2397 DNAチップ研 2019-01-24 16:00:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成31年1月24日
上 場 会 社 名 株式会社DNAチップ研究所 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2397 URL http://www.dna-chip.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)的場 亮
問合せ先責任者 (役職名)取締役 (氏名)堀川 裕司 (TEL)03(5777)1700
四半期報告書提出予定日 平成31年2月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 172 △2.4 △135 - △135 - △136 -
30年3月期第3四半期 177 74.3 △149 - △151 - △152 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 △31.94 -
30年3月期第3四半期 △35.93 -
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益につきましては、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失である
ため、記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 803 734 90.0
30年3月期 394 295 57.7
(参考) 自己資本 31年3月期第3四半期 723 百万円 30年3月期 227 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
31年3月期 - 0.00 -
31年3月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.平成31年3月期の業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 410 13.0 △96 - △96 - △98 - △23.13
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 5,089,700株 30年3月期 4,237,700株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 94株 30年3月期 94株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 4,277,882株 30年3月期3Q 4,237,606株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱DNAチップ研究所(2397) 平成31年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 .................................................. 2
(1)経営成績に関する説明 .......................................................... 2
(2)財政状態に関する説明 .......................................................... 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ........................................ 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ...................................................... 4
(1) 四半期貸借対照表 ............................................................. 4
(2) 四半期損益計算書 ............................................................. 5
(3) 四半期財務諸表に関する注記事項 ............................................... 6
(四半期損益計算書関係) .......................................................... 6
(継続企業の前提に関する注記) .................................................... 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) .................................. 6
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㈱DNAチップ研究所(2397) 平成31年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済状況は、 企業収益が堅調に推移したことにより、
雇用情勢や所得環境の緩やかな改善傾向が続き、景気は回復基調で推移してまいりましたが、
米中の通商政策に基づく貿易摩擦をはじめとする海外経済の不確実性の高まりにより、依然と
して先行き不透明な状況が続いております。
このような状況下において当社は、方針を「開発力強化と事業化加速」と定め、研究受託事
業の成長と診断事業における、 「EGFR-NGS Check」の事業化へ取り組んでおりま
す。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は 172 百万円(前年同四半期比 97.6%)となり
ました。利益面では、営業損失 135 百万円(前年同四半期営業損失 149 百万円)、経常損失 135
百万円(前年同四半期経常損失 151 百万円)、第3四半期純損失 136 百万円(前年同四半期四半期
純損失 152 百万円)となりました。
事業部門別事業状況は次のとおりです。
【研究受託事業】
研究受託事業におきましては、主な事業として受託解析サービスを行っております。大学や
研究機関、製薬・食品会社等を主要な顧客として、遺伝子関連解析のサービスや解析結果の統
計処理サービスを提供しております。主なサービスは、マイクロアレイ受託解析サービスと次
世代シークエンス受託解析サービスがあります。共に、製薬・食品会社、大学、研究機関等の
顧客に対し積極的な提案型営業を行うとともに、きめ細かなフォローを推進しております。ま
た、各種受託解析の実績から顧客の目的に合わせた実験デザインの提案、データ解析及びサポ
ートに力を入れるとともに、顧客のニーズに合わせた新規サービスメニューの拡充を図ってお
ります。
次世代シークエンスと並び注目を集める遺伝子解析として「デジタルPCR受託サービス」
や、独自の「再生医療研究分野に向けた間葉系幹細胞の品質評価解析サービス(C3チェック
サービス)」等新規サービスを展開しております。
いずれのサービスにつきましても、他社との差別化を意識し、クオリティの高い内容をお客
様に提供すべく取り組んでおります。
その結果、当第3四半期累計期間の売上高は、163 百万円(前年同四半期比 101.5%)となりま
した。
【診断事業】
