4507 塩野義薬 2019-07-29 13:00:00
2019年度 第1四半期決算 Conference Call [pdf]
2019年度 第1四半期決算
Conference Call
2019年7月29日
本日のアジェンダ
1. 第1四半期決算の概要(P.3-10)
2. 第1四半期の取り組みと成果(P.11-15)
Appendix
- 国内医療用医薬品 売上高対前年比較 -(P.17)
- 財政状態(連結)-(P.18)
- 2019年度第1四半期の主な成果 -(P.19, 20)
- 2019年度の開発品の予定 -(P.21-23)
- パイプラインの状況 -(P.24, 25)
- 製品上市ターゲット -(P.26)
- 新製品の定義 -(P.27)
- ViiV社学会発表資料 - (P.28-33)
- シオノギファーマ - (P.34)
2
1. 第1四半期決算の概要
2019年度 第1四半期決算
1. 第1四半期決算の概要
2. 第1四半期の取り組みと成果
3
連結経営成績
(単位:億円)
2019年度 2018年度 対前年同期
通期 上期 4-6月 対上期 4-6月
UP率 増減額
予想 予想 実績 進捗率 実績
売 上 高 3,655 1,590 792 49.8% 885 △10.5% △93
営 業 利 益 1,470 520 290 55.7% 276 4.7% 13
経 常 利 益 1,705 630 324 51.4% 379 △14.6% △55
1,330 490 244 49.8% 319 △23.4%
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
△75
四半期純利益
為替レート 2019年度 2019年度
• 売上高および各利益項目は、 (期中平均) 前提 4-6月実績
上期予想に対して順調に進捗 ド ル 110.0円 109.91円
• 営業利益:前年同期に対し増益 ポンド 145.0円 141.18円
で着地 ユーロ 130.0円 123.50円
4
損益計算書
(単位:億円)
2019年度 2018年度 対前年同期
通期 上期 4-6月 対上期 4-6月 UP率
増減額
予想 予想 実績 進捗率 (%) 実績 (%)
売 上 高 3,655 1,590 792 49.8 885 △10.5 △93
14.6 16.0 16.1 13.5
売 上 原 価 535 255 127 49.9 119 6.9 8
売 上 総 利 益 3,120 1,335 665 49.8 766 △13.2 △101
販 売 費 ・ 45.1 51.3 47.4 55.3
一 般 管 理 費 1,650 815 375 46.1 490 △23.3 △114
31.6 35.5 32.4 27.4
販 売 費 ・ 管 理 費 1,155 564 257 45.5 243 5.8 14
13.5 15.8 15.0 27.9
研 究 開 発 費 計 495 251 119 47.3 247 △51.9 △128
研 究 開 発 費 * 495 251 119 47.3 137 △13.2 △18
戦 略 的 事 業 投 資 - - - - 110 - △110
40.2 32.7 36.6 31.2
営 業 利 益 1,470 520 290 55.7 276 4.7 13
営 業 外 損 益 235 110 34 31.3 103 △66.6 △69
46.6 39.6 40.9 42.9
経 常 利 益 1,705 630 324 51.4 379 △14.6 △55
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
四 半 期 純 利 益 1,330 490 244 49.8 319 △23.4 △75
* 従来の研究開発費、全体の研究開発費から戦略的事業投資費用を除いた費用 5
前年比較および増減要因(損益計算書)
• 対前年同期比較 (単位:億円)
売上高 △93
売上原価 +8 主な増減要因(対前年同期)
• 売上高
売上総利益 △101 - 2018年度:ゾフルーザ®に関するRoche社からの収入*
販売費・管理費 +14 • 売上原価
- 医薬品の売上拡大
研究開発費 △128 • 販売費・一般管理費
- 販売費・管理費
営業利益 +13 › 医薬品の売上拡大に伴う費用増
- 研究開発費
› 2018年度:戦略的事業投資(110億円)
営業外損益 △69
• 営業外損益
経常利益 △55 - 2018年度:ViiV社から臨時配当金受領
- 為替変動の影響
特別損益 △27 • 特別損益
- 2018年度:C&O社の南京旧工場の売却益
