9997 ベルーナ 2020-05-20 15:00:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]
2020年3月期 決算説明資料
基幹カタログ「ベルーナ」 通販サイト「ベルーナ」 アパレルモール「RYURYUmall」 ワイン通販「My Wine CLUB」
2020年5月20日(水)
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目次
1.決算ハイライト P.2
2.今期予算について P.10
3.トピックス P.17
4.株主還元 P.19
5.参考資料 P.21
1
1. 決算ハイライト
1. 決算総括
2. 決算概況
3. セグメント別損益
4. 売上の増減分析
5. 営業利益の増減分析
6. 貸借対照表
7. キャッシュフロー計算書
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1-1. 決算総括
売上高は前年を上回って着地
営業利益、経常利益、当期純利益は前年
比、予算比共にマイナスとなった
売上高は前年比1.3%増で着地
営業利益は新型コロナウイルスの影響等も加わり前年比▲14.1%
と減益だった
経常利益は為替関連損益の影響により、前年比▲32.3%
当期純利益は前年比▲43.3%で着地となった
3
1-2. 決算概況
売上高 ~ 前年比1.3%増となった
営業利益 ~ 前年比、予算比ともに下回った
経常利益、当期純利益についても前年比、予算比ともに
下回った 単位:億円
19/3期 20/3期 21/3期
連結
実績 実績 予算比 前年比 予算
売上高 1,776.5 1,799.5 -0.0% 1.3% 1,750.0
売上原価 762.8 748.9 -0.2% -1.8% 750.0
販売管理費 893.6 947.5 0.8% 6.0% 930.0
営業利益 120.1 103.1 -6.3% -14.1% 70.0
営業外損益 33.0 0.5 - -98.3% 8.0
(内、為替関連損益) (22.3) (-2.2) - - -
経常利益 153.1 103.7 -5.8% -32.3% 78.0
当期純利益 103.4 58.6 -16.3% -43.3% 52.0
4
1-3. セグメント別損益
売上高 ~ 総合通販、その他を除く5セグメントが増収を達成
営業利益~ 専門通販他3セグメントが増益
総合通販他2セグメントが減益
・ 専門通販は化粧品事業、ワイン事業などで新規獲得と
既存客のリピートが好調だったことにより、成長性と収益性を牽引
・ 総合通販は原価率の改善が想定を下回った為、営業利益が下回った
・ 店舗販売はさが美GHDの催事販売見直しの影響等により売上、営業利益ともに下回った
セグメント別売上高と営業利益 単位:億円
総合 専門 店舗 連結
ソリューション ファイナンス プロパティ その他 計
通販 通販 販売 消去
売上高 733.8 497.7 304.0 83.3 44.0 86.9 59.4 -9.7 1,799.5
予算比(%) -0.6% +3.7% -2.0% -2.1% +1.5% -1.1% -24.2% -57.5% -0.0%
前年比(%) -5.4% +4.0% +8.0% +33.1% +14.8% +7.7% -14.0% -5.7% +1.3%
営業利益 17.1 39.1 3.1 26.5 18.7 6.6 -3.9 -4.1 103.1
予算比(億円) -2.4 1.9 -4.5 1.5 1.3 -0.6 -6.0 1.9 -6.9
前年比(億円) -21.0 6.5 -6.9 3.8 1.1 4.1 -6.3 1.8 -16.9
営業利益率 2.3% 7.8% 1.0% 31.8% 42.6% 7.6% -6.6% 42.4% 5.7% 5
1-4. 売上の増減分析
店舗販売はさが美GHDが前期2Qより連結されたことやBANKANわも
のや、アパレル店舗の店舗数増の影響等もあり増収
ソリューション事業は通販代行サービス、封入同送サービスともに好調
だったことで増収
・総合通販事業 ▲42.3億円
・マイム ▲9.5億円
売上高の増減要因
・通販代行サービス 17.4億円
1,850.0 ・封入同送サービス 2.6億円
6.2 単位:億円
1,825.0 19.2
▲45.7
20.7
1,800.0
22.6
1,775.0 ・オージオ 11.2億円
・ワイン 10.6億円
1,750.0 1,799.5
1,776.5 ・さが美GHD 10.1億円
