2397 DNAチップ研 2019-04-18 16:00:00
平成31年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年4月18日
上 場 会 社 名 株式会社DNAチップ研究所 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2397 URL http://www.dna-chip.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)的場 亮
問合せ先責任者 (役職名)取締役 (氏名)堀川 裕司 (TEL) 03(5777)1700
定時株主総会開催予定日 2019年6月19日 配当支払開始予定日 -年-月-日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期の業績(2018年4月1日~2019年3月1日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 360 △0.6 △99 - △103 - △104 -
2018年3月期 362 11.8 △125 - △126 - △127 -
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年3月期 △23.42 - △21.3 △16.4 △27.6
2018年3月期 △30.11 - △43.8 △28.9 △34.5
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 - 百万円 2018年3月期 - 百万円
2019年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式は存在するものの1株当たり純損失であるため
記載しておりません。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年3月期 864 769 87.3 148.36
2018年3月期 394 295 57.7 53.69
(参考) 自己資本 2019年3月期 755 百万円 2018年3月期 227 百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 △89 △37 564 658
2018年3月期 △102 △29 △2 220
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年3月期 - 0 00 - 0 00 0 00 - - -
2019年3月期 - 0 00 - 0 00 0 00 - - -
2020年3月期(予想) - 0 00 - 0 00 0 00 -
3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 380 5.3 △160 - △160 - △162 - △31.83
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 5,089,700 株 2018年3月期 4,237,700 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 94 株 2018年3月期 94 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 4,478,033 株 2018年3月期 4,237,606 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等に
ついては、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
○目次
1.経営成績等の概況 ..................................................................... 2
(1)当期の経営成績の概況 ............................................................. 2
(2)当期の財政状態の概況 ............................................................. 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ................................................... 4
(4)今後の見通し ..................................................................... 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ................................................. 5
3.財務諸表及び主な注記 ................................................................. 6
(1)貸借対照表 ....................................................................... 6
(2)損益計算書 ....................................................................... 8
(3)株主資本等変動計算書 ............................................................. 9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ........................................................ 11
(5)財務諸表に関する注記事項 ........................................................ 12
(継続企業の前提に関する注記) ................................................. 12
(セグメント情報) ............................................................. 12
(持分法損益等) ............................................................... 14
(1株当たり情報) ............................................................. 15
