2388 J-ウェッジHD 2021-11-12 18:20:00
令和3年9月期連結業績及び個別業績の前年同期実績からの差異に関するお知らせ [pdf]
令和3年 11 月 12 日
各 位
会社名 株式会社ウェッジホールディングス
代表者名 代表取締役社長兼 CEO 此下 竜矢
(コード 2388 東証JASDAQ市場)
問合せ先 開示担当 小竹 康博
(TEL 03 - 6225 - 2207)
令和3年9月期連結業績及び個別業績の前年同期実績からの差異に関するお知らせ
当社は、業績予想の公表を差し控えさせていただいておりますが、令和3年9月期(令和2年 10 月
1日~令和3年9月 30 日)の業績が、前年同期の実績値に比較して重要な差異を生じることとなりま
したので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 令和3年9月期 連結業績と前年同期実績との差異
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する当期
当期純利益
純利益
前年同期実績(A)
7,750 百万円 342 百万円 △340 百万円 △1,839 百万円 △51.44 円
(令和2年9月期)
今回発表業績(B)
5,772 百万円 226 百万円 △392 百万円 △1,183 百万円 △33.09 円
(令和3年9月期)
増減額(B-A) △1,978 百万円 △116 百万円 △52 百万円 656 百万円 ―
増減率(%) △25.5% △33.9 ― ― ―
2. 差異の理由
売上高につきましては、営業貸付金を減少させる保守的な営業方針を採っていたことと、新型コロ
ナウイルス感染症対策による営業停止・休業の影響により、前年同期実績より 1,978 百万円減少し
5,772 百万円(対前年同期実績 25.5%減少)となっております。
営業利益につきましては、コンテンツ事業の利益が大幅に改善する一方、上記売上高減少のほか、
Digital Finance 事業において、新型コロナウイルス感染症拡大による営業停止・休業の影響等により
貸付金回収を行えず支払遅延による貸倒れが増加したこと等の影響により、116 百万円減少し 226 百
万円(対前年同期比 33.9%減)となっております。
経常利益につきましては、上記の要因のほか、Digital Finance 事業の持分法適用関連会社 CCF の業
績が改善し(約 1 億 39 百万)
、リゾート事業を営む持分法適用関連会社 P.P.Coral Resort Co.,Ltd.
がロックダウン等により 2020 年4月からホテルを休業していたこと等の影響(約 1 億 22 百万円によ
る損失ならびに固定資産など償却資産の減損(約2億 44 百万円)により昨年対比で悪化(計約 2 億 53
百万円)しました。また、前年同期に計上しておりました持分法適用関連会社 Engine Property
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Management Co.,Ltd.ののれんの減損処理等は当連結会計年度には発生しておりません。これらの総合
により前年同期より 52 百万円減少し△392 百万円(前年同期は 340 百万円の経常損失)となっており
ます。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の要因に加え、Digital Finance 事業におい
てコロナ禍やミャンマー政変などの影響を考慮して減損損失を 540 百万円、ならびに投資有価証券評
価損を 973 百万円計上したこと、不要と判断して売却した Bank J Trust Indonesia の株式の投資有価
証券売却損を 161 百万円計上したこと等のため、Digital Finance 事業の当期純損失が相対的に大きく
計上されましたが、前年同期に計上された特別損失等に比べて相対的に減少したことから、非支配株
主に帰属する当期純損失が 1,628 百万円控除され、 百万円改善し△1,183 百万円
656 (前年同期は 1,839
百万円の純損失)となっております。
3. 令和3年9月期 個別業績と前年同期実績との差異
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
前年同期実績(A)
512 百万円 △43 百万円 △68 百万円 △2,161 百万円 △60.44 円
(令和2年9月期)
今回発表業績(B)
658 百万円 104 百万円 138 百万円 △1,626 百万円 △45.46 円
(令和3年9月期)
増減額(B-A) 146 百万円 147 百万円 166 百万円 535 百万円 ―
増減率(%) 28.5% ― ― ― ―
4. 差異の理由
売上高につきましては、当社が手がけた各種漫画の人気が好調であることから書籍編集が伸びたこ
と、また当社が手がけたトレーディングカードゲームの人気が高くロイヤリティ収入が伸びたことか
ら、前年同期実績より 146 百万円増加し 658 百万円(対前年同期実績 28.5%増加)となっております。
営業利益につきましては、上記売上高増加のほか、経費の削減効果も奏功し、147 百万円改善し 104
百万円(前年同期実績は△43 百万円)となっております。
経常利益につきましては、上記の要因により、166 百万円改善し 138 百万円(前年同期実績は△68
百万円)となっております。
当期純利益につきましては、上記の要因に加え、子会社株式(Engine Holdings Asia PTE.LTD.)の
評価を行った結果、関係会社株式評価損を 1,746 百万円計上したことから、535 百万円減少し△1,626
百万円(前年同期実績は△2,161 百万円)となっております。
以 上
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