四半期純利益 △75
減益要因 増益要因
* Roche社からのマイルストン、研究開発の成果に対する報酬
6
事業別売上高
(単位:億円)
2019年度 2018年度 対前年同期
対上期
通期 上期 4-6月 4-6月 UP率
進捗率 増減額
予想 予想 実績 実績 (%)
(%)
国 内 医 療 用 医 薬 品 1,441 537 267 49.7 254 5.0 13
海 外 子 会 社 / 輸 出 314 160 106 66.0 99 7.4 7
シオノギ Inc. 99 63 52 83.3 61 △14.0 △9
Mulpleta® 10 2.5 1.5 61.2 -* - 2
C&O 146 68 38 55.2 23 61.1 14
製 造 受 託 143 91 24 27.0 28 △12.1 △3
一 般 用 医 薬 品 97 46 21 44.5 16 29.4 5
ロ イ ヤ リ テ ィ ー 収 入 1,636 743 369 49.6 483 △23.6 △114
HIVフランチャイズ 1,265 613 297 48.5 245 21.4 52
クレストール® 220 110 56 50.5 55 1.1 1
その他 151 21 16 79.1 183 △91.0 △167
そ の 他 24 12 5.4 45.0 5.8 △5.9 △0
合 計 3,655 1,590 792 49.8 885 △10.5 △93
*2018年12月より本格的に販売開始
7
前年比較および増減要因(事業別売上高)
• 対前年同期比較
(単位:億円)
2018年度売上 885
主な増減要因(対前年同期)
ロイヤリティー収入
(HIV)
+52
• ロイヤリティー収入
国内医療用医薬品 +13 (増加要因)
- <HIVフランチャイズ>売上増とThreshold期間終了
海外子会社/輸出 +7
による増加
一般用医薬品 +5 (減少要因)
- <その他>2018年度:ゾフルーザ®に関するRoche
ロイヤリティー収入
(クレストール®) +1 社からの収入*
• 国内医療用医薬品
その他 △0 - サインバルタ®、インチュニブ®の売上増
製造受託
△3 • 海外子会社/輸出
ロイヤリティー収入 - C&O:ラベプラゾールの売上増
(その他) △167
2019年度売上 792
* Roche社からのマイルストン、研究開発の成果に対する報酬
8
国内医療用医薬品売上高
(単位:億円)
2019年度 2018年度 対前年同期
通期 上期 4-6月 対上期 4-6月 UP率
増減額
予想 予想 実績 進捗率 (%) 実績 (%)
サインバルタ® 293 130 67 51.6 61 10.3 6
インチュニブ® 136 46 18 39.9 11 65.6 7
ゾフルーザ® 280 2.8 0.0 0.0 0.3 △100.0 △0
ラピアクタ® 26 0.5 0.0 2.6 0.1 △89.4 △0
ブライトポック® 18 1.8 0.1 5.1 0.1 97.7 0
戦略品 合計 757 182 86 47.1 73 18.1 13
オキシコンチン®類 67 36 17 46.7 20 △15.5 △3
スインプロイク® 23 11 5.3 48.6 3.1 70.6 2
アシテア® 2.7 1.2 0.6 45.8 0.4 42.1 0
ムルプレタ® 3.3 1.7 0.3 19.7 0.5 △31.2 △0
ピレスパ® 69 35 17 49.8 14 26.2 4
新製品 合計 922 267 126 47.3 110 14.4 16
クレストール® 100 52 24 46.9 26 △7.8 △2
イルベタン®類 49 26 12 47.0 19 △35.5 △7
その他 369 192 104 54.0 98 5.8 6
国内医療用医薬品 1,441 537 267 49.7 254 5.0 13
9
一過性の要因を除く対前年同期比較
売上高(単位:億円)
724
675 (国内医療用医薬品売上:267)
(国内医療用医薬品売上:254)
営業利益
177 221 <主な一過性の要因>
2018年度:
研究開発費 137 119 • Roche社からのマイルストン収入
• Purdue社からの一時金収入
• 戦略的事業投資
販売・管理費 243 257 2019年度:
• HIVフランチャイズロイヤリティーの
threshold設定期間の終了
原価 119 127 • BDSI*社からの一時金収入
2018年度1Q 2019年度1Q
一過性の要因を除くと、新製品の拡大をはじめビジネスは堅調
* BioDelivery Sciences International Inc.
