3880 大王紙 2019-09-26 15:00:00
衛生用紙生産設備の増設について [pdf]
2019年9月26日
各 位
会 社 名 大王製紙株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 佐光 正義
コード番号 3880 東証第一部
問 合 せ 先 取締役 ホーム&パーソナルケア部門
商品開発本部・マーケティング本部
担当 溝渕 博士
TEL 03-6856-7599
衛生用紙生産設備の増設について
当社は、衛生用紙製品のトップブランドメーカーとして市場及び顧客のニーズに対応し、衛生用紙
製品の国内での安定供給と中国等アジア向けの輸出を強化するため、本日(9月26日)開催の当社取締役
会において最新鋭の衛生用紙生産設備の増設を決議しましたのでお知らせします。
設置場所は、2018年10月に衛生用紙工場として生まれ変わった当社川之江工場(愛媛県四国中央市、
抄紙設備)と可児工場(岐阜県可児市、加工設備)です。
川之江工場には、国際貿易港に隣接する三島工場から供給されるコスト競争力の高いパルプ・エネ
ルギーを使用する、高速且つ幅広の抄紙設備を増設します。また、可児工場には、国内で需要の多い
首都圏から関西圏エリアへの製品供給にフレキシブルな対応ができる立地を生かし加工設備を増設し
ます。
今回の増設によって既存設備を含めた生産バランス等を調整することで、ティシュー、トイレット、
キッチンの全品種を国内に安定供給できる体制を構築します。また、川之江工場で生産した衛生用紙
は、海外生産拠点に原反で輸送し中国を中心としたアジア地区での拡販ができる体制とします。
当社は、ローションティシューや消臭プラストイレット等、高付加価値品の需要の伸長に対応して
生産体制を強化してまいりました。エリエールブランド誕生40周年を迎え、今後さらに需要が拡大し
多様化する国内外の市場及び顧客のニーズに対応できる体制とします。
なお、本件に関する資金は借入金等による調達を計画しております。また、本件に伴う当社連結業
績予想への影響はありません。
≪本計画の概要≫
生産能力増 月産 約4,500トン
設備投資額 約200億円
設置場所 愛媛県四国中央市(当社川之江工場)、岐阜県可児市(当社可児工場)
営業運転開始 2021年9月
以 上