3556 M-リネットジャパン 2021-05-14 08:00:00
2021年9月期 第2四半期決算補足資料 [pdf]
リネットジャパングループ株式会社
2021年9月期 第2四半期
決算概要
2021.5
リネットジャパングループ株式会社(3556)
リネットジャパングループ株式会社 経営理念 2
ビジネスを通じて“偉大な作品”を創る。
リネットジャパングループが目指すのは、「収益」と「社会性」の両立
本業のビジネスの中に社会課題解決モデルを組み込み
我々の事業成長が社会への貢献につながることを目指します
そんな、後世にも語り継がれる
「偉大な作品」創りを経営理念として掲げています
サマリー 3
TOPICS①
✓ 巣ごもり需要継続
国内Re事業好調により連結ベースで上期過去最高益を達成
TOPICS②
✓ リサイクル事業のTVCMを放映(関東・中京圏)
業績上振れ分を今後の大きな成長・認知度向上に向けて投入
TOPICS③
✓ カンボジア中央銀行デジタル通貨“Bakong”ビジネスの展開
日本のフィンテックベンチャー「ソラミツ社」とのJV設立
将来的に「デジタル銀行」への参入を目指す
TOPICS④
✓ カンボジア割賦・リース債権処理
順調に推移。但し、現地では新型コロナ影響が遅れて拡大。完了は来年度へ
TOPICS⑤
✓ ホールディングス体制へ移行
各「ニッチトップ」が分散展開された事業ポートフォリオを有する
企業集団を目指す
2021年9月期 第2四半期
決算ハイライト
TOPICS① 2021年9月期 第2四半期 決算ハイライト 5
巣ごもり需要継続
国内Re事業好調により連結ベースで上期過去最高益を達成
対20.9
21.9 /2Q累計
連結 /2Q累計
単位:百万円 金額 %
売上高 3,782 +184 +5.1%
ReNet全社
経常利益 314 +205 +189.9%
国内Re事業 売上高 3,285 +1,031 +45.8%
リユース
リサイクル
経常利益 721 +434 +151.5%
海外金融
売上高 497 ▲847 ▲63.0%
HR事業
経常利益 ▲65 ▲179 -
TOPICS① 2021年9月期 第2四半期(累計) 売上高の増減要因 6
国内Re事業は前年同期比約10億円増の146%と好調
海外車両販売事業凍結影響を打ち返し上半期過去最高売上高
中古車販売事業の凍結が影響
+1,031
3,782
3,598
▲847
単位(百万円)
TOPICS① 2021年9月期 第2四半期(累計) 経常利益の増減要因 7
国内Re事業は前年同期比2.5倍へ拡大し業績をけん引
グループ全体では前年同期比約3倍(2億円増)と大幅増益
+434
+2
314
▲179
▲51
108
単位(百万円)
重要トピックス
TOPICS② マーケティング戦略の強化 9
✓ 国内Re事業の浸透/拡大に向けたマーケティング戦略の強化
✓ TVCM等、広域メディアへの重点投入により認知度拡大を目指す
TOPICS② マーケティング戦略の強化 10
✓ CMにより、新聞広告を超える集客に成功
✓ 認知向上が、今後のパソコン回収量の拡大へ(=新センター開設を検討中)
■CM前後におけるHPセッション数の推移(4-5月、CM開始前を100とした推移)
250
CM放送エリア
(関東+中京)
200
150
100 その他エリア
50
新聞
広告 CM期間
0
TOPICS③ カンボジア中央銀行デジタル通貨“Bakong”ビジネスの展開 11
✓ 2021年6月、カンボジアでの中央銀行デジタル通貨の実証調査開始
✓ ReNet Soramitsu Digital Currency Architects Co., Ltd. (仮)設立合意
✓ 合弁会社はソラミツ・ホールディングス AGと協働事業
会社概要
✓ 会社所在地 : カンボジア王国プノンペン都
✓ 代表者 : 松尾俊哉(当社海外事業管掌取締役)
✓ 出資比率 : 当社80%、ソラミツ社20%
✓ 事業目的 : カンボジアでの中央銀行デジタル通貨“Bakong”普及
並びに事業化に向けた実証調査
✓ 設立予定 : 2021年6月
TOPICS③ 中央銀行デジタル通貨の実証調査開始 12
✓ 新事業の骨子
• サービス開始に向けた事業検証のための調査会社
• カンボジアのリネット金融グループ会社とのシナジーを活かし
Bakongを活用した新たなサービスを提供
• Bakong普及に向けた実証事業開始、 更にパートナーが参画予定
→ オールジャパンチームでカンボジアの金融包摂への貢献
新JV
TOPICS③ 中央銀行デジタル通貨の実証調査開始 13
✓ 中央銀行デジタル通貨Bakong普及とサービス提供を実現
✓ 更に、将来的なデジタル銀行への参入を目指す
金融事業の拡大
新たな金融 ブロックチェーン技術による金融サービス開発
システム開発
データアグリゲーション・
分析 Bakong普及実証調査事業
戦略パートナー・
コンソーシアム クレジット 決済拠点・
トランザクション
スコアリング ネットワークの
確保・拡大 データの収集
サービスシステム
TOPICS③ 中央銀行デジタル通貨の実証調査イメージ 14
様々な用途拡大につき調査及び実証化検証を今後実施
・Bakong バウチャーカードの開発 ・行政サービスの支払いへの利用
・土地の権利証をトークン化 ・請求書の作成機能の開発
TOPICS④ カンボジア車両販売事業 15
債権回収は順調に進展
現地での新型コロナ感染拡大影響あるも着実に現地事業再編を進めていく
カンボジアに於ける自動車関連対顧客債権残高推移
