4547 キッセイ薬 2019-05-08 15:00:00
2019年3月期 決算補足資料 [pdf]
証券コード︓4547
決算補足資料
2019年3月期 通期決算
2019 年5月 8 日
目 次
【決算短信「当期の経営成績の概況」より抜粋】 ……………… P 1
Ⅰ.連結損益計算書の推移 ……………… P 2
Ⅱ.連結貸借対照表の推移 ……………… P 4
Ⅲ.連結キャッシュ・フロー計算書の推移 ……………… P 6
Ⅳ.配当の推移 ……………… P 7
Ⅴ.主な医薬品の売上推移 ……………… P 8
Ⅵ.新薬開発状況(自社) ……………… P 9
Ⅶ.新薬開発状況(導出) ……………… P 9
本資料記載の将来⾒通しは、既存の情報や様々な動向についてのキッセイ薬品による 2019 年5月時点での分析に
基づいています。実際の業績は、事業に及ぼすリスクや不確定な事柄により⾒通しと異なることがあります。
【決算短信「当期の経営成績の概況」より抜粋】
・売上高(医薬品事業)の状況
医薬品事業の売上高は、615億2千万円(前連結会計年度⽐3.7%減)となりました。昨年12月に前⽴
腺肥⼤症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ錠」及び「ユリーフOD錠」の特許が満了いたしましたが、主⼒製品におけ
る積極的な医薬情報活動を推進いたしましたことなどにより、ユリーフ錠及びユリーフOD錠、高リン⾎症治療薬「ピ
ートルチュアブル錠」、潰瘍性⼤腸炎治療薬「レクタブル2mg注腸フォーム14回」などの売上が増加いたしました。
⼀⽅、昨年4月に実施されました薬価改定の影響や技術料売上が減少いたしましたことなどにより、全体では減収
となりました。なお、杏林製薬株式会社と共同開発を⾏いました過活動膀胱治療薬「ベオーバ錠」、当社が開発を
⾏いました高リン⾎症治療薬「ピートル顆粒分包」(剤形追加)をそれぞれ昨年11月に新発売いたしました。ま
た、前⽴腺肥⼤症に伴う排尿障害改善薬シロドシン(⼀般名、日本製品名ユリーフ)は、アメリカでは特許満了
に伴い後発品が発売となりましたが、欧州・中東・アフリカなどにおける技術導出先でありますレコルダッチ社(イタリ
ア)では、当連結会計年度におきましても引き続き許諾地域内において製品育成を進めております。
なお、昨年8月に、当社の許諾に基づき第⼀三共エスファ株式会社が製造販売承認を取得いたしましたユリー
フ錠及びユリーフOD錠のオーソライズド・ジェネリック(以下、ユリーフAG)は同年12月に薬価基準収載となりまし
た。ユリーフAGは、当社が製造し、第⼀三共エスファ株式会社より本年3月に発売されております。
・売上高(その他の事業)の状況
その他の事業の売上高は、107億7千7百万円(前連結会計年度⽐6.5%増)となりました。情報サービス
業、物品販売業、建設請負業のそれぞれにおきまして増収となりました。
・利益の状況
利益⾯では、減収及び売上原価率の上昇に加え、研究開発費を主に販売費及び⼀般管理費が増加いたしま
したことなどにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。
・研究開発の状況
昨年9月に、持続型⾚⾎球造⾎刺激因⼦製剤ダルベポエチンアルファ(⼀般名)のバイオ後続品JR-131
(開発番号)について当社との共同開発先でありますJCRファーマ株式会社より承認申請が⾏われました。昨年
10月には、ライジェルファーマシューティカルズ社(アメリカ)との間で低分⼦チロシンキナーゼ阻害剤R788(開発
番号、⼀般名︓ホスタマチニブ)につきまして、日本・中国・韓国・台湾における独占的な開発権及び販売権取得
に関する契約を締結いたしました。また、糖尿病治療薬「グルベス配合錠」の剤形追加(⼝腔内崩壊錠)につき
ましては、本年2月に製造販売承認を取得いたしましたことから、薬価基準収載後の発売を予定しております。な
お、脊髄⼩脳変性症治療薬KPS-0373(開発番号、⼀般名︓ロバチレリン)につきましては、第Ⅲ相臨床試験
において、主要評価項目である運動失調を評価するSARA合計スコアの変化量について、プラセボと⽐べて統計学
的に有意な改善が認められなかったことから、現在、これまでの試験により得られた結果について重症度による部分