(重要な後発事象) ............................................................. 15
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(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善が続き、景気は緩やかな回復基調
で推移したものの、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速懸念や、海外経済の動向と政策に関する
不確実性などもあり、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当社を取り巻くライフサイエンス分野におきましては、近年、ヒトiPS細胞関連の臨床試験が盛んに
行われており、再生医療の実用化が本格化してきました。また、再生医療分野に異業種を含めた様々な企
業が参入するなど、再生医療の産業化が本格的なステージに入ってきました。今後、再生医療分野の市場
規模は大きく拡大することが予測されております。
最新のがん治療におきましては、従来の三大治療である「手術(外科治療)、
」「薬物治療 (抗がん剤治療)、
」
「放射線治療」に加えて、
「免疫療法(体の中に侵入した異物を排除するために、生まれながらに備えてい
る能力を高め、がんの治療を行う方法)」が注目されています。近年、免疫療法に用いる「免疫チェックポ
イント阻害剤」が医薬品として承認され、従来自由診療であった免疫療法による治療が一部保険診療可能
となり、患者負担が少なく治療を受けることが可能になりました。
また、遺伝子解析技術の向上により、今後がん予防や治療に新たな展開が期待されております。当社に
おきましても、血液を用いて肺がんの遺伝子変異検査を行う、「EGFR-NGS C e k
h c 」の薬事承認・保
険収載を最優先事項として取組んでおります。
このような状況下において当社は、方針を「開発力強化と事業化加速」と定め、研究受託事業の成長と
診断事業における「EGFR-NGS Check」の事業化に取り組んでおります。
当事業年度の業績は、以下のとおりです。
(単位:千円)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2019 年 3 月期 360,807 △99,534 △103,314 △104,878
2018 年 3 月期 362,843 △125,027 △126,632 △127,579
【売上高】
当事業年度の売上高は、前年に比べ 2,035 千円減少し、360,807 千円となりました。事業区分別概況は、
次のとおりです。
<研究受託事業>
研究受託事業におきましては、主な事業として受託解析サービスを行っております。大学や研究機関、
製薬・食品会社等を主要な顧客として、遺伝子関連解析のサービスや解析結果の統計処理のサービスを提
供しております。主なサービスは、マイクロアレイ受託解析サービスと次世代シークエンス受託解析サー
ビスがあります。共に、製薬・食品会社、大学、研究機関等の顧客に対し積極的な提案型営業を行うとと
もに、きめ細かなフォローを推進しております。また、各種受託解析の実績から顧客の目的に合わせた実
験デザインの提案、データ解析及びサポートに力を入れるとともに、顧客ニーズに合わせた新規サービス
メニューの拡充を図っております。
次世代シークエンスと並び注目を集める遺伝子解析として、
「デジタルPCR受託サービス」や独自の
「再生医療研究分野に向けた間葉系幹細胞の品質評価解析サービス(C3チェックサービス)」等新規サ
ービスを展開しております。
いずれのサービスにつきましても、他社との差別化を意識し、クオリティの高い内容をお客様に提供
すべく取り組んでおります。
当事業年度の売上高は、315 百万円(前年同期比 98.9%)となりました。
2
(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
<診断事業>
診断事業におきましては、血液を用いて肺がんの遺伝子変異を検査する「E FR NG C e k
G - S h c 」の
市場への普及を当社の最優先事項として取り組んでおります。現在この検査の薬事承認、保険収載を目
指した活動を行っております。
また、同時に遺伝子解析を用いた関節リウマチの薬剤効果予測検査、うつ病の診断技術の開発も積極
的に進めております。
当事業年度の売上高は、45 百万円(前年同期比 103.1%)となりました。
【営業損失】
前事業年度は 125 百万円であったのに対し、当事業年度は、99 百万円となりました。
【経常損失】
前事業年度は 126 百万円であったのに対し、当事業年度は、103 百万円となりました。
【当期純損失】
前事業年度は 127 百万円であったのに対し、当事業年度は、104 百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況
①資産
流動資産は、前事業年度末に比べて、445百万円増加し、810百万円となりました。これは、主とし
て現預金の増加437百万円、売上債権の増加5百万円、棚卸資産の増加5百万円などによるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて24百万円増加し、54百万円となりました。これは主として無形
固定資産のソフトウェア仮勘定の増加35百万円によるものですが、減価償却費12百万円による減少な
どもありました。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて、470百万円増加し、864百万円となりました。
②負債
流動負債は、前事業年度末に比べて、4百万円減少し、88百万円となりました。これは、買掛金の
減少4百万円などによるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて増加し、6百万円となりました。これは、退職給付引当金が増
加したことによるものです。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて、3百万円減少し、95百万円となりました。
③純資産
純資産合計は、前事業年度末に比べて、473百万円増加し、769百万円となりました。これは新株予
約権の行使632百万円の増加によるものですが、当期純損失104百万円、新株予約権53百万円などの減
少もありました。
1株当たり純資産は、前事業年度末に比べて、94円67銭増加し、148円36銭となりました。また、自
己資本比率は、前事業年度末の57.7%から、87.3%となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末残高より437百万円