1,725.0 ・BANKANわものや 7.6億円
・アパレル店舗 4.8億円
1,700.0
19/3期 店舗 ソリューション 専門 プロパティ 他 20/3期
販売 通販 6
1-5. 営業利益の増減分析
総合通販は紙代の値上げ等による媒体費率の悪化の影響などにより減益
店舗販売は前連結会計年度に取得したさが美GHDにおいて費用先行す
る1Qの損益を当期より反映している影響などもあり減益
その他は衣装レンタルのマイムにおいて卒業式の中止に伴うキャンセルの
影響もあり、減益
営業利益の増減要因 単位:億円
140.0
1.1 ・さが美GHD ▲6.0億円
3.8
130.0 4.1 ・アパレル店舗 ▲1.0億円
6.5 ▲21.0
120.0
・マイム ▲5.9億円
110.0 ▲6.9
▲4.5
100.0
120.1 ・紙代の値上げ等による
90.0 媒体費率の上昇 ▲11.2億円
・運賃単価の上昇による影響 103.1
80.0 ▲4.0億円
70.0
19/3期 専門 プロパティ ソリューション ファイナンス 総合 店舗 他 20/3期
通販 通販 販売 7
1-6. 貸借対照表
流動資産では主に営業貸付金が増加
固定資産では主に有形固定資産が増加
これに対し、負債では有利子負債が主に増加
単位:億円
19/3末 20/3末 増減額
流動資産 992.4 1,036.8 44.4
現金及び預金 220.7 227.9 7.2
営業貸付金 237.8 273.1 35.3
商品 208.6 209.1 0.5
固定資産 1,145.4 1,194.5 49.0
有形固定資産 832.0 886.5 54.5
投資その他資産 200.8 189.7 -11.2
総資産 2,137.9 2,231.3 93.4
負債 1,132.5 1,206.0 73.5
有利子負債 697.1 778.2 81.1
純資産 1,005.3 1,025.3 19.9
自己株式 -1.7 -4.9 -3.2
[自己資本比率] [46.7%] [45.7%] [-1.0P]
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1-7. キャッシュフロー計算書
税金等調整前当期純利益の減少で営業キャッシュフローが前年比マイナス
有形固定資産の取得などで投資キャッシュフローがマイナス
長短借入金が増加し全体としてキャッシュは9.4億円増加した
20/3期 単位:億円
19/3期
実績 前年比
営業活動によるキャッシュフロー 85.6 66.2 -19.3
税金等調整前当期純利益 154.7 95.6 -59.1
減価償却費 27.7 31.5 3.9
法人税等の支払額 -54.1 -62.5 -8.5
投資活動によるキャッシュフロー -127.2 -111.1 16.2
有形固定資産取得による支出 -61.4 -94.4 -33.0
設備投資*1
無形固定資産の取得による支出 -8.2 -7.2 1.0
103.4億円
子会社株式の取得による支出 -49.2 -12.2 37.0
減価償却費*2
財務活動によるキャッシュフロー 35.8 57.1 21.3
長短借入金の増減 61.9 80.1 18.2 31.5億円
配当金の支払額 -13.4 -15.0 -1.6
キャッシュに係る換算差額 -0.9 -2.9 -2.0
キャッシュ増減額 -6.8 9.4 16.2
*1: 設備投資額には、ソフトウェアなどの無形固定資産およびリース資産への投資額も含む *2: 減価償却費には、無形固定資産関連の償却も含む 9
2. 今期予算について
1. 今期予算について(連結)
2. 今期予算について(セグメント別)
3. 新型コロナウイルスの影響について
4. 主に影響を受ける部門(総合通販事業)
5. 主に影響を受ける部門(店舗販売事業)
6. 主に影響を受ける部門(プロパティ事業)
10
2-1. 今期予算について(連結)
今期は上半期中心に新型コロナウイルスの影響を織り込み、
減収減益の予算
単位:億円
19/3期 20/3期 21/3期
連結
予算 実績 予算 実績 予算 前年比
売上高 1,800.0 1,776.5 1,800.0 1,799.5 1,750.0 -2.8%
営業利益 150.0 120.1 110.0 103.1 70.0 -32.1%
経常利益 155.0 153.1 110.0 103.7 78.0 -24.8%
当期純利益 105.0 103.4 70.0 58.6 52.0 -11.3%