10
2. 第1四半期の取り組みと成果
2019年度 第1四半期決算
1. 第1四半期決算の概要
2. 第1四半期の取り組みと成果
11
戦略品成長に向けた進捗
サインバルタ®
• リソースの集中により、今年度予算達成に向け順調な進捗(上期予算50%以上達成)
• 各種ガイドラインでの推奨を裏付ける作用メカニズムと臨床エビデンスを周知徹底し、
抗うつ作用を介さない直接的な鎮痛効果を訴求
– 腰痛診療ガイドライン2019(2019年5月発刊):慢性腰痛、坐骨神経痛*両方に対する推奨
– 慢性疼痛治療ガイドライン(2018年3月発刊):運動器疼痛、神経障害性疼痛*の両方に対する推奨
ADHDファミリー(インチュニブ® 、ビバンセ® )
• インチュニブ®:第一選択薬への成長に向けて (%) 40
小児新規患者における
インチュニブ® のシェア推移**
– 小児: 30
2位
> 切替、追加患者市場においてトップシェアを継続 20 2位
3位
> 他剤と異なる本薬の作用メカニズムに基づく効果を再訴求 10 3位
することにより、新規患者シェア拡大へ 0
– 成人:
> 成人患者に対する適応追加を取得(2019年6月18日)
> 本薬の特性を訴求することで、ADHD患者の約半数を占める成人市場での早期シェア獲得へ
• ビバンセ®:発売後の適正使用に向けた準備
- 効果と安全性情報の浸透、流通管理体制への理解促進
*適応:糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症、変形性関節症に伴う疼痛
**Copyright © 2019 IQVIA. Rx 2017/10-2019/4 無断転載禁止
12
戦略品成長に向けた進捗
ゾフルーザ®
• 国内予防投与試験:主要目的を達成し、単回投与後10日間の予防効果を確認
• 2019/2020シーズンに向け、変異ウイルスに関するデータを収集、解析
状況 臨床試験 (★)2019/2020シーズン前にデータ公表予定 発表学会
実施済み臨床試験の追加解析
実施済み臨床試験(CAPSTONE-1、CAPSTONE-2、小児試 CAPSTONE-1:ECCMID(済)
実施中 ‒ 次世代シーケンサーによる感受性
験)のI38変異株についての追加解析(★) CAPSTONE-2、小児:OPTIONS X
低下株の評価を含む
バロキサビル服用患者のインフルエンザ発症予防効果の検証とI38 OPTIONS X または IDWeek
実施中 予防試験
変異株の家族内伝播の検討(★)
実施中 薬剤感受性サーベイランス I38変異株含む感受性低下ウイルスの検出頻度評価(★) OPTIONS X
オセルタミビルを対照薬とした、バロキサビルの安全性、有効性、体 OPTIONS X
実施中 グローバル小児試験
内動態の検証(I38変異株の出現頻度の評価を含む)(★)
実施中 小児高用量試験 高用量投与時の安全性,薬物動態,および有効性の評価 未定
重症入院インフルエンザ感染患者 重症入院患者を対象としたノイラミニダーゼ阻害剤との反復併用投 未定
実施中 与による有効性,安全性,薬物動態評価
対象試験
実施 バロキサビル服用患者のインフルエンザウイルスの家族内伝播の抑
伝播抑制試験 未定
準備中 制効果の臨床的検証とI38変異株の伝播性の評価
状況 非臨床試験 発表学会
フェレット感染モデルでの伝播抑 フェレットモデルでのバロキサビル投与によるインフルエンザウイルス伝 未定
実施中 播とI38変異株の伝播性評価
制評価
ECCMID(欧州臨床微生物学感染症学会議):2019年4月13-16日
OPTIONS X:2019年8月29日‐9月1日 13
IDWeek(米国感染症学会週間):2019年10月2-9日
HIVフランチャイズ:2剤レジメンの進展
TivicayⓇ, TriumeqⓇ 上市:2013年~
3剤療法のキードラッグ
JulucaⓇ (DTG/RPV) 上市: 2017年~
初の2剤配合剤(継続患者対象)
DovatoⓇ (DTG/3TC) 上市: 2019年~
新規患者を対象にした初の2剤配合剤
• 2018年9月:欧州申請済
• 2019年4月:米国承認済(新規患者)
• 2019年7月:欧州承認済(新規患者、継続患者)
• 2019年7月:TANGO試験 48週結果(継続患者)
GEMINI試験 96週結果(新規患者)
2019年10-12月:SALSA試験開始予定(継続患者)
CAB+RPV 上市予定: 2020年初期~
初の持続性注射剤(1ヵ月または2ヵ月に1回投与)