25%減
2020年9月 2020年10月 2020年11月 2020年12月 2021年1月 2021年2月 2021年3月
TOPICS④ カンボジア車両販売事業 16
車両回収・販売ではリアルオークション形式に加え
更にインターネットオークション導入で対応力を拡大中
TOPICS⑤ ホールディングス体制へ移行 17
✓ 2021年4月1日 ネットオフ株式会社を会社分割により設立
→ リユース事業を単独子会社化し承継
✓ リネットジャパングループ株式会社は純粋持株会社へ移行
狙い
✓ リネットジャパングループ(持株会社)は
各事業へのオンハンズを維持しながら、
企業集団全体のグループ経営理念実現を推進
✓ 各社は「ニッチトップ」事業として
グループ全体の分散ポートフォリオ構築に貢献
TOPICS⑤ ホールディングス体制へ移行 18
リユース事業
新設による分社化
ネットオフ株式会社
小型家電リサイクル事業
リネットジャパンリサイクル株式会社
リネットジャパン 障がい福祉事業
グループ リネットジャパンソーシャルケア株式会社
リユース事業 人材送り出し事業
リネットジャパンHR株式会社
リネットカンボジアHR社
純粋持株会社へ移行 海外金融事業
チャムロンマイクロファイナンス社
プレボア(カンボジア)マイクロインシュアランス社
その他
その他 リサイクル:連携自治体数 19
連携数増加は加速 今期中500超が視野に
17政令指定都市と連携 人口カバー率は50%を超える
51.2%
50.3%
45.4%
402
43.1% 368
41.8%
39.9%
38.3% 303
34.0%
33.6% 263
31.9% 246
31.1% 223 234
199 206
187
177
連携自治体数 人口カバー率
その他 ソーシャルケアビジネスの展開 20
障がい福祉の領域へ参入し、グループホームを展開
知的・精神障がいの方向けの「グループホーム(住)」
既存事業(リユース・リサイクル)からの「就労継続支援B型事業所(職)」を
組み合わせたビジネスモデル
リサイクルビジネスでの全国400以上の自治体との提携も活かした、
障がい者の「住」+「職」+「行政」連携モデルへの取り組みを拡大
既に6拠点開設に目途 ⇒ 全国1,000拠点を目指す
全国自治体
20年12月オープン 21年1月オープン
グループ
ホーム
21年3月オープン 21年4月オープン
就労継続支援
B型事業所
リユース リサイクル
21年6月オープン予定 21年8月オープン予定
その他 マイクロファイナンス(カンボジア) 21
国際NGO組織である
ワールド・ビジョン・カンボジア(WVI-C)とパートナーシップを締結
水産養殖の商業化プロジェクトにて
生産・加工・販売者への
新たな金融サービスを開始
カンボジアの水産養殖業の
成長・発展を支援し、
従事者・家族の収入安定化を促進
チャムロン社を軸に、金融サービスに加えて、
これまで農業従事者に提供してきた教育やビジネス開発のサポートを行い
引き続きカンボジアの発展に貢献していく
今期の業績見通しについて
業績予想に対する進捗率(対前年同期比) 23
当初計画に対して売上は順調に推移・利益は上期で達成
超過利益については中長期的な成長に向け
国内Re事業を中心として戦略投資
2020年9月期 2021年9月期
7,807
6,836
進捗率
48.4%
3,598 3,782
進捗率
101.3%
314 310
241
108
20.9期 20.9期 21.9期 21.9期
2Q(累計) 実績 2Q(累計) 通期計画
売上高 経常利益
単位(百万円)
事業ポートフォリオの再構築(貸借対照表) 24
海外を中心とする資産・有利子負債を一旦圧縮、次期成長戦略へ備える
120
2020年9月期 当面のターゲット
100
圧縮
80
60
圧縮
40
20
0
資産 負債/資本 資産 負債/資本
海外金融 国内Re 現預金 資本 有利子負債 その他負債
単位(億円)
参考資料
(連結並びに各事業状況)
2021年9月期 第2四半期 連結損益計算書 26
国内Re事業が好調に推移し事業をけん引
20年9月期 21年9月期
(百万円) 対前年同期差 対前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
売上高 3,598 3,782 +184 +5.1%
売上総利益 2,042 2,776 +734 +35.9%
販売費及び
一般管理費 2,010 2,425 +414 +20.6%
営業利益 31 350 +319 +10倍
経常利益 108 314 +205 +189.9%
税金等調整前
当期純利益 85 232 +147 +171.1%
法人税等 44 131 +87 +198.9%
親会社株主に帰属する
当期純利益 40 101 +61 +151.8%
連結貸借対照表 27
適正な総資産規模・資本/負債バランスへ調整を進める
21年9月期
(百万円) 20年9月期末 対前期差
第2四半期
流動資産 8,449 8,412 ▲36
内、現金及び預金 2,897 2,720 ▲176
内、貸倒引当金 ▲ 1,487 ▲ 1,262 +225
固定資産 1,032 1,046 +13
繰延資産 18 16 ▲2
資産合計 9,500 9,474 ▲25
流動負債 3,767 3,610 ▲157
固定負債 4,041 4,193 +151
負債合計 7,809 7,803 ▲5
純資産合計 1,691 1,671 ▲19
負債・純資産合計 9,500 9,474 ▲25