有利子負債 660~710 697.1 720~770 778.2 800~840 +2.8~7.9%
純資産 1,020.0 1,005.3 1,050.0 1,025.3 1,060.0 +3.4%
ROE 10.8% 10.8% 6.7% 5.8% 5.0% -0.8P
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2-2. 今期予算について(セグメント別)
専門通販は衛生関連商材やワイン等、巣ごもり需要の高まりから
増収増益を見込むものの、総合通販、店舗、プロパティ(ホテル)
については外出の減少や店舗休業等の影響により減収減益を見
込む
セグメント別の予算 単位:億円
21/3期 予算
総合 専門 店舗 連結
ソリューション ファイナンス プロパティ その他 計
通販 通販 販売 消去
売上高 699.8 531.2 257.2 91.6 45.6 94.7 69.0 -39.1 1,750.0
前年比(%) -4.6% +6.7% -15.4% +10.0% +3.7% +9.0% +16.1% +303.8% -2.8%
営業利益 -1.2 45.0 -19.7 25.9 22.4 2.7 2.2 -7.3 70.0
前年比(億円) -18.3 5.9 -22.8 -0.6 3.7 -3.9 6.1 -3.2 -33.1
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2-3. 新型コロナウイルスの影響について
足元では巣ごもり需要等、新たな機会は生まれているもの
の、お出かけ需要の減少や店舗、ホテルの休業の影響がでて
いる。上半期を中心に新型コロナウイルスの影響を各事業に
て織り込み今期は減収減益を想定
今期業績予想 単位:億円
前期実績 今期予想 増減率
売上高 1,799.5 1,750.0 -2.8%
営業利益 103.1 70.0 -32.1%
経常利益 103.7 78.0 -24.8%
当期純利益 58.6 52.0 -11.3%
セグメント別の状況
主に影響を受けている部門 影響なし、または追い風の部門
・総合通販事業 ・専門通販事業
・店舗販売事業 ・ソリューション事業
・プロパティ事業 ・ファイナンス事業 13
2-4. 主に影響を受ける事業(総合通販事業)
1)上半期の前期実績と今期予想
単位:億円
2Q累計 2Q累計
前期実績 今期予想 増減
売上 360.2 329.0 -8.7%
営業利益 8.3 -10.4 -18.8
2)新型コロナウイルスの影響
前提 :9月まで影響が残ることを想定して、計画に織り込んだ
既存顧客 :家具雑貨は販売好調なものの、外出着を中心に販売鈍化を想定
新規顧客 :店舗が閉鎖している影響もあり、レスポンス好調。新規獲得コストを積み増し
今期は既存顧客のレスポンスは鈍化しているものの新規顧客の獲得が好調なことから、積極
的に顧客開拓に注力し来期からの増収増益の土壌づくりの1年と位置付ける
14
2-5. 主に影響を受ける事業(店舗販売事業)
1)上半期の前期実績と今期予想
単位:億円
2Q累計 2Q累計
前期実績 今期予想 増減
売上 156.7 98.1 -37.4%
営業利益 3.4 -24.9 -28.3
2)新型コロナウイルスの影響
アパレル店舗 :5/15現在、84店舗中43店が休業中
上半期中は段階的に開業し下半期は正常化する想定
BANKANわものや:5/15現在、88店舗中28店が休業中
上半期中は段階的に開業し、下半期は正常化する想定
さが美GHD :5/12現在、159店舗中56店が休業中
上半期中は段階的に開業し、下半期は正常化する想定
構造改革のチャンスと捉え、BANKAN化を本格的にスタート
15
2-6. 主に影響を受ける事業(プロパティ事業)
1)上半期の前期実績と今期予想
単位:億円
2Q累計 2Q累計
前期実績 今期予想 増減
売上 44.5 27.8 -37.6%
営業利益 3.0 -3.5 -6.5
2)新型コロナウイルスの影響
国内ホテル :上半期中は休業、もしくは低稼働を想定。
下半期は影響が残るものの段階的に縮小想定
海外ホテル :上半期中は休業、もしくは低稼働を想定。
前下半期からのコスト改善策が奏功し、上半期利益への影響は限定的
不動産賃貸事業:オフィスビル中心に保有。影響はほぼなし。
その他 :昨年稼働した太陽光事業の稼働は想定を上回る。増収増益の見込
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3. トピックス