• 2019年4月:米国申請済(1ヵ月1回投与、新規患者および継続患者)
PDUFA date: 2019年12月29日(優先審査対象)
• 2019年7-9月:欧州申請予定(1ヵ月1回投与)
ATLAS2M試験(2ヵ月1回投与、継続患者)結果予定
CAB予防適応 上市予定: 2021年以降
初の持続性注射剤による予防適応(2ヵ月に1回投与)
2019年5月10日~
2019年7月29日の進捗
DTG: dolutegravir, RPV: rilpivirine, 3TC: lamivudine , CAB: cabotegravir
14
HIVフランチャイズ:DovatoⓇ(DTG/3TC)
ViiV Healthcare analyst call資料*より引用
長期におよぶ薬剤の服用、服用
する薬剤の多さに不安や不満を
感じる患者のニーズに合致
1 Positive Perspectives survey, 2017 DOF. MarcotullioS, et al. EACS 2017, poster PE25/9
臨床試験の順調な進展
<GEMINI-1、2試験 96週> <TANGO試験 48週>
試験概要 試験概要
・治療歴のない患者を対象に、DTG+3TCと ・TAFを含む3剤以上のレジメンで治療中の患者を対
DTG+TDF/FTCの有効性と安全性を比較 象に、現行の治療を継続した場合と、DTG/3TCに切り
結果概要 替えた場合の有効性と安全性を比較
・有効性:DTG+TDF/FTCに対し非劣性を継続 結果概要
・耐性:治療による薬剤への耐性は生じず ・有効性:TAFを含むレジメンに対し非劣性
・安全性: 薬剤と因果関係のある有害事象の頻度 ・耐性: 治療による薬剤への耐性は生じず
はDTG+TDF/FTCよりも低かった ・安全性:添付文書の内容との矛盾なし
DovatoⓇの有効性は3剤レジメンに対し非劣性を示し、約2年の服用後も耐性は生じず
*2019年4月30日、ViiV Healthcare analyst call https://www.gsk.com/media/5411/fuelling-our-future-growth-slides.pdf
DTG: dolutegravir、3TC: lamivudine、TAF: tenofovir alafenamide fumarate、
TDF: tenofovir disoproxil fumarate、FTC: emtricitabine
15
Appendix
- 国内医療用医薬品 売上高対前年比較 -
- 財政状態(連結) -
- 2019年度第1四半期の主な成果(その他)-
- 2019年度の開発品の予定 -
- パイプラインの状況 -
- 製品上市ターゲット -
- 新製品の定義 -
- ViiV社学会発表資料 -
- シオノギファーマ -
国内事業:増収を継続
国内医療用医薬品 対前年売上高増減
ジェネリック発売の影響は 実力ベースでの
2018年度上期でほぼ一段落 増収フェーズ
9月:クレストール®
オーソライズドジェネリック発売 (単位:億円)
12月:クレストール® 、イルベタン®
ジェネリック発売 +95
6月:アイミクス®
+31
+13
ジェネリック発売
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 上期 通期
予想 予想
2017年度 2018年度 2019年度
3四半期連続で増収を達成
17
財政状態(連結)
資産 純資産 (単位:百万円)
778,741 754,631
672,429 671,954
単位:百万円 2019年 2019年 増減額
3月末 6月末
資産 流動資産 461,743 443,535 △18,207
固定資産 316,997 311,096 △5,901
負債 流動負債 89,107 64,855 △24,252
固定負債 17,203 17,822 618
純資産 株主資本 652,371 661,332 8,960
その他 20,058 10,622 △9,436
2019年3月末 2019年6月末
2019年 2019年
3月末 6月末
自己資本比率 85.7% 88.4%
18
2019年度第1四半期の主な成果*(パイプライン)
Phase I Phase II Phase III 申請 承認、発売
海外事業
国内事業
ゾフルーザ® インチュニブ®
・予防投与試験 ・成人適応承認
主要目的達成
アウトライセンス
DOVATO® DOVATO®