増加して658百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フロ-の状況とそれらの要因は次の
とおりです。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フロ-では、前事業年度に102百万円の支出となったのに対し、当事業
年度は89百万円の支出となりました。支出の要因は税引前当期純損失104百万円によるものですが、減
価償却費の増加12百万円などもありました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロ-
投資活動によるキャッシュ・フローでは、前事業年度29百万円の支出となったのに対し、当事業年
度は37百万円の支出となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出3百万円、無形固定
資産の取得による支出33百万円などによるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロ-
財務活動によるキャッシュ・フロ-では、前事業年度は2百万円の支出となったのに対し、当事業
年度は564百万円の収入となりました。これは新株予約権の行使による株式の発行による収入565百万
円などによるものです。
(参考) キャッシュ・フロ-関連指標の推移
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率 85.9% 83.2% 73.5% 57.7% 87.3%
時価ベ-スの
384.1% 321.4% 565.8% 1482.7% 437.9%
自己資本比率
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベ-スの自己資本比率:時価総額/総資産
当社には有利子負債はありません。従いまして利息の支払等もありませんので、債務償還年数及びイ
ンタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。
(4)今後の見通し
<研究受託事業>
①提案型研究受託の営業強化
研究受託事業におきましては、提案型研究受託の営業強化を図り、従来の大学・研究所中心のビジネス
に加え、製薬会社、食品会社等の企業向けビジネスの拡大を図ってまいります。
②大型案件の受注の確保
大型案件の受注を確実に確保し、売上の拡大を図ってまいります。
③外部との連携強化
他社との販売連携を実施し、受注件数を拡大してまいります。
④新サービスメニュー開発によるメニューの差別化
お客様の要望の高い新サービスメニューを開発し、 他社との差別化を図り受注の拡大を図ってまいりま
す。
<診断事業>
①「E FR NG C e k
G - S h c 」に続く検査メニューの開発
診断事業におきましては、 GF -N
「E R GS C e k
h c 」の薬事承認・保険収載に向けた取り組みを行って
おります。現在、薬事申請に目途がつきつつある状況となっております。今後は、 「EGF NGS C e
R- h
c 」に続く、次世代シークエンサーを使用した新たな診断検査メニューの開発を進めてまいります。
k
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(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
なお、次期(2020年3月期)の業績予想につきましては、以上の取組みを実施し、売上高380百万円、営
業損失160百万円、経常損失160百万円、当期純損失162百万円を見込んでおります。
※本資料における予想につきましては、当社が現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであります。
予想に内在するさまざまな不確定要因や今後の事業運営における内外の状況変化等により、実際の業績と
異なる場合がありますので、ご承知置きください。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性を考慮し、当面は日本基準で財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針でありま
す。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 220,436 658,009
受取手形 24,112 21,977
売掛金 104,694 112,643
商品 905 0
仕掛品 807 5,909
貯蔵品 4,612 5,780
前払費用 7,539 5,455
その他 1,718 583
流動資産合計 364,827 810,360
固定資産
有形固定資産
建物 7,492 7,492
減価償却累計額 △7,492 △7,492
建物(純額) 0 0
工具、器具及び備品 187,187 167,343
減価償却累計額 △162,438 △152,409
工具、器具及び備品(純額) 24,748 14,933
有形固定資産合計 24,748 14,933
無形固定資産
特許権 674 578
ソフトウエア 0 0
ソフトウエア仮勘定 - 35,299
施設利用権 0 0
無形固定資産合計 674 35,878
投資その他の資産
投資有価証券 0 0
長期前払費用 622 47
敷金 3,548 3,521
投資その他の資産合計 4,171 3,569
固定資産合計 29,594 54,380
資産合計 394,421 864,740
負債の部
流動負債
買掛金 52,322 48,161
未払金 3,359 2,893
未払費用 24,785 25,167
未払消費税等 1,458 4,928
未払法人税等 8,225 5,150
預り金 2,902 2,668
流動負債合計 93,054 88,969
固定負債
退職給付引当金 6,196 6,636
固定負債合計 6,196 6,636
負債合計 99,250 95,606
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,400,024 416,219
資本剰余金
資本準備金 1,312,574 443,798
資本剰余金合計 1,312,574 443,798
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 △2,485,019 △104,879
利益剰余金合計 △2,485,019 △104,879
自己株式 △68 △68
株主資本合計 227,510 755,070
新株予約権 67,661 14,063
純資産合計 295,171 769,134
負債純資産合計 394,421 864,740
