3031 ラクーンHD 2020-09-03 15:00:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 9 月 3 日
各 位
株式会社ラクーンホールディングス
代 表 取 締 役 社 長 小 方 功
(コード番号:3031 東証第一部)
問い合わせ先:
取 締 役 副 社 長 今 野 智
電 話 : 0 3 - 5 6 5 2 - 1 7 1 1
通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年 9 月 3 日開催の取締役会において、下記のとおり、最近の業績の動向等を踏ま
え、2020 年 6 月 11 日に公表いたしました 2021 年 4 月期(2020 年 5 月 1 日~2021 年 4 月 30 日)
の業績予想を修正することとしましたので、お知らせいたします。
記
1. 当期の連結業績予想数値の修正(2020 年 5 月 1 日~2021 年 4 月 30 日)
親会社株主に 1株当たり
連結売上高 EBITDA 連結営業利益 連結経常利益 帰属する当期 連結当期純利
純 利 益 益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
980 810 800 490 24.29
前回発表予想(A) 3,900 ~ ~ ~ ~ ~
1,070 900 890 550 27.26
4,450 1,330 1,180 1,160 740 34.61
今回修正予想(B) ~ ~ ~ ~ ~ ~
4,600 1,410 1,270 1,250 800 37.42
550 340 370 360 250 10.16
増 減 額(B-A) ~ ~ ~ ~ ~ ~
700 350 370 360 250 10.32
14.1 31.8 41.1 40.4 45.5 37.3
増 減 率( % ) ~ ~ ~ ~ ~ ~
17.9 35.7 45.7 45.0 51.0 42.5
(参考)前期連結実績
3,477 848 706 708 451 23.73
(2020 年 4 月期)
2. 修正の理由
当第 1 四半期連結累計期間の業績が好調に推移したことから、今後の見通しについて新型コロナ
ウイルス感染症の影響も含め改めて検証したところ、当初の予想よりも上回る見通しとなりました
ので、上記のとおり業績予想を修正いたします。
●当期業績の進捗状況
親会社株主に
連結売上高 EBITDA 連結営業利益 連結経常利益 帰属する当期
純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
980 810 800 490
前 回 発 表 予 想 3,900 ~ ~ ~ ~
1,070 900 890 550
2021 年 4 月期第 1 四半期
1,084 382 344 334 220
実 績
35.7 38.3 37.6 40.1
進 捗 率( % ) 27.8 ~ ~ ~ ~
39.0 42.6 41.9 45.0
修正後の業績予想の算定に当たり考慮した内容は下記のとおりです。
(1) EC 事業の「スーパーデリバリー」の流通額が当第 1 四半期連結累計期間において前年同期
比 75.2%増と大幅に増加し、売上高も前年同期比 51.2%増と大幅増収となりました。流通
額増加の要因がコロナ禍におけるマスク・除菌グッズ等の短期的な需要だけでなく、コロ
ナ禍をきっかけにして非対面での経済活動を重視する社会経済環境の変化が背景にあるこ
とから、今後も流通額が高水準で推移することを想定しています。
(2) フィナンシャル事業におけるデフォルト発生状況が、通常の範囲内に収まっていることか
ら、当初の予定よりもデフォルトの発生が抑制されることを想定し、デフォルトコストの
見直しを図っています。
(3) EC 事業の「スーパーデリバリー」では、出展企業の獲得をより加速し、マーケットの更な
る拡大を図ることを目的として料金体系の変更を計画しています。当該変更がなされた場
合、今期に関しては売上高及び利益において1億円程度のマイナス影響が出ることを想定
しています。
(4) EC 事業、フィナンシャル事業の両事業において、中長期的な成長の促進を図るためにプロ
モーションの強化を図ることを予定しています。当該施策が実施された場合、今期の広告
宣伝費は当初の予定よりも1億円程度増加することを見込んでいます。
なお、(1)の流通額についてですが、「スーパーデリバリー」の流通額が当初想定よりも高水
準の成長率で推移すると予想しているものの、新型コロナウイルス感染症の影響はいまだ不確実性
が高いため、現段階においては通年でどの程度の成長が達成されるかを正確に見通すことは困難で
す。そのため、修正後の EC 事業の流通額及び売上高は新規にレンジでの見積りとしております。
ご不便をおかけいたしますが、何卒、ご理解を賜りますようお願いいたします。また、(2)のフ
ィナンシャル事業については、今後のデフォルトの水準についてある程度の目途が立ってきたこと
から、デフォルトコストの算定をレンジからスポットに変更しております。
※上記予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおり
ます。実際の業績等は、今後の様々な要因によって上記予想数値と異なる場合があります。
以上