集団解析などの詳細な検討を⾏っております。
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Ⅰ.連結損益計算書の推移
(百万円)
決算期 2019年3月期 2020年3月期予想
2018年
3月期
項目 予想*1 実績 前期⽐ 通期 前期⽐ うち上期
売上高 74,009 72,700 72,297 △2.3% 61,400 △15.1% 31,200
キッセイ薬品 63,891 62,000 61,520 △3.7% 51,000 △17.1% 27,000
医薬品 53,340 51,400 50,958 △4.5% 41,000 △19.5% 21,400
ヘルスケア食品 3,796 3,900 3,789 △0.2% 4,000 5.6% 2,000
その他*2 6,755 6,700 6,772 0.2% 6,000 △11.4% 3,600
その他の事業 10,118 10,700 10,777 6.5% 10,400 △3.5% 4,200
(売上高のうち輸出) (8,343) (6,520) (6,153) (△26.2 %) (5,400) (△12.2 %) (3,000)
売上原価 25,889 26,800 26,731 3.3% 26,500 △0.9% 12,300
(原価率%) (35.0) (36.9) (37.0) (43.2) (39.4)
売上総利益 48,120 45,900 45,566 △5.3% 34,900 △23.4% 18,900
販売費及び⼀般管理費 38,232 39,500 39,363 3.0% 33,900 △13.9% 17,100
研究開発費 14,179 16,000 15,711 10.8% 11,000 △30.0% 5,800
(売上高⽐%) (19.2) (22.0) (21.7) (17.9) (18.6)
営業利益 9,887 6,400 6,202 △37.3% 1,000 △83.9% 1,800
営業外収益 1,558 1,300 1,224 △21.5% 1,300 6.2% 650
受取利息及び配当⾦ 1,081 1,112 2.9%
その他の収益 477 111 △76.6%
営業外費用 32 300 257 689.6% 100 △61.1% 50
⽀払利息 23 23 △1.1%
その他の費用 8 233 -
経常利益 11,414 7,400 7,169 △37.2% 2,200 △69.3% 2,400
特別利益 320 10 4 △98.4% 1,800 - -
特別損失 37 60 53 42.8% - - -
税⾦等調整前当期純利益 11,697 7,350 7,121 △39.1% 4,000 △43.8% 2,400
法⼈税、住⺠税及び事業税 3,223 2,000 1,634 △49.3% 420 △74.3% 200
法⼈税等調整額 △624 △250 △47 △92.3% 840 - 480
非⽀配株主に帰属する
52 100 54 2.2% 40 △25.9% 20
当期純利益
親会社株主に帰属する
9,045 5,500 5,481 △39.4% 2,700 △50.7% 1,700
当期純利益
(包括利益) (25,044) (8,903) (△64.4%)
*1︓2019年3月期第2四半期決算発表時に公表した予想数値
*2︓国内販売提携先供給額、技術料売上(導出テーマに係る契約⾦、マイルストン収⼊、ランニングロイヤルティ)の合計額
-2-
実績︓
キッセイ薬品︓3.7%減収
医薬品、ヘルスケア食品が減少。医薬品ではユリーフ、ピートル、レクタブルに加え、昨年11月に新発売したベオー
バなどが増加したものの、薬価改定の影響や輸出売上の減少などにより全体では減少。その他では、国内販売提
携先供給額が増加、技術料売上が減少。
その他 の事 業 ︓6.5%増 収
情報サービス業、物品販売業、建設請負業ともに増収
売上高
予想︓
キッセイ薬品︓17.1%減収
医薬品では、引き続きピートル、ベオーバ、グルベス、レクタブルなどの育成を図るものの、後発品の発売に伴うユリー
フの売上減少などにより減収の⾒込み。
ヘルスケア食品は増加、その他は国内販売提携先供給額、技術料売上ともに減少の⾒込み。
