9997 ベルーナ 2019-01-31 15:00:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年1月31日
上 場 会 社 名 株式会社ベルーナ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9997 URL http://www.belluna.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 安野 清
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員管理本部長 (氏名) 松田 智博 (TEL) 048-771-7753
四半期報告書提出予定日 平成31年2月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 133,555 9.5 8,460 △9.5 11,308 △1.9 7,177 △13.7
30年3月期第3四半期 121,997 11.3 9,352 21.3 11,530 22.4 8,318 31.6
(注) 包括利益 31年3月期第3四半期 5,149百万円( △41.9%) 30年3月期第3四半期 8,869百万円( 37.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 73.81 ―
30年3月期第3四半期 85.55 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 214,682 96,866 44.8
30年3月期 195,946 93,058 47.1
(参考) 自己資本 31年3月期第3四半期 96,182百万円 30年3月期 92,344百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 ― 6.25 ― 6.25 12.50
31年3月期 ― 7.50 ―
31年3月期(予想) 7.50 15.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 180,000 11.3 15,000 15.3 15,500 17.0 10,500 8.6 107.98
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 1社 (社名) さが美グループホールディングス(株) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 97,244,472株 30年3月期 97,236,456株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 934株 30年3月期 740株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 97,239,368株 30年3月期3Q 97,236,101株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決
算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
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株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益と良好な雇用・所得環境を背景に、緩やかな
回復基調が持続しております。一方で、景気回復と人口減少の両面から、労働需給はひっ迫した状況が続くことが
見込まれるとともに、米中貿易摩擦の長期化や、それに伴う中国経済の減速を背景に、外需の牽引力が低下するな
ど、先行きは依然として不透明な状況が続いております。通信販売業界におきましては、電子商取引(EC)の急
成長により市場の拡大は続いているものの、消費者のデフレマインドは依然として根強いうえに、配送コストの上
昇や自然災害の頻発など、厳しい状況が続いております。
このような環境下におきまして、当社グループは引き続き主力4事業(総合通販事業・専門通販事業・店舗販売
事業・プロパティ事業)の強化に取り組んで参りました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は133,555
百万円(前年同期比9.5%増)となり、営業利益はDMや商品の配送料値上げや、ホテル開業に向けた費用の増加な
どにより8,460百万円(同9.5%減)となりました。また、為替関連損益が大きくプラスとなり、経常利益は11,308
百万円(同1.9%減)、前期は固定資産売却益があったことなどから、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,177
百万円(同13.7%減)となりました。
セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
〔総合通販事業〕
配送料値上げなどの影響により、売上高は61,196百万円(同0.3%減)となり、セグメント利益は3,362百万円
(同11.8%減)となりました。
〔専門通販事業〕
㈱ベストサンクスの事業縮小や配送料値上げなどの影響があったものの、各事業堅調に推移し、売上高は
36,294百万円(同4.5%増)となり、セグメント利益は2,375百万円(同44.6%増)となりました。
〔店舗販売事業〕
店舗事業では、天候不順などの影響により売上、営業利益ともに苦戦しました。一方で、さが美グループホー
ルディングス㈱が新たに連結グループに加わったことにより、売上高は19,260百万円(同76.5%増)となり、セ
グメント利益は483百万円(同45.9%減)となりました。
〔ソリューション事業〕
大口クライアントの取引縮小で封入・同送サービスが苦戦したことにより、売上高は4,375百万円(同3.0%
減)、セグメント利益は1,596百万円(同12.0%減)となりました。
〔ファイナンス事業〕
国内消費者金融事業の貸付金残高を伸ばしたことにより、売上高は2,839百万円(同10.3%増)、セグメント
利益は1,302百万円(同6.3%増)となりました。
〔プロパティ事業〕
ホテル事業の売上増加が貢献し、売上高は6,489百万円(同33.3%増)となりました。また、セグメント利益
は、新規ホテル開業に向けた費用の増加などにより530百万円(同24.2%減)となりました。
〔その他の事業〕
卸売事業などで売上を伸ばし、売上高は3,993百万円(同7.6%増)となりました。一方で費用が先行して発生
する衣裳レンタル事業の影響などにより、セグメント損失は659百万円(前年同期は534百万円のセグメント損
失)となりました。
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株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末比11,687百万円増加し、101,676百万円とな
りました。これは主に現金及び預金が2,778百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が3,705百万円、営業貸付
金が2,039百万円、商品及び製品が4,961百万円、その他の流動資産が3,284百万円増加したことによるものでありま
す。固定資産は、前連結会計年度末比7,048百万円増加し、113,005百万円となりました。これは主に建設仮勘定が
4,493百万円、投資有価証券が2,135百万円減少した一方で、建物及び構築物が5,816百万円、土地が4,575百万円、
その他投資が2,433百万円増加したことによるものであります。この結果、資産合計は、前連結会計年度末比18,736
百万円増加し、214,682百万円となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末比17,735百万円増加し、60,067百万円とな
りました。これは主に、支払手形及び買掛金が5,788百万円、短期借入金が5,750百万円、未払費用が1,989百万円、
その他負債が4,055百万円増加したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末比2,808百万円減少
し、57,748百万円となりました。これは主に長期借入金が2,383百万円減少したことによるものであります。この結
果、負債合計は、前連結会計年度末比14,927百万円増加し、117,815百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末比3,808百万円増加し、96,866百万円とな