感染症 ・TANGO(継続患者) ・欧州承認
疼痛・神経 48週主要評価項目達成 (新規患者、継続患者)
フロンティア疾患
* 2019年5月10日~2019年7月29日に変更があった項目のみを抜粋
19
2019年度第1四半期の主な成果*(その他)
• 5月
– オピオイド誘発性便秘症治療薬Rizmoic®のMolteni社とのイタリア、ポー
ランドにおける販売契約締結
• 6月
– 株式会社ピオニエとの共同研究終了と株式買い取り
– オピオイド誘発性便秘症治療薬Rizmoic®のFerrer社とのスペインにおける
販売契約締結
– トロンボポエチン受容体作動薬LusutrombopagならびにHER2/EGFR阻
害剤Epertinibの中国におけるEddingpharmグループとのライセンス契約
締結
• 7月
– 抗緑膿菌PcrVヒト化モノクローナル抗体COT-143の導出に関するAMR
Centreとのライセンス契約締結
* 2019年5月10日~2019年7月29日に変更があった項目のみを抜粋
20
2019年度の開発品予定:申請/承認
開発品(適応疾患) Phase Phase Phase III 申請 承認
I II
ビバンセ®
(小児ADHD)
達成 日本(2017.4)
日本
(2019.3)
(3月)
インチュニブ® 達成 日本(2018.8)
日本
(成人ADHD*) (6月) (2019.6)
セフィデロコル CR試験 グローバル:
症例集積完了 CR試験完了
(米国:腎盂腎炎含む複雑尿路感染 米(2018.12) 米国
グローバル:院
症、欧州:多剤耐性グラム陰性菌感 院内肺炎試験 欧州(2019.3) 欧州
内肺炎試験完
染症) 症例集積完了 了
ゾフルーザ®
日本:高用量 ①日本
(インフルエンザウイルス感染症) ①日本
試験 完了 (2018.8)
①顆粒剤(体重20kg未満)
予防投与試験 日本:予防投 ②日本
②顆粒剤新用量(体重20kg未満)
③予防投与 結果速報公表済 与試験完了 ③日本
オキシコンチン®TR
(慢性疼痛における鎮痛)
達成 日本:完了 日本
(5月)
赤枠は2019年5月10日~2019年7月29日の変更 相移行予定 相移行済
21
2019年度の開発品予定:Phase I ~ III
開発品(適応疾患) Phase I Phase II Phase III 申請 承認
S-812217 日本:単回反復
症例集積完了 日本:開始
(うつ病・うつ状態) 投与試験 完了
Rizmoic® 欧州:Phase I/II試験開始
(オピオイド誘発性便秘症(小児)) (Pivotal試験)
セフィデロコル グローバル:
(多剤耐性グラム陰性菌感染症 安全性とPK確認
(小児)) のための試験開始
POC試験 日本:
S-600918 結果公表済 POC*試験完了
(難治性・原因不明慢性咳嗽、
グローバル:
神経障害性疼痛)
用量設定試験開始
SR-0379 症例集積完了 日本:
(皮膚潰瘍、褥瘡、糖尿病性潰瘍) POC*試験完了
S-770108 英国:
(特発性肺線維症) 肺沈着試験 開始
* Proof of concept 相移行予定
22
2019年度の開発品予定:Phase I ~ III
開発品(適応疾患) Phase I Phase II Phase III 申請 承認
S-005151 日本:高齢者含む健康
日本:開始 達成
(脳梗塞) 成人対象試験 完了 (1Q)
S-637880 日本: グローバル:
(神経障害性疼痛) 反復投与試験開始 開始
ナルデメジン グローバル:
(POI*) 開始
新規メカニズム抗HIV薬
米国:開始
(HIV感染症治療薬)
SDT-001
日本:開始
(ADHD)
* Post operative ileus 相移行予定 相移行済
23
パイプラインの状況 (2019年7月29日現在)
非臨床(対象疾患)* Phase I Phase II Phase III 申請
インフルエンザウイルス感染症 海外開発品
HIVウイルス感染症 S-004992** 結核 S-120083 炎症性疼痛 セフィデロコル セフィデロコル(米国)
多剤耐性グラム陰性菌感染症 腎盂腎炎を含む複雑尿路感染症
RSウイルス感染症 S-117957 不眠症 S-707106 2型糖尿病 セフィデロコル(欧州)
多剤耐性グラム陰性菌感染症
抗菌
S-237648 肥満症 S-488210 頭頸部がん バロキサビル マルボキシル
抗酸菌感染症 (台湾)
S-588210 固形がん epertinib 悪性腫瘍 インフルエンザウイルス感染症