その他の事業︓3.5%減収
情報サービス業、物品販売業、建設請負業ともに減収の⾒込み。
実績︓売上原価率は2.0ポイント上昇
薬価改定の影響などによりキッセイ薬品の売上原価率が上昇。
売上原価
予想︓売上原価率は6.2ポイント上昇
キッセイ薬品の売上原価率は製品構成の変動や薬価改定の影響などにより上昇を⾒込む。その他の事業でも事
業構成の変動などにより上昇を⾒込む。
実績︓前期⽐3.0%増加
販売費と⼀般管理費が減少の⼀⽅、研究開発費が増加。研究開発費の増加は、新規導⼊テーマの契約⼀時
⾦の計上などによる。
販売費及び⼀般管理費
予想︓前期⽐13.9%減少
販売費、⼀般管理費、研究開発費の全てで減少の⾒通し。研究開発費減少は、前年度に計上した新規導⼊テ
ーマの契約⼀時⾦の反動などによる。
実績︓有価証券評価損を計上したことに加え、為替差損が発生。
営業外損益
予想︓特別なものは⾒込んでいない。
実績︓減損損失などを計上。
特別損益
予想︓特別利益として投資有価証券売却益の計上を⾒込む。
【その他項目(連結)】 (百万円)
決算期 2018年 2019年3月期 2020年3月期予想
項目 3月期 予想 *
実績 前期⽐ 通期 前期⽐ うち上期
減価償却費 2,492 2,600 2,607 4.6% 2,700 3.6% 1,300
設備投資額 1,989 1,200 1,177 △40.8% 830 △29.5% 400
主要内容 生産設備等 生産設備等 生産設備等 生産設備等 生産設備等
613 500 442 250 120
その他 その他 その他 その他 その他
1,375 700 735 580 280
期末従業員数(⼈) 1,903 - 1,907 4 - - -
*︓2019年3月期第2四半期決算発表時に公表した予想数値
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Ⅱ.連結貸借対照表の推移
(百万円)
決算期 2018年 2019年
増減
項目 3月期 3月期
流動資産 98,163 95,782 △2,380
現⾦及び預⾦ 24,371 26,325 1,954
受取⼿形及び売掛⾦ 28,873 26,963 △1,910
特定⾦銭信託及び有価証券 27,059 26,651 △407
棚卸資産 15,933 13,965 △1,968
その他の流動資産 1,925 1,877 △48
資 固定資産 112,658 117,739 5,081
有形固定資産 26,396 25,503 △893
産 無形固定資産 1,716 1,519 △196
投資その他の資産 84,545 90,716 6,171
投資有価証券 81,194 86,958 5,763
⻑期前払費用 1,608 1,999 390
繰延税⾦資産 670 644 △26
その他の投資等 1,125 1,165 40
貸倒引当⾦ △54 △50 3
資産合計 210,821 213,522 2,701
現⾦及び預⾦ ・利益による増加
受取⼿形及び売掛⾦ ・医薬品事業における減収に伴う売掛債権の減少
特定⾦銭信託及び有価証券 ・時価評価による評価損の計上による減少
棚卸資産 ・医薬品事業における原材料の減少、その他の事業における未成⼯事⽀出⾦の減少
有形固定資産 ・減価償却による減少、売却などによる土地の減少
無形固定資産 ・減価償却による減少
投資有価証券 ・時価評価による含み益の増加
⻑期前払費用 ・減価償却による減少の⼀⽅で、新規取得資産の計上による増加
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(百万円)
決算期 2018年 2019年
増減
項目 3月期 3月期
負債合計 34,728 30,814 △3,913
流動負債 17,448 13,801 △3,646
⽀払⼿形及び買掛⾦ 4,894 4,347 △546
短期借⼊⾦ 1,757 1,764 7
未払法⼈税等 2,375 465 △1,909
負
その他の流動負債 8,420 7,223 △1,197
債 固定負債 17,280 17,013 △267
⻑期借⼊⾦ 1,876 1,930 53
退職給付に係る負債 4,623 2,750 △1,873