診断事業におきましては、血液を用いて肺がんの遺伝子変異を検査する「EGFR-NGS
Check」の市場への普及を当社の最優先事項として取り組んでおります。現在この検査の
薬事承認、保険収載を目指した活動を行っております。
また、同時に遺伝子解析を用いた関節リウマチの薬剤効果予測技術の開発、うつ病の診断技
術の開発も積極的に進めております。
その結果、当第3四半期累計期間の売上高は、9百万円(前年同四半期比 59.7%)となりまし
た。
(2)財政状態に関する説明
資産・負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて 389 百万円増加し、754 百万円となりました。これは、
現金及び預金 423 百万円、仕掛品 21 百万円、貯蔵品4百万円などの増加によるものですが、受
取手形及び売掛金 60 百万円の減少などもありました。
固定資産は、前事業年度末に比べて 19 百万円増加し、49 百万円となりました。これは、自
己使用目的等のソフトウエア制作中による費用が 28 百万円増加したことによるものですが、
減価償却費による減少9百万円もありました。
2
㈱DNAチップ研究所(2397) 平成31年3月期第3四半期決算短信
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて 409 百万円増加し、803 百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて 29 百万円減少し、63 百万円となりました。これは、買
掛金の減少 28 百万円などによるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて増加し、6百万円となりました。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて 29 百万円減少し、69 百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べて 439 百万円増加し、734 百万円となりました。これは、新
株予約権行使による資本金及び資本準備金の増加 632 百万円によるものですが、四半期純損失
136 百万円などもありました。
なお、平成 30 年6月 20 日開催の定時株主総会において資本金及び資本準備金の額の減少な
らびに剰余金の処分についての決議を行い、平成 30 年9月 30 日付けでその効力が発生してお
りますが、これは貸借対照表における「純資産の部」の科目振替であり、当社の純資産額に変
動はありません。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成 30 年4月 19 日の「平成 30 年3月期 決算短信」に公表いたしました業績予想に修正は
ありません。
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㈱DNAチップ研究所(2397) 平成31年3月期第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 220,436 643,545
受取手形及び売掛金 128,806 68,143
商品 905 841
仕掛品 807 22,485
貯蔵品 4,612 9,042
その他 9,258 10,349
流動資産合計 364,827 754,408
固定資産
有形固定資産 24,748 16,705
無形固定資産 674 29,048
投資その他の資産 4,171 3,719
固定資産合計 29,594 49,473
資産合計 394,421 803,882
負債の部
流動負債
買掛金 52,322 23,899
その他 40,731 39,415
流動負債合計 93,054 63,314
固定負債
退職給付引当金 6,196 6,361
固定負債合計 6,196 6,361
負債合計 99,250 69,676
純資産の部
株主資本
資本金 1,400,024 416,219
資本剰余金 1,312,574 443,798
利益剰余金 △2,485,019 △136,638
自己株式 △68 △68
株主資本合計 227,510 723,311
新株予約権 67,661 10,893
純資産合計 295,171 734,205
負債純資産合計 394,421 803,882
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㈱DNAチップ研究所(2397) 平成31年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 177,167 172,984
売上原価 143,311 154,733
売上総利益 33,855 18,250
販売費及び一般管理費 183,443 153,482
営業損失(△) △149,587 △135,232
営業外収益
受取利息 1 0
受取賃貸料 188 126
その他 120 174
営業外収益合計 310 301
営業外費用
新株予約権発行費 2,189 -
為替差損 74 215
営業外費用合計 2,264 215
経常損失(△) △151,541 △135,145
特別利益
固定資産売却益 2 13
特別利益合計 2 13
特別損失
特別退職金 - 1,287
その他 0 0
特別損失合計 0 1,287
税引前四半期純損失(△) △151,538 △136,420
法人税、住民税及び事業税 712 217
法人税等合計 712 217
四半期純損失(△) △152,251 △136,637
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(3) 四半期財務諸表に関する注記事項
(四半期損益計算書関係)
前第3四半期累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)及び当第3四半期
累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
売上高の季節的変動
当社は、事業の性質上、売上高が第4四半期会計期間に集中する傾向があり、各四半期会
計期間の業績に季節的変動があります。
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
平成30年6月20日開催の定時株主総会の決議により、 平成30年9月30日付で会社法第447条第1
項及び第448条第1項の規定に基づき、 資本金1,300,024千円及び資本準備金1,184,995千円を減少
させ、その他資本剰余金に振り替えた後、同日付で会社法第452条の規定に基づき、その他資本剰
余金2,485,019千円を全額減少し、繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補に充当いたしました。こ
の結果、当第2四半期会計期間末において、資本金が100,000千円、資本剰余金が127,579千円と
なりました。
また、平成26年12月8日発行の第1回新株予約権(第三者割当による行使価額修正条項付新株
予約権 )の行使に伴う新株の発行による払込みを平成30年12月19日に受け、資本金及び資本準備
金がそれぞれ316,219千円増加しております。この結果、当第3四半期会計期間末において資本金
が416,219千円、資本剰余金が443,798千円となっております。
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