3880 大王紙 2019-05-17 12:30:00
2019年3月期関係会社株式評価損の計上(個別決算)ならびに通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                            2019 年5月 17 日
 各      位
                                                 会   社    名 EA   大王製紙株式会社
                                             代表者名
                                             A              EA   代表取締役社長         佐光 正義
                                                 コード番号           3880 東証第一部
                                             問合せ先
                                             A              EA   執行役員経理部長         矢野 雅史
                                                                 (TEL. 03-6856-7513)


               関係会社株式評価損の計上(個別決算)ならびに
              通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

 当社は、2019年3月期の個別決算において、関係会社株式評価損を特別損失として計上しましたので、下
記の通りお知らせいたします。
 また、2019年2月8日に公表いたしました2019年3月期通期(2018年4月1日~2019年3月31日)の業績
予想と本日公表の実績値に差異が生じましたのでお知らせいたします。


                                記

1.関係会社株式評価損の計上について
     当社が保有する関係会社株式のうち、海外連結子会社であるエリエールインターナショナルタイランド
 Co.,LTD、PT.エリエールインターナショナルトレーディングインドネシア及び PT.エリエールインターナ
 ショナルマニュファクチャリングインドネシアの実質価額が著しく低下したため、「金融商品に関する会
 計基準」に基づき減損処理を行い、関係会社株式評価損 8,299 百万円を特別損失に計上しました。
     なお、当関係会社株式評価損は、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありま
 せん。


2.2019 年3月期通期(2018 年4月 1 日~2019 年3月 31 日)連結業績予想と実績値との差異
                                                                    親会社株主
                                                                                  1 株当たり
                     売上高        営業利益                 経常利益           に帰属する
                                                                                  当期純利益
                                                                    当期純利益
                        百万円          百万円                  百万円            百万円           円 銭

     前回発表予想(A)        540,000       10,000                7,000          3,500         23.32

     実績値(B)           533,890       12,122                9,842          4,697         31.70

     増減額(B-A)         △6,110         2,122                2,842          1,197

     増減率(%)             △1.1         21.2                 40.6            34.2
     (ご参考)前期実績
                      531,311       11,062               12,779          3,971         27.25
     (2018 年3月期)

差異の理由
     売上高は、主に新聞用紙と印刷用紙の紙の需要減少及び国内のベビー用紙おむつで少子化による需要減
 少により減収となりました。
     営業利益は紙・板紙事業で、メディア用途の紙の国内需要が減少しているなかで、梱包・包装用途の紙
 への販売品種シフトを推進するとともに、段ボール原紙、段ボール製品、及び印刷用紙等の価格修正が浸
透しました。また、市場のニーズに合わせて柔軟に生産品種を変更できる三島工場の特徴を活かして生産
品種の最適化に取り組み、難処理古紙の活用等のコストダウンを進めたことで増益となりました。
 営業利益が増益になったことにより、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も前回予想を上回り
ました。
                                           以   上




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