1. JOB STUDIO PTE.LTD.の取得
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3-1.JOB STUDIO PTE.LTD.の取得
1月21日付でシンガポールにて医療機関向けに人材紹介・
派遣事業を展開するJOBSTUDIO PTE.LTD.の全株式
を取得し子会社化
■18年度実績(直前期)
売上高 :5,862千シンガポールドル
(478百万円 ※81円換算)
税引前利益:1,094千シンガポールドル
( 89百万円 ※81円換算)
■目的
・アジア諸国における人材事業の展開
・医療機関・人材への業務用品の販売
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4. 株主還元
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4. 株主還元
配当について今期は前期と同様16.0円を継続予定
<年間配当>
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期予
EPS(円) 99.41 106.39 60.62 53.77
配当(円) 12.5 15.0 16.0 16.0
<株主優待>
[内容]
100株以上 500株以上 1,000株以上
総合通販事業の優待券
またはベルーナネットで使用できる優待クーポン 1,000円分 3,000円分 5,000円分
またはグルメ・ワイン商品詰め合わせ
裏磐梯レイクリゾート宿泊優待券 1枚 2枚 4枚
ルグラン旧軽井沢宿泊優待券 1枚 1枚 1枚
[対象]
3月末・9月末時点で、当社株式100株以上を保有している株主様(年2回)
※ルグラン旧軽井沢の宿泊優待券は、年1回(12月上旬発行分)のみの贈呈となります。 20
5. 参考資料
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会社概要
社名 株式会社ベルーナ (証券コード:9997)
本社所在地 埼玉県上尾市
代表者 代表取締役社長 安野 清
設立 1977年6月(創業1968年9月)
事業内容 データベースを核とした通信販売総合商社
資本金 106.1億円(20/3末)
連結売上高 1,799.5億円(20/3期)
連結経常利益 103.6億円(20/3期)
連結正社員数 3,297名(20/3末時点)
上場市場 東京証券取引所市場第一部
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【総合通販】登録会員の特徴
登録会員の特徴(2020年3月末時点)
<性別> <人口ピラミッドとの比較(女性のみ)> 単位:千人
80歳以上
不明
1.9% 75~79
男性
18.5%
70~74
全65~69歳女性
65~69
の34.3%
60~64
女性 55~59
79.6% 50~54
45~49
40~44
<地域> 九州・沖縄 北海道・東 35~39
12% 北
四国 30~34
14%
3%
25~29
中国
20~24
7%
15~19
人口
10~14
近畿
15% 関東 5~9
30%
0~4歳
ベルーナ登録会員
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000
地域別の人口構成比
※総務省統計局データを元にベルーナにて作成
東海 信越・北陸
10% 9%
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補足
<本資料に関する注意事項>
本資料は、2020年3月期決算業績に関する情報の提供を目的としたものであり、当社が発行
する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。また、本資料は2020年5
月20日現在のデータに基づいて作成されております。本資料に記載された意見や予測等は、
資料作成時点の当社の判断であり、その情報の正確性、完全性を保証し又は約束するもので
はなく、また今後、予告なしに変更されることがあります。
<IRに関するお問い合わせ先>
株式会社ベルーナ 経営企画室 IR担当
〒362-8688 埼玉県上尾市宮本町4-2
TEL :048-771-7753 FAX:048-775-6063
E-mail :ir-belluna@belluna.co.jp
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