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高
売上高 362,843 360,807
売上原価
売上原価 245,748 260,945
売上総利益 117,094 99,862
販売費及び一般管理費 242,122 199,396
営業損失(△) △125,027 △99,534
営業外収益
受取利息 2 2
受取賃貸料 237 907
その他 398 213
営業外収益合計 638 1,123
営業外費用
株式交付費 - 4,096
新株予約権発行費 2,189 594
為替差損 53 212
営業外費用合計 2,243 4,903
経常損失(△) △126,632 △103,314
特別利益
固定資産売却益 2 13
特別利益合計 2 13
特別損失
特別退職金 - 1,287
その他 0 0
特別損失合計 0 1,287
税引前当期純損失(△) △126,629 △104,588
法人税、住民税及び事業税 950 290
法人税等合計 950 290
当期純損失(△) △127,579 △104,878
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 剰余金 利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計
繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 1,400,024 1,312,574 1,312,574 △2,357,440 △2,357,440
当期変動額
当期純損失(△) △127,579 △127,579
株主資本以外の項目
の 当 期 変 動 額(純
額)
当期変動額合計 △127,579 △127,579
当期末残高 1,400,024 1,312,574 1,312,574 △2,485,019 △2,485,019
株主資本
新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △68 355,089 63,303 418,392
当期変動額
当期純損失(△) △127,579 △127,579
株主資本以外の項目
の 当 期 変 動 額(純 4,357 4,357
額)
当期変動額合計 △127,579 4,357 △123,221
当期末残高 △68 227,510 67,661 295,171
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(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
当事業年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益
資本金 その他 剰余金 利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計
資本剰余金 繰越利益剰 合計
余金
当期首残高 1,400,024 1,312,574 - 1,312,574 △2,485,019 △2,485,019
当期変動額
新株の発行(新株予
316,219 316,219 316,219
約権の行使)
資本金から剰余金へ
△1,300,024 1,300,024 1,300,024
の振替
準備金から剰余金へ
△1,184,995 1,184,995 -
の振替
欠損填補 △2,485,019 △2,485,019 2,485,019 2,485,019
当期純損失(△) △104,878 △104,878
株主資本以外の項目
の 当 期 変 動 額(純
額)
当期変動額合計 △983,804 △868,775 - △868,775 2,380,140 2,380,140
当期末残高 416,219 443,798 - 443,798 △104,879 △104,879
株主資本
新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △68 227,510 67,661 295,171
当期変動額
新 株 の 発 行(新 株 予
632,439 632,439
約権の行使)
資本金から剰余金へ
- -
の振替
準備金から剰余金へ
- -
の振替
欠損填補 - -
当期純損失(△) △104,878 △104,878
株主資本以外の項目
の 当 期 変 動 額(純 △53,597 △53,597
額)
当期変動額合計 527,560 △53,597 473,963
当期末残高 △68 755,070 14,063 769,134
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(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純損失(△) △126,629 △104,588
減価償却費 8,119 12,916
退職給付引当金の増減額(△は減少) 1,314 440
受取利息 △2 △2
売上債権の増減額(△は増加) △16,256 △5,815
たな卸資産の増減額(△は増加) △4,813 △5,364
仕入債務の増減額(△は減少) 29,957 △5,646
未払費用の増減額(△は減少) 2,367 382
その他 4,205 19,101
小計 △101,736 △88,576
利息の受取額 2 2
法人税等の支払額 △1,196 △949
営業活動によるキャッシュ・フロー △102,930 △89,524
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △29,660 △3,437
無形固定資産の取得による支出 - △33,924
有形固定資産の売却による収入 3 13
投資活動によるキャッシュ・フロー △29,657 △37,348
財務活動によるキャッシュ・フロー
新株予約権の行使による株式の発行による収入 - 565,039
新株予約権の発行による支出 △2,189 △594
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,189 564,445
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △134,777 437,573
現金及び現金同等物の期首残高 355,213 220,436
現金及び現金同等物の期末残高 220,436 658,009
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営
資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、受託解析及び関連技術の開発を行う「研究受託事業」とRNAチェックの技術を利用した診断サー