自己資本比率 15.7% 17.5% +1.8%
2021年9月期 第2四半期 売上高 推移 28
国内Re事業は巣ごもり需要継続、上期過去最高売上高を計上
海外金融・HR事業は車両販売事業の凍結が影響
売上高:3,783百万円 前年同期比: +5.1%
2,252 海外金融・HR事業
2,147 2,183 国内Re事業
1,988 1,996 1,957
1,826
234
1,602 1,632 1,606 263
1,196 1,135
1,186 928 217
966 200
416
1,723
1,563
1,415 1,406
1,186
1,056 1,048 1,022 1,068
961
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
2021年9月期 第2四半期 経常利益 推移 29
国内Re事業の高い限界利益率により売上拡大が利益貢献
海外金融・HR事業の影響を打ち返し上期過去最高益
経常利益:314百万円 前年同期比: +189.9%
共通経費・為替影響 150 164
国内Re事業 123
海外金融・HR事業 56
135 10
101 94 131
126 333
103 64 ▲22 389
103 122 342
258
157 157 166
127 146
105
55
9 ▲ 10
▲ 114 ▲ 96 ▲ 121
▲ 129 ▲ 127 ▲ 135
▲ 227 ▲ 197
▲ 209 ▲ 238
▲ 104
▲ 112
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
国内Re事業:売上高 30
現下のライフスタイル変化を受け需要拡大が続く
売上高:3,285百万円 前年同期比: +45.8%
19年9月期 2,017百万円 20年9月期 2,254百万円 21年9月期 3, 285百万円
1,723
1,563
1,415 1,406
1,186
1,056 1,048 1,022 1,068
961
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
国内Re事業:経常利益 31
リユース・リサイクルは限界利益率が高く利益増に貢献
経常利益:722百万円 前年同期比: +151.5%
19年9月期 206百万円 20年9月期 287百万円 21年9月期 722百万円
389
342 333
258
166
126 122
103 103
64
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
リユース:売上高 32
ライフスタイルの変化で業績を伸ばす(店舗 ➔ ネット)
売上高:2,357百万円 前年同期比: +32.3%
19年9月期 1,721百万円 20年9月期 1,782百万円 21年9月期 2,357百万円
1,217
1,140
1,062 1,070
943
884 890 881
837 839
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
リサイクル:売上高 33
自治体との連携を進めることで申込件数が増加し売上を伸ばす
売上高:923百万円 前年同期比: +95.4%
19年9月期 296百万円 20年9月期 472百万円 21年9月期 923百万円
501
422
353 336
230 243
172 158
124 141
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
海外金融・HR事業:売上高 34
車両販売は新規営業凍結を継続、人材送出しは入国制限の影響を受ける
売上高:497百万円 前年同期比: ▲63.0%
19年9月期 2,382百万円 20年9月期 1,344百万円 21年9月期 497百万円
1,186 1,196
1,135
966 928
416
217 263 234
200
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
海外金融・HR事業:経常利益 35
車両販売は新規営業凍結を継続、人材送出しは入国制限の影響を受ける
経常利益: ▲66百万円 前年同期差: ▲180百万円
19年9月期 273百万円 20年9月期 114百万円 21年9月期 ▲66百万円
146 157 157
127
105
55
9
▲ 10
▲ 121
▲ 135
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
マイクロファイナンス:売上高 36
コロナ禍を勘案、保守的な融資方針であるも、堅調に推移
売上高:401百万円 前年同期比:+17.8%
19年9月期 250百万円 20年9月期 341百万円 21年9月期 401百万円
254
191 201 201
177 181
163
136 134
114
19.9期 1Q 19.9期 2Q 19.9期 3Q 19.9期 4Q 20.9期 1Q 20.9期 2Q 20.9期 3Q 20.9期 4Q 21.9期 1Q 21.9期 2Q
単位(百万円)
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管理本部 IR担当 e-mail:ir@renet.jp
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