繰延税⾦負債 9,935 11,388 1,453
その他の固定負債 843 942 98
純資産合計 176,092 182,707 6,614
株主資本 139,809 143,001 3,191
資本⾦ 24,356 24,356 -
純
資本剰余⾦ 24,226 24,226 -
資
利益剰余⾦ 102,834 106,026 3,192
産
自己株式 △11,607 △11,607 △0
その他の包括利益累計額 35,892 39,261 3,369
非⽀配株主持分 390 444 53
負債及び純資産合計 210,821 213,522 2,701
⽀払⼿形及び買掛⾦ ・医薬品事業、その他の事業における買掛債務の減少
未払法⼈税等 ・所得減に伴う減少
その他の流動負債 ・その他の事業における未成⼯事受⼊⾦の減少
退職給付に係る負債 ・退職給付信託の設定による退職給付債務の減少
繰延税⾦負債 ・投資有価証券の含み益増加に伴う増加
利益剰余⾦ ・期中配当⾦⽀払い△2,289、親会社株主に帰属する当期純利益+5,481
その他の包括利益累計額 ・投資有価証券の含み益増加に伴う評価差額⾦の増加、退職給付に係る調整累計額の減少
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Ⅲ.連結キャッシュ・フロー計算書の推移
(百万円)
決算期 2018年 2019年
増 減
項目 3月期 3月期
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,845 6,346 △2,499
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,959 △2,087 872
財務活動によるキャッシュ・フロー △6,621 △2,306 4,315
現⾦及び現⾦同等物に係る換算差額 △2 1 3
現⾦及び現⾦同等物の増減額 △737 1,954 2,692
現⾦及び現⾦同等物の期⾸残高 48,098 47,360 △737
現⾦及び現⾦同等物の期末残高 47,360 49,315 1,954
主な増減要因(前期⽐)
1.営業活動によるキャッシュ・フロー︓減少
営業活動の結果得られた資⾦は、売上債権の減少、たな卸資産の減少など資⾦の増加要因がありましたが、税⾦等調整前当期純利益の減少、
退職給付に係る負債の減少などが資⾦の減少要因となり、前連結会計年度に⽐べ24億9千9百万円減の63億4千6百万円となりました。
2.投資活動によるキャッシュ・フロー︓増加(⽀出減)
投資活動の結果使用した資⾦は、投資有価証券の売却による収⼊の減少がありましたが、投資有価証券の取得による⽀出の減少、有形固定資
産の取得による⽀出の減少などにより、前連結会計年度に⽐べ8億7千2百万円⽀出減の20億8千7百万円の⽀出となりました。
3.財務活動によるキャッシュ・フロー︓増加(⽀出減)
財務活動の結果使用した資⾦は、前連結会計年度に⽐べ43億1千5百万円⽀出減の23億6百万円の⽀出となりました。主な要因は、自己
株式の取得による⽀出の減少です。
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Ⅳ.配当の推移
(円)
決算期 2017年 2018年 2019年 2020年
項目 3月期 3月期 3月期 3月期予想
中間配当 23 24 25 26
年間配当 46 48 50 52
(参考) (百万円)
自己株式の取得 1,647 4,462 - -
(取得株式数) (610千株) (1,600千株) - -
自己株式の消却 - 5,695 - -
(消却株式数) - (2,500千株) - -
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Ⅴ.主な医薬品の売上推移
(百万円)
決算期 2018年 2019年3月期 2020年3月期予想
製品名 3月期実績 予想 *
実績 前期⽐ 通期 前期⽐ うち上期
排尿障害改善薬
ユリーフ 17,235 17,700 17,810 3.3% 6,200 △65.2% 3,800
過活動膀胱治療薬
ベオーバ - 700 706 - 2,100 197.5% 800