真菌感染症
Rizmoic® S-588410 膀胱がん
予防ワクチン オピオイド誘発性便秘症(小児)
ペプチド医薬品
ADHD
国内開発品
オピオイド
S-812217 セフィデロコル セフィデロコル オキシコンチン®TR
多剤耐性グラム陰性菌感染症 多剤耐性グラム陰性菌感染症 慢性疼痛における鎮痛
アルツハイマー病 うつ病・うつ状態
S-600918 ゾフルーザ®
S-600918
認知機能改善 神経障害性疼痛 難治性・原因不明慢性咳嗽
インフルエンザウイルス感染症
(予防投与)
脳卒中後上肢・下肢痙縮 S-637880 S-005151 脳梗塞 ゾフルーザ®
神経障害性疼痛 インフルエンザウイルス感染症
ペプチド医薬品 (小児新用量)
S-010887 神経障害性疼痛 S-237648 肥満症
肥満症 サインバルタ®
S-770108 S-525606 うつ病・うつ状態(小児)
S-723595 特発性肺線維症
スギ抗原によるアレルギー性鼻炎
NASH S-588410 食道がん
S-588410 膀胱がん 感染症
がん転移
S-540956 SR-0379 皮膚潰瘍 疼痛・神経
核酸アジュバント
ADR-001*** その他
ペプチド医薬品 非代償性肝硬変
* 対象疾患で記載している場合は、複数の創薬プログラムが含まれる場合があります ** Phase I 準備中
赤枠は2019年5月10日~2019年7月29日の変更 *** Phase I/II 実施中 24
パイプラインの状況
-主なアウトライセンス品目 (2019年7月29日現在)
非臨床(対象疾患) Phase I Phase II Phase III 申請
GSK3342830 Dovato® HIV感染症 XofluzaTM
インフルエンザウイルス感染症
多剤耐性グラム陰性菌感染症 TANGO試験(維持療法) (ハイリスク患者)
CAB 持続性注射製剤 CAB+RPV 持続性注射製剤
HIV感染予防 HIV感染症
XofluzaTM
インフルエンザウイルス感染症
(重症)
XofluzaTM
インフルエンザウイルス感染症
(小児)
感染症
疼痛・神経
その他
ステージ変更 オキシコンチン®TR(慢性疼痛):Phase III→再申請(日本)
インチュニブ®(成人):申請→承認(日本)
(2019年5月9日か
Dovato®:申請→承認(欧州)
らの変更点)
DTG: dolutegravir 3TC: lamivudine CAB:cabotegravir RPV: rilpivirine
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製品上市ターゲット
2017年度(実績) 2018年度(実績) 2019年度
国内事業
スインプロイク® インチュニブ® →上市済
インチュニブ® 成人ADHD
小児ADHD ビバンセ®
オキシコドン 小児ADHD
乱用防止製剤 ゾフルーザ®(顆粒剤)
アシテア®舌下錠
小児通年性アレルギー性鼻炎(ダニ)
ゾフルーザ®錠(成人、小児)
海外事業
Symproic®(米国) Mulpleta® (米国) セフィデロコル(米国)
ルストロンボパグ(欧州)
バロキサビル マルボキシル(台湾)
Rizmoic® (欧州)
グローバル導出品
Juluca® (DTG/RPV) Juluca® (DTG/RPV)(欧州) Dovato® (DTG/3TC)(米国、欧
(米国) Osphena®(米国) 州)→上市済(米国)
閉経後膣萎縮症に伴う膣乾燥感 CAB+RPV(米国)
XofluzaTM(米国、OwH*) XofluzaTM (米国、HR**)
DTG: dolutegravir、RPV: rilpivirine、CAB:cabotegravir、3TC: lamivudine
*OwH: Otherwise healthy(重症化および合併症を起こしやすいリスク因子をもたない健常の患者) 26
**HR: High risk(重症化および合併症を起こしやすいリスク因子を持つハイリスク患者)
新製品の定義(中期経営計画SGS2020のupdate改変)
• サインバルタ® 2,500
2500
,
新製品売上高
• オキシコドン乱用防止製剤、
疼痛
オキノーム® 、オキファスト® 2,000億円
神経 • ナルデメジン* 2,000
2000
• インチュニブ® 、ビバンセ®
1,500
1500
• ゾフルーザ® /XofluzaTM
感染症 • セフィデロコル