りました。この結果、自己資本比率は44.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年3月期の通期の業績予想につきましては、平成30年5月11日の公表から変更はありません。
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株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 22,747 19,969
受取手形及び売掛金 10,009 13,714
営業貸付金 20,814 22,854
有価証券 424 845
商品及び製品 17,975 22,937
原材料及び貯蔵品 1,252 1,332
販売用不動産 3,871 3,426
仕掛販売用不動産 5,447 5,878
その他 7,977 11,261
貸倒引当金 △530 △543
流動資産合計 89,989 101,676
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 23,126 28,942
機械装置及び運搬具(純額) 723 751
工具、器具及び備品(純額) 359 1,337
土地 38,496 43,072
リース資産(純額) 278 217
建設仮勘定 12,565 8,071
有形固定資産合計 75,549 82,394
無形固定資産
のれん 2,693 2,435
リース資産 896 655
その他 8,146 7,916
無形固定資産合計 11,737 11,007
投資その他の資産
投資有価証券 14,271 12,135
長期貸付金 1,170 1,764
破産更生債権等 255 165
繰延税金資産 1,270 1,458
その他 2,268 4,701
貸倒引当金 △565 △622
投資その他の資産合計 18,670 19,603
固定資産合計 105,956 113,005
資産合計 195,946 214,682
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株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 18,381 24,169
短期借入金 7,652 13,403
未払費用 8,974 10,964
リース債務 505 442
未払法人税等 2,010 2,486
賞与引当金 714 464
返品調整引当金 86 101
ポイント引当金 560 534
その他 3,445 7,500
流動負債合計 42,331 60,067
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 45,472 43,088
利息返還損失引当金 726 697
リース債務 702 455
退職給付に係る負債 33 211
役員退職慰労引当金 258 258
資産除去債務 523 911
その他 2,840 2,125
固定負債合計 60,556 57,748
負債合計 102,888 117,815
純資産の部
株主資本
資本金 10,607 10,612
資本剰余金 10,958 10,954
利益剰余金 71,809 77,650
自己株式 △0 △1
株主資本合計 93,374 99,215
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,295 367
為替換算調整勘定 △2,292 △3,368
退職給付に係る調整累計額 △33 △32
その他の包括利益累計額合計 △1,029 △3,033
非支配株主持分 713 684
純資産合計 93,058 96,866
負債純資産合計 195,946 214,682
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株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 121,997 133,555
売上原価 54,171 58,416
売上総利益 67,825 75,139
返品調整引当金繰延差額 11 14
差引売上総利益 67,813 75,125
販売費及び一般管理費 58,461 66,665
営業利益 9,352 8,460
営業外収益
受取利息 151 98
受取配当金 351 265
為替差益 1,029 594
デリバティブ評価益 560 1,334
その他 566 875
営業外収益合計 2,659 3,167
営業外費用
支払利息 107 123
減価償却費 83 71
支払手数料 61 30
店舗閉鎖損失 126 -
その他 102 93
営業外費用合計 481 319
経常利益 11,530 11,308
特別利益
固定資産売却益 988 -
投資有価証券売却益 13 370
特別利益合計 1,002 370
特別損失
固定資産除却損 33 116
有価証券評価損 90 -
投資有価証券評価損 381 285
為替換算調整勘定取崩損 20 -
特別損失合計 525 401
税金等調整前四半期純利益 12,007 11,276
法人税、住民税及び事業税 3,134 4,018
法人税等調整額 574 113
法人税等合計 3,708 4,131
四半期純利益 8,298 7,145
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △19 △32
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,318 7,177
6
株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 8,298 7,145
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 666 △929
為替換算調整勘定 △91 △1,066
退職給付に係る調整額 △4 0
その他の包括利益合計 570 △1,995
四半期包括利益 8,869 5,149
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 8,894 5,195
非支配株主に係る四半期包括利益 △24 △46
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株式会社ベルーナ(9997) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ソリュー
総合通販 専門通販 店舗販売 ファイナンス プロパティ その他の 調整額 損益計算書
ション
事業 事業 事業 事業 事業 事業 (注1) 計上額
事業
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 61,038 34,621 10,913 4,335 2,575 4,850 3,662 - 121,997
セグメント間の内部
365 110 0 176 - 16 47 △717 -
売上高又は振替高
計 61,404 34,732 10,913 4,511 2,575 4,867 3,710 △717 121,997
セグメント利益
3,813 1,642 893 1,814 1,225 699 △534 △201 9,352
(又はセグメント損失△)
(注) 1.セグメント利益(又はセグメント損失△)の調整額は、セグメント間の連結消去仕訳194百万円とのれん償却
費△396百万円であります。
2.セグメント利益(又はセグメント損失△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
ソリュー
総合通販 専門通販 店舗販売 ファイナンス プロパティ その他の 調整額 損益計算書
ション
事業 事業 事業 事業 事業 事業 (注1) 計上額
事業
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 60,684 36,195 19,260 4,201 2,839 6,435 3,939 - 133,555
セグメント間の内部
512 98 - 173 - 53 54 △893 -
売上高又は振替高
計 61,196 36,294 19,260 4,375 2,839 6,489 3,993 △893 133,555
セグメント利益
3,362 2,375 483 1,596 1,302 530 △659 △529 8,460
(又はセグメント損失△)
(注) 1.セグメント利益(又はセグメント損失△)の調整額は、セグメント間の連結消去仕訳△118百万円とのれん償
却費△411百万円であります。
2.セグメント利益(又はセグメント損失△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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