高リン⾎症治療薬
ピートル 4,274 5,500 4,801 12.3% 6,700 39.6% 3,300
腎性貧⾎治療薬
エポエチンアルファBS注JCR 6,093 5,800 6,015 △1.3% 5,000 △16.9% 3,000
糖尿病治療薬
グルベス 4,477 4,600 4,428 △1.1% 4,700 6.1% 2,300
糖尿病治療薬
グルファスト 2,762 1,650 1,678 △39.3% 1,300 △22.5% 700
⼝腔乾燥症状改善薬
サラジェン 1,561 1,650 1,617 3.6% 1,570 △2.9% 800
潰瘍性⼤腸炎治療薬
レクタブル 228 700 663 190.1% 1,170 76.5% 530
高脂⾎症治療薬
ベザトール 2,564 1,750 1,709 △33.4% 1,420 △16.9% 750
*︓2019年3月期第2四半期決算発表時に公表した予想数値
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Ⅵ.新薬開発状況(自社)
(2019年5月現在)
製品名/
開発段階 開発番号 開発区分 予定適応症 主な作用等 備 考
(⼀般名)
速効・短時間型インスリン ミチグリニド・ボグリボース
承認取得 グルベス® 自社開発 2型糖尿病 分泌促進作用+ 配合剤
α-グルコシダーゼ阻害作用 剤形追加(OD錠)
導⼊品/JCRファーマ ダルベポエチンアルファ
承認申請中 JR-131 腎性貧⾎ ⾚⾎球増加作用
共同開発 バイオ後続品
KPS-0373 甲状腺刺激ホルモン放出 第Ⅲ相検証試験等の
導⼊品/塩野義製薬 脊髄⼩脳変性症
(ロバチレリン) ホルモン(TRH)作用 データを解析中
AJM300 導⼊品/EAファーマ
潰瘍性⼤腸炎 α4インテグリン阻害作用
第Ⅲ相 (カロテグラストメチル) 共同開発
導⼊品/ビフォー・フレゼニ
CCX168 顕微鏡的多発⾎管炎、
ウス・メディカル・ケア・ 補体C5a受容体阻害作用
(アバコパン) 多発⾎管炎性肉芽腫症
リーナル・ファーマ(スイス)
KLH-2109
創製品 ⼦宮内膜症 GnRHアンタゴニスト
(リンザゴリクス)
MR13A9 導⼊品/丸石製薬 透析患者における
第Ⅱ相 κオピオイド受容体刺激作用
(ジフェリケファリン) 共同開発 そう痒症
KDT-3594 創製品 パーキンソン病 ドパミン受容体刺激作用
導⼊品/ワイズ・エー・シー、
抗CD26ヒト化モノクローナル
第Ⅰ/Ⅱ相 YS110 東京⼤学、日本医療研究 悪性中皮腫
抗体
開発機構(AMED)
※ 前回公表時(2019年2月)からの変更点︓グルべスⓇ (剤形追加) … 承認申請中 → 承認取得
Ⅶ.新薬開発状況(導出)
(2019年5月現在)
開発番号/
開発段階 提携企業 権利地域 予定適応症 主な作用等
⼀般名
ミチグリニド 速効・短時間型
アセアン*1 2型糖尿病
(mitiglinide) インスリン分泌促進作用
承認申請中 エーザイ(日本)
シロドシン *2 前⽴腺肥⼤症に α1Aアドレナリン受容体
アセアン、インド、スリランカ
(silodosin) 伴う排尿障害 拮抗作用
KLH-2109 日本、⼀部のアジアを除く
第Ⅲ相 オブシーバ(スイス) ⼦宮筋腫 GnRHアンタゴニスト
(linzagolix) 全世界
ベドラドリン β2アドレナリン受容体
メディシノバ(アメリカ) 日本を除く全世界 喘息の急性発作
(bedoradrine) 刺激作用
第Ⅱ相
KLH-2109 日本、⼀部のアジアを除く
オブシーバ(スイス) ⼦宮内膜症 GnRHアンタゴニスト
(linzagolix) 全世界
※ 前回公表時(2019年2月)からの変更点︓なし
*1︓発売︓タイ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、承認︓ラオス、申請中︓ベトナム
*2︓発売︓タイ、インド、インドネシア、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、マレーシア、申請中︓アセアン2ヵ国
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