ビスの開発や販売を行う「診断事業」を主な事業の内容としており、この事業区分ごとに包括的な戦略を立案
し、事業活動を行っております。
従って、当社は事業区分を基礎としたセグメントから構成されており、
「研究受託事業」及び「診断事業」の
2つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、財務諸表作成において採用している会計処理の方法と
概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 調整額 合計
研究受託事業 診断事業 計 (注)1 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 318,454 44,388 362,843 ― 362,843
セ グ メ ン ト 間の 内 部 売 ― ― ― ― ―
上高又は振替高
計 318,454 44,388 362,843 ― 362,843
セグメント利益 21,367 △61,316 △39,948 △85,079 △125,027
セグメント資産 146,609 9,596 156,206 238,215 394,421
セグメント負債 31,656 12,915 44,571 54,679 99,250
その他の項目
減価償却費 3,585 1,922 5,507 2,639 8,147
有形固定資産及び無形固 13,771 7,270 21,041 11,730 32,771
定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△85,079千円は、全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研
究開発費であります。
(2)セグメント資産の調整額238,215千円は、全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない本社の現金及び預金
等であります。
(3)セグメント負債の調整額54,679千円は、全社負債であり、主に報告セグメントに帰属しない本社の未払費用等で
あります。
(4)減価償却費の調整額は、報告セグメントに帰属しない建物等の減価償却費であります。
(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、報告セグメントに帰属しない工具、器具及び備品でありま
す。
2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
当事業年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 調整額 合計
研究受託事業 診断事業 計 (注)1 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 315,062 45,745 360,807 ― 360,807
セ グ メ ン ト 間の 内 部 売 ― ― ― ― ―
上高又は振替高
計 315,062 45,745 360,807 ― 360,807
セグメント利益 32,249 △49,778 △17,528 △82,005 △99,534
セグメント資産 144,353 17,307 161,661 703,079 864,740
セグメント負債 38,411 8,543 46,955 48,650 95,606
その他の項目
減価償却費 6,262 3,388 9,651 3,867 13,518
有形固定資産及び無形固 1,310 794 2,104 36,200 38,304
定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△82,005千円は、全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及
び研究開発費であります。
(2)セグメント資産の調整額703,079千円は、全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない本社の現金及び
預金等であります。
(3)セグメント負債の調整額48,650千円は、全社負債であり、主に報告セグメントに帰属しない本社の未払費用
等であります。
(4)減価償却費の調整額は、報告セグメントに帰属しない建物等の減価償却費であります。
(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、報告セグメントに帰属しないソフトウェア仮勘定等で
あります。
2.セグメント利益は、財務諸表の営業利益と調整を行っております。
(持分法損益等)
前事業年度(自 2017 年4月1日 至 2018 年3月 31 日)
当社には関連会社がありませんので、該当事項はありません。
当事業年度(自 2018 年4月1日 至 2019 年3月 31 日)
当社には関連会社がありませんので、該当事項はありません。
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(株)DNAチップ研究所 (2397) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎並びに1株当たり当期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項 目
2018 年3月 31 日 2019 年3月 31 日
(1)1株当たりの純資産額 53.69 円 148.36 円
(算定上の基礎)
貸借対照表の純資産の部の合計額 (千円) 295,171 769,134
普通株式に係る純資産額 (千円) 227,510 755,070
普通株式の発行済株式数 (株) 4,237,700 5,089,700
1株当たり純資産額の算定に用い
(株) 4,237,606 5,089,606
られた普通株式の数
前事業年度 当事業年度
項 目 (自 2018 年4月1日 (自 2018 年4月1日
至 2019 年3月 31 日) 至 2019 年3月 31 日)
(2)1株当たりの当期純損失 30.11 円 23.42 円
(算定上の基礎)
損益計算書上の当期純損失 (千円) 127,579 104,878
普通株式に係る当期純損失 (千円) 127,579 104,878
普通株式の期中平均株式数 (株) 4,237,606 4,478,033
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純
損失であるため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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