• ラピアクタ®、インフルエンザ診断キット 1,000
1000
500
500
•ピレスパ® 300億円
• ムルプレタ®
その他 • アシテア® 0
0
• Osphena® (Senshio®) 2015年度 2020年度
実績 目標
*ナルデメジンの製品名:スインプロイク®(日本)、Symproic®(米国)、 Rizmoic® (欧州) 27
GEMINI-1、2試験 試験デザイン
第10回国際エイズ学会(2019年7月21~24日)、ViiV発表資料より抜粋
DTG: dolutegravir、3TC: lamivudine、TDF: tenofovir disoproxil fumarate、FTC: emtricitabine
28
GEMINI-1、2試験 96週データ
第10回国際エイズ学会(2019年7月21~24日)、ViiV発表資料より抜粋
29
GEMINI-1、2試験 96週データ
第10回国際エイズ学会(2019年7月21~24日)、ViiV発表資料より抜粋
30
TANGO試験 試験デザイン
第10回国際エイズ学会(2019年7月21~24日)、ViiV発表資料より抜粋
DTG: dolutegravir、3TC: lamivudine、TAF: tenofovir alafenamide fumarate
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TANGO試験 48週データ
第10回国際エイズ学会(2019年7月21~24日)、ViiV発表資料より抜粋
32
TANGO試験 48週データ
第10回国際エイズ学会(2019年7月21~24日)、ViiV発表資料より抜粋
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シオノギファーマ
シオノギの基本方針:「創り、造り、売る」の進化
シオノギファーマの設立
シオノギの生産技術、品質の歴史を引き継ぎ、さらなる発展へ
医薬品の適正価格 新規技術の
の実現 積極的な導入
日本屈指のCDMO*を目指す
製品LCM**変化に グローバル市場への
靭やかに対応 安定供給
技術開発による製品価値向上を目指し、医薬品および健康に
関わる製品を造り続け、人々の健康を維持、増進することに貢献
⇒ シオノギグループの経営全般の変革にも貢献
* Contract Development Manufacturing Organization(製造受託開発)
** 製品LCM: 製品のライフサイクル・マネジメント 34
将来の見通しに関する注意事項
• 本資料において提供される情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements)を含みます。
これらの文言は、現在における見込み、予測、リスクを伴う想定、実質的にこれらの文言とは異なる現実的な結
論・結果を招き得る不確実性に基づくものです。
• それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内
および国際的な経済状況が含まれます。
リスクや不確実性は、特に製品に関連した見通し情報に存在します。製品のリスク、不確実性には、技術的進
歩、特許の競合他社による獲得、臨床試験の完了、製品の安全性ならびに効果に関するクレームや懸念、規
制機関による審査期間や承認取得、国内外の保険関連改革、マネジドケア、健康管理コスト抑制への傾向、
国内外の事業に影響を与える政府の法規制など、新製品開発に付随する課題などが含まれますが、これらに限
定されるものではありません。
• 承認済みの製品に関しては、製造およびマーケティングのリスクがあり、需要を満たす製造能力を構築する能力を
欠く状況、原材料の入手困難、市場の受容が得られない場合などが含まれますが、これに限定されるものではあ
りません。
• 新しい情報、将来の出来事もしくはその他の事項により、見通し情報に更新もしくは改正が望ましい場合
であっても、それを行う意図を有するものではなく、義務を負うものではありません。
• 本資料には、医薬品(開発中の製品を含む)に関する情報が含まれておりますが、その内容は宣伝広告、
医学的アドバイスを目的としているものではありません。
• 本資料は国内外を問わず、投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
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