3880 大王紙 2020-11-11 13:00:00
第2四半期業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                       2020 年 11 月 11 日
 各        位
                                                 会   社   名    大王製紙株式会社
                                                 代表者名         代表取締役社長          佐光 正義
                                                 コード番号        3880 東証第一部
                                                 問合せ先         執行役員経理部長         井川 準一
                                                              (TEL. 03-6856-7513)


     第2四半期業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ


 2020年5月15日に公表しました2021年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想と本日公表の実績値に
差異が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。
 また、最近の業績動向を踏まえ2021年3月期通期の連結業績予想を下記の通り修正しましたので、お知ら
せいたします。

                                    記


1.2021 年3月期第2四半期累計期間(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)連結業績予想と実績値との差異
                                                              親会社株主
                                                                              1 株当たり
                        売上高       営業利益           経常利益         に帰属する
                                                                             四半期純利益
                                                              四半期純利益
                          百万円           百万円           百万円            百万円             円 銭

     前回発表予想(A)          255,000         9,000         7,500          3,000           19.88

     実績値(B)             261,585      14,125          12,244          9,348           60.99

     増減額(B-A)             6,585         5,125         4,744          6,348              -

     増減率(%)                 2.6           56.9        63.3           211.6              -
     (ご参考)前期第2四半期実績
                        268,618      12,408          11,277         10,814           72.05
     (2020 年3月期第2四半期)


2.2021 年3月期通期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)連結業績予想の修正
                                                               親会社株主
                                                                             1 株当たり
                        売上高       営業利益           経常利益          に帰属する
                                                                             当期純利益
                                                               当期純利益
                          百万円           百万円           百万円            百万円             円 銭

     前回発表予想(A)          565,000      28,000          25,000         13,000           86.15

     今回修正予想(B)          565,000      32,000          28,500         14,500           90.97

     増減額(B-A)                 -         4,000         3,500          1,500              -

     増減率(%)                   -           14.3        14.0            11.5              -
     (ご参考)前期実績
                        546,433      30,628          28,111         19,199          127.91
     (2020 年3月期)




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3.第2四半期累計期間の連結業績予想と実績値との差異、及び通期業績予想の修正の理由

    当第2四半期累計期間の業績のうち売上高については、紙・板紙事業では新型コロナウイルスの感染拡大
に伴う各種イベントの自粛等により印刷用紙を中心に洋紙需要が低迷しましたが、生産調整による販売単価
の維持や、基幹工場である三島工場においてN7号抄紙機を改造し、主に海外向け板紙生産設備として稼働
させる等の紙・板紙事業における構造転換施策を進めたことで予想値並に推移しました。
    一方で、ホーム&パーソナルケア事業では、前期末における衛生用紙の一時的な需要増の反動減はあった
ものの、ペーパータオルやマスク、及び除菌ウエットタオルといった新しい生活様式に対応した需要構造の
変化に伴う日用品の販売が堅調に推移したこと等により予想値を上回ったことが寄与しました。結果として、
全社の売上高も予想値を上回りました。
    営業利益に関しては、紙・板紙事業では生産面においても新型コロナウイルスの影響を受け、洋紙に
おける生産調整による操業度の悪化によるコスト増はありましたが、上述のとおりN7号抄紙機の稼働に
よる輸出向け板紙製品の生産・販売増による収益改善や難処理古紙の増配合等のコスト低減の取組を継続
してきたこと、及び原燃料価格の下落の影響も受け増益となりました。
    ホーム&パーソナルケア事業においても堅調な販売に伴う増産効果に加え、原燃料価格下落の影響も受け
増益となり、全社の営業利益も当初予想値を上回りました。また、経常利益についても営業利益の増加に
伴い予想値を上回りました。
    親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増額に加え、第 1 四半期会計期間においてブラジルに
おけるM&Aに伴い発生した為替差益 2,088 百万円を特別利益に計上したこともあり予想値を上回りました。

<参考: 第2四半期累計期間及び通期         セグメント別売上高・営業利益内訳>
                                     ホーム&
                    紙・板紙            パーソナルケア             その他 ※                  計
                            百万円                百万円               百万円                  百万円

                 売上高       営業利益     売上高       営業利益     売上高      営業利益     売上高       営業利益

     前回発表予想(A)   140,000    4,500   105,000    4,500   10,000     -     255,000     9,000

     実績値(B)      142,173    6,916   108,738    6,108   10,672   1,100 261,585      14,125

     増減額(B-A)      2,173    2,416     3,738    1,608     672    1,100     6,585     5,125

     修正後通期予想     300,000   16,500   245,000   14,500   20,000   1,000 565,000      32,000
    ※ その他には調整額を含みます。



    なお、通期連結業績予想に関しては、下期以降も紙・板紙事業を中心に新型コロナウイルスの影響が
不透明であることから売上高については据え置くこととしましたが、営業利益と経常利益、及び親会社株主
に帰属する当期純利益については足元の業績の進捗状況等を踏まえ上方修正することといたしました。


※    本資料に記載されている業績予想に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたもの
であり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
                                                                                  以    上




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