炎              α4インテグリン阻害作用
        (カロテグラストメチル)    共同開発
第Ⅲ相                     導入品/ビフォー・フレゼニ
        CCX168                             顕微鏡的多発血管炎、
                        ウス・メディカル・ケア・                  補体C5a受容体阻害作用
        (アバコパン)                            多発血管炎性肉芽腫症
                        リーナル・ファーマ(スイス)

        R788            導入品/ライジェルファーマ 慢性特発性血小板
                                                               チロシンキナーゼ阻害作用
        (ホスタマチニブ)       シューティカルズ(アメリカ) 減少性紫斑病
        KLH-2109
                        創製品                子宮内膜症               GnRHアンタゴニスト
        (リンザゴリクス)
        MR13A9          導入品/丸石製薬           透析患者における
第Ⅱ相                                                            κオピオイド受容体刺激作用
        (ジフェリケファリン)     共同開発               そう痒症

        KDT-3594        創製品                パーキンソン病             ドパミン受容体刺激作用

                        導入品/ワイズ・エー・シー、
                                                               抗CD26ヒト化モノクローナル
第Ⅰ/Ⅱ相   YS110           東京大学、日本医療研究 悪性中皮腫
                                                               抗体
                        開発機構(AMED)

※ 前回公表時(2019年7月)からの変更点:①ダルベポエチン アルファBS注JCR … 承認申請中 → 承認取得
                       ②ホスタマチニブ … 第Ⅲ相(新規掲載)




Ⅶ.新薬開発状況(導出)
                                                                                  (2019年11月現在)

            開発番号/
開発段階                        提携企業                  権利地域             予定適応症           主な作用等
            一般名

        ミチグリニド                                                                速効・短時間型
                                         アセアン*1                  2型糖尿病
        (mitiglinide)                                                         インスリン分泌促進作用
承認申請中                   エーザイ(日本)
        シロドシン                                             *2     前立腺肥大症に      α1Aアドレナリン受容体
                                         アセアン、インド、スリランカ
        (silodosin)                                              伴う排尿障害       拮抗作用
        KLH-2109                         日本、一部のアジアを除く
                        オブシーバ(スイス)                               子宮筋腫         GnRHアンタゴニスト
        (linzagolix)                     全世界
 第Ⅲ相
        KLH-2109                         日本、一部のアジアを除く
                        オブシーバ(スイス)                               子宮内膜症        GnRHアンタゴニスト
        (linzagolix)                     全世界
        ベドラドリン                                                                β2アドレナリン受容体
 第Ⅱ相                    メディシノバ(アメリカ)     日本を除く全世界                喘息の急性発作
        (bedoradrine)                                                         刺激作用

※ 前回公表時(2019年7月)からの変更点:なし

*1:発売:タイ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、承認:ラオス、申請中:ベトナム
*2:発売:タイ、インド、インドネシア、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、マレーシア、申請中:アセアン2ヵ国




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