3556 M-リネットジャパン 2020-11-13 09:00:00
特別損失及び通期連結業績予想と実績値の差異に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 13 日
各 位
会 社 名 リネットジャパングループ株式会社
代表者名 代表取締役社長 黒田 武志
(コード番号:3556 東証マザーズ)
問合せ先 管理本部長 CFO 宮地 直紀
(TEL 052-589-2292)
特別損失の計上及び通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2020 年8月 14 日に公表しました 2020 年9月期の通期連結業績予想の修正について、本日公
表の連結業績実績との差異が生じましたので、お知らせいたします。
記
1.特別損失の計上について
当連結会計年度におきまして、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、海外事業の
拠点であるカンボジア王国では、主要産業の一つである観光業(関連運輸業を含む)を中心に大きな打
撃を受けています。その環境下において、車両販売事業は今後の短期的な市場の回復は見込めず、観光
業(関連運輸業を含む)に従事する債務者に対しての返済リスケジュールによる回収不足額等に備え、
当該債権に対する貸倒引当金繰入額 1,410 百万円及びたな卸資産評価損 216 百万円等、特別損失として
合計 1,711 百万円を計上しております。
2.2020 年9月期の通期連結業績値の差異(2019 年 10 月1日~2020 年9月 30 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 6,899 179 208 55 5.23
実 績 値(B) 6,836 214 241 ▲1,602 ▲148.98
増減額(B-A) ▲62 35 33 ▲1,657
増減率(%) ▲0.9 19.5 16.1 -
(ご参考)前期実績
(2019 年9月期) 8,569 429 386 247 25.25
3.差異の理由
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による巣ごもり需要を背景に、国内事業であるリユ
ース事業では、買取・販売件数が拡大し、コミックのセット品やゲームソフト等の高単価商材を中心に
単価の向上も見られ、粗利益率の改善、販管費の抑制施策や広告宣伝の効果的な運用により、創業以来
の月間最高収益・最高利益を更新しました。小型家電リサイクル事業では、自治体・家電量販店との連
携拡充と広告宣伝の強化が奏功し、事業開始以来の最高売上・利益を達成しました。
一方で、海外事業の拠点であるカンボジア王国では、主要産業の一つである観光業(関連運輸業を含
む)を中心に大きな打撃を受けており、車両販売事業・リース事業では、今後の短期的な市場の回復は
見込めないため、新規営業を大幅減速しました。
車両販売事業は、観光業(関連運輸業を含む)に従事する債務者に対しての返済リスケジュールへの
対応と回収不足額等に備えて、当該債権に対する貸倒引当金繰入額等の特別損失を計上しました。
その結果、営業収益は概ね前回発表予想通りとなり、営業利益・経常利益については予想を上回りま
したが、特別損失 1,711 百万円を計上したことにより親会社株主に帰属する当期純利益が予想を下回り
ました。
以 上