2388 J-ウェッジHD 2020-12-15 15:45:00
営業外収益(為替差益)の計上、営業外費用の発生、営業外費用(持分法による投資損失)の計上及び特別損失の発生に関するお知らせ [pdf]

                                                         令和2年 12 月 15 日
 各        位
                                    会社名     株式会社ウェッジホールディングス
                                    代表者名      代表取締役社長兼 CEO      此下   竜矢
                                    (コード 2388     東証JASDAQ市場)
                                     問合せ先     開示担当              小竹   康博
                                     (TEL   03 - 6225 - 2207)


         営業外収益(為替差益)の計上、営業外費用の発生、
  営業外費用(持分法による投資損失)の計上及び特別損失の発生に関するお知らせ

 当社は、令和2年9月期(令和元年 10 月1日~令和2年9月 30 日)において、下記のとおり営業外収益
(為替差益)の計上、営業外費用の発生、営業外費用(持分法による投資損失)の計上、及び特別損失が発
生することになりましたので、お知らせいたします。

                                記


1. 営業外収益(為替差益)の計上及びその内容
      第3四半期連結累計期間(令和元年 10 月1日~令和2年6月 30 日)において、為替差損 33 百万円
     を営業外費用に計上しておりましたが、主に為替相場の変動に伴う当社グループの保有する外貨建債
     権債務の簿価と、期末為替レートによる評価額との差により、当連結会計年度(令和元年 10 月1日~
     令和2年9月 30 日)に為替差益が発生したため、為替差損は相殺され、為替差益 18 百万円を計上す
     ることとなりました。


2. 営業外費用(社債利息      728 百万円)の発生及びその内容
      当連結会計年度(令和元年 10 月1日~令和2年9月 30 日)において、子会社の Group Lease PCL
     が発行済みの転換社債等により社債利息 728 百万円を計上することとなりました。


3. 営業外費用(持分法による投資損失)の計上及びその内容
      第3四半期連結累計期間(令和元年 10 月1日~令和2年6月 30 日)において、持分法による投資
     利益 317 百万円を営業外収益に計上しておりましたが、当連結会計年度におきましては、主にリゾー
     トホテルを運営する持分法適用関連会社の P.P. Coral Resort Co.,Ltd.について、新型コロナウイル
     ス感染症拡大防止策の一環で、世界的に海外渡航が制限されている現状に鑑み、のれんの減損(485 百
     万円   持分法による投資損失にて計上)を実施することといたしました。以上の結果、当該のれんの
     減損と第3四半期連結累計期間までの持分法による投資利益を相殺し、持分法による投資損失 155 百
     万円を計上することとなりました。




4. 特別損失の発生及びその内容
 (1)当社は、当連結会計年度において、主に Digital Finance 事業を行う当社連結子会社(GL Finance
     PLC)の取引先に対する前渡金等の債権について、現在のコロナ禍での営業状況等に鑑み、貸倒引当金
     750 百万円を繰り入れることとし、一部貸倒引当金の戻し入れがありましたので相殺の上、貸倒引当金


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   繰入額 747 百万円を特別損失に計上することとなりました。
 (2)当社は、2020 年 10 月 7 日付「シンガポールにおける JTrust Asia Pte.Ltd.による Group Lease
   Holdings PTE.LTD.に対する民事訴訟の判決について」にてご報告しておりましたとおり、当該訴訟の
   判決において当社連結子会社 Group Lease Holdings PTE.LTD.ほか被告6名に対し、約7千万USドル
   及び、約 13 万シンガポールドル(合計日本円で約 74 億円)の支払いが命じられておりました。当該
   支払いが命じられた金額の内、約 4,900 万USドル(日本円で約 51 億 77 百万円)については、当社
   連結財務諸表上にも計上済みの Group Lease PCL.の転換社債(5,000 万USドル      日本円で約 52 億 83
   百万円)の実質的な償還の命令となりますので、法律専門家とも協議を行い当連結会計年度におきま
   しては、保守的な会計処理を進めることとして、主にその差額を訴訟損失引当金繰入 2,295 百万円と
   して特別損失に計上することとなりました。
 (3)当社は、当事業年度において、連結子会社株式(Engine Holdings Asia PTE.LTD.)の評価を実施
   しましたところ、主に Engine Holdings Asia PTE.LTD.が保有する株式の評価の下落が認められたこと
   から、関係会社株式評価損 2,085 百万円を特別損失に計上することとなりました。当該関係会社株式
   評価損は当社単体の財務諸表のみにおいて計上され、連結決算手続き上相殺消去されてしまうことか
   ら連結財務諸表への影響はありません。


5. 今後の見通し
    上記につきましては、令和2年 12 月 15 日付「令和2年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                  」に反
   映させております。


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